特防戦隊ダイナレンジャー ~ヒロイン快楽洗脳計画~ 【Vol.01】MACXE'Sさんが発行する、初めての商用作品です。
今回は、メインのヒロイン達がターゲットではなく、普通の子が犠牲に・・・
その様子を目の前で見せ付けられる一人のヒロイン
悪の組織に捕まり、洗脳されるシーンに出てくる布のようなスーツの表現が良く、
その後、真っ黒スーツに包まれた女性の色っぽさが何とも言えません!!
作品内容引用
■概要■
特撮ヒロイン快感洗脳コミック。
高潔な正義のヒロインが洗脳性改造で、悪の手先に転落していくストーリ。その第一弾です。
■あらすじ■
今回は、第一弾として
民間の女性を人質にされ、敵に捕らわれて
守ろうとしていた民間人の女性を目の前で洗脳性改造されてしまいます。
※今回のメインはヒロインではなく民間人の女性の洗脳性改造です。
ヒロイン自身の性改造への序章・伏線となっていますのでご了承ください。
テーマ : エッチな同人誌、同人ソフト
ジャンル : アダルト
強制5年メイク女人化研究所さんの作品です。
雅人も、まさかここまでされるとは思ってもいなかったでしょう。
ま~伊集院と賭けをしたのがいけなかった・・・
強制5年間メイクを施され日に日に女人化してしまう。
そして、約束の5年後に待っていた現実は・・・
日に日に女人化し、強制的に女人化されていく姿が良かったです!!
(身体が女性化しムチムチといやらしい身体になる所の表現とかなんて最高です!!)
読んでいて面白い作品でした。
現在、新作を作成中!!予告編が
女人化研究所さんのHPにありますよ!!
作品内容引用
サッカー部のキャプテン、雅人は謎の女、伊集院との賭に負けてしまう。「罰はあなたのイメチェンよ」との言葉どおり雅人は伊集院の怪しげな研究室の中で強制的に5年も取れない化粧をされてしまう。その日以来雅人の環境は一変する。ピンクのセーラー服、女性の髪型、ロングヘアー、成人式には日本髪と振り袖姿にされてしまう。こうして恥辱の日々を過ごした5年目の春、メイクをとって貰うため、ついに伊集院の住処に乗り込む。
しかし、そこには雅人にとってさらなる悲劇と恥辱が待っていた。
テーマ : エッチな同人誌、同人ソフト
ジャンル : アダルト
輪舞曲◆ぷにゅぷり女子高編◆学校で起きた怪奇事件の噂、
その噂話をしていると・・・
女子高生たちの友情は、どれほどの物なのか?そしてその犯人は誰なのか?
話の内容は短いですが、各シーンの動画の動きが良かったです。
女性×女性のお話ですので、そういう話が嫌いな方は注意してくださいね!!
作品内容引用
☆ TINKLE BELL 乳ゆれSEXアニメソフト『ぷにゅぷり』シリーズ第4弾! ☆
■女子高校内で流行り始めた噂話。放課後、一人で居ると悪魔に襲われる…。
ただの噂じゃない!! 悪魔は存在する。
誰かと交われば開放される、淫らな肉棒の呪いをかけられる少女達。
自らの為、股間から脈打ち迫出した肉の矛先を親友に向ける。
悪魔の正体とは? 狂い出す秘密の輪舞曲は、止まらない。
アフターエフェクツ新境地!!セーラー服を破き、ブルマをズリ下ろす!!
興奮の新技術で実現した超画質SEXムービー!乳ゆれ質感はもちろん、
全てが前作より更にボリュームUP!!
ユーザー様の御要望を反映し、評判の高かった『イキ演出』『陰部描写』を更に激化!!
膣内に射精され快楽に狂う、女子高生達の隠微で可憐な表情描写を御楽しみ下さい。
★大興奮の【制服やぶき】機能搭載 ★ピストンインパクト機能搭載
★全12P フルカラー&フルVoiceコミック収録 ★ランダムオート再生(ハンズフリー)機能搭載
★責め/受けVoice/効果音/BGMミキシング機能 ★全編フルボイス&ぐちゅぐちゅ効果音
★豪華メインキャスト陣 成瀬未亜・鐘田セイア・計名さや香・紅月ことね
☆ ☆ ☆ ぷにゅえろパッチ第一弾、ホームページで配信開始!! ☆ ☆ ☆
本作【輪舞曲】のエッチシーンの追加ムービーを配信中です!!
ティンクルベルホームページ
テーマ : エッチな同人誌、同人ソフト
ジャンル : アダルト
淫魔胎動!~異種姦孕ませ・触手奴隷嬢~ヒロインを戦闘により倒し、そして***をして仲間にしたり、
そして、その仲間を使って戦闘を!!
戦闘は難しくなく、また、とある場所でヒントを言ってくれるので攻略は簡単です。
ヒロイン全てを倒し、野望が叶った最後には!!
作品内容引用
-モンスターの子を孕ませて産ませて魔物王国を創設せよ!!-
DQ3のヒロインたちを徹底的に快楽地獄に堕としめる!
王城・城下町の女の子たちを片っ端から犯しつくして繁殖床にするのだ!!
■大いなる野望を胸に、ホイミソとその弟分・トロールはとある城下町に降り立った。
その手には孕ませのタネが握られている。
人間に魔物の子を孕ませ、即出産させられるようになるそのタネこそ、彼の野望を実現する究極のアイテムだった!!
今、ホイミソの陵辱の宴が開始される!!
■さまざまなアイテムがストーリーを彩る!
装備を変えるも良し、Gを貯めて調教の本を買い、調教するも良し!
他にも極秘アイテムが…!?
■仲間システム採用!特定の条件で仲間にすることができるキャラも!
バトルで援護してもらったり、フィールド上で話をすることも可能。
■豪華!!実力派声優陣が送るエロエロ隠語ボイスは興奮必至!
無修正・ピー音なしで喘ぎまくるッ!
CV
貴坂理緒・栗本沙夜霞・彩羽ゆずこ
テーマ : エッチな同人誌、同人ソフト
ジャンル : アダルト
女人化の二作目のお話を思案中!!
大体の、あらすじと言うか書きたい事を書き出しまとめている最中です!
まとめ終わった後は、文章になるように色々と盛り付けをして・・・
出てくる人数が少ないので、前回みたいに長いお話にはならないと思いますが・・・
今回は、甚振り方を変えてみようかと・・・
どうすれば一番辛いかな~
Girl's TragedyBLUE MAXさんの作品です。
商用作品以外にも、沢山の作品をHPの方でアップしていて、楽しく読まさせていただいています。
私の、お気に入りサイトの一つです。
さて、今回は、BLUE MAXさんの商用作品のうちの一つを紹介します。
少女が誘拐されサイボーグに改造されてしまう。
そして、改造後に自分の姿を見た少女の運命は・・・
自業自得少女と何も知らない少女のお話
サイボーグに改造された時の、身体の光沢具合が良い感じで表現されていて、人から物になった雰囲気が出ていて良かったです。
作品内容引用
サイボーグ化される佐奈と絢子の物語。
佐奈はお金で体を売る女だったが、それが災いして改造され、残されたのは姿のみとなった。
絢子はサイボーグの素材として飼われていた一人、表向きはアンドロイドとして売られてしまう。
物に変わり果てていく過程を描いたショートストーリー2本。
無事にオークションが終わり、
ある部屋では、貴美子一人が鏡の前に立ってため息をついていた。
「はぁ~・・・・疲れた~・・・ふふふ、でもこのお仕事楽しかったわ~・・・さ~て、着替えて報告っと・・・でも何で、あたし一人だけ専用の更衣室なのかしら?しかも更衣室にテレビなんか必要ないのに・・・・」
着替えをしようとロッカーの戸に手をかけようとした瞬間、急に頭痛がし・・・
「くっ!!・・いっ・・・いった・・・痛い・・・・えっ?あたし・・・え?何でこんな格好してるの?・・・えっ?こっ、ここは何所なのよ!!」
辺りを見渡し、何がなんだか、さっぱり分からない状態に・・・そして、部屋に設置してあったテレビの電源が入り、ある映像が流れ始めた。
「えっ?うっ嘘・・・こっ、こっ、これ・・・あたし・・・あたし・・・よね?・・・えっ?何で大臣がいるの?・・・えっ、う、うっ嘘よ!!こっこんなの・・・あっあたし・・・あたしが・・・大臣の・・・えっ?どうして、あんなに楽しそうに・・・うっ嘘よ!!」
テレビに写っている自分の姿をした者がしている行動があまりにも酷い事をしている事に頭の処理が追いつかず、床に崩れ顔を両手で覆い泣き崩れた。
「ふふふ、嘘じゃないわよ!!これは全部本物!!本当の事なの!!これも、あたしがやったの、ふふふ、ほ~ら、綺麗に取れているでしょ!!ど~お?この玉なんて、ふふふ、」
ビデオは、なおも続き、楽しそうにカメラに向かって取った玉を見せ付ける貴美子、そこに伊集院の声が入ってきた。
「ふふふ、ごめんなさいね!!実は、あの装置は完全に女人化出来なかったみたいなのよ!!だからこうやって、元の貴方に戻った時は女人化後の貴女の姿を見せる事にしたの、ふふふ、可愛いわよ!!そうやって泣き崩れている貴女の姿、ま~今は見れないけど、でも想像出来るから・・・これからも楽しませてちょうだいね。」
伊集院は、装置の不十分だといっていたが、実際はそれが不十分でこうなってしまった事なのか、わざとやった事なのかは分からない。ただ、伊集院の性格からして・・・
その部屋の片隅では、泣き崩れている貴美子を、隠しカメラがピントを合わせ撮影していた。
ジィーーーーー
そして、あの女人化後、落札された5名はどうなったかと言うと・・・・
オークション終了後、落札者に連れられて、または配送され・・・今はどこにいるのか知る者はいない・・・
性奴隷として、自ら快楽を求め楽しんでいるのではないだろうか・・・
「今日も、いい子を見つけたそうね!!・・・で、あの7人はどう?」
「ふふふ、今では早く体の方までも女人化して欲しいって言っていますわ!!」
「ふふふ、そ~ぉ・・・・じゃあ、彼らに伝えておいて・・・・後10人ずつ本人のお気に入りの子を送ったら女人化してあげるって・・・ふふふ、身内から教え子、親友まで、色々いると思うから・・・」
「はい、分かりましたわ~♪・・・あっ!!そう言えば、女人化の新薬の実験なんですが、一人鬱陶しい隊員がいまして・・・少しずつ食事に混ぜているのですが・・・本格的な検査に移ってよろしいでしょうか?」
「ええ、いいわよ!!それで、どうなの?いつ頃から使えそうなのかしら?」
「この検査が終了するのが来週なので、上手くいけば再来週の頭には・・・・」
「そう・・・・なら来月にはあの弁護士事務所に女人化薬を混ぜた弁当を配達出来そうね・・・ふふふ、期待しているわよ・・・・」
「ええ、楽しみに待っていて下さい・・・」
カチャッ・・・・
「ふふふ、深入りした貴方が悪いのよ・・・ふふっ、これからは私の専属弁護士として働いてもらおうかしら・・・」
夕方のニュースです
本日正午過ぎ、自衛軍にある研究所が何者かによって襲撃されました。
被害などの報告は今のところ不明・・・あっ!!ただ今新たな情報が入ってきました。
警備に当たっていた隊員数名が行方不明だとの事です・・・
そして、目撃者の情報よりますと、犯人のうちの一人は、堂々と正面玄関から侵入したそうで、特徴は、ブロンズ色のロングへアーでロングコートで中には制服の様な服装で、黒のヒールを履いていたそうです。
今のところ、他に盗まれた物は無く、自衛軍と警察では犯行声明を待つとともに、動機の究明をしている最中だそうです・・・・
では、他のニュースを、
現在、大臣と副大臣が行方不明の為、内閣を解散し明後日には党内での選挙をし総裁が決まり、その後国会で選挙がされ新大臣が誕生します。これに対して、野党は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ふふふ、またいい子が出来るわね!!貴美子!!女人化の作業はどうなってるの?」
「はい♪順調に行っていますわ~♪ふふふ、後、最後の一人の玉を取って綺麗にして装置を付ければ・・・もうすぐ可愛い子が出来上がりますわ~♪」
「そう、楽しみね!!・・・・ふふふ、後は・・・」
プルルルル、プルルルル、カチャッ
「はい、**党の**です。」
「ふふふ、貴方・・・・総裁選に勝って大臣になりたくないかしら・・・・」
<終わり>
数週間後、
地下のオークション会場では
ガヤガヤ・・・ザワザワ・・・ガヤガヤ・・・ザワザワ・・・ガヤガヤ・・・ザワザワ・・・
真っ暗な会場の舞台に、一つのスポットライトが照らされた。
ザワザワ・・・ザワザワ・・・
「皆様・・・本日は、各地より足を運んでいただき真にありがとうございます。今回のオークションを担当いたします貴美子です。皆様、よろしくお願いいたします。」
そこには、バニーガールの姿で、舞台の中央に立って進行を進める貴美子と作業員として女人化された部下の姿があった。
「本日の、オークションの出品数は全部で5品です!!どれも出来のいい商品となっていますので、じっくりと品定めをした上で入札してくださいね!!」
そう言うと、入札者が品定めしやすいように、女人化された部下達が、出品商品である女性を一人ずつ舞台の中央に連れてきて、カメラで各部を撮影して、舞台後ろの大型バックモニターに映し出した。
「色々と確認したい場所があると思いますので、何なりとご質問して下さい。」
一人の入札予定者が手を挙げ、
「もう一度、股の部分を念入りに写して貰えないかね!!割れ目も分かる様に、前から後ろに行く感じで!!」
「はい!!かしこまりました!!」
バックモニターには前から後ろにかけて、ゆっくりと画像が映し出される。
当然、嫌がるが、各商品につき、5名の作業員がついており、両手両足を捕まれて身動きなどは出来ない。
「では、これより入札を始めさせていただきます。」
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
「本日もオークションに参加していただき真にありがとうございました。また次回、商品が揃い次第開催いたしたいと思いますので、よろしくお願いします。」
舞台裏では、女人化され多量の発情ホルモンを打たれた二名を箱詰めして配送準備をしている。
また、他の3名は女人化されただけで何がなんだか理解出来ていない。
「いややややややー!!あっ、あたし・・・いっ嫌!!何であたしがこんな目に!!商品って何よ!!いや!なんであたしが海外に売られるのよ!!」
落札者に引き渡す為に準備をしているが、なかなか上手く行かず、作業員が困っていた。
そこに、様子を見に来た彩少尉が、
「ふふっ、いつも私のお昼のお弁当を横取りしていくのが悪いのよ!!今度からはやっちゃ~ダメよ!!」
「はっ、はい!!ごめんなさい、ごめんなさい、分かりました!!分かりましたから許して下さい・・・本当に・・・」
泣きながら土下座して誤る3名、しかし、
「あっ!!御免、御免!そう言えば、今度は無かったのよね~・・・ふふふ、ま~ごめんで済めば警察要らないって言うし・・・・・・まっ!!仕方ないわね!!・・・それじゃあ、じゃあね~」
そう言い、片手を振りながら、麻酔銃で3人を撃った。
パシュッ!! パシュッ!! パシュッ!!
