2ntブログ

長編小説お休み中!!

ジャーナリストのお話も終わった事で、長編のお話は試験終了までお休み中です。

時々、ふと書きたくなるお話は、公開できるようになったらアップします。

河西弁護士編のミルクちゃん・・・
彼女?のミルクには、男性を女性に変える素晴らしい?効能が・・・
ある地域では、一晩にして男性が消え・・・
それを調べに来た調査員・・・
不思議なミルク工場を見つけ潜入するが見つかり、拘束される・・・

コップに入れたミルクを飲ませ様とさせるが絶対に飲まない・・・
家族を連れてこられ、モニター越しで妻子を見る・・・

椅子に固定されミルクを飲むのを嫌がる息子と母親・・・
しかし、強引にミルクを母親に飲ませ・・・

急に、ミルクを息子に飲ませようとさせる母親・・・
頬を叩き罵声を浴びせ・・・鳴きながら抵抗する息子・・・
しかし、少しだけミルクを飲んでしまう息子・・・
次第に体つきが変わり・・・

・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・

てなショートストーリーがあったりします・・・

他にも、トイレ編とか・・・

お楽しみに!!

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

しろなしひめ!?

しろなしひめ!?


自分の原因だと思っているパニシア、それを手助けするメイド・・・
可愛いお話です。
続きがどうなるのか気になる作品です。

作品内容引用

亜獣人国家ザナットの姫「パニシア」の旅立ちを描いたオリジナル短編です。
自分が原因で城を丸ごと魔物に奪われてしまったと思ったパニシアは、こっそり抜け出し城奪還に向かいました。

が。

その途中で同国のメイドに見つかってしまいひと波乱。
パニシアは連れ戻されず旅に出られるのだろうか…!

---------------
(09/11/27)価格を¥210に改定しました。

他にも、以前紹介した、
フリーゲームRPG「ばとね!!~ばとるねこみみさん~」の続編、
TSと動物融合?のコメディーお話も出されています。

こちるだろんぐ 1


作品内容引用

男子高校生が女子キツネムスメになってしまった!
性転換ネタ扱ってるのに馴染んじゃってるゆっるーいコメディ。

フリーゲームRPG「ばとね!!~ばとるねこみみさん~」の続編としてWeb公開された4コマのリメイク版です。
リメイクと言っても内容追加されていたり、
一部ショート漫画に変更されていたりと
読んだことある方でももう1度楽しめる形になっています。

壁尻生活

壁尻生活


化物に捕まりある場所に連れて行かれ・・・
何をされるのか分からない恐怖・・・
しかも、身体を壁にはめ込まれ、声でしか、左右の部屋でも何をされているのか分からずに・・・
日々行われる家畜同然の扱い・・・
日に日にその行為に慣れて・・・
仲間の声を聞いても・・・

作品内容引用

聖剣○説3のリー○王女壁尻陵辱本です
尻と性器をむき出しにされたまま壁に尻を固定され
身動きも抵抗もできない状態で
排泄、交配、妊娠、出産、搾乳と家畜同然の扱いを受け続け
何ヶ月も飼われ続ける、壁尻生活を強いられます

拘束や苗床異種姦妊娠などの陵辱要素の強い内容になってます
全26P

同じ様な作品

壁尻妻


作品内容引用

壁に固定された状態のビア○カの下半身を徹底的に犯します
上半身に夫がいる状態で犯され、気づかれないよう
声を押し殺していても結局耐え切れず悲鳴をあげ始める
異変に気づいた夫も壁に阻まれどうする事も出来ず
絶望に打ちひしがれる
そして犯され続けて、精神的に限界が来たビア○カは…


陵辱、寝取られ要素を含んだ内容になってます
全27P

壁尻姫


作品内容引用

お城から抜け出そうと壁に穴を開けるアリー○姫
しかし半端なサイズの穴から抜けだそうとしたため
壁にはまって動けなくなってしまい
部屋に入ってきた姫の貞操を狙うとある神官に
無防備なお尻を攻め立てられて犯されてしまいます
誰かも分からないままイかされ犯され中出しされて
アヘ顔を晒すハメに…

テーマ : エッチな同人誌、同人ソフト
ジャンル : アダルト

光ちゃん陵辱メモリアル6

光ちゃん陵辱メモリアル6


黒魔術書によって魔界に堕とされた光・・・
悪魔に弄ばれるうちに・・・

作品内容引用

光ちゃんの恋する彼に、新たなライバル出現!
それはなんと…白●美帆の双子の妹、真帆だった。
真帆は姉になりすまし、ひびきの●校にまで潜り込んで彼を誘惑する。
だが、光ちゃんと彼との仲は、もはや真帆の入り込む隙すらなかった。
そんな勝ち目の無い真帆に、ひょんなことから黒魔術書が手に入る。
そして真帆は悪魔に魅入られてしまい、光を魔界へと堕としてしまうのだった。
悪魔達に弄ばれ、陵辱の限りを尽くされる光。もう元の世界には戻れないのか!?
一方、我に返った真帆にもストーカーの魔手が忍び寄っていた…

■基本24枚 差分235枚です

テーマ : エッチな同人誌、同人ソフト
ジャンル : アダルト

僕が彼女に着替えたら

僕が彼女に着替えたら


作品紹介引用

幼なじみの高校生・まこととひろみの心と体が入れ替わった!!
思春期のふたりが繰り広げるドタバタsex劇に周りは大混乱大乱交!? そしてラストは衝撃の展開に!
南京まーちゃんがおくる青春ラブエロストーリー。他短編3本収録。

■収録作品■
僕が彼女に着替えたら
 第1話
 第2話
 第3話
 第4話
 第5話
 第6話
Broken Hearts
メイドIN JPN
Dreams

テーマ : エッチな同人誌、同人ソフト
ジャンル : アダルト

カリーナの冒険

カリーナの冒険 1


作品紹介引用

謎の魔道師ギャランによって""女""にされたしまったシギリアの王子カリム。
調教、拷問、凌辱……奴隷の魔法印を体に刻まれ女として辱められながら、
屈辱に耐えるカリムの前に現れたのは、かつての家庭教師セリカだった…!!

巨匠・まいなぁぼぉいが剣と魔法が司る世界を舞台に、
数奇な運命に弄ばれる女戦士たちの愛憎を壮大なスケールで描く長編エロティックファンタジー!

書き下ろしイラストほか、著者自ら加筆を施した完全デジタルリマスター版で鮮やかに蘇る!!

■収録作品■
背徳の刻印
追憶の彼方
淫虐の日々
謀略の兆し
凌辱の甘い罠
秘薬の誘い
密戯に溺れて
いにしえの印
刺青の呪縛
暗転


テーマ : エッチな同人誌、同人ソフト
ジャンル : アダルト

改造学園「サイボーグ研究部」

改造学園「サイボーグ研究部」


人から物に変えられてしまう恐怖・・・
変えられた後は、自分の意思は無くなりただひたすら命令に従うのみ・・・

作品内容引用

主人公は部活に誘われ、行った先で見たのは親友の悲惨な姿だった。
主人公は部活動の為に改造手術をされるのであった。
漫画1本でHTML版とPDF版を用意しました。
全ページフルカラーになっております。

似た様な、他の作品

Experimental cyborg girl


作品内容引用

実験用に拉致されサイボーグに改造される少女、犯され改造されていく姿を描いたストーリー。ショートストーリーは学園祭の出展の為にサイボーグに改造される少女の物語とゲスト参加1本有り。

テーマ : エッチな同人誌、同人ソフト
ジャンル : アダルト

SWEETSPOT!V

SWEETSPOT!V


気になっている作品です。

作品内容引用

悪に堕ちたエ○クシルライムに敗れたエ○クシルローズこと樹は、敵のいいなりになってしまい、次々と恥辱行為を強要されてしまう・・
悪堕ちヒロインにいろいろとやられてしまう変身ヒロインが見たくて作成いたしました。さらに魔法戦士シリーズの新世代組のラフ画をまとめたコピー誌”魔法戦士変身○秒前!”と、イベント会場で配布したオマケ4コマ漫画を再録。全38P。

テーマ : エッチな同人誌、同人ソフト
ジャンル : アダルト

あとがき

ジャーナリストの運命・・・これでおしまいです。
いかがだったでしょうか?
感想などございましたら、書いていただけると嬉しいです。

本当なら、この倍以上の量になる予定だったのですが、
書いているうちに、途中の話は他のお話で使う事にして今回は書きませんでした・・・

決して、めんどくさくなったとか、書けなくて後回しし過ぎて、本文の内容と合わなくなってしまった・・・
なんて事ないですよ・・・(汗)

で、次回作ですが・・・
7月以降になると思います・・・

と言うのも、試験勉強をそろそろやらないと、いけなくなる時期なのでして・・・
なので小説に関しては、書き溜めている短いお話を時々アップするぐらいになると思います・・・

と言う事で、
これからも宜しくお願いします。

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (36) 被害者が続出?

「じゃあ~・・・この中でゆっくりと言い夢見てね!一度、カプセルから出て女性器の移植手術するけど、その時起さないから・・・次目が覚めた時は・・・ふふふ・・・」

無邪気な笑みをこぼし、男に言う香多奈・・・

「そ、そんな事・・・や、やめろ~!!やめてくれ・・・た、頼む・・・俺・・・女なんかに・・・」

女になる事を嫌がる男だが・・・

「ふ~ん・・・そうなの・・・じゃあ・・・一度、手術の前に起してあげる・・・それで良いでしょ?じゃっ!入れるね!」

そう言って、ミキは、クレーンのスイッチを押した・・・
ゆっくりと培養液の入ったカプセルの中に入っていく男

「や、やめろ~!!う!!うっ!!うわぁぁぁぁぁ!!!!!」

恐怖で震える男・・・
その姿を見て喜ぶ二人・・・

「ふふふ・・・これから、カプセルの中にいる間、貴方の男としてのプライドも全て・・・ズタズタに切り裂いてあげるわ・・・ふふふ・・・身体を傷つけるよりも、もっと、もっと辛い心の壁もね・・・・ふふふ・・・その壁がなくなってポッカリと大きな穴が開けれたら・・・ふふっ!私達が綺麗に埋めて・・・あ・げ・る!・・・ふふふ!!楽しみね~♪」

ピピピ!!

クレーンが移動し、カプセルの蓋が閉められる位置に移動してきた・・・

「カナ・・・準備が出来たわ・・・」

ミキが準備できた事を香多奈に言うと、

「あっ!はい!お姉さま!それでは、カプセルの蓋を閉じますわ!」

ウ~ウィィィィィ~~~~~
ガチャン・・・
ピュシュ~~~~・・・・

そう言って、カプセル台の下にある装置を操作し、蓋を閉めた・・・
中では、男が顔に呼吸用のマスクを付けられ、そのマスクからゴボゴボと空気が出ていた・・・

「こ、これから・・・何をするんだ???な・・・なんだ・・・こ、この液体・・・」

カプセルの中に入れられた男は、培養液の中で色々なコードやチューブで固定されながらも必死に抵抗している・・・

「ふふふ・・・大丈夫よ!そんなに怖がらなくても・・・さっきも言ったでしょ!!これから貴方は生まれ変われるのよ・・・寝ている間に少しずつ、お勉強してね・・・ふふふ・・・」
「生まれ変わる?勉強?い、嫌だ!!お、女になんか・・・」
「ふふふ・・・もう時間だから・・・じゃあね!お休み!!」

シュルシュルシュル・・・
チクッ!!
チュ~~~~~!

