無事にオークションが終わり、
ある部屋では、貴美子一人が鏡の前に立ってため息をついていた。
「はぁ~・・・・疲れた~・・・ふふふ、でもこのお仕事楽しかったわ~・・・さ~て、着替えて報告っと・・・でも何で、あたし一人だけ専用の更衣室なのかしら?しかも更衣室にテレビなんか必要ないのに・・・・」
着替えをしようとロッカーの戸に手をかけようとした瞬間、急に頭痛がし・・・
「くっ!!・・いっ・・・いった・・・痛い・・・・えっ?あたし・・・え?何でこんな格好してるの?・・・えっ?こっ、ここは何所なのよ!!」
辺りを見渡し、何がなんだか、さっぱり分からない状態に・・・そして、部屋に設置してあったテレビの電源が入り、ある映像が流れ始めた。
「えっ?うっ嘘・・・こっ、こっ、これ・・・あたし・・・あたし・・・よね?・・・えっ?何で大臣がいるの?・・・えっ、う、うっ嘘よ!!こっこんなの・・・あっあたし・・・あたしが・・・大臣の・・・えっ?どうして、あんなに楽しそうに・・・うっ嘘よ!!」
テレビに写っている自分の姿をした者がしている行動があまりにも酷い事をしている事に頭の処理が追いつかず、床に崩れ顔を両手で覆い泣き崩れた。
「ふふふ、嘘じゃないわよ!!これは全部本物!!本当の事なの!!これも、あたしがやったの、ふふふ、ほ~ら、綺麗に取れているでしょ!!ど~お?この玉なんて、ふふふ、」
ビデオは、なおも続き、楽しそうにカメラに向かって取った玉を見せ付ける貴美子、そこに伊集院の声が入ってきた。
「ふふふ、ごめんなさいね!!実は、あの装置は完全に女人化出来なかったみたいなのよ!!だからこうやって、元の貴方に戻った時は女人化後の貴女の姿を見せる事にしたの、ふふふ、可愛いわよ!!そうやって泣き崩れている貴女の姿、ま~今は見れないけど、でも想像出来るから・・・これからも楽しませてちょうだいね。」
伊集院は、装置の不十分だといっていたが、実際はそれが不十分でこうなってしまった事なのか、わざとやった事なのかは分からない。ただ、伊集院の性格からして・・・
その部屋の片隅では、泣き崩れている貴美子を、隠しカメラがピントを合わせ撮影していた。
ジィーーーーー
そして、あの女人化後、落札された5名はどうなったかと言うと・・・・
オークション終了後、落札者に連れられて、または配送され・・・今はどこにいるのか知る者はいない・・・
性奴隷として、自ら快楽を求め楽しんでいるのではないだろうか・・・
「今日も、いい子を見つけたそうね!!・・・で、あの7人はどう?」
「ふふふ、今では早く体の方までも女人化して欲しいって言っていますわ!!」
「ふふふ、そ~ぉ・・・・じゃあ、彼らに伝えておいて・・・・後10人ずつ本人のお気に入りの子を送ったら女人化してあげるって・・・ふふふ、身内から教え子、親友まで、色々いると思うから・・・」
「はい、分かりましたわ~♪・・・あっ!!そう言えば、女人化の新薬の実験なんですが、一人鬱陶しい隊員がいまして・・・少しずつ食事に混ぜているのですが・・・本格的な検査に移ってよろしいでしょうか?」
「ええ、いいわよ!!それで、どうなの?いつ頃から使えそうなのかしら?」
「この検査が終了するのが来週なので、上手くいけば再来週の頭には・・・・」
「そう・・・・なら来月にはあの弁護士事務所に女人化薬を混ぜた弁当を配達出来そうね・・・ふふふ、期待しているわよ・・・・」
「ええ、楽しみに待っていて下さい・・・」
カチャッ・・・・
「ふふふ、深入りした貴方が悪いのよ・・・ふふっ、これからは私の専属弁護士として働いてもらおうかしら・・・」
夕方のニュースです
本日正午過ぎ、自衛軍にある研究所が何者かによって襲撃されました。
被害などの報告は今のところ不明・・・あっ!!ただ今新たな情報が入ってきました。
警備に当たっていた隊員数名が行方不明だとの事です・・・
そして、目撃者の情報よりますと、犯人のうちの一人は、堂々と正面玄関から侵入したそうで、特徴は、ブロンズ色のロングへアーでロングコートで中には制服の様な服装で、黒のヒールを履いていたそうです。