「えっ!!そ・・・」
ドサッ! ドサッ! ドサッ!
「これで、早く落札者に引き渡せるわよ!!早く引き渡してきて!!」
「は、はい・・・」
「こう言う時は、撃っちゃっていいからね!!騒ぎすぎて引き渡しに遅れても良くないし、商品が傷物になっても困るし~・・・引渡しさえすれば後は購入者が何とかするから・・・・」
「はっ、はい・・・ごめんなさい・・・・」
「ふふっ、別に誤る事はないわよ!!これから一つ一つ覚えていけばいいんだから・・・じゃっ!これで私は行くわね~♪」
「はい、ありがとうございます。」
彩少尉に向かって敬礼をする貴美子達。
(つづく)
とある地下施設・・・・
「くっ!!はっ離せー!!おい!!お前!!私を誰だと思っている!!分かってやっているのか!!おい!!話を・・・・」
大臣が大声で叫んでいると、そこに白衣を着た伊集院と彩少尉とミルダ中尉がいた。
「ふふふ、お久しぶりね?」
「えっ???・・・あっ!!・・・いっ、伊集院さま・・・・」
「ふふふ、あら?私の名前を覚えていてくれたの・・・・私はあなたの名前なんて・・・・もう、忘れちゃったわ・・・」
「えっ???あっあの~・・・こっ、これはいったい・・・・」
「ふふふ、見て分からないかしら?貴方はベットに拘束されてるの!!」
「え?なっ、何で・・・私が、こんな事を・・・・」
「ふふふ、折角私が大臣にさせてあげたのに、力不足か知らないけど、自衛軍の突入を決議させたでしょ?私はあの時何て言ったか覚えているかしら?ふふふ、でもいいのよ!!責任さえ取って貰えれればね・・・」
ベットで固定されている大臣の前で腕を組んで不気味な微笑を見せながら、話をしている伊集院、その後ろに制服で網タイツの女性が立っていた。
「ふふふ、お久しぶりね!大臣さん・・・あたしが分かるかしら・・・・ふふふ、」
「おっ・・・お前なんか知らん!!知らん!!誰だ!!誰なんだ!お前は!!」
「ふふふ、そう言って自分の立場が悪くなれば、すぐ怒鳴る・・・変わっていませんわね~」
そう言って、制服姿の女性は胸の谷間から金属プレートのような物を出して、読み上げた。
「認識番号G******* 階級 三佐 名前は~・・・」
「おっ!!お前・・・まさか・・・・」
「ふふふ、思い出してもらえたでしょうか?そう、あたしは、いいえ、あたし達は貴方の都合によって捨てられた・・・」
「ちっ、違うんだ!!それは・・・勘違いだ!!」
「そ~お?どこが勘違いかなのかしら~?じゃあ何で伊集院様がこれを持っているのかしら?」
そう言って、制服姿の女性は捕まっている隊員の情報を記入してある資料と伊集院との契約書を取り出した。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「あら?どうしちゃったのかしら?急に黙り込んじゃって・・・ふふふ、そうよね~!!貴方方は立場が危うくなると黙り込むのが、お得意なのよね~!!それとも、記憶にございません、とか言うんじゃないんでしょうね?ふふふ」
そう言いながら、注射器を片手に大臣に近づいていった。
「なっ何だ!!私に何を!!」
「ふふふ、あなたは知らなくていいの!!ただ、あたしのやる事を邪魔さえしなければいいのよ!!ふふふ、」
そう言い、下半身に注射器の針を刺して薬品を注入した。
チック!!
「ふふふ、貴方が捕まる前に言った約束覚えているかしら?」
小声で大臣に言い、注射針を抜きその部分をマッサージし始めた。
「くっ!ぐわ~!!なっ、何をするんだ!こんな事してタダで済むと思うな・・・」
「ふふふ、タダで済むなですって?良いわよ、じゃあどうなるのかしら?」
「う~・・・・」
「ふふふ、何もいえないなんて・・・情けなわね~・・・こんな人の下で働いていたなんて・・・・ふふふ、じゃあ始めようかしら・・・」
そう言って、股の部分にある袋にメスで切り込みを入れ込み始めた。
「なっ、何を・・・何をしてるんだ・・・」
「ど~お?痛みはまったく感じないでしょ?ふふふ、凄い薬でしょ?伊集院様が開発したのよこの麻酔薬!感謝しなさい!!」
話しながらも、手は止まらずにどんどん切込みが入っていく。
すると、
カラン・カラン
と二ついい音が鳴った。
「おっおい!何だ!!この音は!!おっお前、この私に何をした!!答えろ!!」
「ふふふ、い・や・よ!!誰があんたみたいなのに、何で教えないといけないのよ!!ふふふ、え~っと~、次は~ふふふ・・・」
そう言って、残りの物を綺麗に取り除いて、最後に甲羅のような機械を股に取り付け、
胸には点滴の様な物を左右に取り付け、不気味な色をした薬剤をい投薬し始めた・・・
ポスッ!!カチッ!!・・・ブイ~ン・・・・
「うっ!!ぐっ・・・ぐうっ・・・なっ何なんだ!!こっこれは・・・」
薬剤が入っていくたびに胸が段々と大きくなって形が作られてきた。
「ふふふ、凄いでしょ!!この薬も伊集院様が開発したのよ!!しかも、この薬には、大量の女人化薬が入っていて時間が経てば、あなたの頭は女になるの!!ふふふ、でも、女人化後の貴方の生活は、女性として普通に暮らす事は出来ないけどね!!ふふふ」
少しずつ胸が膨らみ、お尻の方も丸みをおびて来て、全体的に女性体系に変わり、肌の張りや艶までもが、若返ったかの様に変えられていった。
「なっ、何を!!わ・・・・あ・・・あたしはこれから・・・えっ?声が・・・えっ?何?この手?この腕?そ、そっ、そんな~・・・あっ、あたしは・・・えっ?違うわ!!あたし・・・あたしは、これからどうなるの?ねえ!お願い!教えてよ!!」
胸やお尻、そして股から投薬された女人化薬によって、すっかり女性化してしまった大臣、急激な変化により、何がなんだか理解できず、また、これからの身の危険を察知したのか?体が小刻みに震えているのが見ているだけで分かった。
「ふふっ、これからどうなるのかは、貴女は知らなくてい~の!!ま~ぁ知っていても考えるだけの知能はなくなると思うからいいじゃないのよ!!ふふっ」
ベットで固定された元大臣の横で、怪しげな笑みをしながら片手に注射器を持った彩少尉が腕に消毒液をしみこませた綿を擦りながら話した。
「えっ???無くなる?無くなるって?えっ?これから、あたしは・・・」
チック!!
「ふふふ、これはね!!一本で性的欲求が我慢できなくなるお薬なの!!ここには、ミルダと貴美子がいるから残り二本の合計三本という事は・・・」
注射した後、周りを見ながら元大臣に話しかける彩少尉、
「彩、私を忘れては困るわよ!!」
片手には彩少尉が持っていた注射器と同じ薬の入ったものを持っている伊集院が、その会話の中に入ってきた。
「あっ!!ごめんなさい・・・ついつい、貴美子の女人化作業が手際よくて、感激しすぎてしまって、伊集院様も投与するって事を忘れていました・・・ふふふ、じゃあ合計四本ね!!今まで、四本打たれた子で普通に戻れた子はいないから、心配しなくて良いわよ!!素敵な世界へ行けるわよ~♪」
「じゃあ、貴美子は、反対の腕に、ミルダは彩と同じ腕にしなさい」
「はい」 チクッ!!
「はい」 チクッ!!
「ふふふ、どんな世界に行くのかしらね?ふふふ・・・・じゃあ、これでお別れよ!!あまり役に立たなかった大臣だったけど・・・お土産はいやないわよ!!ふふふ」
そう言って、最後に伊集院が最後の注射を打った。
チクッ!!
「あっ!あっん・・・あああああ~ん・・・うああああああああああああああ」
「あら?もう出発しちゃったのかしら?最後の挨拶もして行かないで・・・・せっかちな人ね!!ふふふ・・・・貴美子、オークションの準備をしてちょうだい!!」
「は、はい!!かしこまりました!!」
「あっ、そうだわ!!この前、私が買おうとしたお弁当を横は入りで買ったあの学生達も合わせて、出品数5で!!残りの3人も早く処置をしておきなさい!!間に合わなくなるわよ」
「はい!!かしこまりました!!」
「ふふっ、貴美子にとっては、初めてのオークション作業ね!!頑張りなさい!!」
「あっ、はい・・・あ、ありがとうございます。ミルダ中尉」
「そ~よ!!頑張ってもらわないと!!私達が楽できないんだから~・・・って冗談だけど!!頑張ってね!!分からない事があったらな~んでも聞いてちょうだい!!」
「ありがとうございます、彩少尉。では、あたしはオークションの準備をしに行ってきます。」
二人に敬礼をして処置室に行く貴美子。
「さ~て、私達はその3人を捕まえに行きましょうかね~!!ミルダ!!どうする?誰からにする?」
「ふふっ、そう言えば彩が前言っていた学生の事よね!!この3人って」
「ええ、そ~なのよ~!!いつも割り込んで買っていくから、いつか天罰を・・・って思っていたら、まさか伊集院様の時にもやっていたなんて・・・若気の至りって怖いわね~・・・」
「ふふっ、そうね・・・じゃあ、世の中の厳しさを教えに天罰を与えに行きましょうかしら?」
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(つづく)
議事堂付近の道路で制服にロングコートの女性が、数名の隊員と待ち伏せをしていた。
そして、ロングコートの女性が道路の中央に立ち、直進してきた黒塗りの車の進路を塞いだ。
プー!!プー!!
クラクションを鳴らすが一向にどこうとしない女性、運転手が窓を開け文句を言おうとした瞬間
「おい!!そこで・・・」
パシュッ!!
遠くの方で音がしたと思えば、運転手はハンドルを抱えて気絶していた。
「ふふふ、出てきなさいよ~♪伊集院様がお呼びよ!!」
そう言いながら、車に近づいていくロングコートの女性・・・
ガチャッ!!
「うわ~・・・・くっ来るな~!!こっちへ来るんじゃない!!こっちへ・・・」
車の戸を開け逃げ出す大臣と副大臣・・・途中、二人とも腰を抜かしその場に倒れこむが、四つんばいになって必死に逃げようとする。
逃げている二人を歩いて追いかける女性。
カツッ!!カツッ!!カツッ!!カツッ!!カツッ!!カツッ!!カツッ!!カツッ!!
後ろを振り向き、慌てて逃げようとする・・・
「わ~・・・くっ来るな~!」
ついに二人を捕まえ拘束しようと待機中の隊員に手信号を送る。
他の隊員も近づいて来て、ロープで縛ろうとする・・・
「たっ、頼む・・・頼むから・・・助けてくれ・・・な?・・・たっ助けてくれるのなら・・・いくらだって・・・そっ、そうだ!!何が欲しい?金か?ダイヤか?それとも・・・」
「ふふふ、そんなのいらないわ・・・そうね~欲しいのは・・・・ふふふ、そうね~金なんていいかしら~?」
そう言って、不気味な笑みをして麻酔銃を取り出し二人を撃った。
パシュッ!!パシュッ!!