そう言って、カプセル内で固定されている男に注射をする操作をして、新しく増設した、カプセルルームへ、カプセルごと転送した・・・



あれから数ヶ月・・・・

「お昼のニュースです・・・
昨夜・・・衆議院議員の・・・議員が辞職をしました・・・
辞職理由は言っていませんが、中堅議員の話によれば、
昨晩、二人組みの女性が党本部に駆け込み、・・・議員の裏金の証拠を提示し辞職しなければ公開すると脅したそうです・・・
なお、警察は、この二人の行方を調べると共に、再度・・・議員の資金の流れを調べなおすそうです・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

二人は本領を発揮し、研究所の主力諜報員となり、研究所の運営に支障を与えそうな人物を先に見つけては、色々な手段を利用して、芽を摘んでいる・・・
中には、暴言を吐いただけで拘束される者もいるとか・・・

「ふふふ・・・次は誰が来るのかしら・・・」

どんな人物を拘束しようか頭の中で思う浮かべて、楽しそうに笑う香多奈

「なに言ってんのよ!!女人化したい男性を見つけたら、わざと研究所に対して悪い事を言わせる様に仕向けているくせに!!」
「えっ!あ、アレは~・・・アレよ!!アレ・・・・そう!あれ位で研究所の悪い事を言う人は、この研究の事を良い事だとは思っていないからよ!!だから・・・酷くならないうちに・・・ね!!フフフ・・・」

マキの突っ込みにアタフタとして答える香多奈

「ふふっ!まっ良いわ・・・今度はどんな風に虐めようかしらね・・・ふふふ・・・そろそろ研究材料も少なくなって来たみたいだし・・・」
「うふふ・・・早く行きましょ~マキ姉~さん!」
「そうね・・・良い素材を見つけましょうね・・・香多奈・・・」
「はい~♪いったいどんな子が出来るのかしら~♪・・・うふふ・・・楽しみ~♪」

終わり

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (35) 香多奈

数分後・・・

所長に呼ばれ、所長室に行くと・・・

「これ・・・貴女にプレゼント・・・」
「えっ?こ、これを・・・?」
大きな椅子に腰掛けて反対の方を向いている所長が秘書に刀を渡して・・・

「こちらです・・・」
「えっ?こ、これ・・・刀・・・日本刀ですよ・・・」
「ええ・・・そうよ・・・これは貴女が持っている方が似合っているわ・・・それに・・・貴女の名前・・・」
「な、名前・・・?え?わ、私・・・私の名前・・・?」
「ええ・・・分からないわよ・・・ふふふ・・・だから・・・私が名付け親になってあげるわ・・・」
「しょ、所長様が・・・私の・・・名付け親に???」
「ええ・・・そうよ・・・あなたの名前は、香多奈・・・今までの行動を見てて、思ったの・・・貴女には・・・どんな物でも刀の様に斬り裂く能力を持っているわ・・・そして、その斬り込み方が物凄く綺麗なの・・・だから・・・香多奈・・・良いわよね?・・・ふふふ・・・」
「か、香多奈・・・こ、これが・・・私の名前・・・あ、ありがとうございます!!」
「ふふふ・・・香多奈も、これから頑張って頂戴ね!」
「は、はい!!」
「貴女達、二人には物凄く期待しているから・・・」
「あ、ありがとうございます。」
「はい!ありがとうございます。」
「じゃあ、今から・・・これ・・・お願いね!」

そう言って一枚の写真付の用紙を机に置いた・・・

「かしこまりました!!」
「はい!全力で頑張ります!!」

二人とも敬礼をし、部屋を出て行く・・・

「ふふふ・・・お願いね・・・」

彼女達が出て行く姿を確認しながら、笑みをこぼしながら言う所長・・・

そして数時間後・・・

研究所の地下の一室では・・・
早くも、写真の男を捕まえて情報を聞き出していた・・・

「もうこれ以上・・・知っている事は無いみたいね・・・」
「そうですね!じゃあ・・・そろそろ・・・」
「ふふふ・・・そうね・・・」

そう言って彼女達は、ベットに固定された男の身体にベルトを取り付けて、クレーンのワイヤーを引っ掛け、吊るし上げた・・・

「これで良いわね!」
「な、何をする!!」
「ふふふ・・・これから貴方は、あのカプセルに入ってもらうの・・・」
「な、なんだって?カプセル?」
「ええ・・・そして、女性になる為の手術を受けてもらうわ・・・そのための下準備にあのカプセルに・・・ふふふ・・・」
「そ、そんな事・・・や、やっぱり・・・あの噂は・・・本当だったんだ・・・クッ!!こ、こんな事して・・・許されるわけ・・・ないじゃないか!!クッ!!」

暴れる男だが、固定されている為全く抵抗できていない・・・

「も~煩いわね~・・・時間ないから・・・そろそろ・・・入ってもらうわね・・・」

そう言って、マキはクレーンのスイッチを押し男を持ち上げ、移動させて・・・

「カナ・・・そっちに移動するから・・・お願いね!」
「はい!分かりました!」

そう言って、カナ(香多奈のあだ名)は固定されて持ち上げられている男を引っ張ってカプセルルームの方に移動させた・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (34) 女性化完了

あれから何時間なのか?何日経ったのか?分からないが、目が覚めると部屋のベットで寝ていた・・・
そう、刀也はマキの手術によって身体だけ女人化し、研究所の地下にある窓も無い小さな部屋に監禁されていた・・・

毎日の食事はマキが持ってきて・・・
いつも、場がまずそうな顔をして食事を置いていくマキさん・・・

(そ、そりゃ~そうだよな・・・まさか・・・二人とも・・・いや・・・私まで巻き込んでしまったと思っているんだろうな~・・・)

と、思っていた・・・

それから数日、
ここに来て・・・いや身体を女人化手術させられ、もう何日経ったのか・・・
今となっては分からない・・・
今では、気にせずにトイレも行け、着替え用にと置いてある女性用の服も何も考えずに着る事が多くなって来て・・・それに・・・気が付くと女の仕草に、話し方まで・・・

「ああ~・・・ど、どうしよう・・・こ、このまま・・・わ、私・・・どんどん女になってしまうわ・・・えっ?いやっん!!何、言ってるの???わ・・・お、俺・・・ど、どうしたって言うのよ・・・」

そして・・・ついにその日が来た・・・

「うっ!!いてててて・・・・な、何?なんなの・・・初めての痛みだわ・・・」

下腹部がジンジンと痛重い感じがして目が覚めた・・・

いつもより汗を多めに汗をかいていたので、パジャマのズボンを・・・ショーツを脱いで、新しいものをはこうとした時、急にブルブルッ!!と来て・・・

「まっ・・・良いわよね・・・誰もいないし・・・」

そう言って上半身のみ服を着た状態で、慌ててトイレに駆け込んだ・・・
トイレに行き用を済ませ、出ようとすると・・・
股からツーッとした生暖かいものが流れる感じがした・・・

(あれ?何だろう・・・?)

トイレットペーパーで股を拭くと、まっ赤な血が・・・

「えっ!・・・・な、何これ・・・」

コンコン!!ガチャッ!!

「あ、ミキさん・・・あの・・・そ、その・・・こ、これ・・・あ、あたし・・・な、何で?ど、どうなってるの?こ、これ・・・・」

あたふたして、部屋に入ってきたミキに赤く染まったトイレットペーパーを見せた・・・

すると・・・

「ふふふ・・・そう・・・もう来たの・・・おめでとう・・・これで貴女も・・・」
「え?な、何?何の事?おめでとうって?こ、こんなに血が出てるのに・・・?」
「何言ってるのよ?それは生理って言って女性になった証拠なのよ!」
「え?女性?わ、私が?」
「ええ・・・そうよ・・・」
「そ、そうなんだ・・・わ、私・・・お、女に・・・」
「ふふふ・・・どう?生まれ変わった感じは・・・・」
「・・・・な、何だか・・・変・・・と言うか~・・・なんだろう・・・私・・・これからどうして良いのか~・・・」
「ふふっ!そうね・・・もう男だった時の生活には戻れないわね・・・それに・・・もう今まで住んでいた場所にも戻れないわよ・・・」
「は、はい・・・ど、どうしよう・・・」
「ふふふ・・・簡単じゃない・・・」
「えっ?簡単?」
「ええ・・・もう貴女は完全な女になったの・・・しかも、私と同じ様に元男の女性としてね・・・」
「は、はい・・・だから・・・どうすれば・・・」
「・・・ふふふ・・・どうかしら?この研究所で私達と同じ様な人を、もっともっと増やしていかない?」
「え?増やす?私達と同じ人?そ、そんな・・・なんで・・・これ以上苦しむ人を増やすだなんて・・・」
「ええ・・・そうね・・・でも・・・このまま外に出て生活をする事は不可能に近いわ・・・身元照明だって出来ないし・・・まして・・・元男だって言えるかしら?」
「・・・・うっ・・・・は、はい・・・・」
「それに、今この研究所でやっているプロジェクトには、まだ多くの資料が必要なの・・・それに臓器培養や、その移植なんかを研究出来るのよ・・・私達が、今まで助からないと言われていた、苦しんでいる人達を助けられるかもしれないのよ・・・」

目をぎらぎらと輝かせ話すマキ

「は・・・はぁ~・・・で、でも~・・・」
「それにね・・・これだけすばらしい研究をしているのに、今まで私達が色々な詮索をして、邪魔をしたのは事実でしょ?これは罰なのよ・・・分かる?私も初め悩んだわ・・・何度も何度もこの施設から逃げようと思ったわ・・・その都度、ここの所長は脱走として扱わずに、何度も何度も私にここの施設の重要性を教えてくれたわ・・・脱走として取扱われていたら今頃・・・ここにいなかったしね・・・そこまでして下さった方に恩返しもしたくって・・・」
「で、でも・・・研究の犠牲になる人は~・・・」

少し困惑した表情で聞くと、

「ふふふ・・・そうね・・・だから・・・これからもこの研究に参加するのは、この研究所の運営を邪魔する人のみ・・・だから大丈夫よ!」
「そ、そうなんですか~!!分かりました!!・・・私も・・・男だった時は、とんでもない研究所が出来てとんでもない研究だと思ってたけど・・・女にされて・・・この部屋で何度の考えているうちに、初めて分かりました・・・それに・・・もう・・・そうですよね・・・外の世界には戻る事できないし・・・そんな私を雇って生活まで面倒をみてくれるなんて・・・私・・・何考えていたのでしょう・・・これからは・・・この研究所をいいえ・・・所長を命に代えても守らないといけませんね・・・」

満面の笑みで納得した表情で話す・・・

「ええ・・・そうね・・・ふふふ・・・これからもよろしくね・・・」
「はい!こちらこそ、宜しくお願いします!!」

そして、ここに新たに女としての凄腕ペアーが誕生した・・・
二人とも笑顔で、向き合っていると、ミキが下の方に視線を向けて・・・

「ふふふ・・・それよりも、早く着替えてきなさい・・・その格好じゃ~風邪引くわよそれに・・・着替える前に脚・・・拭きなさいね・・・血が垂れてるわよ・・・」
「えっ?あ!!きゃっ!!は、はい~・・・・」

ミキ言われ、下をみて、下に何もはいていない事に気が付き、慌てて部屋の奥に入って行てしまった・・・

「ふふふ・・・これで・・・あの子も私と同じに・・・」

嬉しそうな表情で、持っていたティッシュで床に垂れた血を拭くミキ・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (33) カプセルの中

ゴボッ!!ゴボゴボ・・・・!!

