対テロ特殊部隊女人化編(40) 売られた部隊
「うっ!!痛っ!!」
身体中が痛くて目が覚めた。目を開こうにも眩しくて目が開かない・・・
「ふふふ、気が付いたみたいね!!心配したのよ、何も言わずに逃げるなんて・・・・いけない子・・・お仕置きが必要ね♪」
その声を聞き、ぼやけていた頭もすっきりし目を開いた。
そして恐る恐る声のした方向に目をやると、案の伊集院が微笑みながらなにやら変わった機械をメイドの頭や腕に取り付けていた。
「さて、貴女にはちょっとしたお仕置きを受けてもらうわ!!あっ、でもその前に面白いお話を聞かせてあげる!!ふふふ・・・・」
そう言い、怪しい笑みをし、手に持っていたA4サイズの茶封筒からここでは目にする事が絶対に出来ない物を取り出した。
「えっ!!何であなたが・・・・・何でここにそれが・・・えっ?何故???」
「ふふふ、さぁ~何故ここに、あるのでしょうね?」
伊集院が手にしている物は、ジャケットと言って各軍人の経歴資料で、軍内部で厳重に保管され、閲覧するだけでも何重かの許可が無ければ出来ない物で、特に対テロ特殊部隊の隊員は全ての経歴を抹消され同じ駐屯地内の隊員でさえ素性が分からない様になっていて、
外部へ情報が流れると言うことは絶対に無い物である。が、しかし目の前にあるのは・・・
「ふふふ、ま~いいわ、この際だから教えてあげるわ!!その代わりこの情報料分私を楽しませてもらうわね!!」
そう言って椅子に座り話始めた。
「ふふふ、実は貴女達がここに来る以前に一度だけある場所で貴女達に会っているのよ・・・・・どこか分かるかしら?・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「分からないわよね・・・ふふふ、貴女達が任命される日、私もあの建物の中にいたのよ・・・」
!!!!!!!!
「驚くも無理ないでしょうね!!でも、驚くにしてはまだ早いわよ!!あの日、本当なら貴女達は誰かに会うはずだったわよね?それは誰かしら?」
「そっ、それは~・・・・大臣・・・大臣に・・・・」
「そうよね・・・でも、その大臣はそこに無いなかった・・・そしてその代わりになる副大臣も・・・」
「えっ?何でそんな事まで・・・」
「ふふふ、だから驚くのは早いわよ!!だって、私はその二人と会っていたんですもの・・・」
!!!!!!!!!
「えっ!!!!!!!何で?????????」
「ふふふ、そうね~それは貴女達に関連する事でお話をしていたのよ!!」
「どっ・・・どうして・・・大臣と副大臣まで・・・・」
「ふふふ、貴女達は、あの大臣に売られたのよ・・・」
「!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「ふふふ、その驚く顔いいわ~♪もっと、もっと、見せてちょうだい」
「なっ・・・・何で・・・・う・・・売られた・・・・売られたって・・・・・何?????」
伊集院が何を言っているのか理解できない・・・・売られた・・・どの言葉の意味すらまったく持って分からない・・・・頭の中が真っ白になって・・・・
「ふふふ、理解できていないみたいね・・・それはそうよね!!まさか身内に・・・ましてや大臣に私の力が及んでいる人物がいるとは思いもよらなかったでしょうね!!ふふふ、よく考えて見なさい、あの大臣にあの副大臣、どう見ても能力不足よね・・・でも今では・・・ふふふ、分かるかしら?」
「うっ・・・嘘・・・・そんなの・・・そんなのって・・・・じゃああの大臣達は・・・・」
「そうよ!!私が彼らを大臣にさせたの・・・簡単よそんな事!!で、今まで私の言うなりに動いていたって言う訳なの!・・・・でも、あの時だけは・・・・」
「えっ???あの時????」
「そうよあの時・・・貴女達が対テロ特殊部隊を創設した時、国会審議に持ち込ませない様にって言っていたのに・・・あの役立たずは・・・」
「じゃあ・・・あの・・・・」
「そうよ!!創設から運営まで全て邪魔したのは私・・・ふふふ、ごめんなさいね・・・・」
「でも・・・何で・・・・」
「部隊が出来てしまったからその代わりにって、彼らから連絡があったのよ!私が何も言わないのに、ふふふ」
「えっ!!じゃあ・・・まさか・・・」
「察しがいいわね!!そうよ、あの日私に貴女達をあげるって言ったのよ!!その代わりに今回の失敗を見逃せって・・・ふふふ、で、資料の中からいい人材を選びここに来させたの・・・後は分かるわよね?」
「そっ・・・そんな~・・・・じっ・・・じゃあ・・・・あたし・・・あたし達は・・・」
「ふふふ、そうよ、さっきも言ったけど売られたの・・・分かるかしら?う・ら・れ・た・の!!だから貴女があの場所に戻っても受け入れてくれなかったでしょ?貴女はもう自衛軍から見れば、敵なのよ!!て・き、分かるかしら・・・」
まさかこんな事になるとは、まったく持って想像していなかった・・・・・彼らの立場を守る為に私・・・・否、私達は・・・・・いったい、これからどうすれば・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ふふふ、相当ショックのようね!!でも、もう私が貴女達を買ったんだから何してもいいのよね・・・・まずは、お仕置を受けてもらうわ!!何んでか分かるわよね?」