「ふふふ、戻って伊集院様に報告よ!!」
そう言って他の隊員に二人を担がせ、どこかへ消えていった。
(つづく)
音楽に合わせ、レオタードを着た女性がダンスをしている。
「はい!そこ!!ちゃんと聞いてるの???」
「あっ、ご、ごめんなさい・・・・」
「ここは、こうやって、こう!!い~い!!」
「は、はい!!」
「大会まで、後一ヶ月しかないのよ!!ここは、こうやって音楽に合わせて踊らないと、貴女達の女らしいスタイルが台無しよ!!これじゃあ綺麗に見えないわ!!」
「はっ・・・はい・・・」
「そう!そうよ!!そこは・・・うん!!いいわ~いいわよ~それでこそ、女性らしい柔らかさと貴女達の良い所が出るのよ!!」
「えっ!!あっ、はぁ~・・・・」
「ほら!!気を抜かない!!」
「今週の報告は・・・・・です・・・」
「で、他は無いの・・・」
「はい・・・他には・・・」
「ふ~ん・・・そ~お・・・ふふふ、じゃあご褒美に・・・奥の研究室に来なさい。」
そう言って、あの医務官は、例の股のみを改造された隊員達と奥の研究室に消えていった。
「そう言えば最近、貴方達の噂を聞いたわよ!!」
「えっ?何ですか・・・その噂とは・・・」
「ふふふ、貴方達がここに戻ってから男子用トイレを使っているところを見た事がないって、あの突入の時に取られちゃったんじゃないかって言う噂よ!!ふふふ、ホントの事なんだけどね~・・・ふふふ」
「そっ、そんな噂・・・いっ、いったい誰が・・・言っていたんですか・・・・」
「ふふふ、わ・た・し・よ!!ふふふ、いいじゃない!!嘘じゃないんだから!!貴方達も他の隊員に見つからないように頑張りなさい!!文句あるかしら?ふふふ、これが無いと生きられないんでしょ?・・・さあ、こっちに来て股を開きなさい・・・」
特注バイブレーターを見せびらかし、指示した。
「くっ!!・・・はっ・・・はい・・・おっ、お願いします・・・」
「ふふふ、あ~はっはっはっはっはっは~・・・ホ~ント、間抜けな格好よね~♪ふふふ、さあ~て、いいわ!して・あ・げ・る・・・・・思う存分いっちゃいなさい!!」
グボッ・スボッ・ズボッ・ズボッ・スボッ・ズボッ・ズボッ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ぐっ・・・ぐうあ~!!・・・ぐっ・・がっあああああああ~・・・いっ・・いい・・・・いいです!!うっいいいいいい・・・・・・ぐっう・・いっ・・いっ、いっくぅ~・・・」
「ふふふ、も~ぉ変な事は考えちゃあ~ダ・メ・よ!!ふふふ、知ってるんだから・・・・貴方が外部にいる友人に、この事を打ち明けようとしている事・・・・。ふふふ、噂が噂にならなくなっちゃう日が来ちゃうわよ!!ホントの事なんだけどね~・・・・。ふふふ・・・報告以外にも、素質のある子を見つけたら、すぐに医務室に連れてきなさい!!良いわね!!ふふふ、あっそうだわ!!そのお友達も連れてきなさいよ!!私が特別に念入りに可愛がってあげる・・・」
「そっ・・・・それは・・・・・くっ!!・・・・・うっ・・・・・」
「貴方は、私の言う事に対しては、はい分かりました!!って答えればいいの!!違う?」
「うわ~!!はっ、はい・・・うっ!!ぐうあああ~・・・わっ、分かりました・・・」
「ふふふ、今度は貴方のお友達に、この薬でも使ってみようかしら・・・・?」
「えっ?そっ、それは・・・ゆっ・・許して下さい・・・友人には・・・」
「い~じゃないのよ!!これを使えば貴方のお友達も同じ秘密を持つ仲間になれるじゃないのよ!!ふふふ・・・あっ、この薬だと全部変わっちゃうから、同じ秘密にはならないか~・・・ま~それも有りよね?どう?答えなさい?・・・・えい!!」
「ぐわ~・・・わっ・・・はっ・・・・はい・・・・わっ・・・分かりました・・・・」
「ふふふ、貴方の友人はどう思うかしらね~♪この薬を打たれて変わってしまった時に貴方の事を・・・・・ふふふ、今度連れてきなさいね!!特別に貴方に、このお薬を打たせてあ・げ・る♪」
(つづく)
あの突入の日から数日後・・・・
「これ、貴女達がやったんだからね!!ここの修理代は高いんだから!!少しでも稼いでもらわないといけないんだから~・・・・ふふふ、そうそう、いいわ~♪いい格好よ~♪あ~駄目、駄目!!そこ!手で各隠そうなんて!!掃除は両手でやるのよ!!知らないの?前の職場で教えて貰わなかったの~?そうそう、そうやって・・・(ちゃ~んと見えるように!!)良いわね~その雑巾がけ、後ろからだともろ丸見えね!!・・・・ふふふ、カメラは、色々な場所に隠してあるからね~♪ふふふ、貴女達の姿を皆に見てもらいましょうね!!」
あの無茶苦茶になった廊下を清掃するメイド姿の女性達、ファッションなのか首輪をしその中央には黄金に光る玉が一つ・・・そして服装は黒系で胸元に大きなチョウチョの様なリボン、そして、その中央にも首輪と同じ様な玉が・・・スカートは超が付く程のミニで、スカートからヒラヒラショーツが丸見えになっていた。
そして、恥ずかしそうに掃除をしている・・・・
「ふふふ、これが終わったら編集して販売会よ!!さ~て、何処が良いかしらね~?
やっぱり駐屯地の正門とかが良いわよね♪出勤と帰宅時間に合わせて・・・ふふふ」
「えっ?あっ、あそこだけは、いっ、嫌です・・・あそこは・・・嫌!!」
「ふふふ、良いじゃないのよ!!貴女達のDVDを高く買ってくれるかもしれないじゃない・・・・生まれ変わった貴女達を見てもらえば良いじゃないのよ♪」
涙を浮かべ嫌がる元隊員の彼女達を見て、冗談を言っては、その様子を見て楽しんでいる鞘少尉の姿が!!
パシャッ!!パシャッ!!パシャッ!!パシャッ!!パシャッ!!パシャッ!!
「え~っと、そこの君!!そうそう君君、ん~と、もう少し、ネックレスを見えるように・・・違う違う!!そのネックレスの中心にある物を見えるように!!そうそう!!良いね~、その輝き!!あっ!!君も!!もっと見えるように!!」
ある部屋で、数人の女性が集められて写真撮影をしている。新たなジュエリーを発表する為、首元に何の素材で作られたのか分からないが、黄金色に輝く玉を、二つ付けたネックレスをかけて・・・・
「あっ!!はい・・・・ごっごめんなさい・・・・」
「そうそう、いいね~その角度!!ん~・・・もっと楽しそうに笑顔を見せてくれないかな~・・・哀しい顔を撮るんじゃ~無いんだから・・・・これじゃ~・・・」
「えっ!!あっ、はい・・・こっ、こうですか?」
「おっ!!良いよ~良いよ~!!も~何でもっと前からそう言う表情出来なかったの?女性らしい美人の顔が台無しだよ!!」
「えっ!!あっ、はぁ~・・・・」
「も~・・・普通、褒めてるんだから喜ぶでしょ~・・・何でまた、哀しい顔をするの???
ホント、調子狂うな~・・・」
「ごっごめんなさい・・・」
「今日中に撮影が終わるように撮らないといけないんだから!!さ~次の格好を!!」
ある会社では数名のOLが講義を受けている。
「お茶の出し方は・・・・分かりましたか?」
「・・・はい・・・」
「貴女達は女性なんだからもっと女らしくしないといけないのよ!!分かるかしら!!」
「は~・・・」
「貴女!!そこの貴女に言っているのよ!!分かりますか?」
「え?あ、はい・・・」
「じゃあ、前に出てやってみなさい!!出来なければ居残り補習よ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「そう!!いいじゃない!!ちゃんと話は聞くのよ!!貴女達、新入社員は秘書課に行く事が決定しているのよ!!それまでに一人前のOLにならないといけないのよ!!これから毎日24時間、常に女性としての仕草までも心がけてやってもらわないと身につかないわよ!!」
「はっ・・はい・・・」
「じゃあ、次は受付の対応の・・・・」
「違います!!まず、お辞儀は・・・・・手はこう!!」
「あっ・・・・はい・・・・」
「では、今日の講義はここまでにします、明日、簡単なテストをしますので、復習をして来て下さいね!!秘書検定は来週ですから!!合格すれば晴れて一人前のOLになれるんですから!!」
「はっ・・・・はぁ~・・・」
「も~、返事が違います!!さっきから思っていたんですが、貴女達、本当にやる気があるんですか?これじゃあ、依頼者の伊集院さんに言いつけますわよ!!」
「えっ?そっ、それだけは・・・はっ、はい、やります・・・頑張ってやりますから・・・」
「ふふふ、そ~お~?で、何を頑張るのかしら?言葉で言ってみなさい」
「えっ・・・そっ、それは~・・・今度の秘書検定に合格する・・・事です・・・」
「ふ~ん~・・・そう、で、何でなの?何で秘書検定に合格しないといけないのかしら?ふふふ」
「そっ、それは~・・・・え~っと・・・・・・・・・・」
「あら?やっぱり答えられないのね!貴女達の意気込みはそんな物なのね!!あ~あ・・・
もう良いわ!!貴女達には教えるだけ無駄な様ね!!伊集院さんに伝えておくわ!!」
「あっ・・・ごっ、ごめんなさい・・・言います、言いますから・・・それだけは・・・」
「ふふふ、じゃ~ぁ、何でなのか答えなさい、きちんと言えたらこの事は忘れてあ・げ・る。ふふふ」
「はっ、はい、お願いします・・・あたくし達は・・・・一人前の・・・・OLになる為にまずは、秘書検定に合格しないといけないです・・・」
「ふふふ、分かっていれば良いのよ!!そう、貴女達は女性なんだから、これからは、もっと、もっと身だしなみも女性らしくしないといけないの!!良いわね!!そうだわ!明日、この事も確認しますから、分かりましたか?」
「はっ、はい・・・かしこまりました。・・・・こっ、これからも、どうかよろしくお願いし致します。」
赤く哀しい目をしながら、それを隠そうと講師に向かって深くお辞儀をする彼女達。
「ふふふ、ま~いいわ、今日はこれぐらいで、おしまいにしてあげる!!」
(つづく)
その頃、女人化フルコースを受けている隊員達は・・・
「あっ・・・・あああ~・・・・あん・・・いや~ん・・・えっ?なに?私の声・・・えっ?この話し方まで・・・?」
大きくなった胸を見て体を左右に振る、それによって胸が左右に振れ、器具等に触れ感じていた。
「あら~・・・もうそんなに感度が上がってきたの?頭の方も・・・ふふふ、もうそろ出来上がりね!!」
「えっ?なに、なに?出来上がりって・・・・」
「ふふふ、決まってるじゃない、貴女の新しい人生のスタート地点よ!!見てみる?ふふふ」
そう言い、目の前に大きな鏡を用意して見せた。
「うそ~!!・・・・これ・・・わたし・・・わたしなの・・・なんで・・・これじゃ~・・・もう戻れない・・・嫌!!嫌よ!!戻して・・・」
「ふふふ、何言ってんの?貴女知らないの?貴女の戻る場所ってもしかして・・・・あの場所の事?ふふふ、あんた達は捨てられたのよ・・・知らなかったの」
「えっ?なに?捨てられた・・・いったい何が?何を捨てたの???」
「ふふふ、かわいそ~、捨てられた事も知らないで・・・ふふふ、でも安心して・・・伊集院様が貴女達を拾ってくれたんだから・・・」
「えっ?なに言ってるの?何のこと言ってるの?あたし、分からない・・・」
真実を告げられ困惑する元隊員達、しかし、体の方は確実に女人化していた。記憶の片隅に男だった事をしっかりと残されて・・・
そして、玉を撃ち抜かれた隊員達は、股のみ改造され、今では綺麗に・・・
「ふふふ、いいわ~いいわよ~・・・後は・・・ふふふ」
不敵な笑みをこぼし、片手に注射器を持つ伊集院がいた。
「貴女達は、これで女人化はおしまい・・・見た目は男なのに、股は・・・ふふふ」
そう言い一人の腕に注射器の針を刺した。
「うっ!!何をする!!俺になにを!!」
「ふふふ、この薬を打つと、したくなるの・・・・股が熱くなって来て、どうやっても我慢できなく・・・ふふふ、さあ~」
訳の分からない説明をし注射器を押した。すると・・・
「うあ~・・・あ~・・・くっ!!何だ!!何なんだ!!この感覚は・・・まっ股が・・・
股が・・・」
打たれたと同時に、体中にこみ上げて来る感覚、その感覚が股に集中し太腿を閉じてモジモジと擦り合わせる・・・しかし、まったく治まる気配は無かった・・・
「ふふふ、無駄よ!!そんな事しても無駄!!その感覚を抑えるにはこれを入れないと駄目よ!!ふふふ」
そう言って、白衣のポケットから出したのは今まで付いていた物の形をした玩具だった!!
「なっ!!なんで・・・何でそんな物を・・・そんな物を入れるくらいなら・・・」
「そんな物を入れるくらいなら何?何なの?言ってみなさい!!ふふふ、でも嫌だと思っても、追う遅いわ!!」
そう言って、あれを股に刺した・・・・
ズボッ!!グジュグジュ・・・・・
「うあ~!!あ~!!あああああああああああああ~!!!!!!!」
今までこみ上げてきていた感覚をこらえていたが、入れられた途端に頭を突き抜けるような感覚に・・・しかも今まで無かった新しい感覚・・・我慢できない・・・もうこの感覚が無ければ・・・良い、良い・・・・・
「ふふふ、気持ち良さそうね!!でも、これ以上はお預け・・・」
そう言い、股に刺さっている物を勢いよく引き抜いた!!