目が覚めた時には、マキの隣の円柱のカプセルの中で呼吸用のマスクを付けられ、培養液の中で浮いていた・・・

(あっ!そ、そっか~・・・やっぱり・・・私・・・女にされたんだ~・・・ふふふ・・・そうよね・・・これが運命だったのかしら・・・)

ゴボゴボ!!ゴボゴボ!!

(な、何考えているの!!ち、違う・・・身体は女になっても心だけは男として・・・いつかきっと助けが・・・)

視線を横に向けると、女性化したマキも一緒にカプセルの中で浮いていた・・・

(ごめんなさい・・・私・・・助けられなかった・・・)

マキを見つめながら、何度も心の中で謝る刀也だった・・・
しかし、そのマキは・・・

(ふふふ・・・これで・・・貴女も完全な女になるのよ・・・後は時間が・・・最後の止めは・・・どうしようかしら・・・)

と、カプセルの培養液の中で、考えているミキだった・・・

・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (32) 逃げる場所は無かった・・・

「は~っ、は~っ、は~っ・・・こ、ここは・・・や、やっと出れたのね・・・」

辺りを見渡すと、研究所の裏側の出口から出たことが分かる・・・

「こ、これから・・・どうすれば・・・」

道を探し歩く・・・

「きゃっ!!」

ドスン!!

「いった~・・・・この靴・・・歩きにくいわ~・・・で、でも・・・これしかなかったし~・・・仕方ないわ・・・」

初めて履いたロングブーツ・・・かかとの部分が高くなっておりバランスがなかなかとれなく、歩くのがぎこちなかった・・・
それでも、必死に山の斜面を恐る恐る降りていく刀也・・・
どれだけ歩いたのか・・・山のふもとの町に出ることが出来た・・・

「さて・・・どうしよう・・・警察はすでに研究所の手が回っている為、連絡すれば身の危険につながるし・・・かと言って、この格好で会社には出社できないし・・・今まで住んでいたアパートも・・・鍵が無いし・・・大家に頼もうにもこの姿じゃ~・・・」

はっと、閃いたのか、腰ポケットに手を当てて・・・

「あれ・な、ない・・・無い・・・無い・・・そ・・・そうよね・・・スカートじゃ~・・・それに・・・財布・・・入っているわけ・・・無いわよね・・・」

何かを購入しようにも、お金の入った財布も無く・・・

「どうかしてお金を稼がないと・・・でも~・・・・」

アルバイトとかで資金を確保しようにも・・・身分を証明できるものが無く・・・何処にも行く当てが無く、公園や橋の下で数日間過ごす事に。

「す、すいません・・・話を聞いて下さい・・・話を・・・」

ザワザワザワ・・・・

「実は・・・あ、あたし・・・あの研究所で・・・こんな身体にされたんです・・・あたし・・・男なんです・・・でも・・・・」
「なにあれ~・・・頭おかしいんじゃない~」
「目あわさない方がいいわよ~」

思い切って、手当たりしだいの人に研究所で行われていた事を知ってもらうため自分自身に起きた事を公園で言い始めた・・・しかし、その事を聞いて誰も信用しなかった・・・
それよりも、誰もが軽蔑するかのような視線で見て、近寄って話を聞いてもらおうとすると

「・・・お前・・・男だったんだろ?そんな格好して・・・恥かしくないのか?」
「ち、違うの・・・こ、これは・・・強制的に・・・あたしが望んでしたわけじゃ~・・・」
「はぁ~?あたしって・・・話し方もおかしいじゃないか?性転換手術して思っていたよりも社会が認めてくれなかったからこうやって言っているだけだろ?」
「ち、違うの・・・む、胸だけなの・・・証拠なら・・・ほ、ほら・・・見てよ・・・ねぇ、もっと詳しい事言うから・・・話を聞いて!」

そう言うと、来ているスカートを捲り上げて、ショーツを下げて・・・

「うわ!!やめろ!!見せるな!!気持ち悪い!!誰がそんなもん見せろって言った!!ちっ!!最悪!!邪魔だ!!邪魔だ!!どけよ!!頭のおかしいお前の話を聞いている暇なんてねえんだよ!」

ドン!!

「きゃっ!!」

そう言って、彼女を突き飛ばして行ってしまった・・・
誰も見て見ぬ振りして素通りしていく人々・・・
その時、彼女の心の中で、ふっと黒い小さな火が点いた・・・

(フフフ・・・そ、そうよね・・・こんな姿して・・・胸だって・・・誰が信用するのかしら・・・それに・・・・・・・)

少し間をおいて・・・急に目の輝きを失い・・・

(何で私がこんな目に会わないといけないのよ・・・許せない・・・許せない・・・そうよ・・・この国から男がいなくなればいいのよ・・・そうすれば、あんなやつもいなくなるし・・・ふふっ、私だって苦しむ事なんてないじゃない・・・私と同じ移植手術をさせて・・・ふふふ・・・)

公園のベンチに一人座って、ぼーっと遠い視線で口元だけが、にやっとして・・・

(えっ!!わ、私・・・何考えているの・・・そ、そんな事・・・絶対にしてはいけないのに・・・あの施設を恨むのなら分かるけど・・・何であんな事を・・・いけないわ・・・)

ふと我に帰り、頭を左右に振って変な考えを辞めようとしていると、目の前に人影が出来、視線を上げると警察に変装した研究員が来て・・・

「だ、誰?誰よ?」

バチバチバチ!!

ドサッ!!

首にスタンガンを当てられて、力が入らなくなって・・・
そのまま取り押さえられて、また研究所に連行されてしまった・・・

そして、最後の工程として人工子宮に卵巣・・・の移植手術をする為、培養液の入ったカプセルに入れられた・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (31) 手の中で踊る刀也

見つからない様に柱の陰に隠れながら逃げる刀也・・・
しかし、その様子は全て隠しカメラによって監視されていた・・・

「地下A棟のドアロック解除!」
「解除了解!」

監視の警備員が刀也の行く先々のドアのロックや、警備システムを解除している・・・
そんな事にも気がつかず、運が良いと思い逃げる刀也・・・

カツカツカツ・・・・カツカツカツ・・・・カツカツカツ・・・・

廊下を歩く度に足音が響く・・・

「こんなに歩きにくいとは思わなかったわ・・・」

ロングブーツのヒール部分を見て呟く刀也だった・・・

・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・

一方、警備室のモニタールームでは、その様子をモニターで見ている女性がいた・・・

「ふふふ・・・言った通りね・・・」

椅子に腰掛けている所長が冷たい表情で言う・・・

「はい・・・彼・・・いいえ・・・彼女は必ず助けを求め、ここから逃げますわ・・・」

自身ありげに言う女性・・・

「そう・・・でも・・・何故分かるのかしら?」

彼女の自身が伝わったのか、少し不思議そうな顔をして聞くと・・・

「くすくす!それはもう・・・あの子とは、長い付き合いですから・・・」

手の甲で、口を隠すようにして笑い楽しそうに言った・・・

「そう・・・でも、万が一って事もあるから・・・外に出たら捕まえて・・・」

横にいる部下に命令する所長・・・

「そんな事をする必要は、ありませんわ!!誰にも助けを求める事が出来ずに、彼女も必ず生まれ変わります・・・私と同じ様に・・・ふふふ・・・待っててね・・・刀也・・・私が、ここの施設で行っている事の素晴らしさ・・・教えてあげるから・・・ふふふ・・・貴女は実際に外に出て経験してきなさい・・・厳しさをね・・・」

この先どの様な事が起きるのか知っている表情で、刀也の逃げる様子を見て微笑している彼女だった・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (30) 半女人化

「う、うう・・・はっ!!」

身体の感覚がおかしく、驚いて目を覚ますと、ふわふわベットの上で裸のまま寝かされていた・・・

「こ、ここは・・・どこ?何処なの?・・・あ・・・あたし・・・」

右手の人差し指を唇に当て、ベットの回りを見渡し、部屋の中の確認すると・・・・
可愛い人形が飾られて、カーテン等も可愛く飾られた小さな部屋に、明り取りの窓が一つあった・・・・

「ここって・・・何処なの?あたしは何でここにいるの?あ・・・えっ?あっ!!」

ふと、捕まって手術を受けさせられた映像が脳裏に流れ・・・

「はっ!!も、もしかして・・・・」

慌てて身体を触り確認する・・・
胸は案の定・・・柔らかな膨らみがあり・・・力を入れて揉めば揉むほど変な感じが・・・

「あっ!!あっん!!あ、あああん~・・・・・・な、なんで・・・何なの・・・この感じ・・・と、止まらない・・・あっ!あっん!!あ・・・・・そ、そうだ・・・も、もしかして・・・あそこも・・・?」

そう言って片手を股の部分に当てると・・・

「あ、ある・・・よ、良かった~・・・よ・・・え?な・・・何?・・・こ、これって・・・」

よく確認してみると・・・

「や、やっぱり・・・やっぱり・・・無い・・・無いんだ・・・夢じゃないんだ・・・夢じゃ~・・・」

竿は残されていたが、無残にも・・・袋の部分は綺麗に取られて・・・

「な、何で・・・何でよ・・・こ、これじゃ~・・・あ・・・ああああ・・・」

身体の変化を知って、ショックのあまり涙がポロリ、ポロリと頬を流れて・・・

少しして、泣き止んで

「で・・・でも・・・あ、あたし・・・ここにいたら・・・そ、そうだわ・・・逃げられれば・・・ここの悪事を・・・公表できるかも・・・そうすればここの施設は閉鎖されて・・・マキさんも助けられるかも・・・」

