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性転換WC(7) 私は、だあれ? 

「もぉ~和佳~・・・どれだけ待たせるのよ~!!電車に乗り遅れるわよ~!」

痺れをきらせた女子高生がほほを膨らませて覘きに来た・・・

「えっ!!ど、どうしたのよ!!な、何かあったの?ねえ!!和佳!!大丈夫?和佳!!いったい何があったの?」

倒れていた和佳に近づき、心配そうな表情で覗き込む女子高生が・・・

「えっ?和佳・・・?和佳って・・・だれ?・・・・えっ?・・・私?」

名前を呼ばれ自分を指差し名前を言う

「え、そ、そうよ~!他に誰がいるって言うのよ~!和佳は貴女でしょ~?だ、大丈夫?」

「えっ?ええ・・・」

自分の身体や着ている服を確認するかの様に足元から順に胸まで見る

「・・・・う、うそ・・・な、なんで・・・・」

まだ少しだけ、男のころの記憶が残っていて、自分が誰なのか混乱していると、

「和佳?・・・ホントに大丈夫?顔色・・・悪いわよ・・・やっぱり・・・頭ぶった・・・?今から帰って病院行く?それとも、学校に着いたら保健室に行く?それとも救急車呼ぶ?」

心配そうにして顔を覗き込む

「え・・・いいよ・・・だ、大丈夫・・・うん・・・大丈夫だから・・・ちょっと目眩がしただけ・・・」

きょろきょろと自分の姿を確認する女子高生になった和佳

(ど、どうしよう・・・わ、私・・・このまま、ずーっと女のままだったら・・・男に戻れなかったら・・・あれ?私・・・私は・・・誰?・・・男?・・・何言ってんの?私は、女よ!!どうしたのかしら?この記憶?なに?)

再度、キョロキョロと自分の身体を確認して、

(あははは・・・私・・・さっき、トイレで転んで頭ぶったから、少し・・・おかしくなっちゃったのかしら?)

「だ、大丈夫なら良いけど~・・・和佳~、早く行かないと電車行っちゃうよ~!!」

「あ、ご、ごめ~ん!!今行く~!!」

慌ててトイレから出てホームに駆け出す二人の女子高生・・・

・・・・・
・・・・・・
・・・・・・・


数時間後・・・

教室で・・・

「あ、そうそう・・・和佳って・・・そろそろじゃない?」

「えっ?そろそろ?」

「うん!そう・・・」

そう言い、彼女は股の方を指差し小さな見覚えのある布の袋を取り出した・・・

「えっ?なにこれ?」

「ふふふ・・・急になるといけないから・・・多分持っていないと思ってね・・・!!」

そう言い、袋を開けてこっそりと中身を見せる・・・

「やっ、やだ・・・も、もぉ~そ、そんな事ここで言わなくても~・・・」

「ふふふ・・・良いじゃないのよ~みんな同じなんだから・・・これ・・・あげるね!」

そう言い、ナプキンの入った可愛い小さな袋を和佳に手渡した。

「あ、ありがと・・・」

少し、恥ずかしい表情をする和佳だった・・・

(フフッ・・・いっちょ、完了ね!!
これで9人目・・・あと一人・・・
今度は誰にしようかしら・・・ね・・・フフフ・・・)

怪しい笑みをこぼし、和佳の後ろ姿を見ている洋子だった・・・

「ああ~!!洋子~!また例の物プレゼントしたの~?」

「ふふふ・・・そうよ!!貴女の時と同じものを・・・ね!!ふふふ・・・」

「ホント!!あの時丁度助かったわ~!!でも~?私の時もそうなんだけど~・・・
何でナプキンをプレゼントするの~?それもいいタイミングで~」

不思議そうな顔をして洋子に質問するクラスメイト。

「ふふふ・・・それはね・・・ふふっ!!・・・秘密よ!!ふふふ・・・」

にこやかな笑みをこぼし、その場を離れる洋子だった。

終わり

性転換WC(6) 自我が消される?

(俺が、何したって言うんだよ・・・くっそ!!何で・・・なんでだよ・・・)

「うわあ!!や、やめろ!!こ、これまで・・・」

スーツを引き裂かれ、最後に残ったトランクスまでロボットアームは、機械的に破り裂いていった・・・

(ううう・・・な、何するんだよ・・・お、俺・・・この先・・・どうなるの?あ・・・あたし・・・・)

目に溜まっていた涙が頬を伝って零れ落ちた・・・

「くずっ!!ぐずっ!!な、何よ・・・なんで?なんで・・・あたしが・・・」

・・・・
・・・・・
・・・・・・

「えっ?・・・・あ、あたし・・・?そ、そう言えば・・・さっきも・・・あ・・・あ・・・お・・・おれ・・・あれ?いったい・・・どうなってんだ・・・?」

体をアームに固定され中釣りになって、自分の精神までおかしくなってしまったのか不安になりながら、体を震わせていると・・・
天井から、また新たなアームが出てきて・・・

(な、なんだ・・・つ、次は・・・何が出て・・・????)