ズボッ!!
「うおっ!!うっ・・・なっ・・・何で・・・お預けって・・・」
「ふふふ、大丈夫、この堪えられなくなる様な感覚は周期的に起こる様にしてあるの・・・・だから、その周期に合わせて貴方達は元の部隊に戻って色々な情報を教えて欲しいの・・・」
「そっ・・・・そんな事・・・うっ!!そんな事は・・・・」
「そんな事は出来ないですって・・・・ふふふ、ならこれは欲しくないのかしら?」
例のあれ見せ、もう一度聞き直す伊集院、その姿を他の6名が見ている場所で・・・
「くっ!!・・・うううう・・・・わっ・・・分かった・・・分かったから・・・」
こみ上げてくる感覚に勝てず、ついに契約をしてしまった・・・
「さ~あ、打ちなさい!!」
それを聞いた伊集院は、他の6名の横にいるメイド達に一斉に注射をさせた。
「はい、かしこまりました!!」
「はい、かしこまりました!!」
「はい、かしこまりました!!」
「はい、かしこまりました!!」
「はい、かしこまりました!!」
「はい、かしこまりました!!」
「あっ!うあああああああああああああ~!!!!!!!」
「あっ!うあああああああああああああ~!!!!!!!」
「あっ!うあああああああああああああ~!!!!!!!」
「あっ!うあああああああああああああ~!!!!!!!」
「あっ!うあああああああああああああ~!!!!!!!」
「あっ!うあああああああああああああ~!!!!!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(つづく)
脳内女人化装置室では・・・
ここは・・・・何で・・・あたし・・・・ここにいるの?・・・・
って、ここはどこ・・・・・あたし・・・・あたしは・・・・・
誰?誰かいるの?誰?
電気が消され、モニターや、機械類のスイッチが光っているのみの部屋で、ベットに固定され、半分体が起されている状態で、頭にはヘルメットを被せられ、なにやら色々な情報が頭の中に直接送り込まれている。そのベットの前に薄っすらと黒い影が見えた。
「あっ・・・あ・な・た・は・・・・あ・な・た・は・・・誰?誰・で・す・か・・・・よ・ろ・し・け・れ・ば、何・で・あ・た・し・は・・・・こ・こ・に・・・い・る・の・・・でし・ょ・う・か・・・」
目の前にいる黒い影に朦朧としながら開かない口を無理やり動かして、片言になりながら話しかける。しかし、何も返事は返ってこなかった。
「だ・れ?・・・誰・な・の?・・・あっ!!伊・集・院・さ・ま・?・・・・えっ?・・伊・集・院・様・っ・て・?・・・誰?・・・」
頭に付けられた装置のせいなのか?記憶がはっきりとしない・・・知らない名前が自然に口に出てきたり、女言葉になっているし・・・・元々自分の性別は何だったのだろうか・・・訳が分からなくなっていた。その混乱している様子を見ていた黒い影は、くすっ、と笑ったかのように見え、そして、ある事を言い出した。
「ふふ、貴女は飼い主に捨てられ、拾われたのよ!!だから、これからここの隊員になるの!ま~今は理解できなくてもいいわ!その内にこの装置が分かる様にしてくれるから・・・気が付けば自然に記憶の中に入ってるわ!!・・・そして貴女は伊集院様に仕えるの・・・ふふっ、でも、もし私に困った事が起きたら、私を助けてちょうだいね!!これが第一優先事項よ!!・・・・分かるかしら・・・・ふふふ、まっ、良いわ!!この装置の方でも設定しておくから・・・後、今の話の事は夢よ夢!!だから忘れなさい、良いわね!!ふふふ、」
その言葉の意味がまったく理解できないでいたが、意思とは無関係に口が開いてしまう。
「は、はい・・・・わかりました・・・・お願いします・・・・」
そう言って、また目を閉じ夢の世界へ・・・
カチャカチャカチャ・カチャカチャカチャ・カチャカチャカチャ・カチャカチャカチャ・
頭に付けてある装置を操作する為、キーボードに何かを打ち込む黒い影
「ふふふ、記憶の方はこれで良いわ!!後はこの警備装置のデーターを書き直して・・・・ふふふ・・・・」
プシュー
そう言って監視カメラのデーターを上書きし、今さっき起きたことをすべて綺麗に消し去りその部屋から出て行った。
(つづく)
「さ~て、貴女達は・・・・」
そう言い、玉を撃ち抜かれた例の7名の前に伊集院が腕を組んで微笑んでいた。
「貴女達は、特別に男のままでいいわよ!!でも、サービスで股の部分だけ変えてあげるわ!!ふふふ」
そう言い、一人目の隊員の股に亀の甲羅の様な物を押し付け吸引し始めた!!
スポッ!!
ブオーンーブオーン!!
「うおっ!!うっ・・・」
「ふふふ、綺麗に溶かして作り変えてあげる・・・・さあ、他の隊員にも取り付けて」
「はい、かしこまりました!!」
「はい、かしこまりました!!」
「はい、かしこまりました!!」
「はい、かしこまりました!!」
「はい、かしこまりました!!」
「はい、かしこまりました!!」
6名の助手が声を揃えて一斉に取り付けた。
スポッ!! ブオーンーブオーン!!
スポッ!! ブオーンーブオーン!!
スポッ!! ブオーンーブオーン!!
スポッ!! ブオーンーブオーン!!
スポッ!! ブオーンーブオーン!!
スポッ!! ブオーンーブオーン!!
「後は・・・・ふふふ・・・・」
不適に笑う伊集院は、いったい何を考えているのだろうか・・・・
(つづく)
拘束された隊員達がいる部屋では、戦争が起きている様に慌しくなっていた。
「くっ!!なっ、何をする!」
「やっ!やめろ~!!」
「なっ、何なんだ!!うっ!!何をする!!」
「うあっ!!なっ何をした!!な、何なんだこれは・・・・外せ!!早く外せ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
状況を飲み込めていない隊員達、ベットに固定されて女人化されている者、
床屋の椅子のような物に座らされて女人化されている者、
壁に大の字で固定され女人化されている者、
人数が多すぎて女人化の順番待ちの為、仲間が女人化していく姿を強制的に見学させられている者・・・・・・・・・
「ふふふ、準備はいいかしら?」
不適な笑みをして伊集院が、状況を確認する。
「はい、いつでも女人化を始められます。」
「そお~♪じゃあ始めましょうかしら♪ふふふ」
その声で一斉に伊集院の部下達が女人化作業をし始めた。
「ふふふ、貴女は、この頭を何とかしないといけないわね!!今まで育毛剤とか使って手入とか大変だったでしょ?でも、これからは大丈夫よ!!これはカツラみたいだけどカツラじゃ~無いのよ!!これにこのボンドを頭に付けてその上に・・・・ふふっ!!良いわ~良いわよ~後3秒もすれば貴女の身体の一部になるわよ!!あっ!!これからは髪の手入れで大変になっちゃうわね!!ふふふ、でも、気に入らないからって切るのは止めた方が良いわよ!!すっごく痛いから!!」
「やっ!!やめろ~!!やめてくれ~・・・・今すぐこの鬘を外せ!!早く!!」
「ふふふ、なに言ってんの?これは鬘じゃなくて、もうあなた自身の髪の毛よ!!ふふふ」
「ん~・・・貴女には、まず顔パックを!!ふふふ、このパックはね、顔にするだけで女顔になれるのよ!!凄いでしょ!!しかも数秒で!!ふふふ、じゃあしてあげるわね!!」
「やっ・・・・止めろ!!や、止めるんだ!!・・・やっ止めてくれ・・・・お願いだ・・・誰が女になんか・・・いっ嫌・・・モゴモゴモゴモゴ・・」
「あ~!!もう~動いちゃ~駄目じゃない!!ちゃんとパックできないじゃないの!!も~仕方がないわね~!!これで固定するわね!!」
嫌がって首を左右に振る為、綺麗にパックが出来ないので強引に頭を固定し、一時的に顔の筋肉を硬直させる為に筋肉硬直剤を頬に打った。
チック!!
「ふふふ、これで出来るわね!!安心して窒息とかはしないから!!5秒もしないうちに女顔になれるわよ♪じゃ~・・」
「んー・・・・・んー・・・・」
「ふふふ、きっと気に入るわよ!!」
「さあ、少し痛いけど・・・ふふふ、すぐに気持ちよくなるわ!!」
そう言い、胸に刺さっていた点滴に薬を入れた・・・・
「ふふふ、この薬はね、今点滴入っていた薬品と反応して胸を大きくしてくれるのよ!!ほら貴女の胸、段々と大きく・・・・」
「えっ!!そっ・・そんな~・・・うっ!あっ!!ああん、あんっ・・・」
「気持ちよくなってきたかしら・・・・じゃあ次はお尻ね!!こっちも・・・」
「あ~ん、ああん、ああん・・・・・・・」
「いい体型になってきたわ~♪ふふふ・・・あっ!!そうそう、言い忘れてたけどこの薬はね、脳までも女人化されるから・・・」
「えっ!!そっ、そんなのって・・・いっ嫌!!あた・・あれ?あたし?・・えっ?何であたし・・・」
「ふふふ、可愛い子になってきたわよ!!ふふふ、後は名前ね!!」
「貴女は身体が大きいから、女体型にするために小さくしてあげる!!この薬品は染色体の操作も出来るのよ!!凄いでしょ!!」
「たっ頼む・・・・・・・・・・・お願いだ!!お願いだから、そっ、そんなの打たないで・・・打たれたら・・・・」
「ふふふ、打たれたらどうなの?・・・そんなに嫌がらなくても良いじゃない、一瞬ですむわ!!じゃあ打つわね!!ふふふ」
チクッ!!
「うっ!!ぐうう~・・・うあっ!!うあああああ~・・・・」
「ふふふ、効いて来たわね!!・・・・ん~・・・でもまだこれだけじゃ~足りないみたいね~♪」
「そっそんな~・・・やっ、やめ・・・止めて・・・」
「ふふふ、もう一本追加して、あ・げ・る♪」
チクッ!!
「うっ!!うああああああああああ~・・・・ぐわががががががあががががががが~・・・」
「わ~凄い、凄い!!凄いわ、顔が!!胸が!!髪の毛が!!ふふふ、どんどん変わってわ!!すぐに可愛くなるわ!!ふふふ」
「まずは・・・よいっしょ!!と・・・」
「何だ!!何なんだよ!それは・・・・これから何を・・・」
「ふふふ、そんなに怖がらなくても良いわよ!!少し股の物を取って綺麗にしてあげるだけだから・・・」
「股の物を取る・・・って・・・まっ、まさか!!!!」
「そうよ!!ふふふ、これで綺麗にして、あ・げ・る♪」
ボシュッ!!
「うっ!!やっ、止めてくれ・・・・こんな事されたら・・・」
「ふふふ、いいじゃない!!新たな人生のスタートよ!」
「いっ嫌だ!!こんなの嫌だ!!止めてくれ!!頼む!!止めて・・・」
「だ~めっ!!じゃあ始めるわよ~♪」
カチッ!!ブーンーーーー・・・
「うあああああ~・・・あああ~んんん~~~~~ああああああ~~~~ん」
「ふふふ、すぐに綺麗になるわよ!!」
ブーンーーーーーー
ポコッ!!・・・・・ポコッ!!
