対テロ特殊部隊女人化編(38) 仲間だと思っていたのに・・・
その頃、隊長は・・・
「ハー、ハー、ハー、・・・・少し走っただけで息切れしてしまうなんて・・・やっぱりこの身体では・・・・早く元に戻って・・・え~っと、次は・・・こっちね!!」
地下通路を走っては休み、また走っては休むその繰り返しをしながら駐屯地へ向かっている。この通路は下水道を利用している為、迷路状になっており思い出しながら進んでいた。
パシャパシャ!!パシャパシャ!!パシャパシャ!!パシャパシャ!!
遠くの方から、誰かが走ってくる様な音が聞こえた。しかも一人だけではなく大勢で・・・
「誰?・・・ここには誰もいないはず・・・もしかして下水工事で???そんな事は・・・それにしてもこの人数だと・・・」
通路の曲がり角で隠れながら左右を確認しながら進んでいく隊長。段々と水を弾く音が近づいてきている。
「誰・・・なの?・・・もしかして追っ手なの?・・・どうしよう・・・・」
ついに追っ手がきたと思って隠れならが考えていると、ふと制服の上着のポケットに護身用の拳銃が入っていた。
「これって・・・ちゃんと弾も入っているわ!これなら・・・」
拳銃を手にし、下水溝に繋がる方へ身を隠し攻撃の機会を探していた。伊集院の策略とも知らずに・・・
「おい!!こっちの方で誰かいるような気が・・・」
「どこだ!!こっちか?どこへ逃げ込んだ!!出て来い!!」
大きな声を張り上げ二人一組に何って捜査をしている刑務隊員達。その声が聞こえ驚く隊長。
「誰か駐屯地から逃げたって?・・・・誰かが、ここに逃げ込んだの?・・・・そうだわ!!きっと私が逃げたから駐屯地まで調べに行って見つかったんだわ!!ふふっ、何てドジをした人なんでしょ~・・・今の私の状況を説明すれば・・・・でも、こんな格好で会うなんて・・・・何も言わずに会えば攻撃されるし・・・・どうしよう・・・・うん、彼らなら分かってくれる、きっと分かってもらえるわ!!」
そう自分に言い聞かせ、両手を上げて彼らの方へ向って行く隊長。
「撃たないで!!あたしは、対テロ特殊部隊の隊長の三陸よ!!認識番号はG*******今朝例の組織に突入して捕まって、こんな風にされて・・・・仲間もまだあそこに・・・ね~お願い助けて・・・」
拳銃を持ったまま、両手を挙げ、大きな声で身元を言いながら刑務隊の隊員がいる方へ歩いていく隊長だったが・・・・
「おい!!止まれ!!それ以上近寄るな!!前に来るな!!動くな!!」
ライトと小銃をこっちに向け確認する隊員。そして、無線機を取り
「犯人を発見!!至急応援を!!報告通りの制服に、片手には拳銃を所持!!発砲の許可を!!」
隊員が無線で確認を取ると思ってもいない返答が返ってきた。
「ちっ違うわ!!あたしよ!あたし!!分からないの!!犯人って何よ!!」
案の定、外見が分かっていた為、犯人と間違われ銃口を向けられてしまった貴博、
犯人と間違えられた事より、同僚に本人だと分かってもらえなかった事が物凄くショックだった。
「犯人と確認できれば発砲を許可する!生存は構わない、早急にサンプルの回収を優先せよ!!」
本部からの返答が聞こえ、さらにパニックを起す貴博、
「了解!!」
無線が切れると同時に、小銃の銃口から火が吹いた!!
タ・タ・ターン・・・タ・タ・ターン・・・タ・タ・ターン・・・
「えっ!!嘘!!なんで?あたしよ!!あたし!!分からないの!!貴方達も知っているでしょ!!特警隊の事件を!!私も彼らと同じ事に・・・・きゃっ!!」
タ・タ・ターン・・・タ・タ・ターン・・・タ・タ・ターン・・・
「おい!!どうだ!!当たったか?」
「いや、分からん・・・どっちが見に行く・・・」
「俺はいやだ!!お前行けよ・・・先に言った方が見に行くのがお決まりだろ・・・」
「俺も・・・・嫌だ・・・だってあいつら、女人化の薬を持ってるんだろ!!俺は女になるなんて嫌だからな!!」
隊員達が言い合っている隙に網目状になっている下水道へ逃げ込んだ。
(つづく)
「ハー、ハー、ハー、・・・・少し走っただけで息切れしてしまうなんて・・・やっぱりこの身体では・・・・早く元に戻って・・・え~っと、次は・・・こっちね!!」
地下通路を走っては休み、また走っては休むその繰り返しをしながら駐屯地へ向かっている。この通路は下水道を利用している為、迷路状になっており思い出しながら進んでいた。
パシャパシャ!!パシャパシャ!!パシャパシャ!!パシャパシャ!!
遠くの方から、誰かが走ってくる様な音が聞こえた。しかも一人だけではなく大勢で・・・
「誰?・・・ここには誰もいないはず・・・もしかして下水工事で???そんな事は・・・それにしてもこの人数だと・・・」
通路の曲がり角で隠れながら左右を確認しながら進んでいく隊長。段々と水を弾く音が近づいてきている。
「誰・・・なの?・・・もしかして追っ手なの?・・・どうしよう・・・・」
ついに追っ手がきたと思って隠れならが考えていると、ふと制服の上着のポケットに護身用の拳銃が入っていた。
「これって・・・ちゃんと弾も入っているわ!これなら・・・」
拳銃を手にし、下水溝に繋がる方へ身を隠し攻撃の機会を探していた。伊集院の策略とも知らずに・・・
「おい!!こっちの方で誰かいるような気が・・・」
「どこだ!!こっちか?どこへ逃げ込んだ!!出て来い!!」
大きな声を張り上げ二人一組に何って捜査をしている刑務隊員達。その声が聞こえ驚く隊長。
「誰か駐屯地から逃げたって?・・・・誰かが、ここに逃げ込んだの?・・・・そうだわ!!きっと私が逃げたから駐屯地まで調べに行って見つかったんだわ!!ふふっ、何てドジをした人なんでしょ~・・・今の私の状況を説明すれば・・・・でも、こんな格好で会うなんて・・・・何も言わずに会えば攻撃されるし・・・・どうしよう・・・・うん、彼らなら分かってくれる、きっと分かってもらえるわ!!」
そう自分に言い聞かせ、両手を上げて彼らの方へ向って行く隊長。
「撃たないで!!あたしは、対テロ特殊部隊の隊長の三陸よ!!認識番号はG*******今朝例の組織に突入して捕まって、こんな風にされて・・・・仲間もまだあそこに・・・ね~お願い助けて・・・」
拳銃を持ったまま、両手を挙げ、大きな声で身元を言いながら刑務隊の隊員がいる方へ歩いていく隊長だったが・・・・
「おい!!止まれ!!それ以上近寄るな!!前に来るな!!動くな!!」
ライトと小銃をこっちに向け確認する隊員。そして、無線機を取り
「犯人を発見!!至急応援を!!報告通りの制服に、片手には拳銃を所持!!発砲の許可を!!」
隊員が無線で確認を取ると思ってもいない返答が返ってきた。
「ちっ違うわ!!あたしよ!あたし!!分からないの!!犯人って何よ!!」
案の定、外見が分かっていた為、犯人と間違われ銃口を向けられてしまった貴博、
犯人と間違えられた事より、同僚に本人だと分かってもらえなかった事が物凄くショックだった。
「犯人と確認できれば発砲を許可する!生存は構わない、早急にサンプルの回収を優先せよ!!」
本部からの返答が聞こえ、さらにパニックを起す貴博、
「了解!!」
無線が切れると同時に、小銃の銃口から火が吹いた!!
タ・タ・ターン・・・タ・タ・ターン・・・タ・タ・ターン・・・
「えっ!!嘘!!なんで?あたしよ!!あたし!!分からないの!!貴方達も知っているでしょ!!特警隊の事件を!!私も彼らと同じ事に・・・・きゃっ!!」
タ・タ・ターン・・・タ・タ・ターン・・・タ・タ・ターン・・・
「おい!!どうだ!!当たったか?」
「いや、分からん・・・どっちが見に行く・・・」
「俺はいやだ!!お前行けよ・・・先に言った方が見に行くのがお決まりだろ・・・」
「俺も・・・・嫌だ・・・だってあいつら、女人化の薬を持ってるんだろ!!俺は女になるなんて嫌だからな!!」
隊員達が言い合っている隙に網目状になっている下水道へ逃げ込んだ。
(つづく)