そのアームを見るなり驚いた!!

「う、うそでしょ・・・?も、もしかして・・・あ、あれ・・・着るの・・・?」

アームが持っていたのは、先程ぶつかった女子高生と同じ高校の制服が・・・しかも女子用の・・・また、他のアームには、女性用の下着が付いていて・・・
無理やり、下着をはく体制にされ・・・
下着から着ている服まで女子高の制服に着せ替えられ・・・

(な、何だよ!!こ、これは・・・いったい・・・なに?なんなの?えっ?い、いやぁぁぁぁ・・・・)

ウィィィ~~~~ン・・・・

ぷすっ!!ぷすっ!!ぷすっ!!ぷすっ!!ぷすっ!!ぷすっ!!・・・・・・・・・・

チュュュ~~~~~
チュュュ~~~~~
チュュュ~~~~~

・・・・・・・・・・・・・

数本のアームの先には注射器が付いており、胸やお尻に色々な部分に射され、訳の分からない薬を注射された・・・

(あっん!!い、いやん!!な、何これ?む、胸が・・・、いや・・・な、何で・・・こ、こんな事)

見る見るうちに膨らんでくる胸にお尻・・・

(えっ?か、体が小さく・・・なって・・・えっ?やだ・・・髪の毛が・・・)

体が少しずつ縮み、髪の毛が伸びて・・・
先ほどまできつかった、下着や制服が体にピッタリと合い・・・

(やだ・・・これじゃあ・・・本当の・・・女子高生に・・・)

変わり果てた体を首を左右に振って確認していると、

ウィーン・・・

トイレの個室内ごと回転し始めた・・・

(えっ?何?今度は何なの?)

「ソレデワ・・・サイゴ・・・ニ・・・トクベツ・・・プレゼント・・・デス・・・
ウィィィ~~~~ン・・・・」

ぷすっ!!

チュュュ~~~~~

(あ、あはっ!!はぁぁぁ~~~~~~~ん~~~~~!!)

後頭部に、特大の注射器が刺さり、投薬された・・・

(あ・・・あたし・・・・あ・・・お・・・・俺・・・あ・・・き、きえる・・・あ・・・あたしが・・・・お・・・お・・れ・・・が・・・あ・・・)

カチャッ!

ギィ~~

鍵が外され、戸が勢いよく開き、トイレからつまみ出されてしまった・・・
バタン!

そして、勢いよく開いた戸は勝手に閉じてしまった・・・

続く

性転換WC(5) 契約成立!!

そして数十秒後・・・

高温と水圧で麻痺してきたのか?・・・段々と股の部分が気持ち良くなって来た気がしてきた・・・

(ふっ!!!あ、あっ!!ふ、あっ、はぁ~ん~・・・!な、何に?な、何だよ?こ、この感覚・・・は・・・あ、ああ~ん~!何ん、なんだ?あっ!!へ、変な感じに・・・な、なって・・・・)

次第に気持ちが良くなって、感じていると、ヲシュレットのリモコンから機械音声が
・・・

「ジュンビ・・・ガ・・・カンリョウ・・・シマシタ・・・
タダイマ・・・・ヨリ・・・ニョニン・カ・・・ヲ・・・カイシ・・・シマス・・・」

(うっはっ!!あっ!!は?・・・に、女人・・・化?あはっん!!何言ってんだよ!!はぁん!!そ、そんな事・・・あん!!出来るわけが・・・あっん!!で、でも・・・このままだと・・・あ、そ、そうだ・・・この便座から離れられれば・・・あっ!!・・・あぁぁぁん!!)

痛い様な、気持ち良い様な複雑な感じと、何をされるのか分からず不安な心境で、体を小刻みに震えさせながら、立ち上がろうとするが・・・

(えっ?ど、どうして・・・あっん!か、体が・・・か、体が動かない・・・あ、足に・・・足に・・・力が・・・あっん!!い、いや・・・・こ、これ以上・・・だ、ダメ・・・本当に・・・おかしくなっちゃう・・・)

顔を赤らめ股を閉じてモジモジとしていると、さらにリモコンから

「ゴリヨウ・・・・リョウキン・・・ハ・・・ヒツヨウ・・・アリマセン・・・タダ・・・
ジョシ・・コウ・・・ノ・・・ソツギョウ・・・ショウ・ショ・・・イチ・マイ・・デ・・・ケッコウ・・・デス・・・
デワ・・・サン・ネン・・・ゴ・・・・ニ・・・・オアイ・・・シマショウ・・ネ・・・」

「コレハ・・・・ササヤ・カナ・・・・プレゼント・・・デス・・・
オツカイ・・・・クダサイ・・・」

ウィィィ~~~~ン・・・・

と、いきなり天井から数本のアームが降りてきて、

カチッ!!
カチッ!!