「ふふふ、取れたみたいね・・・」
「えっ????うっ嘘・・・嘘だろ・・・そんな~・・・」
「そろそろ出てくる頃よ!!」
カランカラン、コロコロコロコロ・・・・
「ふふふ、これ何か分かるわよね?ふふふ」
「嘘だ!!そんなの・・・嘘だ・・・」
「後もう少しで残りの物も綺麗に溶かして・・・・ふふふ、後は、仕上げ用の女人化ホルモンの投与ね!!」
(つづく)
自分に取り付けられた機械類を外しながら、メイドは疲れた表情でちょっとした愚痴をこぼしながら作業準備をしていた。
「ふ~・・・この機械、何か嫌なのよ・・・自分の身体なのに他の人に使われるなんて・・・・それに、自分自身で動かそうとすると物凄く疲れるのよね~・・・」
「ふふふ、ごめんなさいね・・・・これでこの機械も本格的に使える事が分かったんだから・・・・今度は貴女が他の子を操ればいいわ・・・この機械の管理は貴女に全部任せるから・・・・それに、玉取った後、殆ど貴女がやってたんでしょ?」
「うふふ・・・分かりました~?ふふっ、今度、捕まえたきた子を使って遊んでみようかしら・・・・」
「それも良いけど、その前に、彼女の身体の方の最終作業頼んだわよ!!」
「はい、かしこまりましたわ!!・・・・うふふ、後は胸とお尻ね!!・・・これは器具だけ付けて目が覚めたら投薬を開始した方がいいのよね!!寝てたら、最初で最後の最高な感覚が味わえないんだから・・・ふふふ、この感覚は凄いわよ!!」
その言葉を聞くと、伊集院は何かの準備をしに部屋を出て行った。
プッシュー
「♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪」
楽しそうに鼻歌を歌いながら、胸とお尻に点滴の様な物を刺して固定し、自分が女人化された時の感覚を思い出しながら微笑み、伊集院のお気に入りのメイドが作業していた。
少し時間が経ち・・・・
プッシュー
扉が開き伊集院が入って来た。
「その後は、どうかしら?」
「はい、股の方は、ほぼ女人化完了しています。後は彼女が起きてからやろうと思っています。」
「そう、じゃあ女人化終了後に例の部屋へ連れてきてちょうだい。」
「はい、かしこまりました。」
「ふふふ、じゃあ私は、まだ例のセッティングで忙しいから後は頼むわよ!!」
そう言ってまた部屋を出て行ってしまった。
「うっ!!うっう~ん・・・」
股が暖かく漏らしてしまった様な感じがして目が覚めた。目を明けると一番最初に拘束された部屋でベットに拘束され頭まで固定されていた為、天上しか見ることが出来なかった。
ただ、見えないにせよ股が物凄く生暖かくむず痒く腰を動かしていた。
「うふふ、気が付いたみたいね!!ど~お?調子はいかがかしら?うふふ」
先程、伊集院に何か機械類を付けられていたメイドが微笑みながら、顔を覗きに来た。
「ちょっ調子ですって・・・そっそんなの・・・・」
何が言いたいのか分かっていたらしく、そのメイドは股の方へ視線を向け、亀の甲羅のような機械を軽く擦った。
「ふふ、ここが痒くて仕方がないんでしょ?あたしも分かるのよ~♪ふふふ、だって~あたしも・・・ふふふ」
そう言って、不敵な笑みをこぼし、点滴の様なチューブの元にある機械のスイッチを押した。
ブイ~ン・・・・・
スイッチを押すとともに大きな音と振動が身体に伝わり、その直後、胸とお尻が急に膨らんできたような感じがして、急激に皮膚が縮んでいるように思えた。
「うっ!!くっ!!あっ!!なっ何よ、こっこれ・・・あっ!!」
頭が固定されているのでどのような状態になったいるのかが分からず、また、あのトイレの一件を思い出し、恐ろしくなり身体が震え始めてきた。
「うふふ、そう言えばその体勢じゃ~見えないわね!!これなら良いわよね?」
と言い、頭を固定していた器具を取り外してベットの角度を上げその前に鏡を用意した。
!!!!!
「なっ!何?何なのよ!これは・・・うっ!あっ・・・」
「ふふふ、そろそろ効いてくる頃よ!!」
少し膨らんでいた胸が段々と大きく膨らみ始め、乳首が大きくなり・・・・引き締まっていたお尻は、ふっくらとしてきた。また、膨らむだけでなく徐々に胸の方の感覚が敏感になってきた。
「あっ!ああ~・・・うっ!!うう~ん・・・あっん・・・ああ~ん・・なっ何なの・・・あっ!あ~ん、あああ~ん」
膨らんでは、くすぐったい様な感覚が襲い、それが治まれば、また膨らみ、また感じて・・・その繰り返し・・・
「うふふ、ど~う?その感覚、癖になりそうでしょ?あたしなんか、もう感じすぎちゃって最後なんて気絶しちゃったんだから・・・あの時、急に捕まって、女人化された時はホント嫌だった、最悪だったわ!!でも、この膨らむ薬を注入され続けたら気持ちが良くって、気が付いたらこうなっていたわ!!うふふ、今では伊集院様には感謝しているのよ!!こんなに素敵な体にして下さって、幸せになれたんですもの!!」
メイドが不気味な笑みをして、一言呟いた。
「ふふふ・・・次は貴女の番よ!!」
そう言って、電話をし始めた。
「伊集院様、そろそろ準備が出来ますわ!!ベットに固定したまま例の部屋へ移動すれば宜しいでしょうか?」
「*********************」(伊集院が話しているが聞こえないので・・・)
「はい、かしこまりました。」
電話を切り、機械のスイッチも切って胸とお尻に刺さっていた点滴のような物を取り外した。
「いっ、嫌!!あっ、あん!ああ~ん・・・」
「ふふふ、少し触れただけでこんなにいい感覚になったなんて・・・伊集院様も喜ぶわよ!!うふふ・・・じゃあ、最後の仕上げに行きましょうかしらね!!」
そう言うと、股に付けてあった亀の甲羅のような機械を取り外した。
ボシュッ!!
「ふふっ!!綺麗にできているわ~・・・出来立てほやほや・・・うふふ、新しくなった貴女の股よ!!」
そう言って股が見えるように鏡の角度を変えた。
!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!
「えっ!!嘘・・・・無い・・・・えっ!!・・・・嘘!!・・・何で???無い、無い無い・・・・あたしのが無い・・・えっ???嘘・・・どこ?あたしの・・・」
「うふふ、貴女、知らなかったの~?貴女は自分の意思で自分の玉を取ったじゃない!!ま~、私の身体を使ってだけど・・・で、どう?自分で自分の玉を取った感想は?」
顔を覗き込んで、嬉しそうに玉取りの事実を教え感想を聞こうとした。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「うふふ、相当感激しているのね!!言葉が出ないぐらい感動してるのね!!」
「・・・・・・・・・・うっ・・・・・・嘘・・・・・でしょ・・・・・・・・・・」
「何、言ってんのよ?貴女が自分でやった事なのよ!!本当は心のどこかで女になりたいと思っていたんでしょ~?でなければ自分で自分の物を取ったりなんか出来ないわよね~」
「そっ、そんなの知らない!!だって、あたし・・・脅されて・・・・それもバーチャル世界での練習だって言うから・・・・・CGで本物には見えなかったし・・・・・そっ、そんな~・・・そんな事って・・・・あたし・・・」
「あっ!!そうそう、そう言えば、伊集院様に伝えるように言われてた事があったわ!!うふふ、そう貴女の新しい名前・・・」
「グズン、グズン・・・あ、あたし・・・あたしは・・・・貴博・・・三陸 貴博・・・よ!!なっ、名前って・・・?」
「うふふ、それは男の名前でしょ~?・・・・貴女の身体、そして、仕草やしゃべり方、どっから見ても女よね~・・・・うふふ、だから、そんな名前は要らないのよ!!これからは、貴美子と言うのが貴女の名前になるのよ!!うふふ、良かったじゃない!!これでもう完全に女に・・・・」
「いっ、嫌!!嫌!!そんなの嫌よ!!あたしの名前は・・・・名前は・・・・グズン、グズン・・・・・」
「うふふ、貴女は疲れているの!それに急激に変わった今の状況を頭で理解するにはまだ早すぎるわ!!少~し目を閉じて、休めば楽になるわよ!!目が覚めれば身も心も完全に・・・・」
「そっ、そんな~・・・・あたしは・・・・あたしは・・・・あ・・・・あ・た・し・・・・」
「ふふっ、あらあら、また寝ちゃったの~・・・・うふふ、よく寝る子よね~・・・・ま~、睡眠薬を入れたのは、あたしなんだけど・・・・」
鏡を退かしベットを寝かせ入り口の戸を開けた。
カラカラカラ・・・・・・
プシュー・・・・・・プシュー
カラカラカラ・・・・・
プシュー・・・・
「伊集院様、用意が出来ましたわ!!」
例の部屋へ、ベットごと移動され連れられて来てしまった。ただ、本人は寝ているが・・・
「あら?相当泣いたみたいね!!目の周りが赤く腫れているじゃない!!ふふっ、後でその様子をじっくり見たいわ!!ふふふ、自分で女人化の手伝いをしたって知った時はさぞかし驚いたでしょうね!!」
「はい・・・・もうショックで言葉も出なかったみたいです!!」
「ふふふ、そ~お~♪・・・あ~生で見たかったわ!!残念ね~♪」
そう言って寝ている彼女の頭にヘルメットのような物を取り付けた。
「ふふふ、今から楽しい楽しい夢を見なさい・・・そして貴女は生まれ変わるの・・・ふふふ、楽しみね~♪」
装置のスイッチを押し、先程の映像を見るためメイドと一緒に部屋を出て行った。
(つづく)
メスが通った跡には赤い線が浮き上がって、少しの出血が・・・・
しかし、思ったより出血はなく、そのまま手を止めずに切り込みを入れ続けた。
これはCG、CGなの!!と何度も言い聞かせながら・・・
「ふふふ、いいわ、いいわよ!!貴女には、素質があるわ!!ふふっ、それじゃあ~次は、その繋がっている白い物を取り出しなさい。」
「はっはい・・・こっ、これ・・・・で・す・・・か・・・」
それにしてもこのCGはリアルすぎる様な・・・現実世界で、あたしが実物の体を遣っているかのような気が・・・それでも、これはCG、CGなの!!と言い聞かせ手を動かしていく。
「そう!それよ!ふふ、見えてきたわね!!その二つあるのが玉よ!!じゃあ、まず一つを引っ張り出してみなさい。」
「こう?・・・ですか???」
「そうよ~!!次は、こことここを切り離して・・・・」
切込みを入れた奥になにやら丸い塊があり、その一つを取り出し繋がっている血管等を切り取っていく。
「ふふふ、いいわよ!!取れたわね!!じゃあ、その皿にのせて、もう一つを・・・」
「はい・・・」
残りの方も取り出し切り取ってさらに乗せる。
「ふふふ、なかなか上手よ!!これなら・・・・ふふふ、じゃあ~次は・・・分かるわね!!」
「えっ?つっ次・・・?」
何をするのか分かっていたが、分からないふりをして伊集院の顔をみる。
「玉を取ったんだから、次にやる事と言えば、残残った物を綺麗に取り除くのよ・・・・出来ないって言ったら分かるわよね!!」
これ以上部下を巻き込み無くない思いと、この屈辱的な作業をやらされ、なかなか返事が出来ない。しかし・・・思いと反対に勝手に口が・・・
「・・・・・・・は・・・・は・い・・・・」
「分かればいわ、じゃあ続けなさい・・・・まずは袋の皮を切って・・・・・次はその棒を・・・・」
「・・・・・・・こ・・・こう・・・で・す・か・・・」
「いいわ~いいわよ~!!ふふふ、後はこの機械が処置してくれるから、これを股に取り付けなさい・・・・」
そう言い、股に取り付ける機械を指差した。
「この機械は、いったい何ですか・・・・・」
「ふふふ、今の貴女は知らなくていいわ、さあ、早く付けなさい!!早くしないと出血が酷いわよ!!これは、練習だからいいけど、本当だったら大変な事になるわよ!!」
「あっ、はい・・・」
ゴトッ!!
隣に置いてある機械を手にして・・・
ボシュッ!!
そう言い、亀の甲羅のような機械を綺麗に切り取られてしまった股に都取り付けた。
「ふふふ、それで良いわ!!後はスイッチを入れれば終わりよ・・・・さあ、入れてみなさい・・・・」
そう言われ、何も疑わずに、亀の甲羅のような機械のスイッチを入れた。
カチッ!!
