数分後・・・
「お、お姉ちゃん・・・こ、これで良いのかな~?」
トイレの入り口から恥かしそうに顔だけ出して明日香を呼ぶ真琴、
「・・・何恥かしがってるの?誰も見ていないから、真琴の制服姿、お姉ちゃんに見せて!」
「う・・・うん・・・」
顔を真っ赤にしてモジモジしながら出てくる真琴
「フフッ・・・良いじゃない~・・・私が思っていた以上に可愛いわ~!!フフフ・・・さあ、早くこっちに出て来なさい・・・」
「う・・・うん・・・・」
スカートが風で捲れない様に前後を押さえながら、歩きにくそうに小股で明日香に近寄る
「フフフ・・・そんなに恥かしがらなくても良いのに・・・逆におかしく見られるわよ!!」
「う・・・!で、でも~・・・初めて、す、スカートをはいたから・・・何だかスースーして・・・」
「フフフ・・・大丈夫よ!そのうち慣れるわ・・・真琴は、スカートの方が似合うから、きっとすぐにでも、買い物に行って自分でお気に入りのスカートを買いたくなるわよ!!」
「・・・そ、そうなのかな~・・・・」
「ええ~・・・そうよ!!フフフ・・・じゃあ、行きましょうか?」
「う・・・うん・・・」
(さて・・・今日帰って真琴が寝たら、今までの制服は捨てましょかしら~!!これからは、この制服で登校すればいいのよ!!フフフ・・・でも・・・私が捨てるよりも真琴自身で捨てさせた方が良いわね・・・少しの間、様子見ね・・・)
続く
「さあ、着いたわよ!!」
そう言い、学校の近くにある公園に入っていく
「えっ?こ、ここって・・・」
どうして公園に着たのか理解できずに、ぽか~んとする真琴
「ええ・・・公園よ!!」
「買い物に行くって・・・それに・・・着替えも・・・」
「ええ・・・そうよ!!買い物にも行くし・・・着替えもするわ・・・」
「えっ?じ、じゃあ・・・何で公園に・・・?」
「は~ぁ~・・・ホント真琴は頭悪いんだから~・・・」
ため息をついて残念な表情をする明日香
「????」
全く理解が出来ずに頭の上にクエッションマークが連続で出ている
「ほら~!!行くわよ!!」
そう言って、公園にあるトイレに向かって歩き出す明日香・・・
「えっ?も、もしかして・・・ここで着替えるの・・・?」
「ええ~、そうよ!!それとも・・・青空の下で着替えをしたい?公園にいる皆にも下着を見せたいのなら別にいいけど・・・どうする?」
いつもの事で、反抗すれば必ず言った事をさせられるので、反抗せずに言う事を聞いてしまう・・・
「う~・・・・ト、トイレで着替える・・・」
「そう・・・じゃあ・・・これを持って着替えてきなさい・・・お姉ちゃんが誰も入っていかないように見張っておくから!!」
「う・・・うん・・・じゃあ・・・」
そう言い、手渡されたバックを持って男子用のトイレに入ろうとしたら・・・
「違うわよ!!真琴!!貴女が入るのはこっちでしょ!!」
そう言い、女子用のトイレの方を指差した・・・
「えっ?で、でも~・・・・」
嫌そうな顔をして言うと
「あっそっ・・・じゃあ良いわ・・・外で着替えなさい・・・」
「な、そ・・・そんな~・・・そ・・・外で・・・」
「嫌だったら外で着替えなさい・・・クスクス・・・バックの中身も、もう分かってると思うけど・・・外で着替えるの?中身を見てみなさい・・・」
明日香に言われ、バックのチャックを開けて中身を確認すると・・・
!!!!!!
「う・・・うそ・・・こ・・・この服・・・」
「フフフ・・・気に入ったかしら~・・・」
「い、嫌だ・・・この服だけは・・・」
「何で?・・・お姉ちゃんのお下がりなのよ!何で嫌なの?・・・ふ~ん~・・・そう・・・嫌なの・・・」
「う・・・うん・・・で、できれば・・・」
「そう・・・お姉ちゃんの来た服は着たくないんだ~・・・ふ~ん~・・・・あっそう・・・もう良いわ・・・真琴の事を思ってここまでしてあげているのに・・・お姉ちゃんのお下がりは嫌なのね・・・」
「ち、違うの・・・違うの・・・お姉ちゃん!!ぼ、僕が・・・言いたいのは・・・」
「もういいのよ・・・真琴がそう思ってたなんて・・・良いわ・・・勝手にすればいいのよ・・・」
「ご、ゴメン・・・わ、分かった・・・分かったよ・・・き、着るよ・・・お姉ちゃんのお下がりだから嫌だって言ったわけじゃ~ないから・・・ちょっと迷って・・・」
「クスクス・・・じゃあ・・・着替えてくるのね!!」
「・・・う・・・・うん・・・・着替える・・・着替えてくるよ・・・」
「フフフ・・・じゃあ、早く着替えてきなさい・・・この時間なら誰も使わないから・・・来たとしても、お姉ちゃんが入れないようにしてあげるから!!」
「うん・・・・ありがとう・・・」
そう言い真琴は、仕方なく、女子トイレにバックを持って入っていった!!
続く
次の日
授業後、帰ろうと学校の正門を出ると、
「も~なにしてんのよ~!授業が終わったら直ぐに帰りなさいって言ったでしょ~!」
正門を出たところに明日香が学生鞄と、膨らんだバックを持って・・・
「あっ、!!お、お姉ちゃん!直ぐに帰ろうとしたんだけど・・・・ご、ごめん・・・・」
泣きそうな真琴を見て
「また・・・言われたのね・・・」
「う、うん・・・や、やっぱり・・・おかしいよ・・・ぼ、僕・・・男なのに・・・こんな下着を履いて・・・必要のないブラジャーだって・・・」
今にも、声を出して泣き出してしまいそうな真琴の口を塞ぎ・・・
「クスクス・・・そんな事無いわよ・・・真琴が正しくてクラスの男子が間違えてるの・・・まだ貴女や男子達はその事に気が付いていないだけ・・・それに・・・フフフ・・・大丈夫よ・・・明日から誰にも文句なんて言わせないわ!貴女のクラスの女子全員、歓迎してくれるって言ってたわよ」
顔に手を当て親指で流れている涙を拭い去る明日香
「えっ?か、歓迎・・・?何で・・・?」
行きなり笑顔になって優しくなる明日香の行動に驚き、キョトンと不思議そうな顔をしている真琴
「じゃあ、行きましょう・・・フフフ・・・」
「えっ?行くって・・・?ど、どこに・・・?」
「クスクス・・・いつもの買物よ・・・・フフフ・・・」
「えっ?行くって・・・もしかして、あの化粧品売り場も・・・?」
「ええ・・・そうよ!」
「えっ?で、でも~・・・いつもは男と分からない様にして行っているのに・・・この格好じゃ~・・・」
「フフフ・・・そうね・・・」
「そ、そうだよ!着替えてから・・・」
「フフフ・・・だから用意してきたのよ・・・直接行ける様にね・・・」
「着替え・・・?直接・・・?じ、じゃあ・・・そねバックの中身は・・・」
「フフフ・・・そうよ・・・貴女の着替えを持ってきてあげたのよ・・・フフフ・・・これからはこれを着て学校に通えば良いわよ・・・クスッ!貴女の担任も納得してたし・・・フフフ・・・」
「さっ!早く行かないと帰りが遅くなるわよ!」
「う、うん・・・」
何となく不安になりながらも明日香に手を引っ張られ・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
続く
赤色の線が入った体操着に、今では珍しい紅色のブルマが入っていた・・・
「・・・あれ?な、何で・・・?お、お姉ちゃん・・・ちゃんと入れてくれたはずなのに・・・何で・・・女子用の体操着が・・・?あれ?・・・どうしたんだろう・・・?何で僕・・・驚いてるの・・・?これで良いんだよね?この服装で体育をすれば良いんじゃ~・・・だって、お姉ちゃんが用意してくれたんだもの・・・それよりも、早く着替えて行かなきゃ~・・・」
慌てて着替えて走ってグランドに行く真琴・・・
すれ違う度に、目が点になっていたり、笑っている生徒達・・・
「はぁ~はぁ~はぁ~、何とか遅れずに・・・・あれ?みんなどうしたの?そんなに見つめられると・・・・ぼ、僕・・・恥かしいよ~・・・いつもと同じなのに・・・そんなに珍しい?」
クラスの全員が真琴を見つめ、硬直していた!