ビリビリビリ~~~~
ビリ・・・ビリビリ~~~~!!

体を強引につかむなり、着ているスーツを破り裂き始めた・・・

「や、やめろ!!な、何しやがる・・・あ!!こ、このスーツ・・・あああああ!!!
くっ!!た、高かったんだぞ!!くっそ!!な、何で・・・なんで・・・だ・・・」

いきなりの出来事に混乱するサラリーマン・・・
食費を削り、貯金して購入したスーツを意図も簡単に破られ・・・
しかも、得体の知れない機械に無理やりに引き裂かれ、どうしようもない気持ちで、
目には涙を溜めていた・・・

続く

性転換WC(4) 故障?

ジィィィーーーーー

ジョボジョボジョボ・・・・
ピジャーーーー

温水が股に当たる

(ははは・・・やっぱり、悪戯だったのか・・・)

ピジャーーーーーー
ピジャーーーーーー
ビジャーーーーーー
ビジャーーーーーー

次第に、水圧が強くなり、水が当たっている部分が痛くなって来た・・・

「い、いって!!ち、ちょ、ちょっと・・・こ、これ・・・つ、強過ぎないか~???」

水圧が次第に高く、そして温水が高温になり、止め様とボタンを押すが・・・

ピッ!!

・・・・・・・・・・・

ピッ!!

・・・・・・・・・・・

(あれ?どうして?)

ピッ!ピッ!

ビジャーーーーー

ビデを止める停止スイッチを押しても一向に温水は止まる所か、温度と勢いが増してきて・・・

ビジャーーーーー
ビジャーーーーー

ピッ!ピッ!ピッ!

(な、何で?何で止まらない?あ、熱っ!!・・・い、痛!!)

慌てて何度もボタンを押すが、止まらない・・・それどころか、勢いが順に増して来て・・・

(ち、な、何だよ?これ・・・何で止まらない!!と、止まれ!!止まれよ!!)

ピッ!ピッ!ピッ!

ボタンを連打しながら、心の中で叫ぶが・・・
一向にビデの操作は変わらず、停止するどころか、次第に勢いが増して来て・・・

続く

性転換WC(3) こんな悪戯は!!

「ふぅ~・・・・」

ホッとした所で、壁に掛かったヲシュレット用のリモコンスイッチの注意書きの紙に目がいく・・・

(ん?何だ・・・これ?)

その注意書きには、

「男性は、ビデの使用は厳禁です!!女性のみ、お使い下さい。」

と赤い文字で書かれていた・・・

(ん????ビデは、使うなって事だろ・・・・?
ま~・・・男だから使う必要無いけど・・・)

・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・

(で、でも・・・使うな!と書いてあると・・・ついつい使いたくなるのが心理なんだよな~・・・)

と思いながら、注意書きの文章の続きに目をやると、

(ん????まだ何か書いてあるぞ!!何々・・・・)

ビデは女性専用の装置です。
間違った使用については、当社は一切責任を持つ事が出来ませんので、覚悟した上でお使い下さい。

(・・・・はぁ~?覚悟?何、訳分からない事書いてるんだろう?
悪い冗談だな・・・それとも、ワンクリック詐欺かぁ~?(笑)
くだらん・・・でも・・・少し気になるな~・・・ん?まだ下の方に小さい文字で何か書いてあるぞ!!)

視線をずらすと、注意書きの張り紙の下の方に小さく何か書かれていた・・・
(なになに?・・・)

男性が、このボタンを押した場合、ビデを使用できる身体になります・・・

(はぁ?何だ・・・この注意書きは・・・まったく・・・何なんだよ!!この悪戯は!!
そんな訳無いだろ!!)

ビデのボタンの上に人差し指を押して・・・

(えい!!)

ピッ!!

冗談だと思い押してしまった・・・

続く
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0たか0

Author:0たか0
注意R-18です。
鏡(IF)の世界のお話へようこそ!
管理人の0たか0です。
ここでは、お気に入りの同人作品やサイトの紹介、
またまた、それに感化させられて自分自身で書いた小説を載せています。

(注意)このブログは成人向けの内容が入っていますので、
18歳未満の方や、内容に不快感をお持ちの方は、
もうし訳ありませんが、ご遠慮させていただいています。

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