繁盛する神社の秘密 2
数日後
「妖狐様・・・実は~お願いがあるのですが・・・」
「なんじゃ?」
「もうそろそろ・・・元に戻して欲しいのですが・・・」
「なんでじゃ?」
「このままでいると、本当に元に戻るというか、今まで自分が女だったかのように思えてしまう時が度々ある様になって・・・それが最近、特に酷くて・・・息子達もそう言って、怖くて・・・」
怖くなって、元に戻してもらおうと、宮司が妖狐に頼む。
「何を言っておるか!
この姿だからこそ、大勢の参拝客が来たんだぞ!
それに、願掛けも変身を解けば、効果が無くなり、祈祷を依頼に来た客は、もう二度とこの神社には来なくなるだろう・・・
本当にそれでも良いのか?」
少し悩んで
「はい・・・私は男です・・・
子も、娘ではなく息子です・・・
なので・・・」
「ふっ・・・そうか・・・」
「ここまでしてもらって、すみません・・・」
「では、まずはお前から戻してやろう・・・
ここに目を閉じて座れ・・・」
「はい・・・」」
呪文を言い最後に、
「フフフ・・・ついにこの時が来た・・・!!!
何百年の恨み・・・ここで晴らさせてもらう・・・
これからは、ウヌの手足となって働くがよい・・・」
続く
「妖狐様・・・実は~お願いがあるのですが・・・」
「なんじゃ?」
「もうそろそろ・・・元に戻して欲しいのですが・・・」
「なんでじゃ?」
「このままでいると、本当に元に戻るというか、今まで自分が女だったかのように思えてしまう時が度々ある様になって・・・それが最近、特に酷くて・・・息子達もそう言って、怖くて・・・」
怖くなって、元に戻してもらおうと、宮司が妖狐に頼む。
「何を言っておるか!
この姿だからこそ、大勢の参拝客が来たんだぞ!
それに、願掛けも変身を解けば、効果が無くなり、祈祷を依頼に来た客は、もう二度とこの神社には来なくなるだろう・・・
本当にそれでも良いのか?」
少し悩んで
「はい・・・私は男です・・・
子も、娘ではなく息子です・・・
なので・・・」
「ふっ・・・そうか・・・」
「ここまでしてもらって、すみません・・・」
「では、まずはお前から戻してやろう・・・
ここに目を閉じて座れ・・・」
「はい・・・」」
呪文を言い最後に、
「フフフ・・・ついにこの時が来た・・・!!!
何百年の恨み・・・ここで晴らさせてもらう・・・
これからは、ウヌの手足となって働くがよい・・・」
続く