「あはは~!!何だ、その格好~、やっぱり真琴は変態だ~・・・変態~変態~・・・」
いつも真琴を虐めている主犯各の男子生徒が真琴の格好を見てからかう・・・
「な、何で変態なんだよ~・・・へ、変態って言わないでよ~!」
と言い返すが、
「はぁ~?お前、何言ってんだ~?その格好を見れば誰だって変態って言うだろ~・・・お前・・・頭おかしいんじゃ~ね~の~?あははは~・・・」
数名の男子生徒達とお腹を抑えて大笑いする。
「何で・・・・えっ!な、何これ・・・えっ?何で僕・・・こんな格好してるの・・・」
自分の着ている体操着を見て、慌てる真琴
「あははは・・・何言ってんだよ~お前・・・自分で着てきたのに、よくそんな事、言えるよな~?」
クラスみんなの視線を感じ、恥ずかしくなって、その場にしゃがみ込んで泣いてしまった・・・
(あらあら・・・あんな所でしゃがみ込んで泣いちゃって~・・・フフフ・・・あの子ね!!いつも、真琴を虐めてるて言うクラスの男の子って・・・)
「明日香さん!何ぼ~っとグランドを見てるんですか!!今は授業中ですよ!最近弛んでますよ!!」
「・・・チッ・・・!!・・・・は~い・・・!!すいませ~ん・・・」
むっとした表情で謝る明日香
「本当に反省してるんだか~・・・テストの成績が良いからって・・・調子に・・・」
黒板に向かってブツブツと文句を言う教師・・・
「先生!!何か言う事があったらハッキリと言ってください!!」
「あ、いや~・・・じゃあ次のページを・・・」
明日香が教師に文句を言うと、そのまま言い返せず、授業を進めていった・・・
(ナニアイツ・・・ナニモワカッテナイクセニ・・・ワタシニハジヲカカセテオイテ・・・ミテナサイ・・・ワタシニ、モンクヲイッタコト・・・コウカイサセテヤルワ・・・)
(クスクス・・・あの子とアイツ・・・どうやって代償を払って貰おうかしらね・・・フフフ・・・伊集院様に頼んで・・・クスッ・・・あの子は真琴にやらせても良いかもしれないわね・・・)
続く
あれから数日が経ち、自宅内では明日香の用意した服で女装し、それに付け加え、
何故か外出時には女性用の下着を着けて出かけないといけなくなってしまっていた・・・
勿論、下だけでなく胸の方も・・・
ある日、体育の授業の為着替えを見られないようにトイレに行こうと廊下を歩いていると、トイレの前に明日香が立っていた!
「あっ、お姉ちゃん!・・・どうしたの?こんな所で・・・?」
何かに取り付かれた様な冷たい表情で
「クスクス・・・真琴・・・」
輝きの消えた鋭い目で見つめられ、固まってしまう真琴
「ど、どうしたの?お、お姉ちゃん・・・?」
「クスクス・・・どうしたの?じゃ~ないでしょ~フフッ・・・」
まさかトイレで着替えをするなと言われるのではないかと思い慌てて誤魔化そうと・・・
「えっ?な、何の事・・・?ぼ、僕・・・ちょっとトイレに・・・」
すると思いもよらない返答が戻ってきた・・・
「着替えはトイレでするのではなくて、更衣室でするものよ!」
「えっ?」
何を言っているのか分からなかった・・・
「何、突っ立ってるのよ!早く着替えないと次の授業に間に合わないでしょ!」
そう言い、強引に明日香は真琴の手を掴みグイグイと引っ張って上の階に行った。
「お、お姉ちゃん・・・い、痛い・・・」
「・・・・・・・」
「お、お姉ちゃん・・・更衣室って・・・そ、そう言えば、この学校には男子更衣室は無かったんじゃ~・・・」
「・・・フフフ・・・何言ってんの?真琴は女の子なんでしょ~?なら着替えだって~・・・」
「な、何言ってんの・・・お、お姉ちゃん・・・ぼ、僕は、男だよ!女の子じゃ~・・・」
「フフフ・・・そうかしら~?だったら教室で着替えをすれば良いじゃない・・・トイレでコソコソと隠れてしようだなんて・・・それに私は気を利かして、今使ってない更衣室に連れてってあげようとしたのに・・・」
「だ、だって・・・こ、これは~・・・お、お姉ちゃんが・・・・」
「あら~私何かしたかしら~?クスクス・・・」
「この下着だって・・・お、お姉ちゃんがはけって・・・」
「あら~そうだったかしら~?・・・だって~あの時・・・下着まで変えてたから、つい着けたいと思って~・・・そうじゃ~なかったのかしら~フフフ・・・」
「だ、だって、あ、あの時は~」
言い返そうとした時、明日香が腕時計を見て
「あら、あら~・・・もうこんな時間じゃない!」
真琴も時計を見て驚く
「えっ?ど、どうしよう・・・・早く着替えないと~・・・」
今にも泣きそうな顔をして明日香を見つめるが・・・
「さて・・・どうする?今から教室に戻って着替えるのか?それとも・・・女子更衣室で着替えるか?どうする?今だったら~、もう教室には誰も~いないかもしれないわね~。フフフ・・・でも~もしかしたら、誰かが忘れ物とかして戻ってくるかも~?そんな時に女の子用の下着を着けた真琴が着替えてたら~・・・フフフ・・・決まったわね?」
選択権を失い明日香の言う通りに更衣室で着替える事にした・・・
「う・・・・う、うん・・・あの・・・こ、更衣室で着替えるよ・・・」
「更衣室?・・・ど・こ・の・更衣室かしら~?」
「えっ?・・・じょ・・・女子・・・・更衣室で着替えます・・・・」
「フフフ・・・良く言えたわ!!うん、うん!エライ、エライ!」
満面な笑みをして頭を撫でる明日香・・・
褒められ、頭を撫でられ、嫌な事なのに、何故か嬉しくなってしまった真琴だった・・・
ガラガラ~
「じゃっ!ここで着替えて行きなさいね!お姉ちゃん戻るから・・・」
「う、うん!ありがと~」
そう言い、着替えようと体操着の入った袋を開けると・・・
続く
仕方なく姉の言う事を聞いて、用意された中で一番女の子ぽくない服装に着替えて・・
「このズボンに、このTシャツとカッターシャツなら何とか大丈夫かな・・・?でも・・・このバンツ・・・少し前がきついな~・・・バンツは今のでが良いけど・・・やっぱりこれも変えないと、お姉ちゃん・・・怒るかな~・・・」
そう言いながら下着をはきかえ、ズボンをはき、ピッチリしたTシャツを着て、その上からカッターシャツを・・・
ただ、本人はカッターシャツと思っていた服は、ブラウスであった・・・
ピンク色したウサギのワンポイントが入った靴下を履いて・・・
コンコン・・
「ねえ・・・お姉ちゃん・・・着替えてきたけど・・・これで良い・・・?」
明日香の部屋の前でモジモジと恥ずかしそうにして待っている真琴・・・
カチャッ
着替えてきた真琴の姿を下からなめ回すように確認すると・・・
「フフフ・・・良いわよ・・・出来るじゃない!!これからは学校から帰ったら直ぐに着替えるのよ!!」
「う・・・う・・・うん・・・・わ・・・わかった・・・」
