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ジャーナリストの運命 (35) 香多奈

数分後・・・

所長に呼ばれ、所長室に行くと・・・

「これ・・・貴女にプレゼント・・・」
「えっ?こ、これを・・・?」
大きな椅子に腰掛けて反対の方を向いている所長が秘書に刀を渡して・・・

「こちらです・・・」
「えっ?こ、これ・・・刀・・・日本刀ですよ・・・」
「ええ・・・そうよ・・・これは貴女が持っている方が似合っているわ・・・それに・・・貴女の名前・・・」
「な、名前・・・?え?わ、私・・・私の名前・・・?」
「ええ・・・分からないわよ・・・ふふふ・・・だから・・・私が名付け親になってあげるわ・・・」
「しょ、所長様が・・・私の・・・名付け親に???」
「ええ・・・そうよ・・・あなたの名前は、香多奈・・・今までの行動を見てて、思ったの・・・貴女には・・・どんな物でも刀の様に斬り裂く能力を持っているわ・・・そして、その斬り込み方が物凄く綺麗なの・・・だから・・・香多奈・・・良いわよね?・・・ふふふ・・・」
「か、香多奈・・・こ、これが・・・私の名前・・・あ、ありがとうございます!!」
「ふふふ・・・香多奈も、これから頑張って頂戴ね!」
「は、はい!!」
「貴女達、二人には物凄く期待しているから・・・」
「あ、ありがとうございます。」
「はい!ありがとうございます。」
「じゃあ、今から・・・これ・・・お願いね!」

そう言って一枚の写真付の用紙を机に置いた・・・

「かしこまりました!!」
「はい!全力で頑張ります!!」

二人とも敬礼をし、部屋を出て行く・・・

「ふふふ・・・お願いね・・・」

彼女達が出て行く姿を確認しながら、笑みをこぼしながら言う所長・・・

そして数時間後・・・

研究所の地下の一室では・・・
早くも、写真の男を捕まえて情報を聞き出していた・・・

「もうこれ以上・・・知っている事は無いみたいね・・・」
「そうですね!じゃあ・・・そろそろ・・・」
「ふふふ・・・そうね・・・」

そう言って彼女達は、ベットに固定された男の身体にベルトを取り付けて、クレーンのワイヤーを引っ掛け、吊るし上げた・・・

「これで良いわね!」
「な、何をする!!」
「ふふふ・・・これから貴方は、あのカプセルに入ってもらうの・・・」
「な、なんだって?カプセル?」
「ええ・・・そして、女性になる為の手術を受けてもらうわ・・・そのための下準備にあのカプセルに・・・ふふふ・・・」
「そ、そんな事・・・や、やっぱり・・・あの噂は・・・本当だったんだ・・・クッ!!こ、こんな事して・・・許されるわけ・・・ないじゃないか!!クッ!!」

暴れる男だが、固定されている為全く抵抗できていない・・・

「も~煩いわね~・・・時間ないから・・・そろそろ・・・入ってもらうわね・・・」

そう言って、マキはクレーンのスイッチを押し男を持ち上げ、移動させて・・・

「カナ・・・そっちに移動するから・・・お願いね!」
「はい!分かりました!」

そう言って、カナ(香多奈のあだ名)は固定されて持ち上げられている男を引っ張ってカプセルルームの方に移動させた・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

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