ブーンーーーーーーー
「これでおしまいよ・・・・疲れたでしょうから少しお休みなさい・・・・」
伊集院がそう言うと、また急に睡魔に襲われた・・・・・
(つづく)
そう言い身体を固定しているベットを平らにし、頭にヘルメットのような物と体中に電極の吸盤のような物を取り付けた。
「えっ!!何?何?何よこれ?何するの?」
「ふふふ、どうかしら?あっ!電源を入れないと見えないわね!!」
ヘルメットのような機械を被され、目の前が真っ暗になっていたがスイッチを入れたとたん目の前が明るくなった。
「うっ!!・・・・えっ???ここは・・・」
ベットで固定され寝かされた状態だったのに、今目の前の景色は普通に立っている状態の視線で腕を動かそうとすると普通に動いている。
「ふふふ、どう?今、貴女はバーチャル世界にいるような状態なのよ・・・固定され寝かされていても貴女はこのバーチャル世界で普通に歩く事も出来るし感覚も感じる事が出来るわ!!だから、何かの作業の訓練だって出来るのよ!!凄いと思わない!!普通の行動が出来、感覚もあって、しかも失敗しても怪我はしないの!!・・・・・もう少しすれば段々と慣れてきて、今の状態が貴女だと錯覚を起すわ!!ふふふ」
「いっ、いったい私に何をさせるの・・・・お仕置きって・・・何をさせるの?」
「ふふっ、そんなに早くお仕置きの内容を知りたいの・・・良いわよ!!教えてあげる・・・」
そう言い目の前に伊集院が出てきて、その手に持っていた物を立っているあたしに手渡した。
「ふふっ、それ何か分かるわよね・・・あなたはこれから、玉取りの練習をしてもらうわ!!大丈夫よ!!練習だから・・・あなたの部下の玉を取る事なんて今はさせないわ!!これは練習よ!!こればバーチャル世界なんだから大丈夫よ。ふふふ、他の相手を傷付ける事なんて無いのだから・・・」
「えっ!!たっ玉って・・・あの玉・・・そんなの嫌よ!!何で、そんな事あたしがしないといけないのよ!!嫌よ!!嫌!!」
「ふふふ、貴女は拒否できないのよ!!これがお仕置きなんだから!!今の状況が分かっているのかしら?これからの貴女の行動次第で貴女の部下達の運命が決まるのよ!!嫌ならいいわ!!全員オークション行きに決定ね!!」
「そっ、そんなのって・・・酷い!酷いわ!!あたしはどうなっても良いからあの子達は・・・お願い助けてあげて・・・」
「ふっ!何、言ってんのよ!!部下を置いて逃げ去った貴女が言えた事かしら?い~い、今から貴女は私の言う事を聞きなさい!!そ~ね~少し気が変わったわ!!これから私の事は、伊集院様か、伊集院お姉さまってお呼びなさい!!呼ばなければ一回につき一人ずつオークションに出品していくわ!!さあ、呼んでみなさい。」
「何言ってるのよ?誰がそんな風に?・・・ねえ!!ねえ!!聞いてるの!」
「覚えの悪い子は苦労するわね~貴女さっき言ったこと覚えてる?私の事を何て呼ぶのか・・・ふふっ、いいわ、今回だけは大目に見てあげる!!じゃあ、もう一度だけチャンスをあげるわ!!さあ」
「くっ!・・・うっ!!・・・・いっ・・・・伊・・・集・・・・院・・・さ・・・ま。」
「ふふふ、ま~今の所はこれぐらいで許してあげるわ!!ふふっ、じゃあ始めてもらおうかしら・・・・」
その言葉の瞬間、目の前のモニターの画像が急に変わり男の人が固定された手術用のベットに固定され横たわって全身を緑色のシーツのような物で覆われていて、股の部分だけが丸く切り取られ物が出ていた。
「こっ、これって・・・これって本物???なの?違うわよね???」
「ふふふ、なに言ってんのよ!!これはCGよ、CG、ふふふ、リアルに出来たCGなの・・・
決して貴女が処置をしたからって、他に傷つく男性は存在しないわよ!!」
一言、一言に違和感を感じながら、伊集院に言われるがままに行動してしまった。
「さっ!!始めましょうね!!・・・本来は麻酔をする所から始めるけど、今回は、先にしてある設定になっているから、切込みを入れるところからでいいわ!!」
何か嫌な予感がする・・・そう言えばこの身体を見ていると何故か自分の下半身が痺れている様な暖かいような変な感じの様な、変な気分になって来る。
しかし、被せられた装置によって自分はあたかも、バーチャル世界にいる様な錯覚に陥った感じになってきた。
「さ~どうしたの・・・早くしなさい!!早くしないと、一人目を出品・・・」
「駄目!!駄目よ!!わっ、分かりました!!やります!やりますから・・・部下の女人化だけは・・・・」
「分かればいいわ!さあ、思い切ってやりなさい・・・」
「はっはい・・・」
そう言って、これはバーチャル世界・・・これはただのCG、CGなのよ!!誰も傷つかない、誰も・・・・そう自分に言い聞かせ、手を震わせながらも、ついにメスを入れてしまった。
(つづく)
「うっ!!痛っ!!」
身体中が痛くて目が覚めた。目を開こうにも眩しくて目が開かない・・・
「ふふふ、気が付いたみたいね!!心配したのよ、何も言わずに逃げるなんて・・・・いけない子・・・お仕置きが必要ね♪」
その声を聞き、ぼやけていた頭もすっきりし目を開いた。
そして恐る恐る声のした方向に目をやると、案の伊集院が微笑みながらなにやら変わった機械をメイドの頭や腕に取り付けていた。
「さて、貴女にはちょっとしたお仕置きを受けてもらうわ!!あっ、でもその前に面白いお話を聞かせてあげる!!ふふふ・・・・」
そう言い、怪しい笑みをし、手に持っていたA4サイズの茶封筒からここでは目にする事が絶対に出来ない物を取り出した。
「えっ!!何であなたが・・・・・何でここにそれが・・・えっ?何故???」
「ふふふ、さぁ~何故ここに、あるのでしょうね?」
伊集院が手にしている物は、ジャケットと言って各軍人の経歴資料で、軍内部で厳重に保管され、閲覧するだけでも何重かの許可が無ければ出来ない物で、特に対テロ特殊部隊の隊員は全ての経歴を抹消され同じ駐屯地内の隊員でさえ素性が分からない様になっていて、
外部へ情報が流れると言うことは絶対に無い物である。が、しかし目の前にあるのは・・・
「ふふふ、ま~いいわ、この際だから教えてあげるわ!!その代わりこの情報料分私を楽しませてもらうわね!!」
そう言って椅子に座り話始めた。
「ふふふ、実は貴女達がここに来る以前に一度だけある場所で貴女達に会っているのよ・・・・・どこか分かるかしら?・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「分からないわよね・・・ふふふ、貴女達が任命される日、私もあの建物の中にいたのよ・・・」
!!!!!!!!
「驚くも無理ないでしょうね!!でも、驚くにしてはまだ早いわよ!!あの日、本当なら貴女達は誰かに会うはずだったわよね?それは誰かしら?」
「そっ、それは~・・・・大臣・・・大臣に・・・・」
「そうよね・・・でも、その大臣はそこに無いなかった・・・そしてその代わりになる副大臣も・・・」
「えっ?何でそんな事まで・・・」
「ふふふ、だから驚くのは早いわよ!!だって、私はその二人と会っていたんですもの・・・」
!!!!!!!!!
「えっ!!!!!!!何で?????????」
「ふふふ、そうね~それは貴女達に関連する事でお話をしていたのよ!!」
「どっ・・・どうして・・・大臣と副大臣まで・・・・」
「ふふふ、貴女達は、あの大臣に売られたのよ・・・」
「!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「ふふふ、その驚く顔いいわ~♪もっと、もっと、見せてちょうだい」
「なっ・・・・何で・・・・う・・・売られた・・・・売られたって・・・・・何?????」
伊集院が何を言っているのか理解できない・・・・売られた・・・どの言葉の意味すらまったく持って分からない・・・・頭の中が真っ白になって・・・・
「ふふふ、理解できていないみたいね・・・それはそうよね!!まさか身内に・・・ましてや大臣に私の力が及んでいる人物がいるとは思いもよらなかったでしょうね!!ふふふ、よく考えて見なさい、あの大臣にあの副大臣、どう見ても能力不足よね・・・でも今では・・・ふふふ、分かるかしら?」
「うっ・・・嘘・・・・そんなの・・・そんなのって・・・・じゃああの大臣達は・・・・」
「そうよ!!私が彼らを大臣にさせたの・・・簡単よそんな事!!で、今まで私の言うなりに動いていたって言う訳なの!・・・・でも、あの時だけは・・・・」
「えっ???あの時????」
「そうよあの時・・・貴女達が対テロ特殊部隊を創設した時、国会審議に持ち込ませない様にって言っていたのに・・・あの役立たずは・・・」
「じゃあ・・・あの・・・・」
「そうよ!!創設から運営まで全て邪魔したのは私・・・ふふふ、ごめんなさいね・・・・」
「でも・・・何で・・・・」
「部隊が出来てしまったからその代わりにって、彼らから連絡があったのよ!私が何も言わないのに、ふふふ」
「えっ!!じゃあ・・・まさか・・・」
「察しがいいわね!!そうよ、あの日私に貴女達をあげるって言ったのよ!!その代わりに今回の失敗を見逃せって・・・ふふふ、で、資料の中からいい人材を選びここに来させたの・・・後は分かるわよね?」
「そっ・・・そんな~・・・・じっ・・・じゃあ・・・・あたし・・・あたし達は・・・」
「ふふふ、そうよ、さっきも言ったけど売られたの・・・分かるかしら?う・ら・れ・た・の!!だから貴女があの場所に戻っても受け入れてくれなかったでしょ?貴女はもう自衛軍から見れば、敵なのよ!!て・き、分かるかしら・・・」
まさかこんな事になるとは、まったく持って想像していなかった・・・・・彼らの立場を守る為に私・・・・否、私達は・・・・・いったい、これからどうすれば・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ふふふ、相当ショックのようね!!でも、もう私が貴女達を買ったんだから何してもいいのよね・・・・まずは、お仕置を受けてもらうわ!!何んでか分かるわよね?」
(つづく)
「痛~・・・何で?何で、あたしの言う事分からないのよ!!・・・なんでなの?」
先程の攻撃によって、腕と足に銃弾が当たり出血している。止血をする為に制服の腕の部分を引き裂き包帯代わりして止血をしようとしたが、破ることが出来なかった・・・
「やっぱり駄目なのね・・・このままじゃ~あたし・・・」
不安になり、視線を足元にやると、ヒールが目に入った。
「えっ?じゃあ、もしかして・・・・・これも・・・」
走って逃げるにはヒールは不向きで裸足でも良いと思い、ヒールを脱ぎ捨てようと手に持ったが・・・
「やっぱり・・・ヒールまで脱げないのね・・・何でなのよ・・・・これじゃ~・・・・」
足に引っ付いてしまったヒールを脱ごうとしたが、脱ぐ事は出来なかった。何が起こっているのか訳が分からなく、目から涙がこぼれ落ちる。
「仕方ないわ・・・このまま逃げるしか・・・」
ふと、胸のポケットに手を当てると白い大き目のハンカチが入っていた。
「あっ!!これは・・・・よかった~・・・これで・・・」
ハンカチで傷口をきつく縛り、周りを確認して走り出した。回り道をしながら先程入って来た入り口の方へ走って、しかし、彼女の通った後には点々と血の痕が・・・・
カッ・カッ・カッ・カッ・カッ・カッ・カン・カン・カン・カン・カン・カン・カン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ハァー・ハァー・ハァー・ハァー・・・・・・・・」
「何で分かってくれないの?」
「何でなの・・・・」
「どう説明すればいいの・・・」
「あたしに攻撃するなんて・・・」
「やっぱり、もう無理なの?戻れないの?」
「これからどうしよう・・・・」
どれぐらいの時間逃げ回ったのか、ここがどこなのかまったく分からない・・・
撃たれた傷口は広がり、包帯代わりの生地の上からでも血がにじんでいるのが確認できる。
「ね~・・・誰か助けて・・・お願い・・・このままじゃ~あたし、どこに行けばいいの・・・怖いの・・・」
逃げたのは良いが、かつての仲間から攻撃され、話も聞き入れてもらえなく、挙句の果て逃げるのが必死でどこへ逃げ込んだのか、自分の居場所すら分からない状態に不安を感じていた。出血も酷く、目の前が霞んで見え始め足取りも壁を持たれかけながらでしか歩くことができない・・・・
「このまま、連れ戻されればあたしは・・・そんなの嫌・・・でも、自衛軍に戻っても・・・・あたしは、ここで・・・」
カツッ・カツッ・カツッ・カツッ・カツッ・・・・
「誰・・・嫌・・・来ないで!!」
誰かがこっちへ来る!!逃げないと・・・そう思い必死に身体を動かそうとするが、まったく言うことを聞かない。
「・・・誰か・・・来る・・・」
必死になって倒れながらも、腕だけで身体を引きずり逃げている。
ゴッツ!!
と、その時、何かにぶつかった
恐る恐る上を見ると、髪の長い女性が立っていた!!
「えっ!!嘘・・・」
驚くと同時に、後ろからも女性が来て
「はぁ~あ~い!!」
と片手を振りながらこっちへ向かってくる。
「も~逃げるなんて寂しいじゃない!!これからは一緒にお仕事する仲なんだし、何も言わないで逃げるなんて・・・私、泣いちゃうわよ!!」
倒れた彼女を見て冗談を言う彩少尉
「それにしてもさすが伊集院様が言っていた通り、予定通りね!!ミルダ!!」
「ええ、それにしても気を抜きすぎではないの?」
「大丈夫、大丈夫!!だって、ちゃ~んと護衛はいるよ!!」
「まっ、そうね、お自慢の第二小隊の殺気が感じられるし」・・・・・・
何を言っているのか分からず、段々と声が小さくなりその後の記憶が・・・
「ほんと世話をかける人ね~・・・ね~、これを運んでちょうだい!!大事に扱ってね!!」
近くにいる隊員に、倒れている彼女を運ぶように指示をして戻っていく。
「あっ!後、痕跡を消して、見つからない様に戻るのよ!!」
(つづく)
その頃、隊長は・・・
「ハー、ハー、ハー、・・・・少し走っただけで息切れしてしまうなんて・・・やっぱりこの身体では・・・・早く元に戻って・・・え~っと、次は・・・こっちね!!」
地下通路を走っては休み、また走っては休むその繰り返しをしながら駐屯地へ向かっている。この通路は下水道を利用している為、迷路状になっており思い出しながら進んでいた。
パシャパシャ!!パシャパシャ!!パシャパシャ!!パシャパシャ!!