うなだれて返事をする真琴
「でも・・・ホント!可愛いわね~!!真琴は良いセンスしているわね!!」
「えっ?ホント?」
「ええ・・・ホント、可愛いわ~」
嫌々、女の子用の服に着替えて姉に見せたのだが、褒められてなぜが心の奥底で嬉しくなってしまった。
「クスッ・・・真琴・・・そう言えば、ズボン下げて下着を見せなさい・・・」
着替えている時に聞かれるのではと思い、下着も真っ白な飾りのないショーツを掃いていた真琴は、助かった表情でズボンを脱ぎ、明日香に下着を見せる様に下げた。
「こ、これで良いでしょ?お、お姉ちゃん?」
明日香に褒められると思いながら、恥ずかしがりながら顔を紅くして、聞く真琴だったが
「クスクス・・・あんた本当は女の子の格好がしたかったんでしょ?」
「えっ?な、なんで・・・?」
「だって、下着まで変えてくるなんて・・・今までの下着で良かったのに・・・」
「えっ?だ、だって・・・お、お姉ちゃんが・・・あ、あの時・・・着替えてって・・・」
「ふ~ん~・・・クスッ!そうかしら~?確か私は、服を着替えて来なさいって・・・言っただけよ・・・下着まで変えてって、誰が言ったかしら~?フフフ・・・正直に言いなさいよ~・・・本当は着たかったんでしょ~?」
「そ、そんな事ないよ~・・・だって・・・ぼ、僕・・・は・・・グズン、グズン・・・」
明日香に責められて、言い返すことが出来なくなってしまった真琴は、泣き出してしまった・・・
「フフフ・・・可愛い~・・・泣いている真琴も良いわね~・・・ほら~良い子だから泣いちゃ~ダメよ・・・」
泣き出してしまった真琴を抱きしめて、頭をなでて慰めた。
「グズン、グズン・・・だ、だって・・・お、お姉ちゃんが・・・」
「クスクス・・・ゴメン、ゴメン・・・私が悪かったわ~!!まだ、そこまで変えろって言わないから・・・ゴメン、ゴメン・・・少しずつ慣れて行きましょうね!フフフ・・・」
明日香の視線が突き刺さるような感じがして、寒気がした。
「う・・・・・う、うん・・・・が・・・がんばる・・・よ・・・・」
「あっ!!でも・・・これからは、あの箪笥の中にある服以外着たら許さないから・・・分かったわね?じゃあ、晩御飯の支度するわね!!」
凍りつくような冷たい表情で一言言って階段を下りていく明日香だった・・・
その日から、仕方なく箪笥の中にある服の中で、一番女の子らしくない服を探して着替えるが、次第に真琴自身の感覚も狂ってきていた・・・
明日香の行動も、徐々にエスカレートして、最近では買い物も一緒にと言うか、連れて行かれるようになってしまった。そこで、必ず化粧品売り場により色々な化粧品を購入していった。
続く
着替えようと、箪笥の引き出しを開けると!
いつもの服が無い・・・
代わりに入っていた物は、
女性用の下着からフリフリの付いた可愛いらしい服にスカートまで・・・
膝上までの靴下が・・・
「えっ?な、な、何これ・・・?ぼ、僕の服は・・・」
引き出しの中に入っている服を見て何が起きたのか理解が出来ず、慌てて服を探す真琴
「ない!ない!ない!ぼ、僕の服・・・何で僕の所にこんな服がいっぱい・・・ま、まさか・・・お姉ちゃんが・・・・?」
ガチャッ!バタン!
ドタバタドタバタ
「はぁ~っ、はぁ~っ、はぁ~っ」
澄ました顔をしてテレビをつけソファーに座り、くつろぎながら雑誌を見ていた明日香
「も~煩いわね~!何騒いでるのよ!」
「あ、あ、あ・・・・ふ、服・・・服が・・・僕の服・・・僕の服どこやったの?」
「えっ?服?箪笥の中に無かったしら~?フフフ・・・真琴の為に全部気に入りそうな服に買い替えてあげたのよ~!!今まだあった服は真琴には似合わないから全部捨てたわよ・・・ふふふ・・・・」
「えっ?で、でも~・・・あの服・・・女の子用のじゃ~ないの・・・」
「ええ・・・そうよ!それが何かおかしいかしら?」
姉が何を言っているのか全く訳が分からず泣き出しそうになりながらも言い返す。
「え?・・・・だ、だって・・・ぼ、僕・・・男・・・男だよ・・・なんで女の子の服を着ないといけないの・・・?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「ねえ・・・お姉ちゃん・・・聞いてるの?ねえ・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「ねえってば~・・・お姉ちゃん・・・何で僕の服・・・・グズン・・・」
「・・・・あんた、まだ気が付かないの・・・あんたは女みたいだから虐められていたんでしょ~?」
妖しい笑みをこぼしながら真琴をチラリと見る明日香
「う・・・・うん・・・・」
俯いて目をこすり返事をする。
「この前・・・虐められない為に頑張るって言ったでしょ~?」
「うん・・・・」
「そこで、お姉ちゃん思ったのよ!!女々しいって言われて虐められるのなら男を止めちゃえば良いじゃないって・・・・ふふふ・・・いつもいつも真琴の虐められる姿を見ているとお姉ちゃんも苦しくて・・・」
「で・・・でも・・・こんな事したら・・・・い・・・嫌だよ!!僕は・・・女になんてなりたくない・・・絶対に!!それよりも・・・最近、お姉ちゃん・・・おかしいって・・・」
「・・・ふ~ん~・・・あっそ・・・お姉ちゃんの言う事が聞けないって言うのね・・・しかも・・・何?私がおかしいですって・・・・もう良いわ!!あんたなんて知らないから・・・」
バタバタ・・・・・・・バタン!!
そう言って、明日香は、怒って自分の部屋に行ってしまった・・・
「ねえ?・・・お姉ちゃん・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「ねえ?・・・聞こえてるでしょ~?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ぼ、僕・・・間違ってた・・・・ここまで僕の事を思ってくれてたなんて・・・」
(クスクス・・・ホント・・・真琴は単純ね・・・)
「で、でも・・・外に出るときぐらいは・・・今までの服でなら・・・着ても・・・」
(ふ~ん~・・・そう来たか~・・・フフフ・・・・)
「家の中でなら・・・お姉ちゃんが揃えた・・・・服を・・・」
「・・・・・・ホント・・・・?」
「う・・・・うん・・・・で、でも・・・家の中だけだよ!!」
「クスッ!!分かったわ・・・じゃあ・・・直ぐに着替えてお姉ちゃんに見せててよ!」
「う・・・うん・・・わ・・・分かった・・・・」
トボトボと仕方なく真琴が歩く足音が聞こえた・・・・・
続く
学校が終わり、真琴が帰ってくると・・・
ガチャガチャ・・・
ガチャッ!!
バタン!