今のところ、他に盗まれた物は無く、自衛軍と警察では犯行声明を待つとともに、動機の究明をしている最中だそうです・・・・
では、他のニュースを、
現在、大臣と副大臣が行方不明の為、内閣を解散し明後日には党内での選挙をし総裁が決まり、その後国会で選挙がされ新大臣が誕生します。これに対して、野党は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ふふふ、またいい子が出来るわね!!貴美子!!女人化の作業はどうなってるの?」
「はい♪順調に行っていますわ~♪ふふふ、後、最後の一人の玉を取って綺麗にして装置を付ければ・・・もうすぐ可愛い子が出来上がりますわ~♪」
「そう、楽しみね!!・・・・ふふふ、後は・・・」
プルルルル、プルルルル、カチャッ
「はい、**党の**です。」
「ふふふ、貴方・・・・総裁選に勝って大臣になりたくないかしら・・・・」
<終わり>
数週間後、
地下のオークション会場では
ガヤガヤ・・・ザワザワ・・・ガヤガヤ・・・ザワザワ・・・ガヤガヤ・・・ザワザワ・・・
真っ暗な会場の舞台に、一つのスポットライトが照らされた。
ザワザワ・・・ザワザワ・・・
「皆様・・・本日は、各地より足を運んでいただき真にありがとうございます。今回のオークションを担当いたします貴美子です。皆様、よろしくお願いいたします。」
そこには、バニーガールの姿で、舞台の中央に立って進行を進める貴美子と作業員として女人化された部下の姿があった。
「本日の、オークションの出品数は全部で5品です!!どれも出来のいい商品となっていますので、じっくりと品定めをした上で入札してくださいね!!」
そう言うと、入札者が品定めしやすいように、女人化された部下達が、出品商品である女性を一人ずつ舞台の中央に連れてきて、カメラで各部を撮影して、舞台後ろの大型バックモニターに映し出した。
「色々と確認したい場所があると思いますので、何なりとご質問して下さい。」
一人の入札予定者が手を挙げ、
「もう一度、股の部分を念入りに写して貰えないかね!!割れ目も分かる様に、前から後ろに行く感じで!!」
「はい!!かしこまりました!!」
バックモニターには前から後ろにかけて、ゆっくりと画像が映し出される。
当然、嫌がるが、各商品につき、5名の作業員がついており、両手両足を捕まれて身動きなどは出来ない。
「では、これより入札を始めさせていただきます。」
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・・・・・・・・・・・・・・
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「本日もオークションに参加していただき真にありがとうございました。また次回、商品が揃い次第開催いたしたいと思いますので、よろしくお願いします。」
舞台裏では、女人化され多量の発情ホルモンを打たれた二名を箱詰めして配送準備をしている。
また、他の3名は女人化されただけで何がなんだか理解出来ていない。
「いややややややー!!あっ、あたし・・・いっ嫌!!何であたしがこんな目に!!商品って何よ!!いや!なんであたしが海外に売られるのよ!!」
落札者に引き渡す為に準備をしているが、なかなか上手く行かず、作業員が困っていた。
そこに、様子を見に来た彩少尉が、
「ふふっ、いつも私のお昼のお弁当を横取りしていくのが悪いのよ!!今度からはやっちゃ~ダメよ!!」
「はっ、はい!!ごめんなさい、ごめんなさい、分かりました!!分かりましたから許して下さい・・・本当に・・・」
泣きながら土下座して誤る3名、しかし、
「あっ!!御免、御免!そう言えば、今度は無かったのよね~・・・ふふふ、ま~ごめんで済めば警察要らないって言うし・・・・・・まっ!!仕方ないわね!!・・・それじゃあ、じゃあね~」
そう言い、片手を振りながら、麻酔銃で3人を撃った。
パシュッ!! パシュッ!! パシュッ!!