ベットから立ち上がり、部屋の中にあるクローゼットを調べると、下着に服・・・それにブーツまでが用意されていた・・・

「こ・・・これって・・・や、やっぱり・・・女性用・・・よね・・・で、でも・・・仕方ないわよね・・・裸で街を歩き回れないし・・・」

仕方なく、クローゼットの中にある衣服を選び着始める・・・

「ふふっ・・・でも・・・この方が可愛いかも・・・・?えっ?な、何、言ってるんだ!!そ、そんな事・・・どうだっていいじゃないか!!着られれば・・・なんだって・・・」

着る衣服を選んでいると、時々なぜが可愛い服を来た自分の姿を思い浮かべ嬉しくなる自分がいた・・・そして、また我に返り・・・それを何度も繰り返し、着替えを済ませた・・・

「な、何だか変な感じ・・・ブ、ブラジャーって胸が締め付けられると思っていたけど・・・逆に、これ着けると胸が揺れないから・・・意外と動きやすいんだ~・・・ふふふ・・・やっぱり・・・さっきのより・・・こっちのヒラヒラの付いた方が良いかしら・・・」

何だかんだと言いながら鏡に映った姿を楽しむ刀也だった・・・

「はっ!!駄目だ!駄目だ!!・・・こんな事・・・している暇はないだった・・・ごめん・・・マキさん・・・必ず仇取るから・・・今は助けられないけど・・・もう少し待っていてくれ・・・」

そう言って、部屋を出て出口を探した・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (29) つけられた乳房

ピチャッ!!・・・ピチャッ!!・・・

「くっ!!こ、こんなの・・・こんなの・・・ある訳・・・無いじゃないか・・・ある訳・・・」

涙目になって現実を受け入れないように言い聞かせる刀也だったが・・・

「フフフ・・・これでもう・・・ずれる事はないわね・・・後は毛細血管に神経と・・・白い乳房が段々と血の通った肌色になって来るわよ!!くすっ!!実際に目の前で見られるなんて貴女は幸せ者ね・・・」

刀也の細胞から培養された乳房を胸に貼り付け、ずれ落ちない様に両手で支えて、微笑みうれしそうに言う瞳・・・

「そ、そんな・・・そんな事・・・ある訳・・・ある訳無い・・・・・」

目に涙を溜め、遠い視線で天井を見ながら現実を受け入れられない、刀也・・・

そして、数分後・・・
瞳の手が胸から離れるのが分かった・・・
そして、青白かった乳房の色が、血が通い、温かみをおびた色になって・・・
しばらくすると、神経が繋がり始めたのか・・・胸の辺りがピリピリとして・・・
気持ち皮膚が突っ張る感じがし始めて・・・

「くっ!!ふっ・・・あ・・・あっ!!くふっ!!」

胸が今までに感じた事の無い感覚が襲い、モジモジとしていると、白衣を着た女がその様子に気が付いて、微笑みながら、

「ふふふ・・・どうかしら~・・・今頃、貴女の乳房となって新しい感覚でどうしていいのか分からなくて?・・・でも・・・そろそろその、ピリピリ感も無くなって来るわよ・・・
このピリピリ感はね~・・・貴女の体に、この乳房が同化してきた証拠なの・・・フフフ・・・
だから、ほら・・・さっきまで血の通っていない青白かった大きな乳房が、今では貴女の皮膚と同じ色になってきたでしょ~フフッ!!・・・もうそろそろ良い頃ね・・・試してみようかしら・・・」

そう言い両手を胸に当て、軽く揉みはじめた・・・

モニュッ!!モニュッ!!

最初の内は、痺れていて触った感覚が微かに感じられただけだったが・・・
次第に、痺れが無くなって・・・

「うっ!!うふっ!!うはっ!!はあん!はん!!ああ・・・・あはん!!はあああああん!!!!」

部屋中に黄色い甘い声が響き渡った・・・

「普通の女の子でもCカップぐらいなのに・・・何?この大きさ・・・E?Fカップぐらいは、あるんじゃないかしら~・・・フフフ・・・こんな大きなおっぱいだったらブラジャーしないと身動きが大変よ~・・・男のくせに・・・ブラを・・・男性用で無く・・・女性用の・・・しかも・・・こんなに大きい胸を収める・・・フフフ・・・ほら~」

サイズぴったりの黒の刺繍の入ったピンク色のブラジャーを手に持って笑う瞳・・・

「さあ・・・私が付けてあげるわ・・・」

そう言って、背中に通したラジャーを、片方ずつ乳房をカップに納め、前のホックで止めた・・・

「くっ!くそっ!!こ、こんな事・・・こんな事・・・されたって・・・お、俺は・・・俺は・・・男だ!!お、女なんかに・・・女なんかになるものか!!」

「はぁ~?何言ってんの~?だったら・・・何~?こんな大きなおっぱいして・・・しかもブラジャーまで・・・しちゃって・・・それに、さっきなんて何?あの声・・・黄色い甘い声まで出しちゃって・・・そんな身体してるんなら・・・もう立派な女の子よ・・・クスクス・・・上が完成したから・・・ついでに下も上と一緒に合わせましょう・・・」

そう言って、両足を固定しているアームを左右に広げて、股の部分にメスを入れるマーカーを入れ始めた・・・

「だ、誰が・・・誰が・・・こんな格好に・・・い・・・嫌だ!!お、俺は・・・女に・・・女になって・・・たまるか!!や・・・やめろ!!こ、こんなこと・・・・」

大声で、必死になって抵抗する刀也・・・

「あっそ~・・・なら良いわ・・・せっかくお知り合いサービスとして意識がはっきりしている時に、女性器の移植がされている感覚を感じてもらおうと思ったのに~・・・まっ!いいわ・・・もう少し後で・・・フフフ・・・」

不敵な笑みを残し、消火器の様な物を片手でもって、目の前にホースを向けて、一気にガスを吹き掛けられ・・・・

ブシュュュ~~~~~~~!!

「うっ!な、なに・・・・を・・・・」

目の前が真っ白になったのを最後に、そのまま深い眠りに入り・・・意識を失った・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (28) 移植

頭に激痛を感じ、気を失ってから数分か・・・それとも数時間か・・・
薄っすらと意識が戻り始め・・・

「う、ううう・・・・」
「ふふふ・・・気が付いたかしら?」
「な、何で・・・君が・・・こ、ここに・・・」
「ふふふ・・・ステキでしょ~ここの施設・・・私知らなかったのよ・・・この研究所のすばらしさを・・・私のしていた事が間違っていた事も・・・」
「な、何を言っているんだ!!君のお兄さんは、この研究所の為に犠牲になった・・・」
「ええ・・・でも、犠牲ではないの・・・それに・・・私・・・昔から兄でなく姉が欲しかったのよ・・・」
「な・・・ま、まさか・・・」
「ええ・・・そうよ・・・その、ま・さ・か・・・うふふ・・・この前会った時には物凄く驚いた表情で私を見ていたわ・・・やめてくれって・・・そんなに嫌がること無いのにね・・・」
「もしかして・・・君が・・・お兄さんを・・・」
「ええ・・・そうよ・・・もう立派な・・・何処に出しても恥かしくない姉に生まれ変わったわ・・・ふふふ・・・」
「そ、そんな・・・バカな・・・」
「ふふっ・・・時間も無いようだから・・・貴方も私達・・・姉妹が新しく生まれ変わらせてあげるわ・・・貴方が尊敬している上司の様に・・・ね・・・」
「そ、そんな事は・・・くっ!!は、離せ!!」

ベットに固定されているベルトを取ろうと必死に抵抗するが・・・

「くすっ!!貴方の上司も同じ様な行動をしてたわ・・・今は順調に可愛くなっているけどね・・・」
「くっそ!!・・・や、やっぱり・・・あれが・・・・」
「ふふふ・・・そうよ・・・ほ~ら~・・・これを見て・・・」

そう言って、ステンレスの台車を、ベットの近くまで持ってきて、その上の置いてあるステンレスのトレーを持ち上げ箱を開けると、モヤモヤと白い煙みたいな物が、溢れだし床に落ちて・・・
その箱を持ちあげて、斜めに傾け中身を見せる。

中には、大きく膨らんだ女性の乳房みたいな物が入っていて・・・

「ふふふ・・・喜んで・・・この乳房・・・貴方専用で特別に作ってあげたのよ・・・
本来は、量産培養で同じ物なんだけど・・・貴方達には特別にって・・・所長が・・・ね・・・ふふふ・・・さあ~て・・・早速・・・移植しましょうかしら~・・・」
「と、特別・・・?そ、そんな物・・・お、俺は・・・ひ、必要ない・・・い、移植は・・・い、嫌だ・・・や、やめろ・・・やめろ・・・」

必死に抵抗する刀也だが、手術台に固定され身動きが出来なかった・・・

「ふふふ・・さてと・・・まずは、この液で皮膚と神経の一部を溶かしましょうね・・・フフフ・・・」

そう言い、白衣を着た彼女はビンに筆をいれ、液をたっぷりと含ませて胸に塗り始めた・・・

「くっ!!や、やめてくれ・・・そ、そんなもの・・・じ、実際に出来る訳・・・ないだろ・・・や、やめろ・・・そ、そんな脅しで・・・・」

刀也が必死に言葉で抵抗しているが、全く聞こえない振りをして、胸に何度も何度も液を塗っている・・・

「くすっ!!これで良いわね・・・さあ・・・移植を始めましょうね・・・信じられないのなら・・・貴方自身で体験すればいいわ・・・」

そう言って、ステンレスのトレーに入っていた血の通っていない真っ白な乳房を、片胸ずつ位置を決めて貼り付け始めた・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (27) 罠とは知らずに・・・

女性器を移植された男性の一部は、女性として海外ネットワークを通じて高値で売買されていると言う研究結果も非公式だがある機関から出されている・・・

(早く助けないと・・・マキさんに・・・彼女のお兄さんも・・・)

宅配業者に返送して研究所に近づき、裏口に回る・・・

カチャリ・・・・

言われたとおり裏口の扉は開いていた・・・

「瞳さんが言った通りだ・・・開いている・・・ここから入って・・・あのエレベーターか・・・」

ギィィィィィ~~~~
ガチャン!!
カチャッ!!

そのまま扉のロックがされた事を気が付かずに言われたエレベーターに乗って、地下の研究ルームまで難無く辿り着いた・・・

「おかしい・・・誰もいないのか?それとも・・・瞳さんが・・・なんらかの操作を・・・」

不思議に思いながら、扉が開いていた部屋に入ると・・・

「こ、これは・・・」

大きな円柱の水槽に、裸の女性がマスクやチューブを付けて浮いていた・・・
横には、心拍数や血圧等が分かるモニターがあって、机には何かのレポートが・・・

読んでみると・・・

男性を強制女人化をするには・・・
染色体を変える
遺伝子を変える
女性ホルモンを大量投与する
しかし、基本的な子宮など思考まで女性化は難しい・・・
そこで、乳房や、骨盤、子宮を移植し、
その後に女性ホルモンを投薬、又は、遺伝子、染色体を変えられる何かを・・・
脳内に微弱な電波を与え女性ホルモンを脳に直接吸収・・・・
現在この研体にて調査中・・・
目を覚ます頃には、新しい記憶に変わり女性として・・・

「な・・・なんだ・・・なんなんだ・・・・こ、これは・・・こ、これは・・・スクープだ・・・これを公に公表すれば・・・この施設は・・・」

小型カメラを出して資料を写す・・・

パシャッ!!パシャッ!!