「♪~♪~♪~♪~♪~♪~」
二階から姉の機嫌の良い鼻歌が聞こえてきた。
「た、ただいま・・・・」
機嫌を損ねないように恐る恐る覗くように言うと・・・
「あら~?もう帰ってきたの?早かったじゃない・・・もう少し寄り道でもして来れば良かったのに・・・でも良いわ!!早く見せたいものがあるから!フフフ・・・」
帰ってくると元気で上機嫌の姉
「えっ?・・・あ・・・うん・・・・そ、そう言えば・・・もう大丈夫なの?」
「大丈夫?何の事かしら?」
「だって・・・朝・・・」
「フフフ・・・ああ~・・・あれね・・・ええ・・・あれからすぐに治ったの・・・」
何かいつもと様子が違う姉に恐怖心を感じる真琴
「えっ?じゃあ学校は?」
「はぁ?学校?何言ってんの?・・・あんな低レベルな事しか教えられない場所なんて何で行かなきゃならないのよ・・・くだらない・・・」
「えっ?な、何を言ってんの、お姉ちゃん・・・?」
「真琴はまだ解らないわね・・・・クスッ!でも良いの・・・」
怪しげな笑みをこぼし
「それよりも聞いてよ・・・真琴のお部屋の模様替えしてあげたの!!フフフ・・・クスッ!!きっと気に入ると思うわよ・・・可愛い可愛い真琴の為だと思って、私、一生懸命にやったのよ!!」
「・・・あ、ありかと・・・・お姉ちゃん」
いつもだったら、口煩く部屋の掃除や整理整頓には非常に厳しい姉が何故急に?と不気味になったが・・・
部屋の前に行くと、ドアにかわいらしくピンク色でMAKOT書かれたプレートが掛られていた・・・
(何だか可愛らし過ぎないか?この名前・・・)
と半分思ったが、ま~お姉ちゃんがやってくれたんだし・・・文句は言えないな!!と思って、ドアを開けると・・・
「えっ?な、何これ・・・・???」
どこから見ても女の子の部屋に変わってて・・・
呆然として見つめている真琴の背後から急に、姉がふわっと抱き付く様にして、耳元で・・・
「ど~ぉ?大分変わったでしょ~・・・フフフ・・・壁紙の張替えや、あのベッドを入れるのなんて苦労したのよ・・・気に入ってくれたでしょ?フフフ・・・」
笑顔で話しているが凍りの槍が飛ん出来ているかのような雰囲気・・・
嫌であったとしても絶対に言えない雰囲気につばをのみ顔を硬直させながら、
「う、う・・ん・・・あ、ありがと・・・」
「あっ!そうそう!あとベッドに置いてある可愛い熊のヌイグルミ、あれ探すの・・・大変だったのよ!!クスクス・・・」
何でこんな事になったのかまったく理解できなく、また言われた事を拒否しているが、文句が言えない真琴の様子を確認し、近づき耳元で一言
「これからは一緒に寝てあげてね!じゃなきゃ~嫌よ!!・・・・クスッ・・・じゃあ着替えてきなさいね!!待ってるから・・・」
そう言い、階段を降りて行った・・・
続く
次の日の朝、いつもなら、お姉ちゃんと僕のお昼のお弁当と、朝食の支度をしているのに、今日は、部屋に電気すらついていなく・・・
心配になって部屋の前で声をかけると・・・
コンコン!!
「なに・・・?」
「ねえ、お姉ちゃん?どうしたの?いつもなら早く起きているのに・・・もしかして・・・まだ頭いたいの?」
(クスクス・・・ホラキタ・・・・)
「ええ・・・まだ少し頭が痛くて・・・それに身体がだるくて・・・」
「えっ?ホント!!大丈夫?食事は?何か作ろうか?」
「いいわよ・・・それよりも、早く支度して学校に行かないと遅刻するわよ!!」
「遅刻なんていいよ!!それよりもお姉ちゃんが・・・今日僕も学校休むよ!!」
弱々しかった声が急に強くなって
「ダメよ!!学校に行きなさい!!」
「えっ?で、でも~・・・」
「いいから、行きなさい!!私の事は良いから!!こんな事で休んだらお母さんになんて言えばいいのよ!!」
強い口調で怒ったように言う明日香
「・・・・う、うん・・・分かった・・・じゃあ・・・何処も寄り道しないで帰ってくるから・・・それに・・・昨日はホントゴメン・・・これからは弱音をはかないように頑張るから・・・・」
「ええ・・・分かった・・・ゴメン・・・まだ、だるいから寝かせて・・・ついでに体調不良で私が学校を休むと言っておいて・・・」
「うん・・・じゃあ・・・行って来るね・・・」
ガチャッ!!バタン!!
そう言って真琴は出て行った。
(ホント・・・バカナンダカラ・・・コンナウソヲカンタンニシンジルナンテ・・・くすくす・・・サテ・・・どこからやろうかしラ?)
ピッピッピッピ・・・・
プルルル・・・・プルルル・・・
「あ!!もしもし・・・昨日の話なんですが・・・お願いしたくて・・・・」
続く
ある日、また真琴がイジメられて帰って来た。
メソメソしている真琴を見ていると無性に腹がたって、怒鳴ってしまった。
「何であんたはいつも、こんなに女々しいのよ!男だったらもっとしっかりしてよ!!」
「も~何よ!この格好!この髪型!!この性格!!遠くから見れば女の子と見間違われても仕方ないじゃない!!虐められて当然よ!!」
(えっ?私・・・・何言ってるの?・・・ああ・・・これ以上、言ちゃ~・・・・た・・・だめ・・・だメ・・・・ダメ・・・・)
(ナニイッテルノ?・・・ベツニイイジャナイ・・・ハラガッタッタラ、オコレバイイ・・・ナンデイツモ、ガマンシテイタノ?・・・・バカラシイ・・・バカバカシイ・・・・コノサイダカラ、オンナニカエテシマエバ・・・・)
(えっ?私・・・何?・・・・くっ!!い・・・痛い・・・いっ!!あ、頭が・・・頭が割れそうに、い、痛い・・・の、飲まなきゃ・・・く、薬・・・薬・・・クスリ・・・クスリ・・・)
頭が割れそうな頭痛がして、伊集院に貰った薬を飲む。
ゴクリ・・・
(ふ~・・・これで・・・よし・・・あれ?私・・・何やってたのかしら?)
「ね~お姉ちゃん?どうしたの?大丈夫?僕が悪かったよ・・・弱々しくて・・・いつも虐められて・・・女らしいって・・・これからは僕が・・・・」
怒鳴られ、おどおどしている真琴・・・
何だか無性に真琴をイジメたくなってきた
(ナニイッテルノコイツ・・・コレカラハ、ボクガマモル?・・・・バッカジャナイノ・・・・フフフ・・・デモ・・・コレハ、コレデ、オモシロイワネ・・・スコシノアイダ、オヨガセタホウガ、イイワネ・・・ふふふ・・・)
もやもやが急に消え去ったような、自分自身の中に入って混ざったかの様な気がしたが・・・
無性に真琴を女の子に変たくなってきた。
「ふふふ・・・そう・・・ごめんね・・・真琴・・・お姉ちゃんどうかしてたわ・・・本当にごめん・・・疲れてるみたい・・・今日はもう休むわ・・・」
「うん!分かったお姉ちゃん・・・」
ギ~ィ~・・・バタン!!ガチャッ!!
(あれ?お姉ちゃん・・・どうしたんだろう?いつもは部屋に鍵なんてかけないのに・・・)
部屋の中では、
(ふふふ・・・これからゆっくりと・・・可愛い、可愛い妹にしてあげる・・・そして**************も・・・ね・・・フフフ・・・)
(まずは、男の娘にして、甚振ると面白いかもしれないわ・・・どうやろうかしら・・・ふふっ・・・そうだわ・・・まだ箪笥に私のあれがしまってあったはずよ・・・)
ギ~ィ~・・・・
ガサガサ・・・バサッ、バサッ・・・・
箪笥の引き出しに綺麗にしまっておいた衣類を無造作に出しては後ろに投げ捨て、また探して・・・
(あった!!あったわ・・・・ふふふ・・・今度からこれを着させてあげるわ・・・)
続く
チーン!
ガラガラガラ~・・・・
エレベーターの扉が開き、明日香がエレベーターボックスから出てきた。
「ここがそうなのね!!」
メモ用紙を片手に廊下を歩いてある部屋の入り口で止まる。
(どんな悩み事でも解決します・・・・
伊集院クリニック・・・・)
怪しい雰囲気を漂わせていたが、彩が教えてくれた所だから間違いはないと言い聞かせ扉を開けた。
(うわ~・・・・すっご~い・・・)
戸を開け中に入ると、外方では考えられないぐらい広く一面ピンク色をした部屋になっていた。
目の前の受付に行くとタッチパネルが置いてあった。
(あら?受付には人がいないのね・・・タッチパネルなんて・・・最新式のクリニックなのかしら~?)
名前から、本日の診療内容を入力していく。
(これで良いのね?・・・後は~・・・ん?・・・何これ・・・)
全てを入力したかと思いきや、簡単な質問票が横のプリンターから出てきた。
(何々?・・・これをやればいいのね・・・)
質問用紙を取って記入していく。
「何だか?変わった質問ね?この質問って・・・何だか物理や生物のテスト問題みたいだし・・・・これは、数学?かしら?ふふふ・・・でも面白い問題ね!」
とクスクスと笑いながら簡単に解いてしまった!!
質問用紙を鞄にしまい、壁に貼ってあるポスターを見てると・・・
「明日香さん~・・・診察室へどうぞ・・・」
と、呼ばれた・・
「は~い~・・・」
診察室へ入り、看護婦へ質問用紙を渡し椅子に腰掛けた。
「今日は、何か悩みがあるそうで来たみたいだけど・・・どの様な悩みなのかしら?」
白衣を着た伊集院が明日香の顔を覗き込みながら聞いてきた。
「あ、はい・・・え~っと・・・その~・・・あ・・・」
(あれ?・・・・なに・・・先生の顔をみたら急にぼーっとして・・・)
「どうしたの?ふふふ・・・」
「あの・・・その~・・・最近・・・何だか分からないんですけど・・・」
「ふふっ・・・もういいわ・・・分かったわ・・・」
「えっ?」
(あ、あれ?私・・・どうしたのかしら・・・ぼ~っとしてて・・・それにしてもなんであれだけで分かるって・・・)
「貴女の悩み・・・それは弟さんね・・・」
「えっ?・・・は、はい・・・」
「しかも、その弟さん・・・いつも貴女を頼ってばかりで・・・虐められてて・・・」
「はい・・・そうです・・・」
「貴女は、その弟さんにもう少しでもいいから強くなってもらいたいと・・・」
(あれ・・・?また頭が・・・)
「はい・・・」
伊集院の話が進むにつれ、次第に明日香の目から光がなくなってきた・・・
「でも、その願いもまったく届かなく・・・」
「は・・・い・・・」
「毎日その弟さんを見ているとイライラしてきて」
(えっ?私・・・イライラしてたの・・・あれ?イライラ?そうかしら・・・イライラ?)
「い・・・は・・・い・・・?」
「ふふふ・・・あら?違ったかしら?いつも女々しい弟で、って思ってるのでしょ?」
(女々しい?・・・真琴は・・・女々しい・・・?女々しい・・・真琴は・・・そう・・・女々しいのよ・・・真琴は・・・)
「・・・・・は・・・・い・・・」
「そう・・・そうよね・・・そしてその女々しい弟を見るからイライラしてるのよね・・・」
(女々しい真琴・・・?女の子みたいな真琴・・・弟なのに・・・弟・・・?真琴は・・・そう・・・男なのに女々しいの・・・だからイライラして・・・?)
「はい・・・そうです・・・」
「ふふふ・・・分かったわ・・・はい!!」
びくっ!!
「えっ?あれ?・・・私・・・」
「今日はこれでカウンセリングはおしまいにするわ・・・これから毎日来てちょうだい・・・多分・・・これぐらいの悩みだと~・・・そうね~・・・2、3週間ぐらいでスッキリするわ・・・」
「そ、そうなんですか!分かりました!!明日から毎日来ます!!」
「ふふふ・・・そう・・・毎日来て下さいね・・・ふふふ・・・では、お薬出しておきますから毎食後に飲んで下さいね!」
「はい、分かりました!!」
と、簡単な話をして、今日はおしまい・・・次回から本格的に治療を開始するという事で、
何回か通う内に、悩みがスッと消えたような気がして来るようになった。
続く
二日後・・・
「え~っと~・・・ここがこうで・・・こっちがコンビニだから~・・・」
(あれ?・・・この地図・・・間違えてない?・・・ん~・・・・)
「あっ!あった!!この交番の交差点を右に曲がって3つ目を右ね!!」
(も~・・・この地図・・・普通の地図じゃ~ないじゃない・・・暗号・・・いや・・・それはないか~・・・多分ただの間違いね・・クスクス・・・それとも、また私をからかおうと思ったのかしら・・・こんなんじゃあ~頭の体操すらならないわよ!!彩・・・)
明日香が手にしているその地図は、実は、伊集院がわざと変わった方式で書いた地図で、今までこの地図で施設にたどり着いた者はいなかった・・・
(え~っと、このビルね!!あった~!ここね!!え~っと・・・えっ?B7?って言う事は地下7階って事?・・・・・このビルの階段は上の階にしか行けなさそうだから、エレベータで、って事よね?・・・・じゃあ、まずはエレベータを探さないと・・・ってこれがそうね・・・)
「って・・・も~またなの・・・何よ!!これ・・・地下があるのなら、普通は上下のボタンがあるわよね・・・何で番号ボタンがあるのよ!!」
エレベーターのボタンの場所にはA~Zと0から9の番号のスクリーンパネルがあった・・・地図と一緒に渡されたメモを見ると彩の字でこう書いてあった・・・
(ふふふ・・・この暗号を解いた者は、今までいないの・・・多分、明日香でも無理だと思うけど・・・ま~頑張ってみなさい・・・・by彩)
「ふふふ・・・私に挑戦させるなんて良い度胸じゃない・・・こんな暗号直ぐに見破ってあげるわよ!!」
(あれ?このメモ・・・何だろう・・・?何か数字が不規則に書いてある・・・この数字とこの数字が関連してるかしら~?・・・違うわ・・・こう?・・・違う・・・これだけじゃあ足りないわ・・・何か他に・・・)
色々な数式を当てはめて試行錯誤で暗号を解く・・・
何文字入れていいのか分からず・・・
「ん?何これ・・・ああ~・・・そういう事・・・くすくす・・・じゃあ・・これでどうかしら・・・」
メモに書いてある数字と合わせ、わけの分からない公式をあみ出し当てはめ、ある10桁の数字を出した!!
(ふ~ぅ~・・・後は・・・地下7階だから・・・)
それに、何やらとまたわけの分からない数式を当てはめ、エレベーターの横にある赤いボタンを押してみた!!
(多分・・・これで正解よ!!)
すると・・・
チ~ン~!!
「ほ~ら~・・・来た!!多分、外のスイッチで階の指定をしたから中では何も押さなくていいわね!!」
案の定、明日香が思っていた通りにエレベーターのボックス内にはスイッチはなかった・・・
明日香が入ると、扉が閉まり下へ下り始めた。
「ここまで変わった事をしているビルにいる伊集院さんって一体どんな人なのかしら~?くすくす・・・会ってお話してみたいわ!!これに用いた暗号の数式のお話なんかも・・・」
今までの行動の一部始終をモニターで見ていた伊集院・・・
「ふふふ・・・流石・・・彩が見込んだ子ね・・・まさかこうも簡単にここまで辿り着くとはね・・・なんとしても組織の一員にしたいわね・・・」
モニターの光で薄っすらと見える伊集院の顔は、この先、明日香をどの様にするのか想像しているのだろうか?怪しい笑みがこぼれていた。
続く
「あっ!そうそう・・・そう言えばさっきの話なんだけど・・・」
「え?さっきの話って?」
「真琴ちゃんの話よ~!!」
「も~駄目っていってるでしょ~真琴ちゃんって言っちゃ~・・・君ってつけなきゃ~それで無くても女の子みたいで困ってるんだから~・・・あ~私じゃあ~やっぱ~お母さんの変わりは無理だったのかしら~・・・育て方間違ったのかしら~」
「そ、そんな事ないわよ~・・・今まで何も無く無事に過ごせてきたじゃない・・・」
(危ない、危ない・・・また暗い方に向かうところだったかしら~・・・)
「ん~・・・それはそうだけど~・・・でも~・・・真琴がね~・・・・もう少し強くなってくれれば~」
「そ、そうね・・・フフフ・・・それでね、私は知らないけど、そういう悩みを聞いてくれる人がいるらしいって聞いた事があるの!」
「え?そうなの?」
「ええ・・・一度行って見るといいわよ~・・・学生からは料金取らないっていってたし~・・・」
「え?そうなの~?でも~凄い有名な人なんでしょうね~?やっぱり予約しても結構待つんじゃ~ない?」
「そんな事ないわよ~、私知ってるから連絡入れといてあげるわよ~・・・いつが良~い?」
「え?ホント!!いいの?・・・ん~と~・・・・明日は、スーパーの特売日だから~・・・ん~・・・明後日なら~・・・良いかしら~・・・」
「分かった!明後日ね!時間は~また分かった時に連絡するから~!!」
「うん!!お願い・・・あっ!!そろそろ真琴が帰ってくる頃じゃない・・・」
(あれ?何で連絡先は知ってるの~?さっき言ってたのは?・・・知らないんじゃ~なかったの~・・・)
なんとなく違和感を感じながら携帯の時計を見ると、
「え?もうこんな時間なの?」
「あっ!ホントだ~・・・時間が過ぎるのって早いわね~」
「そうね!じゃあ、今日はこれで・・・」
「うん!そうね!じゃあ、また明日ね!」
「うん!じゃあ・・・」
「あっ!そうだ・・・」
「え?なに?」
「そう言えば、例の拘置所から逃げたあの二人組みは捕まった?」
「まだ・・・・捕まっていないみたい・・・刑事さんからも連絡ないし・・・」
「そう・・・気を付けてね・・・なんかあったらすぐに連絡してよ!!私でよければ何でも協力するから~」
「フフフ・・・ありがと~・・・じゃあ・・・私これで・・・」
「ええ・・・じゃあ・・・・」
慌てて店を出る明日香・・・
走ってる姿を見る友人・・・・
(フフッ・・・真琴ちゃんは、真琴ちゃんじゃなきゃ~ダメよ・・・フフフ・・・明日香は解ってないんだから~・・・あれだけ可愛いんだから女の子にしないと勿体無いわ~・・・フフフ・・・明日香もそのうち解るようにしてあげないと・・・フフッ、伊集院様に報告しなきゃ~・・・あの子は、最高な素質を持った娘なんだから・・・)
続く
「ごっ、ゴメン・・・私悪いこと言ったみたいで・・・」
その表情を見て慌てて誤る友人
「フフフ・・・違うのよ・・・・」
先程と違って急に明るい表情になって笑い始める明日香
「えっ?違うのって?」
(やっば~・・・もしかして私・・・地雷踏んじゃった?)
「フフフ・・・そう・・・あの時、一度だけ本当にお母さんの所に行こうと思って準備した事があるの・・・」
「・・・えっ・・・・!!そ・・・それって・・・まさか・・・・」
「うん・・・そのまさか・・・・」
「ま、まさか~・・・そのまま一気にやったったんじゃ~・・・」
「フフフ・・・そんな事ないじゃない・・・やちゃったら今ここにいないわよ~!!って言うか、話し聞き流してるでしょ~?」
「えっ・・・・?そ、そんな事ないわよ~・・・そっ、そうよね~・・・あはははは・・・」
(いや~・・・・ついつい他の事を考えてて・・・・明日香って意外と鋭いのよね~・・・)
「それでね・・・準備していた時に、泣きながら真琴が帰ってきたの・・・それで、もし私がいなくなったら今度は誰が真琴を守ればいいのかと思って・・・」
「えっ?そ、それだけ?」
「ええ・・・そうよ!!」
「そうなんだ~・・・・」
「ええ・・・何でか解らないけど、何かが急に吹っ切れて、今まで変な事ばかり考えていたのが急に馬鹿らしく思えてきちゃって・・・それに・・・復・・・・私が真琴の母親の代わりをしないといけないと思って・・・」
「へ~ぇ~・・・明日香って凄いね~・・・・」
(さっき、復って言いかけたような気がしたけど~・・・気のせいかしら?)
「フフフ・・・そんな事ないわよ~・・・オホホホ・・・」
片手の平で口を隠し、もう片方の手を上下に振って笑う明日香・・・
(明日香・・・お母さんの代わりになるのは良いけど・・・気が付いてるのかしら・・・仕草までオバサン化してるわよ・・・・)
続く
(優しかったお姉ちゃん・・・)
(お母さんがいなくなってからは、お姉ちゃんがお母さんの代わりをしてくれて・・・)
(いつもイジメられて帰ってきた私を庇ってくれた。)
(おかげで、無事に中学・高校へと同じ学校へ進学できた)
(でも、ある日を境に姉は変わってしまった・・・)
(やっぱり、わた・・・僕がいけないのかな~・・・・)
・・・2年前・・・
格闘技系のポスターを見ながら、ため息をつき文句を言う女子高生
「は~・・・どうして、あ~も、うちの弟は弱いのかしら~・・・」
「ん?あ~、明日香ちゃんの弟君の事~?」
「うん・・・そう~・・・何であ~なっちゃったのかしら~・・・私・・・育て方、間違えたのかな~?」
「やっだ~・・・も~母親みたいじゃ~ない・・・」
「えっ?・・・そっ、そりゃ~お母さんがいなくなったから、私が母親の変わりをしなくちゃ~・・・」
「あっ!・・・そ~言や~そうだったわね・・・ゴメン・・・私、気がつかなくて・・・」
「えっ?う~うん、いいのよ別に・・・確かに、亡くなったと聞いた時には物凄くショックで、これからどうしたら良いのか分からなくなって・・・・」
「あ~・・・あの時の明日香ちゃん、凄かったもんね~・・・いつか消えてしまうんじゃ~ないかな~と思えるぐらい、暗くて近寄りがたかったし~・・・」
「フフフ、そうね・・・あの時は、私も・・・・一緒にって・・・・・」
「一緒にって・・・まさか・・・・」
「うん・・・・そう・・・そのまさかよ・・・フフフ、あの時は、毎日そう思っててきっかけがあればすぐにでもって・・・」
「で、でも・・・・今はこうしていられるって言うことは、何かあったんでしょ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
クラスメイトの友人に理由を聞かれ、昔を思い出したかのように物凄く寂しい顔をして黙り込んでしまった。
続く
あれから数年後・・・・
(結局、お母さんは見つからなかった・・・・)
(みんなの協力で一ヶ月以上も捜索してくれたけど・・・手がかりになる物すら一つも見つからなかった・・・)
(あの後、あの母親もグルだったんじゃないのかと言う噂まで出て、色々と言われるようになって、毎日の様に後を付回され取材と言われ色々な事を聞かれ、自宅内での日常生活の写真を撮られては、週刊誌に載せられたり・・・もう散々だった・・・)
正義の味方気取りでやってくる取材陣達・・・
(誰が見方で誰が敵なのか訳が解らなくなって・・・私達は被害者なの?何なのよ・・・これじゃあ~・・・)
(本当に、あの事件の日以降、母親の声を聞くことは無いのに・・・・)
(お母さん・・・今、何処にいるの?ねえ・・・何処にいるの?答えてよ・・・・私・・・私・・・何も悪い事なんてしていないのに・・・何でなの?何で?・・・これから私達、どうすればいいの?)
(ア イ ツ ラ ・・・ ユ ル サ ナ イ ・・・ ゼ ッ タ イ ニ 、 ユ ル サ ナ イ ・・・ )
何処からと無く湧き上がってくる憎しみ・・・母親をやり、3人での幸せな生活を奪い去った犯人の二人を憎み、何処にもぶつける事ができない怒りは心の奥底に溜まっていく一方だった・・・
母親がいた時は、真琴と3人で生活をしていたが、今では二人っきりで人目から避けるように暮らしていた。
真面目で、責任感の強い姉の明日香は、これから私が真琴を守っていく為、お母さんの代わりにならないといけないと決心した。
続く
職員室前に行くと・・・
「え?何で真琴もここにいるの?・・・まっ・・・まさか・・・また虐められて・・・」
長椅子に腰掛け涙を手で拭い声を出さないように我慢して泣いていた・・・
「も~・・・どうしたのよ~・・・また男子に虐められたの~」
近くによって声をかけたが・・・首を左右に振って・・・
「うううう・・・・うう・・・うわ~~~~~~~」
姉の姿を見るなり大泣きして抱きついてきた。
「も~・・・泣いているだけじゃ~分からないじゃない・・・どうしたの~?」
頭をなでながら泣いている理由を聞こうとする明日香、
その様子を見て周りにいる教師は場が悪そうに何も言えずに、ただ見ている事しか出来なかった・・・・
そこに、明日香の担任の教師が戻って来た。
「あっ!!明日香ちゃん・・・こっちに来てたのね!!探したわよ!!」
いつもと様子の違う先生の顔をみて明日香は、何やら悪い予感がした・・・・
「明日香ちゃん・・・落ち着いて聞いてね・・・先生も未だに信じられないんだけど・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・ちゃん?」
「・・・・・ちゃん?・・・・・ちゃん?」
先生の言っている事が理解できなかった・・・一体何を言っているのか?
(お母さん・・・今日の朝出かける時・・・・元気にしていたわよ?)
(今日は出かけないって・・・・掃除や洗濯で忙しいからって・・・・)
(・・・あ・・・あれ?・・・・何だろう・・・何で泣いてるの・・・)
(間違ってる・・そんな話間違ってる・・・有る訳無いじゃない・・・)
頭では否定していたが、目からは大量の涙が零れ落ちて・・・
「ううう・・・うう・・・うわ~ん~・・・・お姉ちゃ~ん」
姉に抱きつき大泣きする真琴・・・
それにつられ明日香もついに我慢できずに・・・
「ううう・・・うう・・・ううううわ~~~ん~~~~うわ~~~~ん・・・」
「わ~~~~ん~~~~うううわ~~~~~~ん~~~~~わ~~~ん~~~」
周りの目を気にせずに大泣きをする二人だった・・・
続く
「夕方のニュースの時間です・・・」
「先月、正午過ぎ○○港に人を突き落としたとして、男女2名が逮捕されました・・・・」
「県警の報告によりますと、逮捕された男女は、突き落とされた夫と、その愛人関係の女で、二人で共謀して保険金目当てに海に突き落と供述しているそうです。」
「なお、突き落された女性は未だに発見されず、捜索はすでに打ち切られているそうです・・・」
一ヶ月前
とある学校・・・
お昼休み中・・・
タッタッタッタッタッタッタ・・・
ガラガラ~・・・
慌てた様子で教師が教室に入ってきた。
「先生~どうしたの~・・・そんなに慌てて~・・・まだ、お昼休み中だよ~!!」
いつもと違った教師の様子を見て不思議そうに質問する生徒。
「はぁ~、はぁ~、はぁ~・・・・ね、ねえ・・・あ、明日香ちゃん・・・見なかった?」
「明日香ちゃん?ん~・・・確か~図書室に行くって~・・・・」
「そっ・・・そう・・・ありがとう・・・あっ!もし、教室に戻ってきたら先生が呼んでいたって、職員室に来れば分かるって伝えて!!」
「はぁ~い・・・」
「じゃあ、お願いね!!」
そう言うと、図書室の方に慌てて行ってしまった。
「変なの~・・・何であんなに慌てているのかしら~・・・」
「ほんと~・・・なんだろ~・・・」
何があったのか知らない生徒達は教師の慌てていた理由を知る由もなかった。
ガラガラ~・・・
「あっ!!明日香ちゃん!!」
「なに?」
「何でか分からないけど、先生が明日香ちゃんの事、探してたよ~」
「そうそう・・・何だか慌てていたみたいで・・・」
「え?私の事を?」
「うん!それで、職員室に来てって!」
「ふ~ん~・・・何だろ~?分かった!ありがとう!・・・・じゃあ、ちょっと行って来るね!!」
「うん!」
学級委員をしている彼女は、いつもと同じ次の授業で使う教材を取りに来て欲しいのだろうと思っていた。
(でも~・・・なんで・・・慌てているんだろう・・・・)
続く
以前、milda7さんのサイト、
女人化研究所の
投稿小説の部屋「第三施術室」にて、
書いた作品を、そろそろ手直ししてアップしようと思います。
書き終えてから、少ししてから読み直し、
漢字の間違いや、会話の内容等を考え直して、こっちの方が良かもと思ったり、した箇所を直している最中です。
もうそろそろ、出来上がりそうです。
舞方雅人さんのブログ、
舞方雅人の趣味の世界をリンクに追加しました!!
悪堕ち小説等で、私が尊敬する中の一人、舞方さんのブログです。
数多くの作品を書かれており、毎回勉強させてもらっています。
また、軍事系のコラムもあり、記事を見ては、知識の広さに驚かされています。
後、毎日更新をされていて、凄い方です!
(自分も、日常のブログを毎日更新していますが、かなり大変です・・・ま~自分の場合は、法律の勉強や政治のお話なんですが・・・)
これからもよろしくお願いします。
自○隊で、演習や射撃等で耳栓をする必要がある場合、
専用の耳栓を使いますが、(PXで販売されているのも)
もし、忘れてしまった場合どうするのか・・・・?