「えっ!!そ・・・」
ドサッ! ドサッ! ドサッ!
「これで、早く落札者に引き渡せるわよ!!早く引き渡してきて!!」
「は、はい・・・」
「こう言う時は、撃っちゃっていいからね!!騒ぎすぎて引き渡しに遅れても良くないし、商品が傷物になっても困るし~・・・引渡しさえすれば後は購入者が何とかするから・・・・」
「はっ、はい・・・ごめんなさい・・・・」
「ふふっ、別に誤る事はないわよ!!これから一つ一つ覚えていけばいいんだから・・・じゃっ!これで私は行くわね~♪」
「はい、ありがとうございます。」
彩少尉に向かって敬礼をする貴美子達。
(つづく)
とある地下施設・・・・
「くっ!!はっ離せー!!おい!!お前!!私を誰だと思っている!!分かってやっているのか!!おい!!話を・・・・」
大臣が大声で叫んでいると、そこに白衣を着た伊集院と彩少尉とミルダ中尉がいた。
「ふふふ、お久しぶりね?」
「えっ???・・・あっ!!・・・いっ、伊集院さま・・・・」
「ふふふ、あら?私の名前を覚えていてくれたの・・・・私はあなたの名前なんて・・・・もう、忘れちゃったわ・・・」
「えっ???あっあの~・・・こっ、これはいったい・・・・」
「ふふふ、見て分からないかしら?貴方はベットに拘束されてるの!!」
「え?なっ、何で・・・私が、こんな事を・・・・」
「ふふふ、折角私が大臣にさせてあげたのに、力不足か知らないけど、自衛軍の突入を決議させたでしょ?私はあの時何て言ったか覚えているかしら?ふふふ、でもいいのよ!!責任さえ取って貰えれればね・・・」
ベットで固定されている大臣の前で腕を組んで不気味な微笑を見せながら、話をしている伊集院、その後ろに制服で網タイツの女性が立っていた。
「ふふふ、お久しぶりね!大臣さん・・・あたしが分かるかしら・・・・ふふふ、」
「おっ・・・お前なんか知らん!!知らん!!誰だ!!誰なんだ!お前は!!」
「ふふふ、そう言って自分の立場が悪くなれば、すぐ怒鳴る・・・変わっていませんわね~」
そう言って、制服姿の女性は胸の谷間から金属プレートのような物を出して、読み上げた。
「認識番号G******* 階級 三佐 名前は~・・・」
「おっ!!お前・・・まさか・・・・」
「ふふふ、思い出してもらえたでしょうか?そう、あたしは、いいえ、あたし達は貴方の都合によって捨てられた・・・」
「ちっ、違うんだ!!それは・・・勘違いだ!!」
「そ~お?どこが勘違いかなのかしら~?じゃあ何で伊集院様がこれを持っているのかしら?」
そう言って、制服姿の女性は捕まっている隊員の情報を記入してある資料と伊集院との契約書を取り出した。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「あら?どうしちゃったのかしら?急に黙り込んじゃって・・・ふふふ、そうよね~!!貴方方は立場が危うくなると黙り込むのが、お得意なのよね~!!それとも、記憶にございません、とか言うんじゃないんでしょうね?ふふふ」
そう言いながら、注射器を片手に大臣に近づいていった。
「なっ何だ!!私に何を!!」
「ふふふ、あなたは知らなくていいの!!ただ、あたしのやる事を邪魔さえしなければいいのよ!!ふふふ、」
そう言い、下半身に注射器の針を刺して薬品を注入した。
チック!!