水槽の女性や人工乳房に子宮・・・それに骨盤・・・

「これをだけの証拠を公にすればこの研究は確実に・・・・」

バシャー・・・

机にぶつかり資料が落ちた・・・
慌てて、拾い集めていると、その資料の中に一枚の写真を見つけた・・・

[研体A-7・・・・ジャーナリスト・・・真樹夫・・・抵抗するも移植は順調・・・]

「真樹夫・・・?う・・・うそだろ・・・・そ、そんな事・・・マキさんに限って・・・」

水槽の女性を見て、また写真を見直す・・・・

「そ、そんな・・・こ、こんな事って・・・う、嘘だ・・・嘘だろ・・・」

慌てて、資料用紙を見ると真樹夫の写真が・・・
手術ベットの上で固定される写真から・・・
移植手術時の写真まで・・・
そして、今の姿の写真が・・・・

「そ・・・そんな・・・ま、間に合わなかったのか・・・な・・・なんで・・・何でだ・・・」

動揺し、身体を震わせて・・・
足を引きずる様に、後ろに下がると・・・

ドン!

「えっ?」

生暖かく柔らかい壁?いや・・・何かにぶつかった・・・

「ふふふ・・・お久し振りね・・・」

振り向くと、見慣れた女性が研究所の白衣を着て・・・・

「き、君は・・・な、何でここに・・・・そ、それに・・・その白衣・・・ここは・・・研究者しか入れないんじゃ~・・・・」

と、話そうとした時、後ろから誰かが近寄って・・・急に頭に重い衝撃が!!

ガツン!!

「うぐっ!!な、なぜ・・・な・ん・・・だ・・・・」

ドサッ!

「ふふふ・・・だって・・・貴方をここに呼び込むように仕向ける作戦を考えたのは・・・私なんですから・・・クスクス・・・これから貴方も生まれ変わるのよ・・・尊敬している先輩の様に・・・ね!ふふっ、あはっ!あははははははははははははははは!!!!!」

倒れた刀也に話しかけ、大笑いする瞳だった・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (26) マキさんの行方

(あれから、マキさんからの連絡は無かった・・・電話をするも、繋がらなく・・・
いったい何処にいるんだろうか・・・)
あの日の連絡を最後に、マキさんの消息は分からなくなってしまった・・・
警察にも届け出るものの、捜索している様子は見られなかった・・・

(マキさんは今、何処で何をしているのだろう・・・)

そして、数週間後のある日・・・

リリリ~ン♪~・・・リリリ~ン♪~

「マキさんか?ん?瞳さん?何だろう・・・」

電話に出ると・・・

「もしもし・・・」
「あ、あの~・・・」

物凄く申し訳なさそうに話す瞳・・・

「どうしたの?何か分かったの?」
「ええ・・・実は・・・・分かれてから、研究所に潜入する為にパート従業員として働いているの・・・」
「え?なんだって?」

まさか、瞳があの研究所の中で働いているとは思いもよらなかった・・・

「も、もしかして・・・マキさん・・・あ!真樹夫さんの事・・・」

慌てて瞳に真樹夫の事を聞こうとする・・・

「ええ・・・実は、数日前に、真樹夫さんを見かけたんです・・・」

瞳が、マキさんを見たという話を聞く・・・

「え?や、やっぱり・・・マキさんは・・・ど、どこで?」
「研究所の中で・・・私・・・道に迷っていたら・・・立ち入り禁止区域に入ってしまって・・・そこで、ぐったりとしたマキさんを数人の警備員と研究員が連れて行くのを見かけて、エレベーターに入ったの・・・」
「じゃあ・・・マキさんは・・・連れさらわれた・・・?」
「多分・・・そうだと思うわ・・・はっきりと見たわけじゃあないですけど・・・」
「そ、それで・・・今何処に・・・?」

メモをする為慌てて近くにあった紙を探して・・・

「あの感じだと・・・行き先も、多分・・・培養室・・・」
「培養室?わ、分かった・・・じゃあ、準備してから・・・研究所に・・・そうだな~・・・一週間後に・・・それなら・・・武装して数十人の助っ人も呼べるし・・・」
「で・・・でも・・・早くしないと・・・手遅れに・・・明後日には女性器の培養が完了するみたいだから・・・その日に移植されるみたいよ・・・」
「そ、そんな~・・・じゃあ・・・直ぐに・・・」
「ええ・・・私も研究所の中から出来る限りの援護しますから・・・」
「分かった・・・」
「あ、研究所の裏の出入り口・・・開けておきますから・・・そこから入って下さい・・・後は・・・入って右のエレベーターで下に降りれるように操作しますから・・・」
「あ、ありがとう・・・でも・・・君は大丈夫なの?」
「ええ・・・大丈夫です!兄もきっとその部屋に監禁されていると思いますから・・・お願いします・・・」
「ああ・・・・」

ピッ!!

そう言って、電話を切った。

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (25) まさか・・・

しかし・・・

結局、パニックになり、冷静さを失い・・・後を追っていた警備員に見つかり、逃げるタイミングを失ってしまい・・・四方から囲まれ・・・追い詰められ・・・部屋に立て篭もっていた・・・
しかし、各部屋には監視用のカメラが設置されており、その内部の様子を廊下で待機している警備員達はモニターで確認していた・・・

「ふふふ・・・この様子だと・・・そろそろ良い頃かしらね・・・」

ピシュ~・・・・

「もう降参しなさいよ~・・・これだけ追い詰められたんだから~・・・ね・・・も無駄だって事・・・分かるでしょ~?」

数人の警備員が部屋の中に入って銃を構えて警備隊長が言う・・・

「くそっ!!こうなったら・・・あいつだけでも・・・」

そう言って、携帯電話を取り出し・・・

ピピピ・・・

プルルル・・・プルルル・・・プルルル・・・

(おい!早く出ろ!!早く!!)

「はい・・・ もしもし・・・どうしたんですか?こんな時間に・・・・」

寝ぼけながら電話に出る刀也・・・

「もしもし・・・・もしもし・・!ちっ!!電波が悪いのか???」
「マキさん?マキさん?どうしたんですか・・・?」
「・・・・・・・・刀也(とうや)・・・・・今俺が扱っている事件・・・あれはもう忘れろ・・・」
「へ?・・・事件???・・・忘れろって・・・?」
「ああ・・・ここまで規模が大きいとは思わなかった・・・うかつだった・・・」
「規模が大きい?うかつ?いったい何言ってんですか?事件って・・・あの研究所の調査で・・・え~っと・・・・」
「やはり・・・俺の見込んだ通りだった・・・この研究所で人体実験は行なわれていた・・・そして・・・今その証拠を見つけた・・・だが・・・・・・・・」

ピシュ~!!

裏口の扉が開き、警備員が隠れていた真樹夫を確認した・・・

「おい!いたぞ!!こっちだ!!」

数人の警備員を引き連れ部屋の中に入ってくる・・・

「そこに隠れているのは分かっている!!早く出て来い!」

警備員達が真樹夫を見つけ前と後ろから追い詰めて寄ってくる・・・

「マキさん!!いったいどうしたんですか?もしかして・・・見つかった・・・?だ、大丈夫なんですか?」
「ああ・・・多分・・・今は・・・な・・・。刀也!!・・・これだけは忘れるな!この研究所には手をだすな!それに、俺がいなくなっても復讐をしようなんて無茶はするな!!いいな!!」
「え?手を出すな?いなくなる?復讐?な、何の事です?」
「おい!見つけたぞ!手こすらせやがって・・・・・・・・・携帯で・・・・」

警備員が真樹夫の背後から、持っていた携帯電話を奪おうとした・・・
しかし、それよりも前に真樹夫は自ら携帯電話を床に捨て、自分の足で踏み壊し始めた・・・

ガチャッツ!!バシッ!!バシッ!!バシッ!!バシッ!!バシッ!!バシッ!!

「ふっ!こ、これで・・・通話記録も調べられないだろ・・・」
「あら・・・それは困ったわね・・・でも、別に良いのよ・・・ね、そうでしょ?」

と、警備員は後ろの柱の影に隠れている者に話しかけた・・・

「ええ・・・もう・・・・・誰に連絡を入れたかは分かってるし・・・ふふふ・・・」

影から現われたのは・・・

「そ、そんな・・・そんなバカな・・・な、なんで・・・き、君が・・・」
「ふふふ・・・そんなに驚かなくても・・・良いじゃない・・・うふふっ」

冷たい表情で笑いゆっくりと歩いて真樹夫に近寄って行く瞳・・・

バチバチッ!!

後ろから電気の弾ける音がしたかと思うと、首筋が痛み出し・・・・

「うぐっ!!」

ドサッ!!

そのまま意識を失った・・・

「ふふふ・・・瞳・・・これでいいでしょ・・・」
「ええ・・・最高よ・・・お姉ちゃん・・・ふふふ・・・何で私達が生きているのか・・・教えてあげましょうか・・・実はね・・・」

回想シーンみたいに映像が浮かび上がり・・・

真樹夫が走り去って行くのを薄目を開けて確認した瞳と章子・・・
むくっと、起き上がり・・・

「うわ~・・・なに~この甘さ~カロリーってどれ位あるのかしら~?折角・・・ダイエットしているのに~・・・・あ!!ふ、服に~・・・あ~あ~・・・この服・・・お気に入りだったのに~・・・」

服を見て、嘆く瞳・・・

「もうベトベト・・・・早くシャワー浴びたいわ~」
「ぷぷぷ・・・おねえちゃん!なにそれ~・・・そんな場所・・・おかしいでしょ~首に当たるなんて~・・・」
「そんな事無いわよ~!流れ弾に・・・って・・・・そ、それに・・・聞いてないわよ~血を吐くなんて・・・お姉ちゃん驚いちゃったじゃないの~・・・・」

瞳に笑われた事で、顔を赤くし章子が言う・・・・

「ってな事だったのよ・・・ふふふ・・・ねえ・・・聞いてる?ねえってば!!」
「何一人ではなしているの?さっき私がスタンガンで気絶させたじゃない・・・」
「あ・・・そうだった・・・まっ!いっか~・・・どうせ、次に目を覚ます時にはこの中で起きた事は、何も覚えていないでしょうし・・・」

姉妹が、そう話しているうちに警備員達は撤収し、回収部隊が真樹夫を新しく出来た培養室に運んでいった・・・

・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・

数日後・・・
培養室では・・・

コポコポ・・・コポコポ・・・
ゴボッ!!ゴボゴボ!!

