ジャーナリストの運命 (16) 治療開始
「では・・・今から・・・私の兄の・・・いいえ・・・姉の女性器、移植手術を開始します・・・」
マスクをした顔の前に、ゴム手袋をした手を出して言う瞳
「はい!」
「はい!」
「はい!」
数人の助手もマスクをして返事をした・・・
「メス!」
「はい・・・」
メスを受け取りまたの部分に切り込みを入れる・・・
メスを引いた後には、赤い線が出来・・・
そして、いとも簡単に男性のシンボルを取ってしまった・・・
そして、それをパレットに置き、女性器を入れる部分を作るため骨盤を削り始めた・・・
ゴリゴリゴリ・・・ゴリゴリゴリ・・・・ゴリゴリゴリ・・・・・
「これだけ削れば良いわね・・・後は、元に戻らないように、固定して・・・」
削り広げられた骨盤に伸縮性の特殊プラスチックを貼り付け、女性器を入れ始めた・・・
それと同時に、助手の一人が、胸の部分に何かの液体を筆で塗り始めていた・・・
「そっちの方は、どうかしら?」
瞳が、胸の方を担当している助手に聞くと、
「はい・・・そろそろ皮膚が溶け始めます・・・」
「そう・・・なら・・・そろそろ乳房を・・・」
「はい・・・分かりました・・・」
そう言い、ステンレスのトレーに入った乳房を一つずつ丁寧に胸に当ててのせていった・・・
「フフフ・・・順調ね・・・もう少しで胸の方は完成しそうね・・・こっちも・・・」
女性器を入れる場所を作り、トレーに乗せてある女性器を身体に埋め込み始めた・・・
「これでよし!!後は、縫合して・・・フフフ・・・」
切られた部分を綺麗に縫い合わせていく・・・
「ふ~・・・これで完成ね!!後は・・・時間が・・・目を覚ますのを待つのみね・・・ふふふ・・・これからは晃ではなく・・・晃子になったのよ・・・嬉しいでしょ?お姉ちゃん・・・クスクス・・・」
寝ている姉の顔を見つめながら怪しい笑みをこぼし話しかける瞳・・・
「はい・・・お疲れ様です・・・・」
「お疲れ様です・・・・」
「お疲れ様です・・・・」
そして、助手が素早く、後片付けをし始め、手術台からベットに移し変えられ部屋に移動した・・・
それから毎日の様に検査が行われていた・・・
血液検査から遺伝子・・・染色体の検査まで・・・
日に日に女性の体つきに変わっていくのが目で確認できるようになって・・・
数日後・・・
「ねえ・・・もう・・・染色体の数はどれぐらいになった?」
章子を見ている看護師に瞳が聞くと、
「ふふふ・・・順調に変わってきています・・・丁度今、結果が来たところです・・・・」
「ほんと?教えてよ!」
「はい!少しお待ち下さいね!」
そう言い、電子カルテを操作してデーターを確認している・・・
「出ました!!ここ数日、昨日まではXXが62%で安定していましたが・・・今日計った結果では、なんと!!89%まで上昇していますわ!!後数日・・・いいえ・・・この調子ですと数時間で・・・」
「ふふふ・・・そうですか・・・人工の乳房に女性器を移植した男性は、その臓器から出る特殊なホルモンで染色体を書き換えていくって言うのは素晴らしいわね!」
「はい~♪すごいですよね!これが実用化すれば少子化対策だって可能に・・・男性のみでの子孫は出来ませんが、女性のみですとそれが可能ですから・・・ふふふ・・・移植をもっともっと簡単にして、予防接種の様に学校で強制的に出来る社会にすれば・・・ふふふ・・・」
怪しい笑みをこぼし、楽しげに話をする看護師・・・
「ふふふ・・・そうね・・・その為にはもっともっと研究を・・・これは人類の為ですものね・・・」
「はい・・・そうですわ・・・だから・・・私達も・・・貴女方・・・前線でお仕事をされる方にものすごい希望を持っているんですよ・・・ふふっ!!」
「そうなの・・・なら・・・期待に応えられるように、もっともっと頑張らないといけないわね・・・」
「はい・・・お願いしますわね・・・」
「ふふふ・・・お姉ちゃん・・・楽しみね・・・起きたら・・・まずは・・・邪魔する・・・ふふふ・・・」
