ジャーナリストの運命 (21) 潜入開始
プルルルル・・・プルルルル・・・
カチャッ!!
「あ、もしも・・・」
「只今、電波の届かない場所にいるか、電源が入っていないため・・・」
準備を整え、真樹夫が最後に瞳に電話を入れたが、留守電に切り替わってしまった・・・
「もしもし・・・日にちが変わったと同時に・・・潜入する・・・君は・・・あまり無理しないように・・・もし・・・危ないと思ったら・・・直ぐに逃げるんだよ・・・」
そう言って、電話を切った・・・
そして・・・0時、丁度・・・
排気口から進入する真樹夫・・・
瞳から貰った情報を頼りに中に入って・・・
エレベーターのワイヤーを伝って、監禁されていると思われる部屋の方へ行く・・・
「ふふふ・・・瞳の言う通りね・・・それで・・・」
「はい・・・この後・・・彼は・・・調整室に行きます・・・そこには・・・姉がカプセルの中にいますので・・・助けると思います・・・そしたら・・・私がその部屋に入り・・・」
「そう・・・分かったわ・・・後は・・・先程の計画にそってやれば良いのね・・・」
「はい・・・お願いします・・・」
「ふふふ・・・良いわ・・・しっかりと・・・ここの素晴らしさを教えてきなさい・・・」
「はい・・・・」
そう言って、瞳は所長室から出て行った・・・・
その頃・・・研究所内部に侵入した真樹夫は・・・
「こ、ここだな・・・この部屋に・・・」
そう言って、実験スペースの調整ルームの中に入った・・・
ピシュ~・・・・
「こ、これは・・・・」
行方不明になっている人達を発見する!!
全員がカプセルに入れられて、培養液の中で浮いていた・・・
その隣には小さなカプセルが数個あり、中には女性器や乳房などが培養されて、
一人ずつの名前が記載されていた・・・
「これを・・・移植・・・していたんだな・・・」
パシャッ!!パシャッ!!
カプセルや、その中の人をカメラで写す・・・
続いている隣の部屋も調べる為と・・・
先程と同じ様なカプセルの並んだ部屋があった・・・
だた・・・先程との違いは・・・女性器などの入った小さなカプセルが無かった事・・・
そして・・・浮いている女性をカメラに収めて・・・
資料らしきものを探すと・・・
カプセルの下に名前が書いてあった・・・
○○ 晃
「こ、これは・・・この中にいるのが・・・瞳さんが言っていた、・・・・お、お兄さん・・・章さん・・・?クッ!!遅かったのか・・・もうこれでは・・・・だが・・・ここで諦めたら・・・」
そう言い、手元の資料を調べて、カプセルの装置を作動させる・・・
ピピピ・・・
ゴボゴボゴボ・・・・
ピュシュ~・・・・・
液体を抜き、カプセルを上に上げて中にいる女性を助け出す。
「お、おい!!目を覚ませ!!おい!!」
ペチペチ!!ペチペチ!!
頬を軽く叩いて目を覚まさせると・・・
「う、う・・・う~ん~~~~~・・・・」
目を覚ます・・・
「だ、大丈夫か?き、君の名は・・・」
「う・・・うううう~~~~な・・・名前・・・?」
「そうだ・・・名前は?」
「な・・・名前・・・う、う~~~~わ、分からないわ・・・お・・・思い出せないの・・・」
「くっ!!・・・そ、そうか・・・・な、なら・・・他に何か覚えている事はないか?」
「ほ、他に・・・・他に・・・ひ、瞳・・・瞳・・・そ、そうだ・・・妹がいたわ・・・妹・・・瞳・・・そう・・・瞳・・・」
「そ、そうか・・・やっぱり君は・・・あの時・・・攫われた被害者の内の一人・・・だ・・・」
「え?攫われた・・・?そ、そうだわ・・・私・・・あの時・・・え?え?え?な、なんなの・・・この声・・・あ・・・い、嫌!!な、何?何なの?この身体!!え?え?え?・・・も、もしかして・・・わ、わ、わ・・・私・・・え?私・・・」
「す、すまない・・・もっと早く対処できていれば・・・そ、それに・・・この先・・・元に戻れる方法だって・・・」
「い、嫌!!な、何でなの!!何で・・・あ、あ、あ・・・・・」
顔を手で覆い泣き出した・・・
続く
カチャッ!!