(つづく)
身体中が痛くて目が覚めた。目を開こうにも眩しくて目が開かない・・・
「ふふふ、気が付いたみたいね!!心配したのよ、何も言わずに逃げるなんて・・・・いけない子・・・お仕置きが必要ね♪」
その声を聞き、ぼやけていた頭もすっきりし目を開いた。
そして恐る恐る声のした方向に目をやると、案の伊集院が微笑みながらなにやら変わった機械をメイドの頭や腕に取り付けていた。
「さて、貴女にはちょっとしたお仕置きを受けてもらうわ!!あっ、でもその前に面白いお話を聞かせてあげる!!ふふふ・・・・」
そう言い、怪しい笑みをし、手に持っていたA4サイズの茶封筒からここでは目にする事が絶対に出来ない物を取り出した。
「えっ!!何であなたが・・・・・何でここにそれが・・・えっ?何故???」
「ふふふ、さぁ~何故ここに、あるのでしょうね?」
伊集院が手にしている物は、ジャケットと言って各軍人の経歴資料で、軍内部で厳重に保管され、閲覧するだけでも何重かの許可が無ければ出来ない物で、特に対テロ特殊部隊の隊員は全ての経歴を抹消され同じ駐屯地内の隊員でさえ素性が分からない様になっていて、
外部へ情報が流れると言うことは絶対に無い物である。が、しかし目の前にあるのは・・・
「ふふふ、ま~いいわ、この際だから教えてあげるわ!!その代わりこの情報料分私を楽しませてもらうわね!!」
そう言って椅子に座り話始めた。
「ふふふ、実は貴女達がここに来る以前に一度だけある場所で貴女達に会っているのよ・・・・・どこか分かるかしら?・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「分からないわよね・・・ふふふ、貴女達が任命される日、私もあの建物の中にいたのよ・・・」
!!!!!!!!
「驚くも無理ないでしょうね!!でも、驚くにしてはまだ早いわよ!!あの日、本当なら貴女達は誰かに会うはずだったわよね?それは誰かしら?」
「そっ、それは~・・・・大臣・・・大臣に・・・・」
「そうよね・・・でも、その大臣はそこに無いなかった・・・そしてその代わりになる副大臣も・・・」
「えっ?何でそんな事まで・・・」
「ふふふ、だから驚くのは早いわよ!!だって、私はその二人と会っていたんですもの・・・」
!!!!!!!!!
「えっ!!!!!!!何で?????????」
「ふふふ、そうね~それは貴女達に関連する事でお話をしていたのよ!!」
「どっ・・・どうして・・・大臣と副大臣まで・・・・」
「ふふふ、貴女達は、あの大臣に売られたのよ・・・」
「!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「ふふふ、その驚く顔いいわ~♪もっと、もっと、見せてちょうだい」
「なっ・・・・何で・・・・う・・・売られた・・・・売られたって・・・・・何?????」
伊集院が何を言っているのか理解できない・・・・売られた・・・どの言葉の意味すらまったく持って分からない・・・・頭の中が真っ白になって・・・・
「ふふふ、理解できていないみたいね・・・それはそうよね!!まさか身内に・・・ましてや大臣に私の力が及んでいる人物がいるとは思いもよらなかったでしょうね!!ふふふ、よく考えて見なさい、あの大臣にあの副大臣、どう見ても能力不足よね・・・でも今では・・・ふふふ、分かるかしら?」
「うっ・・・嘘・・・・そんなの・・・そんなのって・・・・じゃああの大臣達は・・・・」
「そうよ!!私が彼らを大臣にさせたの・・・簡単よそんな事!!で、今まで私の言うなりに動いていたって言う訳なの!・・・・でも、あの時だけは・・・・」
「えっ???あの時????」
「そうよあの時・・・貴女達が対テロ特殊部隊を創設した時、国会審議に持ち込ませない様にって言っていたのに・・・あの役立たずは・・・」
「じゃあ・・・あの・・・・」
「そうよ!!創設から運営まで全て邪魔したのは私・・・ふふふ、ごめんなさいね・・・・」
「でも・・・何で・・・・」
「部隊が出来てしまったからその代わりにって、彼らから連絡があったのよ!私が何も言わないのに、ふふふ」
「えっ!!じゃあ・・・まさか・・・」
「察しがいいわね!!そうよ、あの日私に貴女達をあげるって言ったのよ!!その代わりに今回の失敗を見逃せって・・・ふふふ、で、資料の中からいい人材を選びここに来させたの・・・後は分かるわよね?」
「そっ・・・そんな~・・・・じっ・・・じゃあ・・・・あたし・・・あたし達は・・・」
「ふふふ、そうよ、さっきも言ったけど売られたの・・・分かるかしら?う・ら・れ・た・の!!だから貴女があの場所に戻っても受け入れてくれなかったでしょ?貴女はもう自衛軍から見れば、敵なのよ!!て・き、分かるかしら・・・」
まさかこんな事になるとは、まったく持って想像していなかった・・・・・彼らの立場を守る為に私・・・・否、私達は・・・・・いったい、これからどうすれば・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ふふふ、相当ショックのようね!!でも、もう私が貴女達を買ったんだから何してもいいのよね・・・・まずは、お仕置を受けてもらうわ!!何んでか分かるわよね?」
(つづく)