ジャーナリストの運命 (18) お願い・・・
「ねえ~・・・お姉ちゃん・・・」
甘えるかのように身体を近づける瞳・・・
「なぁ~に?」
「あのね・・・それでね・・・狩の・・・その、手伝ってもらいたい・・・お願いがあるの・・・」
姉の身体を指でクルクルとなでると・・・
「ふふっ・・・瞳のお願いだったら・・・何でも聞くわ・・・」
瞳を見つめ微笑み返して言う・・・
「フフフ・・・あのね・・・私達の計画を邪魔しようとしている人達がいるの・・・」
「あら・・・そんな人がいるの?こんな素晴らしい計画を邪魔するなんて・・・」
「ええ・・・だから・・・彼らにも・・・きちんと教育を受けてもらいたくて・・・」
「フフフ・・・そう・・・そうね・・・それはいい考えね・・・分かったわ・・・なら・・・私はどうすればいいの?」
「そうね~・・・二人いるけど~・・・一人の堅物は・・・もうすぐ・・・この研究所に乗り込んで来るから・・・お姉ちゃんには、あの調整室のカプセルの中に入っていて欲しいの・・・」
「私はその中で何をすればいいの?」
「堅物が、カプセルの中に浮いたお姉ちゃんの姿を見ている時に、私が部屋に入ってカプセルの液を抜くわ・・・そしたら、一緒に逃げるふりをして欲しいの・・・」
「そう・・・分かったわ・・・で・・・その後は・・・」
「フフフ・・・そこで、これの出番・・・」
そう言って小さな発信機とボタンを手のひらにのせて見せた・・・
「これは?」
「フフフ・・・小型の発信機よ・・・これを調整室に置いてある白衣に入れておくわ・・・」
「一つはポケットに・・・そしてもう一つは、ボタンとして縫い付けて・・・フフフ・・・」
「分かったわ・・・でも、何で二つも?」
「ふふっ!このポケットに入れた発信機はダミーよ・・・一応、機能はするけど・・・助けられた後、裸のまま逃げられないとか言って、私がその部屋で、白衣を探して見つけたかの様にして持ってくるから、それを着て部屋から出ると・・・私の連絡で待っていた警備員に見つかるの・・・そして私の先導で逃げるの・・・でも、警備員は私達を追いかけてくる、逃げても、逃げても・・・隠れても、隠れても・・・そこで、お姉ちゃんがポケットに入っていた発信機を見つけて壊すの・・・そしたら当分の間、警備員が追いついてこなくなって・・・そして、地下の監禁室の方に連れて行くの・・・」
「でも・・・地下の方に逃げるって言ったら・・・疑われないかしら?」
不安そうな顔をして瞳に聞くと、
「ふふっ・・・それなら大丈夫よ!!この地下には古い地下道が有るとか無いとか言って、そこから逃げられるとか言えば、情報の無い彼は信用するわ・・・」
「そうね・・・で・・・捕まえてからはどうするの?フフフ・・・」
「フフフ・・・それはもう・・・知っているくせに~・・・」
怪しい笑みをして見つめ合う二人・・・
「フフフ・・・目が覚めた時には驚くでしょうね・・・・鏡の前に立って見えるのが始めてみる女性・・・しかも同じ動きをして・・・どんな反応するのかしら・・・ふふっ・・・今から楽しみだわ・・・」
「ええ・・・今度は、お姉ちゃんも一緒に女性器の移植手術やろうね!!」
「ええ・・・楽しみだわ~・・・」
「そして・・・今度は・・・お姉ちゃんが料理を運ぶのよ・・・・・・ね・・・フフフ・・・」
微笑む瞳・・・しかし・・・その目には冷静な光が宿っていた・・・
続く
甘えるかのように身体を近づける瞳・・・
「なぁ~に?」
「あのね・・・それでね・・・狩の・・・その、手伝ってもらいたい・・・お願いがあるの・・・」
姉の身体を指でクルクルとなでると・・・
「ふふっ・・・瞳のお願いだったら・・・何でも聞くわ・・・」
瞳を見つめ微笑み返して言う・・・
「フフフ・・・あのね・・・私達の計画を邪魔しようとしている人達がいるの・・・」
「あら・・・そんな人がいるの?こんな素晴らしい計画を邪魔するなんて・・・」
「ええ・・・だから・・・彼らにも・・・きちんと教育を受けてもらいたくて・・・」
「フフフ・・・そう・・・そうね・・・それはいい考えね・・・分かったわ・・・なら・・・私はどうすればいいの?」
「そうね~・・・二人いるけど~・・・一人の堅物は・・・もうすぐ・・・この研究所に乗り込んで来るから・・・お姉ちゃんには、あの調整室のカプセルの中に入っていて欲しいの・・・」
「私はその中で何をすればいいの?」
「堅物が、カプセルの中に浮いたお姉ちゃんの姿を見ている時に、私が部屋に入ってカプセルの液を抜くわ・・・そしたら、一緒に逃げるふりをして欲しいの・・・」
「そう・・・分かったわ・・・で・・・その後は・・・」
「フフフ・・・そこで、これの出番・・・」
そう言って小さな発信機とボタンを手のひらにのせて見せた・・・
「これは?」
「フフフ・・・小型の発信機よ・・・これを調整室に置いてある白衣に入れておくわ・・・」
「一つはポケットに・・・そしてもう一つは、ボタンとして縫い付けて・・・フフフ・・・」
「分かったわ・・・でも、何で二つも?」
「ふふっ!このポケットに入れた発信機はダミーよ・・・一応、機能はするけど・・・助けられた後、裸のまま逃げられないとか言って、私がその部屋で、白衣を探して見つけたかの様にして持ってくるから、それを着て部屋から出ると・・・私の連絡で待っていた警備員に見つかるの・・・そして私の先導で逃げるの・・・でも、警備員は私達を追いかけてくる、逃げても、逃げても・・・隠れても、隠れても・・・そこで、お姉ちゃんがポケットに入っていた発信機を見つけて壊すの・・・そしたら当分の間、警備員が追いついてこなくなって・・・そして、地下の監禁室の方に連れて行くの・・・」
「でも・・・地下の方に逃げるって言ったら・・・疑われないかしら?」
不安そうな顔をして瞳に聞くと、
「ふふっ・・・それなら大丈夫よ!!この地下には古い地下道が有るとか無いとか言って、そこから逃げられるとか言えば、情報の無い彼は信用するわ・・・」
「そうね・・・で・・・捕まえてからはどうするの?フフフ・・・」
「フフフ・・・それはもう・・・知っているくせに~・・・」
怪しい笑みをして見つめ合う二人・・・
「フフフ・・・目が覚めた時には驚くでしょうね・・・・鏡の前に立って見えるのが始めてみる女性・・・しかも同じ動きをして・・・どんな反応するのかしら・・・ふふっ・・・今から楽しみだわ・・・」
「ええ・・・今度は、お姉ちゃんも一緒に女性器の移植手術やろうね!!」
「ええ・・・楽しみだわ~・・・」
「そして・・・今度は・・・お姉ちゃんが料理を運ぶのよ・・・・・・ね・・・フフフ・・・」
微笑む瞳・・・しかし・・・その目には冷静な光が宿っていた・・・
続く