寝ている章子のおでこを摩りながら、邪悪な笑みをこぼし話しかける瞳だった・・・
続く
マスクをした顔の前に、ゴム手袋をした手を出して言う瞳
「はい!」
「はい!」
「はい!」
数人の助手もマスクをして返事をした・・・
「メス!」
「はい・・・」
メスを受け取りまたの部分に切り込みを入れる・・・
メスを引いた後には、赤い線が出来・・・
そして、いとも簡単に男性のシンボルを取ってしまった・・・
そして、それをパレットに置き、女性器を入れる部分を作るため骨盤を削り始めた・・・
ゴリゴリゴリ・・・ゴリゴリゴリ・・・・ゴリゴリゴリ・・・・・
「これだけ削れば良いわね・・・後は、元に戻らないように、固定して・・・」
削り広げられた骨盤に伸縮性の特殊プラスチックを貼り付け、女性器を入れ始めた・・・
それと同時に、助手の一人が、胸の部分に何かの液体を筆で塗り始めていた・・・
「そっちの方は、どうかしら?」
瞳が、胸の方を担当している助手に聞くと、
「はい・・・そろそろ皮膚が溶け始めます・・・」
「そう・・・なら・・・そろそろ乳房を・・・」
「はい・・・分かりました・・・」
そう言い、ステンレスのトレーに入った乳房を一つずつ丁寧に胸に当ててのせていった・・・
「フフフ・・・順調ね・・・もう少しで胸の方は完成しそうね・・・こっちも・・・」
女性器を入れる場所を作り、トレーに乗せてある女性器を身体に埋め込み始めた・・・
「これでよし!!後は、縫合して・・・フフフ・・・」
切られた部分を綺麗に縫い合わせていく・・・
「ふ~・・・これで完成ね!!後は・・・時間が・・・目を覚ますのを待つのみね・・・ふふふ・・・これからは晃ではなく・・・晃子になったのよ・・・嬉しいでしょ?お姉ちゃん・・・クスクス・・・」
寝ている姉の顔を見つめながら怪しい笑みをこぼし話しかける瞳・・・
「はい・・・お疲れ様です・・・・」
「お疲れ様です・・・・」
「お疲れ様です・・・・」
そして、助手が素早く、後片付けをし始め、手術台からベットに移し変えられ部屋に移動した・・・
それから毎日の様に検査が行われていた・・・
血液検査から遺伝子・・・染色体の検査まで・・・
日に日に女性の体つきに変わっていくのが目で確認できるようになって・・・
数日後・・・
「ねえ・・・もう・・・染色体の数はどれぐらいになった?」
章子を見ている看護師に瞳が聞くと、
「ふふふ・・・順調に変わってきています・・・丁度今、結果が来たところです・・・・」
「ほんと?教えてよ!」
「はい!少しお待ち下さいね!」
そう言い、電子カルテを操作してデーターを確認している・・・
「出ました!!ここ数日、昨日まではXXが62%で安定していましたが・・・今日計った結果では、なんと!!89%まで上昇していますわ!!後数日・・・いいえ・・・この調子ですと数時間で・・・」
「ふふふ・・・そうですか・・・人工の乳房に女性器を移植した男性は、その臓器から出る特殊なホルモンで染色体を書き換えていくって言うのは素晴らしいわね!」
「はい~♪すごいですよね!これが実用化すれば少子化対策だって可能に・・・男性のみでの子孫は出来ませんが、女性のみですとそれが可能ですから・・・ふふふ・・・移植をもっともっと簡単にして、予防接種の様に学校で強制的に出来る社会にすれば・・・ふふふ・・・」
怪しい笑みをこぼし、楽しげに話をする看護師・・・
「ふふふ・・・そうね・・・その為にはもっともっと研究を・・・これは人類の為ですものね・・・」
「はい・・・そうですわ・・・だから・・・私達も・・・貴女方・・・前線でお仕事をされる方にものすごい希望を持っているんですよ・・・ふふっ!!」
「そうなの・・・なら・・・期待に応えられるように、もっともっと頑張らないといけないわね・・・」
「はい・・・お願いしますわね・・・」
「ふふふ・・・お姉ちゃん・・・楽しみね・・・起きたら・・・まずは・・・邪魔する・・・ふふふ・・・」
寝ている章子のおでこを摩りながら、邪悪な笑みをこぼし話しかける瞳だった・・・
続く