そして・・・気が付くとカプセルに入れられ培養液の中で、マスクを付けて浮いていた・・・
慌てて身体を確認するが、すでに・・・

ゴボゴボゴボゴボゴボゴボ!!!!!
ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ!!!!!

[う・・・・うそ・・・な・・・何よこれ・・・・え?な・・・何よ・・・え?な、何で?なんで・・・話し方が・・・そ、そんな・・・ま、まさか・・・わ・・・わ・・・わ・・・え?わた・・・え?私・・・・]

女人化した身体を見てパニックを起す真樹夫・・・
次第に、思考まで女人化させられるとは・・・この時思いもよらなかった・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (24) 待ち伏せ

「うっ!!」

急に目の前が明るくなり・・・両腕で光をさえぎると・・・・
その部屋には、警備員達が横隊し、片膝を床につけて、小銃を構えていた・・・

「くっ!!ま・・・まさか・・・な・・・・」

警備体長らしき人物が片手を挙げると、一斉に全員の人差し指が安全装置を解除し、小銃の引き金にかかり・・・・

「くそっ!!ここまでか・・・ん?」

両手を挙げ諦めようとした時・・・先程入ってきた入り口の隣にもう一つの扉を見つけた・・・

「き・・・君達・・・・!!」

よく見ると、一緒に逃げていた二人がその扉から手を振り読んでいた・・・

「ま、まだ・・・行ける!!」

カツッ!!コロコロコロコロ・・・・・・

ズボンに隠し持っていた閃光弾を落とし・・・

小銃を構えている警備員達の方に転がした・・・・

シュッパッ!!!!

パパパーン、パパパーン・・・・・

一瞬、辺りが明るくなり警備員達がひるんだ隙にその扉へ駆け込んだ・・・

「す、すまない・・・君たちがいたから・・・お・・・・おい・・・」

扉を閉めて二人に礼を言おうと振り向くと・・・・

「だ・・・大丈夫・・・です・・・ごぼっ・・・・げぼっ!!」

瞳の口から大量の血が・・・隣の章は・・・・

「・・・・・・」
「お・・・おい!!だ、大丈夫か!!お、おい!!目を開けろ!!め、目を!!」

揺すっても何の反応も無かった・・・・
そう・・・あの逃げる時に、数発撃たれた弾が瞳と章に命中した・・・
章は胸に・・・
瞳は・・・首と腹に・・・
どう見ても、助かりようの無い致命傷だった・・・

「お・・・俺は・・・・お・・・・」

自分が起した惨劇にパニックになる真樹夫の手を握る瞳・・・

「に、逃げて・・・私達は・・・もう・・・そ、それに・・・こう言う運命だったの・・・だ、だから・・・ごぼっ!!お・・・おねがい・・・げぼっ!!に・・にげ・・・・」

最後の言葉を言い切る前に力尽きた・・・

「す・・・すまない・・・お・・・俺が・・・こ・・・こんなんだから・・・・」

涙を流し逃げる真樹夫・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (23) 籠の中で逃げ回る

ピシュ~・・・・

カツカツカツ!!

調整ルームを出ると、数人の警備員がこちらに走ってくる足音が聞こえてきた・・・

「チッ!こ、こちだ!!」

PDAで地図を確認し先導する真樹夫・・・

「こっちの廊下を・・・そして・・・この角に隠れていれば・・・」

そう言い、腰をかがめ隠れていると・・・

「フフフ・・・そこにいるのは・・・分かっているわ・・・撃たれたくないのなら・・・出てくることね・・・」

拳銃を構えて歩いてくる警備員・・・

「くっ!!駄目か!!なら・・・」

ピシュ~・・・

すぐ横にあるドアを開けて部屋に入る・・・

「こっちだ!!」

部屋に入るなり、すぐ、机の上に上がって通風孔のパネルを取り外す真樹夫・・・
瞳をあげて・・・そして、女人化した章を・・・そして・・・上る前に他の換気口のパネルを数箇所外して、先程の通風孔に上り、パネルを元に戻す真樹夫・・・

「さあ・・・こっちに・・・」

ズズズーーーーズズズーーー・・・・・

ゆっくりと最小限の音で天井を這って逃げる・・・
そして、ある休息室に出て・・・

「ここなら・・・大丈夫だ・・・すこし・・・休んで・・・」

3人が腰を下ろそうとした時・・・休息室の戸が開き・・・

「ふふふ・・・何処に逃げても・・・同じ事よ・・・観念しなさい・・・」

と、警備員数名が入ってきた・・・

「くっ!!」

ドシッ!!ドシッ!!ドシッ!!

警備員達が銃を構える前に、真樹夫は突進して彼女達を気絶させた・・・

「な、なぜ???逃げるところが分かる?何故だ!!」

逃げても、逃げても・・・隠れても、隠れても見つかってしまう・・・

「あ!!・・・あの~・・・こ、これ・・・もしかして・・・」

章がポケットに入っていた小型の発信機を見つけて取り出す・・・

「そ、そうか・・・これで・・・」
「ご、ごめんなさい・・・わ、私・・・・気がつかなくて・・・・」

目をウルウルさせて謝る章・・・

「いや・・・君のせいじゃない・・・それに・・・これさえなくなれば・・・逃げ切れる!!ありがとう・・・」
「そ、それじゃあ・・・・これさえなければ・・・」

手に持っていた発信機を床に投げつけて、踏みつけて壊す・・・

「ふふっ!!これで良いのね?」

(もう少し人を疑う事を知った方が良いわよ・・・ふふふ・・・後でみっちり、身体に記憶させてあげるわ・・・)

少し微笑み真樹夫を見る章・・・
男だと分かっていても、照れてしまう真樹夫だった・・・
それから、部屋を出て逃げる・・・
しかし・・・
上に行こうとするが・・・エレベーターどころか階段も非常扉やシャッターが閉まり行き止まりになっていた・・・・

「くっ!!こ、これじゃあ・・・ど、どうすれば・・・・」

うなだれて落ち込む真樹夫

(ふふふ・・・そろそろいい頃ね・・・)

真樹夫の後ろでニヤリと笑って話し始める瞳・・・

「そ、そう言えば・・・・確か・・・あの後・・・聞いた話なんですが・・・地下道があって・・・その地下道・・・地上に繋がっているとか・・・そこから逃げれば・・・」

怖がる振りをして、言った・・・

「しかし・・・そこも・・・こうやって閉じられていたら・・・それに・・・警備員の人数も・・・」

反論する真樹夫

「大丈夫と思います!!だって・・・私達は上に逃げようと各階を上がってきました・・・それに・・・警備員だって上に上がって来ているみたいですし・・・先程までいた場所に戻ってくるなんて・・・思わないと思いますし・・・・」
「そ・・・・それも・・・・そうだな・・・・わ、分かった・・・なら・・・地下道から逃げよう!!」

そうして、瞳の先導で地下に下がって行き・・・・

(フフフ・・・・後は・・・・あの部屋に入れれば・・・・)

真樹夫の背中を見つめ口をニヤッとさせて微笑む章だった・・・

地下に戻り、奥の奥に入り込んで・・・

「あそこよ・・・あの扉の向こうに・・・・」

一つの扉を開けて・・・

ギィィィィィィ~~~~~~~~

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (22) 逃げられない逃走

ピシュ~!!!

部屋の扉が開き誰かが入って来た・・・

「お、お兄ちゃん?お兄ちゃん?」

そう瞳が部屋に入って来た・・・
そして、泣き崩れている女性を見かけ・・・

「え?・・・・も・・・・もしかして・・・え?」

言葉を詰まらせる瞳・・・

「す・・・すまない・・・」

言葉に困り、ボソッと謝る真樹夫だった・・・

「そ、そんなの・・・そんなのって・・・お・・・お兄ちゃん?」
「う・・・ううううう・・・・・ううううううううう・・・・」

目に涙を溜めて聞く瞳・・・
身体を丸め鳴き続ける兄・・・

少しして・・・

ピーピーピー!!

装置から音が鳴り始めた!!

「いけない!!センサーが作動したわ!!このままだと直ぐに警備員がここに駆けつけるわ!もし・・・見つかったら・・・私達・・・生きていられなくなるわ!!ど・・・どうしよう・・・」

瞳がアタフタと慌てて言うと、

「逃げるぞ・・・」

真樹夫が言った。

「そ、そうね・・・で・・・でも・・・お兄ちゃん・・・」

視線を泣き崩れている章に向けて言う瞳・・・

「う、うううう・・・うう・・・う・・・・」

ゆっくりと、身体を起こし立ち上がる女性・・・

「分かったわ・・・こんな姿になっちゃったけど・・・もしかしたら元に戻れる可能性だって有るかもしれないんだったわよね・・・それに・・・瞳をこれ以上危険に巻き込みたくないし・・・」

そう言って涙を手で拭って、

「で、でも・・・このままじゃ~逃げるにしても・・・嫌だわ・・・裸なんて・・・」

身体を見て恥かしがる・・・

「分かった・・・私、何か着られる物、探してくる!!」

そう言って、部屋の隅にあるロッカーの方へ走っていく瞳・・・

数分後・・・

「あったわ!!これしか無かったけど・・・これで良いかな?」

瞳は、一枚の白衣を持ってきた・・・

「ええ・・・ありがとう・・・無いよりかはマシね・・・」
「フフフ・・・」

そう言って白衣を羽織った。
その時、二人の顔の表情が少しだけ怪しく微笑んだのを真樹夫は見過ごしていた・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (21) 潜入開始

プルルルル・・・プルルルル・・・
カチャッ!!

「あ、もしも・・・」
「只今、電波の届かない場所にいるか、電源が入っていないため・・・」

準備を整え、真樹夫が最後に瞳に電話を入れたが、留守電に切り替わってしまった・・・

「もしもし・・・日にちが変わったと同時に・・・潜入する・・・君は・・・あまり無理しないように・・・もし・・・危ないと思ったら・・・直ぐに逃げるんだよ・・・」

そう言って、電話を切った・・・

そして・・・0時、丁度・・・
排気口から進入する真樹夫・・・
瞳から貰った情報を頼りに中に入って・・・
エレベーターのワイヤーを伝って、監禁されていると思われる部屋の方へ行く・・・

「ふふふ・・・瞳の言う通りね・・・それで・・・」
「はい・・・この後・・・彼は・・・調整室に行きます・・・そこには・・・姉がカプセルの中にいますので・・・助けると思います・・・そしたら・・・私がその部屋に入り・・・」
「そう・・・分かったわ・・・後は・・・先程の計画にそってやれば良いのね・・・」
「はい・・・お願いします・・・」
「ふふふ・・・良いわ・・・しっかりと・・・ここの素晴らしさを教えてきなさい・・・」
「はい・・・・」

そう言って、瞳は所長室から出て行った・・・・

その頃・・・研究所内部に侵入した真樹夫は・・・

「こ、ここだな・・・この部屋に・・・」

そう言って、実験スペースの調整ルームの中に入った・・・

ピシュ~・・・・

「こ、これは・・・・」

行方不明になっている人達を発見する!!
全員がカプセルに入れられて、培養液の中で浮いていた・・・
その隣には小さなカプセルが数個あり、中には女性器や乳房などが培養されて、
一人ずつの名前が記載されていた・・・

「これを・・・移植・・・していたんだな・・・」

パシャッ!!パシャッ!!

