繁盛する神社の秘密 1
「くっ・・・おのれ~覚えておれ~・・・
この恨み、いずれ復活し・・・お前の子孫を呪ってやるわ・・・
ぐっ・・・ぐわわわ~・・・」
青光りする稲妻と共に、妖狐は、普通の狐の石像へと変わって封印されてしまった・・・
そして、幾年の月日が経ち・・・
参拝客が来ない古びた神社
「はぁ~・・・どうしてこうも人気が出ないのだろうか・・・本物よりも偽物の・・・しかもただの喫茶が・・・はぁ~・・・やっぱりあの祠の展示を一般開放した方がいいかもな・・・・さてと・・・少し祠を壊すけど・・・変な物は出てこないと思うし・・・」
人気の無い神社で、参拝客を集める為に昔からあった祠を改造し、一般開放しようと決めたのが一月前・・・祠の扉も壊され簡単に入れるようになって・・・
少し離れた場所には、最近出来たという、巫女喫茶が流行っており、
何とかして、参拝客を集められないか考えていた・・・
アルバイトを募集しようにも、予算が無く・・・
と言って、子供は男のみ・・・
何か良い案がないのかと、夜中まで考えていると、
ピカッ!!
ドジャ~ン!!
庭で雷が落ちた様な音と光が・・・
慌てて、外に行くと巫女の衣装を着た妖狐が・・・
「封印を解いたのは、お前だな?」
「え?封印?何の事だか?さっぱり・・・ただ、参拝客を集める為に先日見つかった何かを封印していると言われる祠を一般開放しましたが・・・まさか・・・この時代に封印だなんて・・・」
数日前、客寄せの為、昔から立ち入り禁止だった狐の石像のあった祠を、一般の方が見学できる様に開放をし、入り口の扉を重機で壊し、誰でもが見られるように・・・
「私を封印から解いたお礼に何かをしてやろう・・・何でも言え・・・」
「ん~・・・何でも言えと言われても・・・・あ!!そうだ!!なら、この神社・・・人気が無いので参拝客が大勢来るような人気の神社に変えるって言うのは~・・・」
「ふっ!そんな事で良いのか・・・・なら、いい案がある・・・息子達にこれを着させろ」
と、赤と白の巫女の衣装を手渡した・・・
「え?こ、これは・・・巫女の衣装で・・・子供は息子ですよ!!」
「大丈夫だ・・・これを着れば・・・ほれ・・・お前の姿を確認してみろ・・・」
そう言われ、確認すると、自分も巫女の衣装を着ていて・・・
「えっ?こ、これは・・・な・・・なんで?」
「フフフ・・・私の力が分かっただろ・・・この力でお前達を人気の巫女に変えてやる・・・さあ・・・早くお前の息子達にも着させて来い・・・・」
「は、はい・・・」
そう言われ、慌てて、無理矢理息子達にも着させると、見る見るうちに身体が丸みをおびて髪の毛が長くなって、胸が大きくなり声も変わって・・・
「うわ!!な、なんだこれ!!」
「う、嘘だろ!!なんで・・・身体が女に???」
「え???何で???身体が小さくなって・・・でも胸が張り裂けそうな感じ・・・」
そして、新年が明けて数日が過ぎ・・・
参拝客も多く来るようになって、今年は成功に終わった・・・
続く
この恨み、いずれ復活し・・・お前の子孫を呪ってやるわ・・・
ぐっ・・・ぐわわわ~・・・」
青光りする稲妻と共に、妖狐は、普通の狐の石像へと変わって封印されてしまった・・・
そして、幾年の月日が経ち・・・
参拝客が来ない古びた神社
「はぁ~・・・どうしてこうも人気が出ないのだろうか・・・本物よりも偽物の・・・しかもただの喫茶が・・・はぁ~・・・やっぱりあの祠の展示を一般開放した方がいいかもな・・・・さてと・・・少し祠を壊すけど・・・変な物は出てこないと思うし・・・」
人気の無い神社で、参拝客を集める為に昔からあった祠を改造し、一般開放しようと決めたのが一月前・・・祠の扉も壊され簡単に入れるようになって・・・
少し離れた場所には、最近出来たという、巫女喫茶が流行っており、
何とかして、参拝客を集められないか考えていた・・・
アルバイトを募集しようにも、予算が無く・・・
と言って、子供は男のみ・・・
何か良い案がないのかと、夜中まで考えていると、
ピカッ!!
ドジャ~ン!!
庭で雷が落ちた様な音と光が・・・
慌てて、外に行くと巫女の衣装を着た妖狐が・・・
「封印を解いたのは、お前だな?」
「え?封印?何の事だか?さっぱり・・・ただ、参拝客を集める為に先日見つかった何かを封印していると言われる祠を一般開放しましたが・・・まさか・・・この時代に封印だなんて・・・」
数日前、客寄せの為、昔から立ち入り禁止だった狐の石像のあった祠を、一般の方が見学できる様に開放をし、入り口の扉を重機で壊し、誰でもが見られるように・・・
「私を封印から解いたお礼に何かをしてやろう・・・何でも言え・・・」
「ん~・・・何でも言えと言われても・・・・あ!!そうだ!!なら、この神社・・・人気が無いので参拝客が大勢来るような人気の神社に変えるって言うのは~・・・」
「ふっ!そんな事で良いのか・・・・なら、いい案がある・・・息子達にこれを着させろ」
と、赤と白の巫女の衣装を手渡した・・・
「え?こ、これは・・・巫女の衣装で・・・子供は息子ですよ!!」
「大丈夫だ・・・これを着れば・・・ほれ・・・お前の姿を確認してみろ・・・」
そう言われ、確認すると、自分も巫女の衣装を着ていて・・・
「えっ?こ、これは・・・な・・・なんで?」
「フフフ・・・私の力が分かっただろ・・・この力でお前達を人気の巫女に変えてやる・・・さあ・・・早くお前の息子達にも着させて来い・・・・」
「は、はい・・・」
そう言われ、慌てて、無理矢理息子達にも着させると、見る見るうちに身体が丸みをおびて髪の毛が長くなって、胸が大きくなり声も変わって・・・
「うわ!!な、なんだこれ!!」
「う、嘘だろ!!なんで・・・身体が女に???」
「え???何で???身体が小さくなって・・・でも胸が張り裂けそうな感じ・・・」
そして、新年が明けて数日が過ぎ・・・
参拝客も多く来るようになって、今年は成功に終わった・・・
続く