「あ、もしも・・・」
「只今、電波の届かない場所にいるか、電源が入っていないため・・・」
準備を整え、真樹夫が最後に瞳に電話を入れたが、留守電に切り替わってしまった・・・
「もしもし・・・日にちが変わったと同時に・・・潜入する・・・君は・・・あまり無理しないように・・・もし・・・危ないと思ったら・・・直ぐに逃げるんだよ・・・」
そう言って、電話を切った・・・
そして・・・0時、丁度・・・
排気口から進入する真樹夫・・・
瞳から貰った情報を頼りに中に入って・・・
エレベーターのワイヤーを伝って、監禁されていると思われる部屋の方へ行く・・・
「ふふふ・・・瞳の言う通りね・・・それで・・・」
「はい・・・この後・・・彼は・・・調整室に行きます・・・そこには・・・姉がカプセルの中にいますので・・・助けると思います・・・そしたら・・・私がその部屋に入り・・・」
「そう・・・分かったわ・・・後は・・・先程の計画にそってやれば良いのね・・・」
「はい・・・お願いします・・・」
「ふふふ・・・良いわ・・・しっかりと・・・ここの素晴らしさを教えてきなさい・・・」
「はい・・・・」
そう言って、瞳は所長室から出て行った・・・・
その頃・・・研究所内部に侵入した真樹夫は・・・
「こ、ここだな・・・この部屋に・・・」
そう言って、実験スペースの調整ルームの中に入った・・・
ピシュ~・・・・
「こ、これは・・・・」
行方不明になっている人達を発見する!!
全員がカプセルに入れられて、培養液の中で浮いていた・・・
その隣には小さなカプセルが数個あり、中には女性器や乳房などが培養されて、
一人ずつの名前が記載されていた・・・
「これを・・・移植・・・していたんだな・・・」
パシャッ!!パシャッ!!
カプセルや、その中の人をカメラで写す・・・
続いている隣の部屋も調べる為と・・・
先程と同じ様なカプセルの並んだ部屋があった・・・
だた・・・先程との違いは・・・女性器などの入った小さなカプセルが無かった事・・・
そして・・・浮いている女性をカメラに収めて・・・
資料らしきものを探すと・・・
カプセルの下に名前が書いてあった・・・
○○ 晃
「こ、これは・・・この中にいるのが・・・瞳さんが言っていた、・・・・お、お兄さん・・・章さん・・・?クッ!!遅かったのか・・・もうこれでは・・・・だが・・・ここで諦めたら・・・」
そう言い、手元の資料を調べて、カプセルの装置を作動させる・・・
ピピピ・・・
ゴボゴボゴボ・・・・
ピュシュ~・・・・・
液体を抜き、カプセルを上に上げて中にいる女性を助け出す。
「お、おい!!目を覚ませ!!おい!!」
ペチペチ!!ペチペチ!!
頬を軽く叩いて目を覚まさせると・・・
「う、う・・・う~ん~~~~~・・・・」
目を覚ます・・・
「だ、大丈夫か?き、君の名は・・・」
「う・・・うううう~~~~な・・・名前・・・?」
「そうだ・・・名前は?」
「な・・・名前・・・う、う~~~~わ、分からないわ・・・お・・・思い出せないの・・・」
「くっ!!・・・そ、そうか・・・・な、なら・・・他に何か覚えている事はないか?」
「ほ、他に・・・・他に・・・ひ、瞳・・・瞳・・・そ、そうだ・・・妹がいたわ・・・妹・・・瞳・・・そう・・・瞳・・・」
「そ、そうか・・・やっぱり君は・・・あの時・・・攫われた被害者の内の一人・・・だ・・・」
「え?攫われた・・・?そ、そうだわ・・・私・・・あの時・・・え?え?え?な、なんなの・・・この声・・・あ・・・い、嫌!!な、何?何なの?この身体!!え?え?え?・・・も、もしかして・・・わ、わ、わ・・・私・・・え?私・・・」
「す、すまない・・・もっと早く対処できていれば・・・そ、それに・・・この先・・・元に戻れる方法だって・・・」
「い、嫌!!な、何でなの!!何で・・・あ、あ、あ・・・・・」
顔を手で覆い泣き出した・・・
続く