カプセルや、その中の人をカメラで写す・・・
続いている隣の部屋も調べる為と・・・
先程と同じ様なカプセルの並んだ部屋があった・・・

だた・・・先程との違いは・・・女性器などの入った小さなカプセルが無かった事・・・
そして・・・浮いている女性をカメラに収めて・・・
資料らしきものを探すと・・・
カプセルの下に名前が書いてあった・・・

○○ 晃

「こ、これは・・・この中にいるのが・・・瞳さんが言っていた、・・・・お、お兄さん・・・章さん・・・?クッ!!遅かったのか・・・もうこれでは・・・・だが・・・ここで諦めたら・・・」

そう言い、手元の資料を調べて、カプセルの装置を作動させる・・・

ピピピ・・・
ゴボゴボゴボ・・・・
ピュシュ~・・・・・

液体を抜き、カプセルを上に上げて中にいる女性を助け出す。

「お、おい!!目を覚ませ!!おい!!」

ペチペチ!!ペチペチ!!

頬を軽く叩いて目を覚まさせると・・・

「う、う・・・う~ん~~~~~・・・・」

目を覚ます・・・

「だ、大丈夫か?き、君の名は・・・」
「う・・・うううう~~~~な・・・名前・・・?」
「そうだ・・・名前は?」
「な・・・名前・・・う、う~~~~わ、分からないわ・・・お・・・思い出せないの・・・」
「くっ!!・・・そ、そうか・・・・な、なら・・・他に何か覚えている事はないか?」
「ほ、他に・・・・他に・・・ひ、瞳・・・瞳・・・そ、そうだ・・・妹がいたわ・・・妹・・・瞳・・・そう・・・瞳・・・」
「そ、そうか・・・やっぱり君は・・・あの時・・・攫われた被害者の内の一人・・・だ・・・」
「え?攫われた・・・?そ、そうだわ・・・私・・・あの時・・・え?え?え?な、なんなの・・・この声・・・あ・・・い、嫌!!な、何?何なの?この身体!!え?え?え?・・・も、もしかして・・・わ、わ、わ・・・私・・・え?私・・・」
「す、すまない・・・もっと早く対処できていれば・・・そ、それに・・・この先・・・元に戻れる方法だって・・・」
「い、嫌!!な、何でなの!!何で・・・あ、あ、あ・・・・・」

顔を手で覆い泣き出した・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (20) 情報提供・・・

その頃、真樹夫は・・・

行方不明の兄を探している妹・・・瞳から連絡を受ける・・・

「あ・・・あの~・・・ちょっと・・・話したい事があるのですが~・・・じ、実は・・・私・・・あの研究所で働く事になって・・・内部の地図を手に入れられるかもしれません・・・そ、それで・・・・・・」
「そ・・・そんな事!!いけない!!危険すぎる!!もし見つかったりしたら・・・あの研究所で行われている事は、人体実験なんだぞ!!そんな事やっているれ連中だ!何されるか・・・それに・・・もし君に何かあったら・・・我々は・・・」

と、話し続けようとした時、瞳が話を遮った・・・

「大丈夫です!!私も・・・協力したいんです!!私の兄を・・・兄を見つけるには・・・これしか・・・これしか方法は無いんです!!それに・・・早く見つけなければ・・・兄も・・・兄が手遅れになる前に・・・それとも・・・他にいい案があるんですか?兄を助けられるいい方法が!!」

少し興奮した様な雰囲気で食って掛かる様に話す瞳・・・

「・・・そ・・・それは・・・・わ・・・・分かった・・・す・・・すまない・・・私は・・・」

何も言えない真樹夫だった・・・

(ふふふ・・・思った通りね・・・そんなんだから・・・駄目なのよ・・・男は・・・そんな欠点は・・・この研究所で・・・私達がなおしてあげるわ・・・ふふふ・・・)

口だけが微笑み、話し始める瞳・・・

「それで・・・今・・・研究所の中にいるんです・・・それで・・・もう少ししたら・・・研究所の配置図のデータをダウンロード出来ます・・・そしたら・・・一度・・・会いたいんですが・・・いいですか?」
「あ・・・ああ・・・分かった・・・そしたら・・・今夜・・・例の場所で・・・」
「はい・・・分かりました・・・あっ!誰か来たみたいなんで・・・切りますね・・・」

プツッ!!プープープー・・・・

そして、その夜・・・
以前から、何度も会っているうちに親近感が生まれ、あの連絡も疑う事を忘れて・・・

「こ、これが・・・研究所の・・・」

渡されたデーターをPDAで読み取り確認する真樹夫・・・

「はい・・・それで・・・こっちの用紙ですが・・・この図面・・・多分・・・ここに・・・捕らわれている人たちがいると・・・それに・・・この部屋も・・・物凄く気になります・・・研究ルームとして囲われていて・・・ここ・・・培養とか・・・この部屋なんて・・・移植とか出来るなんて書いてありました・・・」

真樹夫の表情を確認しながら言う瞳・・・

「そ・・・そうか・・・この部屋に・・・分かった・・・これさえあれば・・・直ぐにでも・・・」

研究所のデーターと図面の用紙を手に直ぐに出かけようとする真樹夫・・・
しかし、

「だ、駄目!!今日は・・・駄目!!」

行きかけた真樹夫を止める瞳・・・

「ど、どうしてなんだ!!何故?駄目なんだ!!」

不思議な顔をして瞳に聞くと・・・

「今日まで、装置の搬入で・・・警備の人が多いの・・・それに・・・もし・・・貴方が見つかれば・・・私が疑われてしまうわ・・・」
「そ、そうだな・・・わ、分かった・・・なら・・・明日の夜に・・・それなら・・・警備も気が抜けて手薄に・・・」
「分かったわ・・・明日は・・・私も中にいるから・・・お願いします・・・」

そう言って、分かれた・・・
この時、彼女に明日、研究所に入る事を言ってしまった事を後悔するなんて思いもよらなかった・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (19) 研究所との裏のつながり

一方、会社に戻った刀也は、当時の資料を調べる為、資料室にいた・・・

県警の資料によると、会見当日に決定した幹部数名が体調不良と事故で会見をする事が出来なくなり、急遽別の幹部に変更された事が分かった・・・

「何で・・・こんな事が・・・こんな説明・・・無かったぞ!!それに・・・会見に出る予定だった幹部・・・行方不明じゃないか!!そ、それに・・・加わった方の幹部は・・・」

しかも、その担当した幹部を調べると、経歴があまりにも完璧で、綺麗過ぎた・・・

「こ、これは・・・こんなに・・・階級試験も0選抜で通り抜けている・・・し、しかも・・・彼だけではなく・・・署長まで・・・」

(公務員の階級試験では階級を上がる為には階級によって、一定期間の年数及び上司の推薦が必要になって来る・・・それらもろもろ達した上で試験を受けることになるが、ま~推薦者の力加減で・・・と言う事もあったりと・・・
しかし、今回のケースは、その初めの段階の年数もパスしていなく昇級しているし・・・政治家等の裏の圧力がかかったな・・・と言う事は、彼らと研究所の因果関係が気になるところだが・・・・)

と色々考えていたところで、ある記事が目に付いた・・・

「こ、これは・・・研究所の建設に当たって地元の住人を纏めた人物・・・」

そう、建設時に村の住人と衝突した際に研究所と住人との仲裁役になった人物が、特集記事でアップされていた・・・

「そうだったのか・・・だから・・・警察も村の住人も・・・全てが・・・グルだったんだな・・・だから・・・あの事件を聞いても答えが出てこなかったんだ・・・それに・・・研究所が建設されてからの住人の生活も急激に変わっているみたいだし・・・この幹部も・・・それで0選抜を続けて・・・」

その記事をプリントアウトし、その他参考になりそうな資料も持って出かけた・・・

「よし、明日もう一度彼女と話をして・・・後はマキさんに・・・今日は二人には悪いけど・・・明日からの為に・・・少し早めに帰って休むか~・・・」

そう言って、自宅に戻り休息をとった・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (18) お願い・・・

「ねえ~・・・お姉ちゃん・・・」

甘えるかのように身体を近づける瞳・・・

「なぁ~に?」
「あのね・・・それでね・・・狩の・・・その、手伝ってもらいたい・・・お願いがあるの・・・」

姉の身体を指でクルクルとなでると・・・

「ふふっ・・・瞳のお願いだったら・・・何でも聞くわ・・・」

瞳を見つめ微笑み返して言う・・・

「フフフ・・・あのね・・・私達の計画を邪魔しようとしている人達がいるの・・・」
「あら・・・そんな人がいるの?こんな素晴らしい計画を邪魔するなんて・・・」
「ええ・・・だから・・・彼らにも・・・きちんと教育を受けてもらいたくて・・・」
「フフフ・・・そう・・・そうね・・・それはいい考えね・・・分かったわ・・・なら・・・私はどうすればいいの?」
「そうね~・・・二人いるけど~・・・一人の堅物は・・・もうすぐ・・・この研究所に乗り込んで来るから・・・お姉ちゃんには、あの調整室のカプセルの中に入っていて欲しいの・・・」
「私はその中で何をすればいいの?」
「堅物が、カプセルの中に浮いたお姉ちゃんの姿を見ている時に、私が部屋に入ってカプセルの液を抜くわ・・・そしたら、一緒に逃げるふりをして欲しいの・・・」
「そう・・・分かったわ・・・で・・・その後は・・・」
「フフフ・・・そこで、これの出番・・・」

そう言って小さな発信機とボタンを手のひらにのせて見せた・・・

「これは?」
「フフフ・・・小型の発信機よ・・・これを調整室に置いてある白衣に入れておくわ・・・」
「一つはポケットに・・・そしてもう一つは、ボタンとして縫い付けて・・・フフフ・・・」
「分かったわ・・・でも、何で二つも?」
「ふふっ!このポケットに入れた発信機はダミーよ・・・一応、機能はするけど・・・助けられた後、裸のまま逃げられないとか言って、私がその部屋で、白衣を探して見つけたかの様にして持ってくるから、それを着て部屋から出ると・・・私の連絡で待っていた警備員に見つかるの・・・そして私の先導で逃げるの・・・でも、警備員は私達を追いかけてくる、逃げても、逃げても・・・隠れても、隠れても・・・そこで、お姉ちゃんがポケットに入っていた発信機を見つけて壊すの・・・そしたら当分の間、警備員が追いついてこなくなって・・・そして、地下の監禁室の方に連れて行くの・・・」
「でも・・・地下の方に逃げるって言ったら・・・疑われないかしら?」