遠くの方から、誰かが走ってくる様な音が聞こえた。しかも一人だけではなく大勢で・・・
「誰?・・・ここには誰もいないはず・・・もしかして下水工事で???そんな事は・・・それにしてもこの人数だと・・・」
通路の曲がり角で隠れながら左右を確認しながら進んでいく隊長。段々と水を弾く音が近づいてきている。
「誰・・・なの?・・・もしかして追っ手なの?・・・どうしよう・・・・」
ついに追っ手がきたと思って隠れならが考えていると、ふと制服の上着のポケットに護身用の拳銃が入っていた。
「これって・・・ちゃんと弾も入っているわ!これなら・・・」
拳銃を手にし、下水溝に繋がる方へ身を隠し攻撃の機会を探していた。伊集院の策略とも知らずに・・・
「おい!!こっちの方で誰かいるような気が・・・」
「どこだ!!こっちか?どこへ逃げ込んだ!!出て来い!!」
大きな声を張り上げ二人一組に何って捜査をしている刑務隊員達。その声が聞こえ驚く隊長。
「誰か駐屯地から逃げたって?・・・・誰かが、ここに逃げ込んだの?・・・・そうだわ!!きっと私が逃げたから駐屯地まで調べに行って見つかったんだわ!!ふふっ、何てドジをした人なんでしょ~・・・今の私の状況を説明すれば・・・・でも、こんな格好で会うなんて・・・・何も言わずに会えば攻撃されるし・・・・どうしよう・・・・うん、彼らなら分かってくれる、きっと分かってもらえるわ!!」
そう自分に言い聞かせ、両手を上げて彼らの方へ向って行く隊長。
「撃たないで!!あたしは、対テロ特殊部隊の隊長の三陸よ!!認識番号はG*******今朝例の組織に突入して捕まって、こんな風にされて・・・・仲間もまだあそこに・・・ね~お願い助けて・・・」
拳銃を持ったまま、両手を挙げ、大きな声で身元を言いながら刑務隊の隊員がいる方へ歩いていく隊長だったが・・・・
「おい!!止まれ!!それ以上近寄るな!!前に来るな!!動くな!!」
ライトと小銃をこっちに向け確認する隊員。そして、無線機を取り
「犯人を発見!!至急応援を!!報告通りの制服に、片手には拳銃を所持!!発砲の許可を!!」
隊員が無線で確認を取ると思ってもいない返答が返ってきた。
「ちっ違うわ!!あたしよ!あたし!!分からないの!!犯人って何よ!!」
案の定、外見が分かっていた為、犯人と間違われ銃口を向けられてしまった貴博、
犯人と間違えられた事より、同僚に本人だと分かってもらえなかった事が物凄くショックだった。
「犯人と確認できれば発砲を許可する!生存は構わない、早急にサンプルの回収を優先せよ!!」
本部からの返答が聞こえ、さらにパニックを起す貴博、
「了解!!」
無線が切れると同時に、小銃の銃口から火が吹いた!!
タ・タ・ターン・・・タ・タ・ターン・・・タ・タ・ターン・・・
「えっ!!嘘!!なんで?あたしよ!!あたし!!分からないの!!貴方達も知っているでしょ!!特警隊の事件を!!私も彼らと同じ事に・・・・きゃっ!!」
タ・タ・ターン・・・タ・タ・ターン・・・タ・タ・ターン・・・
「おい!!どうだ!!当たったか?」
「いや、分からん・・・どっちが見に行く・・・」
「俺はいやだ!!お前行けよ・・・先に言った方が見に行くのがお決まりだろ・・・」
「俺も・・・・嫌だ・・・だってあいつら、女人化の薬を持ってるんだろ!!俺は女になるなんて嫌だからな!!」
隊員達が言い合っている隙に網目状になっている下水道へ逃げ込んだ。
(つづく)
ガサガサッ!!
「誰!!」
音がした方向に振り向き鋭い眼光で睨みつけると、刑務隊の隊員が驚いた顔で医務官の顔を覗いていた・・・
「どっどうしたんですか・・・三佐・・・・だ、大丈夫で・・・・」
「えっ、ええ~・・・も~脅かさないで下さい!!急に音がしたので、先程の件もあり・・・・もう怖くて怖くて、身が凍る気がしましたわ・・・・」
「すみません、三佐を脅かすつもりは無かったのですが・・・・で・・・・モルモットって何です?モルモットになる実験材料がいなくなったんですか?・・・何か他に亡くなった物でも有ったんですか?」
「えっ!!ええ・・・モルモット・・・は勘違いしていたわ・・・でも、実は・・・・大変な事に女人化を戻す為のサンプルが・・・・・」
「えっ!!あのサンプルが・・・・確かあれは前回の事件で人形化した特警隊の隊員を元に戻せる可能性が有るって言われていた、あのサンプルですよね・・・・でも何でサンプルを???」
荒らされた研究室の周りを見渡しながら、不思議に思いながら何かを探している隊員。
「私の憶測ですけど、犯人はこれを盗んだと言う事は、あの指名手配の組織に間違いないと思うの!!元に戻される薬が出来て困る組織なんて、あそこしか・・・あっ!!そうだ・・・そう言えば黒いロングコートにあの組織の制服を着ていた様な気がします。お願い!!早く!早く見つけて!!あれを早く保管庫へ戻さないと・・・常温だと細胞が壊れるのよ!
早く取り戻して!!あれが無いと今までの研究が・・・早くあのサンプルを取り戻して!!」
これ以上、研究室を詮索されると粗が出そうなので、目を潤わせながら必死に訴えているふりをして、隊員に言い寄る格好をして研究室の外へ押して一緒に出ていった。
「わっ・・・分かりました・・・早く見つけて取り戻しますから、その~服を引っ張るのは・・・苦しくて・・・」
「あっ!!・・・ごっごめんなさい・・・あのサンプルは今までで一番良い出来だった物なんです・・・・保存状況が悪ければ・・・・本当にごめんなさい・・・つい、今までの苦労を思い出して・・・・すみませんがよろしくお願いします。」
顔をそらし、ハンカチで涙を拭き目を赤くして、今一度取り戻してもらうようお願いした。
「はい!!我々にお任せください!!必ず取り戻してみせますから!!」
そう言って、外にいる突入する小隊へ戻った。
医務官の心の中では・・・
「ふふっ!!なんて単純なのかしら・・・・今から攻撃をしようしている相手がまさか、あの隊長さんだなんて・・・ふふっ面白いことになってきたわ~・・・
さて・・・データーの収集をしないといけないわね!!隊長さんも驚くでしょうね!!仲間だと思っていた隊員に攻撃されるなんて・・・」
刑務隊が地下通路に突入したところを確認して、研究室へ通路内の様子を見に戻っていった。
(つづく)
その頃駐屯地では
あの女医が電話をしていた。その相手は勿論伊集院であり何かの報告を受けていた。
「ふふ、分かりましたわ!!今回は我慢しますわ・・・・」
ピィ!!
「ふふっ、そろそろ来る頃ね!!いったいどんな風に女人化しているのかしら・・・」
医務室の奥にある女医専用の研究室へ行き、モニターの電源を入れた。
「う~ん・・・ここのカメラには~・・・え~っと・・・ここには~いない・・・・あっ!!いた、いた!!ふふふ、結構可愛いじゃない!!え~っとこのカメラの位置は?・・・ふふっ、もうここまで来てたんだ!!じゃあ始めましょうね!!」
そう言い、敵が侵入し何かを盗んだかのように見せる為、室内にある棚等を倒し始めた。
ガシャーン!!ガシャーン!!ガシャーン!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ふ~・・・こんな物でいいかしら・・・ふふふ、後は~・・・・」
そう言い、医務室に戻って貴博が出て来る通路の出口を開け、メスを取りだし腕を少し切った。
「痛っ!!」
メスを投げ捨て、切り口から血が流れ出し出血を止めようと、もう片方の手で傷口を塞いで医務室の外に出て大声で叫んだ。
「キャー!!助けてー!!誰かー!!キャー助けてー・・・」
しばらくすると、その声を聞きつけた隊員達が慌てて向かってきた。
「どうしました?何があったんですか?三佐・・・・こっ・・・これは・・・大丈夫ですか?・・・直ぐに手当てをしないと・・・・医務室まで歩けますか?」
「ええ、大丈夫よ・・・ごめんなさい・・・・誰かが医務室にいたので、声を掛けたら急に・・・・」
「もう安心してください!!我々がいますから。」
そう言い、医務室へ戻ると
「えっ・・・・何?・・・何これ・・・・嘘!!私の研究室が・・・・あっ!!まさか・・・・あのデーターが・・・・」
腕を押さえながら研究室へ走って行き、入ったところで座り込んだ。
「嘘・・・・何これ・・・・」
医務官の後を追ってきた隊員が荒らされた研究室を見て
「これは・・・・酷い・・・・ですが落ち着いて下さい。・・・・・まず手当の方をしないと・・・」
「え、ええ・・・」
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「一先ず、これで大丈夫だと・・・」
「ええ・・・ありがとうございます。・・・・」
身体を小刻みに震わせている様に見せかけ、包帯で巻かれた腕を見つめ何かを思い出したかのように立ち上がった。
「あっ!!そう言えば・・・・」
医務官が急に立ち上がって大きな声を出した為驚く隊員。
「どっどうしました!!」
「ええ・・・そう言えば、私を切った犯人が逃げ込んだ場所を見たんです!!」
「ええ!!じゃあ、すぐに刑務に知らせないと!!」
そういい携帯を取り出し電話を掛ける。
「あっ!!**中隊の**2曹ですが、先程、医務室で医務官が襲われ被害が・・・その犯人は未だ逃走中です。今すぐ・・・」
要件だけ言い、電話を切ろうとした時に合わせ、犯人の情報を思い出したかの様に、
「待って!!そう言えば、犯人は拳銃の様な物を手にしていた様な気が・・・・」
「あっ!!後、三佐が言うには、敵は拳銃を所持している模様です!!」
電話の向こうでは直ぐに対応がされ、現場を確認する為に武装した隊員がこっちへ来ると言っていた。
「もうすぐ刑務が来ますから安心してください!!すぐに犯人も捕まることでしょう!!で・・・その~・・・・」
「はい?何でしょう?」
「いっ、いえ~あのですね・・・・出来れば・・・・危ないと思うので・・・・三佐の携帯電話番号を・・・・」
「ふふふ、まぁ~、なんて冗談が好きなお方なんでしょうかしら?別に私のき携帯電話の番号じゃなくても良いじゃないかしら?」
「がっはっはっ~・・・そっ、そりゃ~そうですよね~・・・ははは、は~・・・・やっぱ~無理か・・・」
頭をかきながら断られた恥ずかしさを笑ってごまかし、何かを呟きながら医務室の外へ出て行ってしまった。
「ふふっ、そんなに落ち込まなくても、貴方には私の研究用モルモットとして有効利用させてもらいますから・・・・ふふふ」
不敵な笑みをこぼし、この先の事を頭の中で想像しながら呟く医務官だった。
(つづく)
その頃逃走中の貴博は・・・・・
「そう言えば、真一の治療法方を研究して対処法を見つけたとか何とかって言ってた医務官がいわよね・・・・確か~どこかの研究所にいて、あの事件が発生し作戦部隊を創設したときに呼んだんだっけ・・・・女だから信用できないって・・・・あの時は言ってしまったんだけど・・・・」
危険を冒してまで行こうとしている目的の場所と言うは、今朝出発した駐屯地内にある医務室で、そこには、作戦部隊を創設した後に自ら志願してこの作戦に協力すると言って今までの仕事を辞めてまで協力すると言った女医が任官し、そこで例の事件の犠牲者の二人についての何らかの対処法を発見し、ワクチンの開発している。
その事を思い出し、もしかしてこの身体も治ると思い、助けてもらおうと彼女の元へ向かっている。
駐屯地に地近づくにつれ、今日に限って何故か厳重な警戒態勢で見回りの隊員達が多い様に思えた。
この姿で会う事だけは避けたい為、見つからない様に隠れながら中に入るには、ある通路から駐屯地内に入るしかなかった。ただ、その通路は数名の者しか知らない為、もし出口付近で見つかれば攻撃される危険性もあった。それよりも、女人化されてしまった身体や顔を仲間に見られたくなかった・・・。
「やっぱり、やめようかしら・・・こんな姿じゃ~恥ずかしいわ!!・・・でも~・・・」
そう言い、車のサイドミラーでもう一度見直して、
「・・・あたし・・・女っぽいかしら・・・」
話し方や仕草までが自然に女ぽくなってしまう・・・
しかも、今まで「私」と言っていたのが、「あたし」に変わっいる事にも気が付いていなかった。
「駄目よ!!こんなこと考えてたら・・・行動しなくちゃ!!」
そ言って、隠し通路のある下水溝に入るため、マンホールの蓋をパイプのような物でずらし始めた。
ゴロゴロ、ゴロゴロ、ゴロゴロ・・・・
女人化の影響なのか?蓋が重く感じ、なかなか動かすことが出来ない。
「う~ん・・・・こんなに重かったのかな~・・・・これも・・・・・でも、早く退かさないと・・・・」
体つきや顔まで変えられてしまった上に、体力までもが・・・・そう思うと、この先本当に男に戻れるのだろうかと不安になる・・・・その不安を頭を振って振り払い必死に重い蓋を横にずらそうと・・・・そうこうしている間に、身体が入るだけの隙間が出来た。
「よし!!これで駐屯地に!!ふふふ、あたし、やっと元の姿に・・・・みんな待ってて、すぐに・・・・きゃっ!!」
ドサッ!!
ヒールであった為、梯子を踏み外し落下したしまった。
「痛った~・・・・も~最悪・・・・でも何でこの服破れないのかしら・・・・それよりも、見つからない様に早く行かなきゃ!!」
そう言って、駐屯地内の出口に向かって通路を歩き始める。
(つづく)
その頃伊集院は・・・・
「ふふふ、私の思った通りに動いてくれるなって・・・・単純な子・・・・でもそれが良いのよね・・・そろそろ準備の連絡してあげないと・・・」
そう言い、ある所へ電話を掛けた。
プルルルルル・プルルルルル・プルル、カチャ!!
「はい、***師団****です。」
「あっ!!私、伊集院と申しますが、今からあなた方の駐屯地に対して宣戦布告をいたします。これは冗談じゃないわ!!今日、あなた達がいる駐屯地内の一つの部隊がこちらにお邪魔しに来たのですが、これはもう大変な事をして下さって、私物凄く感激していますの!!そのお礼といっては何ですが、あなた達の駐屯地を消して差し上げようかと・・・・」
「あっ、あの~・・・・悪戯は困るのですが・・・・・・・・これ以上の悪戯は刑務隊に報告・・・」
「ふふふ、冗談じゃ~ないわ!!そうだ!!だったら今日来たお客さんの認識番号をお教えしましょうか?あの首に付けてたタグで分かりましたから・・・・」
「え???何ですって?・・・・認識???・・・」
「ふふふ、上級職から言うわ!!階級 一佐 氏名 三陸 貴博 認識番号G******* ニ佐 大空一洋 認識番号G*******・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「おっ!おい!!確か、例の部隊のジャケットのコピー有ったよな!!早く持ってきてくれ!!」
電話の向こうでは、慌てて照合作業をしようとしている隊員達の表情が伝わってくる。
「ふふふ、お分かりいたしましたか?なんなら、もう一度お伝えいたしましょうか?ふふふ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
電話の向こうでは、未だに照合作業が・・・
「あっ!!指令・・・この認識番号は・・・・この番号も・・・・」
「嘘だろ・・・あの部隊が・・・・じゃあ・・・・この電話は・・・・」
焦る様子が、電話越しから聞こえてくる声で伝わってくる。
「あっ・・・・あの~・・・・で・・・・一体なんのご用件で・・・・」
「ふふふ、さっきも言ったでしょ!!あなた記憶力悪いのかしら?ふふっ、ま~いいわ、もう一度だけ言うわね!!あなたのいる駐屯地を消してあげるの、ただそれだけ・・・今一人私の一番信用できる部下をそっちに送り込んだわ!!あなた達の情報を得る為に侵入するわね!!良かったら阻止してみなさいね!!じゃあ切るわね!!」
「あっ!!ちょっと、まっ」
ガチャッ!!
不敵な笑みをし、携帯電話を取り出し電話を掛けた。
「ふふ、そっちの状況はどうかしら?まだ変わった様子はない?」
「はい、こっちの様子はいつもと変わらず平和ボケしていますわ!!」
「ふ~ん、そう!!ふふ、もうそろそろそっちに荷物が行くわ!!そろそろ始めても良い頃よ!!」
「分かりましたわ!!でも、残念ですわ・・・・女人化作業に参加できないなんて・・・」
「ふふふ、今回は我慢しなさい!!今度は、あなたにも沢山やらしてあげるから・・・・」
「ふふ、分かりましたわ!!じゃあ今回は我慢しますわ・・・・」
そう言って電話が切れた。
「ふふふ、これであの駐屯地は確実に大騒ぎになるわね!!ネズミ一匹近づけない様に外周警戒も強化されるはずよ!!後は、あの子次第・・・・・ふふふ、そんな事になっているとは知らないで戻るなんて・・・・ふふふ・・・・」
(つづく)
実は貴博が逃げた後、ミルダ達は・・・・
「ふふ、ありがと・・・・これで彼女は自分の意思で逃げたと思い込んでいるわ!!ふふ、単純よね・・・・持ち場に戻っていいわよ!!」
「YESSA!」
敬礼をし持ち場へ戻る隊員。怪しい笑みをこぼし無線で伊集院に報告をした。
「伊集院様、予定通り彼女を逃がしました!!次の支持を!!」
「ふふふ、そう!!逃げたのね!!ちゃんと自分の意思で逃げられる様に手助けしてあげたかしら?」
「はい、今頃彼女は脱げない制服を隠す為、ロングコートにフードで身を隠し、外に準備してあった車両を盗んだと思って、逃走している頃です。しかし、本当に大丈夫なのですか?」
「ふふふ・・・・可愛い子には旅をさせよって昔から言うじゃない・・・今回、逃げる事で、これからの人生において物凄く重要で貴重な経験をすると思うわ!!ふふっ・・・・戻ってきたら暖かく出迎えてあげましょ!!」
「はぁ~・・・・貴重な経験ですか・・・分かりました。では、これから私は何をすれば・・・・」
伊集院の言っている事が少し理解が出来ず、中途半端な返事になってしまった。
「そうね~少しの間休んでいてもいいわよ!!そうだ、彩にも言っておいて!!みんな疲れているだろうし・・・・捕獲した彼女達も主役が戻ってこない限り何も出来し、メイドの方で見張りは十分よ!!休んでちょうだい、また連絡するわね!!」
そう言って伊集院の通信が切れた。
「少しの間休憩か~・・・まっ少し休むかな~・・・」
そう言って、また無線機の送信スイッチを押した。
「軍曹、聞こえるか?」
「はっ!!」
「第三小隊は一先ず休憩に入る、部下達に報告を!!」
「YESSA!!」
そう言って無線機を元に戻した。
「で・・・彩も聞いてたわよね?」
「はっはっは~・・・・やっぱ~見つかっちゃった~・・・隠れたつもりだったのに~・・・で、本当に一次休息でいいのね!!」
「ええ、そう言ってたから間違いいわ!!彼女が帰ってくるまでは良いみたいよ!!」
「ふ~ん、そ~なんだ~・・・じゃあ、連絡入れとかなきゃ!!」
そう言って、彩少尉も無線機を取り出し部下を呼びだした。
「曹長聞こえる?」
「はっ!!何でしょう?」
「第二小隊も一先ず作戦は中断よ!!休憩に入ってちょうだい!!みんなに連絡頼むわよ!!」
「YESSA!!」
そう言って無線機をしまった。
「ふ~・・・じゃあ、少し、お休みっと・・・・あっ!!そうだ!!ミルダはこれからどうする?何なら私の休憩室に来ない?美味しい紅茶の葉を手に入れたの!!」
「紅茶ね~・・・いいわね!!じゃあ、お言葉に甘えて・・・・」
話をしながら休息室の方へ消えて行く二人・・・・・
(つづく)
貴博は心の中で、
どうしよう、どうしよう・・・・このままあの部屋へ戻ったら私・・・・何とかしないと・・・・そっ、そうだわ!!あのエレベーターは外に出られるはず!!外に逃げれば・・・・その為には、何とかして、この二人を引き離さないと・・・・・
「あ!!ごめんミルダ!!そう言えば私の隊今から会議あったんだ~・・・・いや~ごめん・・・今度食事おごるから・・・・お願い!!」
ミルダに向かって両手を合わせお願いする彩少尉。
「もー駄目じゃない!!・・・・分かったわよ!!その代わりお店とメニューは私が選ぶわよ!!それで良い?」
「うん!!ありがと~!!ほんとごめん!!じゃあ後は、お願いね!!」
そう言うと直ぐにどこかへ走って行ってしまった。
これはチャンス!!この機会を逃したら私は売り飛ばされる・・・・・一人だけなら何とか・・・・そう思い、ミルダの後をついていく。すると絶好の機会に遭遇した!!
「あ!!ミルダ中尉!!この前の報告なんですが・・・・」
廊下を歩いていると、エレベーターホールの前でミルダ中尉が部下に呼ばれ、そっちの方に気を取られていると、運よく目の前にあるエレベーターの扉が開いた。
「えい!!」
ミルダ中尉に体当たりをしエレベーターに乗り込み、必死で慌てて閉めるのボタンを連打で押し、最上階(地上)のボタンを押した。
「ふ~・・・早く逃げないと、直ぐに追ってが・・・どうしよう・・・でも、この格好じゃ部隊に戻れないし・・・着替えれれば・・・えっ?あれ?嘘・・・この服・・・・ボタンが外れない・・・えっ?何で?嘘・・・」
上着やスカートのボタンを外そうとしてみたが、縫い付けてあるのか外れなく、引き千切ろうにも、特殊な繊維を使用しているらしく、千切る事は出来なかった・・・・・
そうこうしているうちに、エレベーターは最上階に着き、戸が開いた。外に待ち伏せがいると思いびっくりし、身をかがめ隠れようとしたが、誰もいなかった・・・
「ふ~・・・・誰もいない・・・良かった~・・・でも・・・仕方がない・・・引っ張っても破れないなんて・・・・この上に何か着て誤魔化せば何とかいけるかも・・・・」
エレベーターから出て、出口の方へ音を立てずに歩いていると、更衣室を発見した。
「そうだ!!あの部屋に行けば何かあるのかも・・・・」
そう思い、更衣室へ・・・・
「ん~・・・更衣室って言っても、まだここは使われていないみたいね・・・あっ!!あれは・・・・」
ふと部屋の隅に目を向けるとダンボールから黒っぽい布切れが見えた。ダンボールの方へ行き、開き中身を確認すると・・・
「これは・・・コートだわ!!しかも・・・・・ふふふ、あたしに調度ぴったりじゃない!!これをこうして・・・これで何とか制服は誤魔化せるわね!!後はどうやって駐屯地の自分の部屋に行って連絡を取るかね・・・」
部屋を後にし、恐る恐る外へ出ると、ここの社員の物なのか、車のエンジンがかかりっぱなしで駐車してあった。
「何て運がいいの!!ごめんなさい!!この車少し借りますね・・・」
そう言って乗り込み、駐屯地方面へ向かった。
(つづく)
海外に売り飛ばされる・・・しかも淫乱になって・・・・壊れる・・・・
その話を聞いて、怖さで身体がガタガタと震え、これからどうしようか考える貴博
廊下では、先程トイレで話をしていた隊員がミルダ中尉と彩少尉に、報告をしていた。
「あっ!!少尉に中尉!!言われた通りあの話を聞こえるように話してきましたよ!!」
ミルダ中尉 「ふふ、ご苦労様・・・・」
彩少尉 「ふふ、ありがとね~!!」
「じゃあ、これで私達は持ち場に戻ります!!」
ミルダ中尉と彩少尉に敬礼し持ち場に戻っていく隊員達
「ふふふ、きっと中で震えて小さくなって、どうしようか考えているわ!!」
「そうよね~あんな話を聞けば誰だって逃げたくなるわよね~!!」
「ふふふ、そろそろ呼びに行こうかしら・・・・」
「あっ!!その役私がやる!!じゃあ呼びに言ってくわね!!ふふふ、どんな顔をして出てくるのかしら~楽しみね~・・・」
そう言って、トイレに入っていく彩少尉、トイレの中は彼女一人しかいなく何処に入っているのかは一目瞭然だった。
「ふふ、あそこね!!」
コン、コン
「ね~まだなの?もうそろそろ戻らないと・・・・調子でも悪いの?」
「・・・・・・・・・・・・」
返事が無い・・・・
「ねえ?いったい、どうしたのよ?いるんでしょ?調子悪いの?」
「・・・・・・・・・・・・」
やはり返事は無い、しかし中にいることだけは気配で分かった。
「ん~・・・・そういう言えば、あのとき打った薬・・・・間違えて無かったわよね~・・・・ん~・・・・まっいいか~・・・」
小さな声で独り言を言い顎に手を当て思い出そうとしていると、
ギィー・・・・
顔を青くさせた貴博が身体を震わせ出てきた。
「も~遅かったじゃない!!あ~!!分かった!!トイレの使い方分からなかった?」
今の彼女の表情の事を一切気が付かないふりをし、話をそらす。しかし、返事は戻ってこなかった。
「・・・・・・・・・・・」
「ん~・・・・何か調子狂うわね~・・・・ふふふ、まっいいか~・・・じゃあ行きましょうか?」
そう言って、強引に手を引っ張り連れて行く。
(つづく)
そんな話を聞いて普通の精神状態ではいられない貴博、途中急にミルダ中尉が立ち止まって、
「あっ!!そう言えば、この場所を教えておかないといけなかったわね!!ここには見れば分かるけど、全員女性しかいないの、だからトイレはすべて女性用のトイレしかないのよ、そろそろ薬の影響で行きたくなると思って!!する?我慢は良くないわよ!!」
放心状態で何を言われたのか分からなく、ただ、ただ言われるがままにトイレに入っていった。
トイレの個室に入り座っり、何も考えられずにボーっとしていると、隊員らしき人物が話をしながら二名ほど入ってきた。
「ねえねえ!!聞いた?」
「え?何が?」
「今日捕まえた自衛軍の話!!」
「ええ、聞いたわ!!」
「かなりの被害額だったそうね・・・」
「そうそう、それでね、その金額を聞いて伊集院様が責任者だけは許さないって!!」
「ええ~!!やっぱり~・・・じゃああの隊長は・・・・」
「そうみたい・・・部屋に戻ったら始めるそうよ!!完全に女人化して、あの薬を投与するみたいよ!!しかも今回は4本投与するって・・・」
「ええ~!!4本も・・・・じゃあ・・・完全に壊れちゃうじゃない・・・」
「毎回オークションに来るお得意様で海外の大富豪がいるらしいのよ!!で、なんでも、今まで使用していた性処理奴隷が壊れてしまって使えなくなったみたいで、男の方の奴隷の性的欲求が溜まりすぎて、今にでも暴動が起きそうで困っているから、頑丈でタフな性処理専門の奴隷を使ってそ欲求を解消させるみたいよ・・・・その為に、わざわざ購入しに来たみたいよ!!」
「うわ~・・・最悪な話しね~・・・・なんだか敵だったとしても可哀想ね~・・・・女の敵よ!!」
「ホント!!しかも普通の精神だと壊れやすいみたいだから、初めから精神を壊してくれって注文も入っているみたいで、あの薬を使うんだって!!まっ、本人は知らないみたいだし!!薬を投与されれば、もう何が何だか訳が分からなくなちゃうし、別に良いんじゃない!!」
「ふふ、それもそうね!!精神が壊れれば嫌だと言う事も分からなくなるしね~!!」
「あっ!!そうだわ!!そろそろ交代の時間じゃない?」
「あっ!!ホントだ!!早く行かなきゃ~・・・・」
そう言って二人は出ていった・・・・
(つづく)