「ふふふ、貴方が捕まる前に言った約束覚えているかしら?」
小声で大臣に言い、注射針を抜きその部分をマッサージし始めた。
「くっ!ぐわ~!!なっ、何をするんだ!こんな事してタダで済むと思うな・・・」
「ふふふ、タダで済むなですって?良いわよ、じゃあどうなるのかしら?」
「う~・・・・」
「ふふふ、何もいえないなんて・・・情けなわね~・・・こんな人の下で働いていたなんて・・・・ふふふ、じゃあ始めようかしら・・・」
そう言って、股の部分にある袋にメスで切り込みを入れ込み始めた。
「なっ、何を・・・何をしてるんだ・・・」
「ど~お?痛みはまったく感じないでしょ?ふふふ、凄い薬でしょ?伊集院様が開発したのよこの麻酔薬!感謝しなさい!!」
話しながらも、手は止まらずにどんどん切込みが入っていく。
すると、
カラン・カラン
と二ついい音が鳴った。
「おっおい!何だ!!この音は!!おっお前、この私に何をした!!答えろ!!」
「ふふふ、い・や・よ!!誰があんたみたいなのに、何で教えないといけないのよ!!ふふふ、え~っと~、次は~ふふふ・・・」
そう言って、残りの物を綺麗に取り除いて、最後に甲羅のような機械を股に取り付け、
胸には点滴の様な物を左右に取り付け、不気味な色をした薬剤をい投薬し始めた・・・
ポスッ!!カチッ!!・・・ブイ~ン・・・・
「うっ!!ぐっ・・・ぐうっ・・・なっ何なんだ!!こっこれは・・・」
薬剤が入っていくたびに胸が段々と大きくなって形が作られてきた。
「ふふふ、凄いでしょ!!この薬も伊集院様が開発したのよ!!しかも、この薬には、大量の女人化薬が入っていて時間が経てば、あなたの頭は女になるの!!ふふふ、でも、女人化後の貴方の生活は、女性として普通に暮らす事は出来ないけどね!!ふふふ」
少しずつ胸が膨らみ、お尻の方も丸みをおびて来て、全体的に女性体系に変わり、肌の張りや艶までもが、若返ったかの様に変えられていった。
「なっ、何を!!わ・・・・あ・・・あたしはこれから・・・えっ?声が・・・えっ?何?この手?この腕?そ、そっ、そんな~・・・あっ、あたしは・・・えっ?違うわ!!あたし・・・あたしは、これからどうなるの?ねえ!お願い!教えてよ!!」
胸やお尻、そして股から投薬された女人化薬によって、すっかり女性化してしまった大臣、急激な変化により、何がなんだか理解できず、また、これからの身の危険を察知したのか?体が小刻みに震えているのが見ているだけで分かった。
「ふふっ、これからどうなるのかは、貴女は知らなくてい~の!!ま~ぁ知っていても考えるだけの知能はなくなると思うからいいじゃないのよ!!ふふっ」
ベットで固定された元大臣の横で、怪しげな笑みをしながら片手に注射器を持った彩少尉が腕に消毒液をしみこませた綿を擦りながら話した。
「えっ???無くなる?無くなるって?えっ?これから、あたしは・・・」
チック!!
「ふふふ、これはね!!一本で性的欲求が我慢できなくなるお薬なの!!ここには、ミルダと貴美子がいるから残り二本の合計三本という事は・・・」
注射した後、周りを見ながら元大臣に話しかける彩少尉、
「彩、私を忘れては困るわよ!!」
片手には彩少尉が持っていた注射器と同じ薬の入ったものを持っている伊集院が、その会話の中に入ってきた。
「あっ!!ごめんなさい・・・ついつい、貴美子の女人化作業が手際よくて、感激しすぎてしまって、伊集院様も投与するって事を忘れていました・・・ふふふ、じゃあ合計四本ね!!今まで、四本打たれた子で普通に戻れた子はいないから、心配しなくて良いわよ!!素敵な世界へ行けるわよ~♪」
「じゃあ、貴美子は、反対の腕に、ミルダは彩と同じ腕にしなさい」
「はい」 チクッ!!
「はい」 チクッ!!
「ふふふ、どんな世界に行くのかしらね?ふふふ・・・・じゃあ、これでお別れよ!!あまり役に立たなかった大臣だったけど・・・お土産はいやないわよ!!ふふふ」
そう言って、最後に伊集院が最後の注射を打った。
チクッ!!
「あっ!あっん・・・あああああ~ん・・・うああああああああああああああ」
「あら?もう出発しちゃったのかしら?最後の挨拶もして行かないで・・・・せっかちな人ね!!ふふふ・・・・貴美子、オークションの準備をしてちょうだい!!」
「は、はい!!かしこまりました!!」
「あっ、そうだわ!!この前、私が買おうとしたお弁当を横は入りで買ったあの学生達も合わせて、出品数5で!!残りの3人も早く処置をしておきなさい!!間に合わなくなるわよ」
「はい!!かしこまりました!!」
「ふふっ、貴美子にとっては、初めてのオークション作業ね!!頑張りなさい!!」
「あっ、はい・・・あ、ありがとうございます。ミルダ中尉」
「そ~よ!!頑張ってもらわないと!!私達が楽できないんだから~・・・って冗談だけど!!頑張ってね!!分からない事があったらな~んでも聞いてちょうだい!!」
「ありがとうございます、彩少尉。では、あたしはオークションの準備をしに行ってきます。」
二人に敬礼をして処置室に行く貴美子。
「さ~て、私達はその3人を捕まえに行きましょうかね~!!ミルダ!!どうする?誰からにする?」
「ふふっ、そう言えば彩が前言っていた学生の事よね!!この3人って」
「ええ、そ~なのよ~!!いつも割り込んで買っていくから、いつか天罰を・・・って思っていたら、まさか伊集院様の時にもやっていたなんて・・・若気の至りって怖いわね~・・・」
「ふふっ、そうね・・・じゃあ、世の中の厳しさを教えに天罰を与えに行きましょうかしら?」
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(つづく)
議事堂付近の道路で制服にロングコートの女性が、数名の隊員と待ち伏せをしていた。
そして、ロングコートの女性が道路の中央に立ち、直進してきた黒塗りの車の進路を塞いだ。
プー!!プー!!
クラクションを鳴らすが一向にどこうとしない女性、運転手が窓を開け文句を言おうとした瞬間
「おい!!そこで・・・」
パシュッ!!
遠くの方で音がしたと思えば、運転手はハンドルを抱えて気絶していた。
「ふふふ、出てきなさいよ~♪伊集院様がお呼びよ!!」
そう言いながら、車に近づいていくロングコートの女性・・・
ガチャッ!!
「うわ~・・・・くっ来るな~!!こっちへ来るんじゃない!!こっちへ・・・」
車の戸を開け逃げ出す大臣と副大臣・・・途中、二人とも腰を抜かしその場に倒れこむが、四つんばいになって必死に逃げようとする。
逃げている二人を歩いて追いかける女性。
カツッ!!カツッ!!カツッ!!カツッ!!カツッ!!カツッ!!カツッ!!カツッ!!
後ろを振り向き、慌てて逃げようとする・・・
「わ~・・・くっ来るな~!」
ついに二人を捕まえ拘束しようと待機中の隊員に手信号を送る。
他の隊員も近づいて来て、ロープで縛ろうとする・・・
「たっ、頼む・・・頼むから・・・助けてくれ・・・な?・・・たっ助けてくれるのなら・・・いくらだって・・・そっ、そうだ!!何が欲しい?金か?ダイヤか?それとも・・・」
「ふふふ、そんなのいらないわ・・・そうね~欲しいのは・・・・ふふふ、そうね~金なんていいかしら~?」
そう言って、不気味な笑みをして麻酔銃を取り出し二人を撃った。
パシュッ!!パシュッ!!
「ふふふ、戻って伊集院様に報告よ!!」
そう言って他の隊員に二人を担がせ、どこかへ消えていった。
(つづく)
音楽に合わせ、レオタードを着た女性がダンスをしている。
「はい!そこ!!ちゃんと聞いてるの???」
「あっ、ご、ごめんなさい・・・・」
「ここは、こうやって、こう!!い~い!!」
「は、はい!!」
「大会まで、後一ヶ月しかないのよ!!ここは、こうやって音楽に合わせて踊らないと、貴女達の女らしいスタイルが台無しよ!!これじゃあ綺麗に見えないわ!!」
「はっ・・・はい・・・」
「そう!そうよ!!そこは・・・うん!!いいわ~いいわよ~それでこそ、女性らしい柔らかさと貴女達の良い所が出るのよ!!」
「えっ!!あっ、はぁ~・・・・」
「ほら!!気を抜かない!!」
「今週の報告は・・・・・です・・・」
「で、他は無いの・・・」
「はい・・・他には・・・」
「ふ~ん・・・そ~お・・・ふふふ、じゃあご褒美に・・・奥の研究室に来なさい。」
そう言って、あの医務官は、例の股のみを改造された隊員達と奥の研究室に消えていった。
「そう言えば最近、貴方達の噂を聞いたわよ!!」
「えっ?何ですか・・・その噂とは・・・」
「ふふふ、貴方達がここに戻ってから男子用トイレを使っているところを見た事がないって、あの突入の時に取られちゃったんじゃないかって言う噂よ!!ふふふ、ホントの事なんだけどね~・・・ふふふ」
「そっ、そんな噂・・・いっ、いったい誰が・・・言っていたんですか・・・・」
「ふふふ、わ・た・し・よ!!ふふふ、いいじゃない!!嘘じゃないんだから!!貴方達も他の隊員に見つからないように頑張りなさい!!文句あるかしら?ふふふ、これが無いと生きられないんでしょ?・・・さあ、こっちに来て股を開きなさい・・・」
特注バイブレーターを見せびらかし、指示した。
「くっ!!・・・はっ・・・はい・・・おっ、お願いします・・・」
「ふふふ、あ~はっはっはっはっはっは~・・・ホ~ント、間抜けな格好よね~♪ふふふ、さあ~て、いいわ!して・あ・げ・る・・・・・思う存分いっちゃいなさい!!」
グボッ・スボッ・ズボッ・ズボッ・スボッ・ズボッ・ズボッ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ぐっ・・・ぐうあ~!!・・・ぐっ・・がっあああああああ~・・・いっ・・いい・・・・いいです!!うっいいいいいい・・・・・・ぐっう・・いっ・・いっ、いっくぅ~・・・」
「ふふふ、も~ぉ変な事は考えちゃあ~ダ・メ・よ!!ふふふ、知ってるんだから・・・・貴方が外部にいる友人に、この事を打ち明けようとしている事・・・・。ふふふ、噂が噂にならなくなっちゃう日が来ちゃうわよ!!ホントの事なんだけどね~・・・・。ふふふ・・・報告以外にも、素質のある子を見つけたら、すぐに医務室に連れてきなさい!!良いわね!!ふふふ、あっそうだわ!!そのお友達も連れてきなさいよ!!私が特別に念入りに可愛がってあげる・・・」
「そっ・・・・それは・・・・・くっ!!・・・・・うっ・・・・・」
「貴方は、私の言う事に対しては、はい分かりました!!って答えればいいの!!違う?」
「うわ~!!はっ、はい・・・うっ!!ぐうあああ~・・・わっ、分かりました・・・」
「ふふふ、今度は貴方のお友達に、この薬でも使ってみようかしら・・・・?」
「えっ?そっ、それは・・・ゆっ・・許して下さい・・・友人には・・・」
「い~じゃないのよ!!これを使えば貴方のお友達も同じ秘密を持つ仲間になれるじゃないのよ!!ふふふ・・・あっ、この薬だと全部変わっちゃうから、同じ秘密にはならないか~・・・ま~それも有りよね?どう?答えなさい?・・・・えい!!」
「ぐわ~・・・わっ・・・はっ・・・・はい・・・・わっ・・・分かりました・・・・」
「ふふふ、貴方の友人はどう思うかしらね~♪この薬を打たれて変わってしまった時に貴方の事を・・・・・ふふふ、今度連れてきなさいね!!特別に貴方に、このお薬を打たせてあ・げ・る♪」
(つづく)