不安そうな顔をして瞳に聞くと、

「ふふっ・・・それなら大丈夫よ!!この地下には古い地下道が有るとか無いとか言って、そこから逃げられるとか言えば、情報の無い彼は信用するわ・・・」
「そうね・・・で・・・捕まえてからはどうするの?フフフ・・・」
「フフフ・・・それはもう・・・知っているくせに~・・・」

怪しい笑みをして見つめ合う二人・・・

「フフフ・・・目が覚めた時には驚くでしょうね・・・・鏡の前に立って見えるのが始めてみる女性・・・しかも同じ動きをして・・・どんな反応するのかしら・・・ふふっ・・・今から楽しみだわ・・・」
「ええ・・・今度は、お姉ちゃんも一緒に女性器の移植手術やろうね!!」
「ええ・・・楽しみだわ~・・・」
「そして・・・今度は・・・お姉ちゃんが料理を運ぶのよ・・・・・・ね・・・フフフ・・・」

微笑む瞳・・・しかし・・・その目には冷静な光が宿っていた・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (17) 栄養をつけるには・・・

それから数日後・・・

「・・・・・あ・・・あ、うっ!!うううううう・・・・」

うなされる姉を心配そうに見つめる瞳・・・

「あっ!お、お姉ちゃん?お姉ちゃん?大丈夫?」
「う・・・あ・・・・こ、ここは・・・・」

目が覚め、キョロキョロと辺りを見渡している晃・・・いや・・・晃子の姿が・・・

「ふふふ・・・ここはね・・・病室よ!!」
「病室?ええ・・・お姉ちゃんは生まれ変わったの・・・その為には・・・手術が必要だったの・・・」
「そ、そうなの・・・わ、私・・・?で、でも・・・何で・・・この格好?私・・・男・・・だったんじゃぁ~・・・」
「ふふっ!何言ってんのよ~お姉ちゃん!ここの研究所のやっている事に賛同してお兄ちゃんは、実験に参加したんじゃない・・・もう忘れたの~?」
「えっ?そ、そうなの・・・そ・・・そう言えば・・・そうだったわね・・・クスクス・・・」
「それに・・・女になりたかったんでしょ?」
「そうね・・・そうだったわね・・・ふふふ・・・何で忘れちゃったのかしらね!」
「あっ!そうだ!!起きたのなら・・・良い物持ってきてあげるね!ちょっと時間かかるから・・・それまで寝ていていいからね!」
「ええ・・・そうするわ・・・」

そう言い、横になって寝るのを確認した瞳は部屋から出て、移植手術で取り除いた睾丸を調理室へ持って行き、調理してもらう・・・

そして、部屋に戻ってきた瞳は・・・

「ねえ・・・お姉ちゃん!栄養をたっぷり取らないといけないから・・・作ってきたの・・・一緒に食べましょ・・・」

そう言い、料理されたボールを二つフライパンにのせて持ってきて・・・
テーブルの上に置いた皿に一つずつ盛り付けていった・・・

「ふふふ・・・美味しそうでしょ~」
「ええ・・・」
「冷めないうちに食べましょ!!」
「ええ・・・そうするわ!!」
「ふふっ!!いっただきま~す!!」

そして二人で食べ始めた・・・

ゴリッ、ゴリッ・・・・・ゴリッ!!

「美味しい~・・・・な、何これ・・・この味・・・それに食感・・・初めてだわ・・・」
「ふふふ・・・ほんとね・・・美味しいわね!」
「ええ・・・ほんと・・・で、でも・・・なんなの?これ・・・」
「ふふふ・・・さ~て・・・何でしょう~?」
「ほんと・・・なんなんでしょうね・・・それにしても美味しいわ~・・・」

クセになる味に引き込まれ出された一つのボールを細かく切って食べる章子・・・

「そりゃ~そうよ!!貴重なものなんだから~!!成長しきった若くて元気あるものから・・・それに、一回で二つしか取れないんだから~!!それにね!・・・これ・・・物凄く栄養があるのよ!!これ食べるとお肌も綺麗になそうよ!!」
「へぇ~!!そうなの?」
「そうなのよ!!それにね!これを食べられるのはね、取った人と・・・ふふふ・・・」
「えっ?取った人と・・・後は・・・誰なの?」
「それはね~・・・ふふふ・・・もう一人はね・・・生まれ変わった人よ・・・」
「生まれ変わった人?・・・えっ?誰なのよ~!!も~教えてくれてもいいじゃない~の~」
「ふふふ・・・今の状況を見て・・・誰が食べてる?」
「えっ?今の状況?誰がって・・・私に・・・瞳の二人・・・?」
「うん!そうよね!私が取った人・・・そして、お姉ちゃんが生まれ変わった人・・・分かる?」
「えっ?わ、私が・・・生まれ変わった・・・生まれ・・・」
「そう・・・お姉ちゃんは、前は男だったの・・・覚えているわよね!」
「ええ・・・」
「今は、女になってるわよね!」
「ええ・・・えっ?ま、まさか・・・こ、この・・・えっ!!!!」
「ふふふ・・・分かった?この食材・・・」
「そ、そんな・・・こ・・・これ・・・あ・・・あ・・・わ・・・私・・・えっ?じ、自分の・・・食べた・・・」
「ええ・・・そうよ・・・これが儀式なの・・・仕方ないわ・・・でも・・・美味しかったでしょ・・・別に捨てるものなんだし・・・」
「あ・・・お・・・美味しい・・・・そ、そうね・・・あの味は・・・忘れられないわ・・・うふっ!!また食べたくなっちゃったわ♪」
「ふふふ・・・そうでしょ~!・・・なら・・・回復して一緒に狩に出ましょうよ!!」
「ええ・・・そうね・・・こんなに美味しい食材を持っているなんて・・・ふふふ・・・」

脳内の思考まで書き換えられてしまった二人は食材の味に取り付かれてしまった・・・
そして、二人して怪しい笑みをし、どうやって狩をしようか考えていた・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

ジャーナリストの運命 (16) 治療開始

「では・・・今から・・・私の兄の・・・いいえ・・・姉の女性器、移植手術を開始します・・・」

マスクをした顔の前に、ゴム手袋をした手を出して言う瞳

「はい!」
「はい!」
「はい!」

数人の助手もマスクをして返事をした・・・

「メス!」
「はい・・・」

メスを受け取りまたの部分に切り込みを入れる・・・
メスを引いた後には、赤い線が出来・・・
そして、いとも簡単に男性のシンボルを取ってしまった・・・
そして、それをパレットに置き、女性器を入れる部分を作るため骨盤を削り始めた・・・

ゴリゴリゴリ・・・ゴリゴリゴリ・・・・ゴリゴリゴリ・・・・・

「これだけ削れば良いわね・・・後は、元に戻らないように、固定して・・・」

削り広げられた骨盤に伸縮性の特殊プラスチックを貼り付け、女性器を入れ始めた・・・
それと同時に、助手の一人が、胸の部分に何かの液体を筆で塗り始めていた・・・

「そっちの方は、どうかしら?」

瞳が、胸の方を担当している助手に聞くと、

「はい・・・そろそろ皮膚が溶け始めます・・・」
「そう・・・なら・・・そろそろ乳房を・・・」
「はい・・・分かりました・・・」

そう言い、ステンレスのトレーに入った乳房を一つずつ丁寧に胸に当ててのせていった・・・

「フフフ・・・順調ね・・・もう少しで胸の方は完成しそうね・・・こっちも・・・」

女性器を入れる場所を作り、トレーに乗せてある女性器を身体に埋め込み始めた・・・

「これでよし!!後は、縫合して・・・フフフ・・・」

切られた部分を綺麗に縫い合わせていく・・・

「ふ~・・・これで完成ね!!後は・・・時間が・・・目を覚ますのを待つのみね・・・ふふふ・・・これからは晃ではなく・・・晃子になったのよ・・・嬉しいでしょ?お姉ちゃん・・・クスクス・・・」

寝ている姉の顔を見つめながら怪しい笑みをこぼし話しかける瞳・・・

「はい・・・お疲れ様です・・・・」
「お疲れ様です・・・・」
「お疲れ様です・・・・」

そして、助手が素早く、後片付けをし始め、手術台からベットに移し変えられ部屋に移動した・・・

それから毎日の様に検査が行われていた・・・
血液検査から遺伝子・・・染色体の検査まで・・・
日に日に女性の体つきに変わっていくのが目で確認できるようになって・・・

数日後・・・

「ねえ・・・もう・・・染色体の数はどれぐらいになった?」

章子を見ている看護師に瞳が聞くと、

「ふふふ・・・順調に変わってきています・・・丁度今、結果が来たところです・・・・」
「ほんと?教えてよ!」
「はい!少しお待ち下さいね!」

そう言い、電子カルテを操作してデーターを確認している・・・

「出ました!!ここ数日、昨日まではXXが62%で安定していましたが・・・今日計った結果では、なんと!!89%まで上昇していますわ!!後数日・・・いいえ・・・この調子ですと数時間で・・・」
「ふふふ・・・そうですか・・・人工の乳房に女性器を移植した男性は、その臓器から出る特殊なホルモンで染色体を書き換えていくって言うのは素晴らしいわね!」
「はい~♪すごいですよね!これが実用化すれば少子化対策だって可能に・・・男性のみでの子孫は出来ませんが、女性のみですとそれが可能ですから・・・ふふふ・・・移植をもっともっと簡単にして、予防接種の様に学校で強制的に出来る社会にすれば・・・ふふふ・・・」

怪しい笑みをこぼし、楽しげに話をする看護師・・・

「ふふふ・・・そうね・・・その為にはもっともっと研究を・・・これは人類の為ですものね・・・」
「はい・・・そうですわ・・・だから・・・私達も・・・貴女方・・・前線でお仕事をされる方にものすごい希望を持っているんですよ・・・ふふっ!!」
「そうなの・・・なら・・・期待に応えられるように、もっともっと頑張らないといけないわね・・・」
「はい・・・お願いしますわね・・・」
「ふふふ・・・お姉ちゃん・・・楽しみね・・・起きたら・・・まずは・・・邪魔する・・・ふふふ・・・」

寝ている章子のおでこを摩りながら、邪悪な笑みをこぼし話しかける瞳だった・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

プロフィール

0たか0

Author:0たか0
注意R-18です。
鏡(IF)の世界のお話へようこそ!
管理人の0たか0です。
ここでは、お気に入りの同人作品やサイトの紹介、
またまた、それに感化させられて自分自身で書いた小説を載せています。

(注意)このブログは成人向けの内容が入っていますので、
18歳未満の方や、内容に不快感をお持ちの方は、
もうし訳ありませんが、ご遠慮させていただいています。

リンクフリーです!

感想や何か話があると言う方は、掲示板の方に記載してください。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード