ジャーナリストの運命 (26) マキさんの行方
(あれから、マキさんからの連絡は無かった・・・電話をするも、繋がらなく・・・
いったい何処にいるんだろうか・・・)
あの日の連絡を最後に、マキさんの消息は分からなくなってしまった・・・
警察にも届け出るものの、捜索している様子は見られなかった・・・
(マキさんは今、何処で何をしているのだろう・・・)
そして、数週間後のある日・・・
リリリ~ン♪~・・・リリリ~ン♪~
「マキさんか?ん?瞳さん?何だろう・・・」
電話に出ると・・・
「もしもし・・・」
「あ、あの~・・・」
物凄く申し訳なさそうに話す瞳・・・
「どうしたの?何か分かったの?」
「ええ・・・実は・・・・分かれてから、研究所に潜入する為にパート従業員として働いているの・・・」
「え?なんだって?」
まさか、瞳があの研究所の中で働いているとは思いもよらなかった・・・
「も、もしかして・・・マキさん・・・あ!真樹夫さんの事・・・」
慌てて瞳に真樹夫の事を聞こうとする・・・
「ええ・・・実は、数日前に、真樹夫さんを見かけたんです・・・」
瞳が、マキさんを見たという話を聞く・・・
「え?や、やっぱり・・・マキさんは・・・ど、どこで?」
「研究所の中で・・・私・・・道に迷っていたら・・・立ち入り禁止区域に入ってしまって・・・そこで、ぐったりとしたマキさんを数人の警備員と研究員が連れて行くのを見かけて、エレベーターに入ったの・・・」
「じゃあ・・・マキさんは・・・連れさらわれた・・・?」
「多分・・・そうだと思うわ・・・はっきりと見たわけじゃあないですけど・・・」
「そ、それで・・・今何処に・・・?」
メモをする為慌てて近くにあった紙を探して・・・
「あの感じだと・・・行き先も、多分・・・培養室・・・」
「培養室?わ、分かった・・・じゃあ、準備してから・・・研究所に・・・そうだな~・・・一週間後に・・・それなら・・・武装して数十人の助っ人も呼べるし・・・」
「で・・・でも・・・早くしないと・・・手遅れに・・・明後日には女性器の培養が完了するみたいだから・・・その日に移植されるみたいよ・・・」
「そ、そんな~・・・じゃあ・・・直ぐに・・・」
「ええ・・・私も研究所の中から出来る限りの援護しますから・・・」
「分かった・・・」
「あ、研究所の裏の出入り口・・・開けておきますから・・・そこから入って下さい・・・後は・・・入って右のエレベーターで下に降りれるように操作しますから・・・」
「あ、ありがとう・・・でも・・・君は大丈夫なの?」
「ええ・・・大丈夫です!兄もきっとその部屋に監禁されていると思いますから・・・お願いします・・・」
「ああ・・・・」
ピッ!!
そう言って、電話を切った。
続く
いったい何処にいるんだろうか・・・)
あの日の連絡を最後に、マキさんの消息は分からなくなってしまった・・・
警察にも届け出るものの、捜索している様子は見られなかった・・・
(マキさんは今、何処で何をしているのだろう・・・)
そして、数週間後のある日・・・
リリリ~ン♪~・・・リリリ~ン♪~
「マキさんか?ん?瞳さん?何だろう・・・」
電話に出ると・・・
「もしもし・・・」
「あ、あの~・・・」
物凄く申し訳なさそうに話す瞳・・・
「どうしたの?何か分かったの?」
「ええ・・・実は・・・・分かれてから、研究所に潜入する為にパート従業員として働いているの・・・」
「え?なんだって?」
まさか、瞳があの研究所の中で働いているとは思いもよらなかった・・・
「も、もしかして・・・マキさん・・・あ!真樹夫さんの事・・・」
慌てて瞳に真樹夫の事を聞こうとする・・・
「ええ・・・実は、数日前に、真樹夫さんを見かけたんです・・・」
瞳が、マキさんを見たという話を聞く・・・
「え?や、やっぱり・・・マキさんは・・・ど、どこで?」
「研究所の中で・・・私・・・道に迷っていたら・・・立ち入り禁止区域に入ってしまって・・・そこで、ぐったりとしたマキさんを数人の警備員と研究員が連れて行くのを見かけて、エレベーターに入ったの・・・」
「じゃあ・・・マキさんは・・・連れさらわれた・・・?」
「多分・・・そうだと思うわ・・・はっきりと見たわけじゃあないですけど・・・」
「そ、それで・・・今何処に・・・?」
メモをする為慌てて近くにあった紙を探して・・・
「あの感じだと・・・行き先も、多分・・・培養室・・・」
「培養室?わ、分かった・・・じゃあ、準備してから・・・研究所に・・・そうだな~・・・一週間後に・・・それなら・・・武装して数十人の助っ人も呼べるし・・・」
「で・・・でも・・・早くしないと・・・手遅れに・・・明後日には女性器の培養が完了するみたいだから・・・その日に移植されるみたいよ・・・」
「そ、そんな~・・・じゃあ・・・直ぐに・・・」
「ええ・・・私も研究所の中から出来る限りの援護しますから・・・」
「分かった・・・」
「あ、研究所の裏の出入り口・・・開けておきますから・・・そこから入って下さい・・・後は・・・入って右のエレベーターで下に降りれるように操作しますから・・・」
「あ、ありがとう・・・でも・・・君は大丈夫なの?」
「ええ・・・大丈夫です!兄もきっとその部屋に監禁されていると思いますから・・・お願いします・・・」
「ああ・・・・」
ピッ!!
そう言って、電話を切った。
続く