1.気合を入れて我慢する・・・
2.自分より下の階級の者から奪う・・・(笑)
3・タバコのフィルターを使う・・・
どれもよくありませんが・・・
さて・・・どれでしょう・・・?
射場が室内の場合、音が反響して鼓膜をやぶってっしまう事がありますが、
口を開けて鼓膜にかかる圧力を逃がすと言う方法もあるそうですが・・・
後・・・
空砲と、実包での音の違いもあります・・・
空砲の方が音が小さく、衝撃波も弱いです。
土塊ホラーシリーズ 全部パック 第一弾アダルト作品ではありませんが
以前、このブログでも紹介した作品なのですが
一通りプレイしてみました!!
感想は、ただ凄い!!と言うか、言い表わせられないぐらい良かったです!
選択肢によっては、大変な事になってしまいますが・・・
スリルあり、怖さあり、そして感動も・・・
そして・・・ギャグまでもがそろった作品です!
作品内容引用
大人気につき いよいよ市販ゲームとして
発売する事が決定いたしました!
皆さまの応援ありがとうございます!
つきまして 現状の価格で販売する事が
難しくなりましたので
価格を改定させていただきます。
皆様のご理解のほど 宜しくお願い致します。
なお正式に発売が開始されましたら
もう一段階高い価格に調整する可能性が
高いですので 興味のある方は
今のうちにご購入される事をお勧めいたします。
次々とホラーゲームを提供する「土塊」から
御買い得な「全部パック」をお届けいたします。
このセットには、以下の作品が収録されています。
■土塊ホラーシリーズ第1弾 『死の霊園 改』
■土塊ホラーシリーズ第2弾 『書いてある 改』
■土塊ホラーシリーズ第3弾 『生と死の穴』
■4コマギャグホラー『かいてある?』
単品作品
死の霊園 改(完全版)書いてある 改(完全版)生と死の穴かいてある?何で、紹介した夏にやらなかったって・・・?
そ、そりゃ~・・・
夜寝れなくなったら困るでしょ~・・・
リンクさせていただいている、lafranceさんのブログ
TSFのゲームとかいろいろにて、
lafranceさんが、
「名前はまだない」と「女なら」
と言うSS作品を執筆中です。
「名前はまだない」
ある日突然、目を覚ますと何処にいるのか分からず、自分が誰なのか分からない・・・
そして、ある女性と会うが・・・
「女なら」
古風で少し時代遅れの考えを持った彼が彼女と旅行に・・・
しかし、
この旅行こそが、彼女がある事を実行する為に仕組まれた旅行だったとは・・・!
この先、どうなるのか楽しみな2作品です。
lafranceさん、無理せずにがんばってくださいね!
応援しています。
台風・・・大丈夫でしたか?
自分の所は、直撃した場所で、家の異常は、屋根意外は、ぱっと見での異常は、ないと思いますが・・・
ま~・・約10年以上この大きさの台風が来ていなかったので、
今回は、まずいかな?と思っていたのですが、倒壊は免れました・・・
修理・・・大変だな~・・・
瓦やめてボード版?に変えようかな?
落ち着いたら、材料買いに行こう!!
堕戦士アイ-魔触地獄-捕まって、触手によって責められ堕ちるまでのお話です。
出来れば、堕ちた後のお話も有ると良かったですが・・・
ですが、無くても楽しんで読める作品でした。
作品内容引用
魔法○女アイ 触手陵辱快楽悪堕ち漫画2本収録
母乳授乳・乳肥大改造噴出・腹ボテ・アナル・二穴同時責め
汁まみれ・快楽洗脳漬け・触手ゆらぎ奴隷・悪堕ち有
ゆらぎに捕まったアイが気がつくと胸が改造されていた
母乳を撒き散らしながら悶え狂うアイ
敗北しゆらぎ触手化した秋俊に激しく陵辱されるアイ
全身に悪に堕ちたしるしを刻まれて快楽だけを貪り続ける…
テーマ : エッチな同人誌、同人ソフト
ジャンル : アダルト
特務捜査官レイ&風子~受精街の家畜調教~捜査官二人が、悪の組織に捕まりちょっとしたゲーム?をさせられて・・・
快楽に負け、言葉巧みに騙され、ついには捕まったもう片方の同僚を自ら堕としてしまう・・・
他には、無事に逃げるが、悪の組織からしてみれば、その作戦は失敗なのでその責任を取らされ
て・・・
今月の30日、
(注意!!)金曜日の16時までですが、999円ですのでお値打ちですよ!!(31日の土曜日ではないので注意!!)
作品内容引用
2054年東京――
警視庁特務捜査部七課、通称「麻薬特捜」の捜査官、桐沢レイと泉風子。
二人は東京における麻薬捜査及び麻薬組織撲滅を任務とする敏腕捜査官。
現場叩上げの完璧主義者レイと、お嬢様育ちで世間知らずの風子のコンビは不思議と息が合い、数々の修羅場も乗り越えてきた。
そんなある日、二人が長年追い続ける麻薬組織「12天使」に関する情報を入手、情報に導かれるまま組織のアジトがあると噂される東京で最も危険な街、新宿に潜入する。
しかしそれは「12天使」のボス黄龍によって巧妙に仕組まれた報復の罠であった……
■触手調教アドベンチャー!!
調教要素を取り入れたアドベンチャーゲームシステムを採用!
またプレーヤーは、調教シーンの冒頭でどちらのヒロイン視点で調教シーンのストーリーを進めるか選択する事に。どちらのヒロインを選択するか、そしてそのヒロインでどんな選択するかでエンディングが大きく変化します。
■妊娠ガードシステム!!
囚われのヒロインたちの妊娠ガード値に注意! 数値が「0」になると異形の怪物を妊娠してしまい脱出が困難に……。待ち受けるのは屈辱の家畜奴隷!!
■姫騎士リリアを超える大ボリューム!! Hシーンにこだわりアリ☆
160枚を超えるビジュアル差分が濃厚なHシーンを演出、中出し輪姦・精飲責め・絶頂責め・マンコ拡張責め・アナル拡張責め・触手責め…等々の調教シーンや凌辱シーンを過激に彩ります!!
テーマ : エッチな同人誌、同人ソフト
ジャンル : アダルト
本日、50000ヒット達成いたしました!!
これも、皆様が見に来ていただいたおかげです。
ありがとうございます。
さて、これからも新しく小説を頑張って書いていこうと思っていますので、
よろしくお願いします。
ヒーロー物の悪堕ちに挑戦してみたいな~と思ってもいます。
さて、どの様に書こうかな・・・?
イ・寺戦隊の黄色前作、
イ・寺戦隊の桃色の続き物です。
ただ、前作を読まなくても楽しんで読める作品で、自分もはじめにこちらを購入しました。
仲間だったシ○ケ○ピンクによってシ○ケ○イエローがじわりじわりと堕とされていきます。
(止めは敵組織である外○衆に洗脳、そして、孕まされて怪人の卵を産卵・・・最後には堕ちて・・・
助けに来た仲間を二人で出迎え・・・)
元となった作品を知らないのですが、それでも楽しめたので、知らない方でもいいと思いますよ!
作品内容引用
侍○隊シ○ケ○ジャーのシ○ケ○イエロー・コトハの成人向けCG集です。
敵組織である外○衆に洗脳されたシ○ケ○ピンクによって捕らえられた、シ○ケ○イエローが怪人によって処女を散らし、寝取られ孕まされて怪人の卵を産卵します。
最終的に外○衆側に心を奪われ、悪堕ちしてしまいます。
基本17枚で差分として中出し、腹ボテ妊婦、陰毛・パイパン、テキストの有無を収録しています。
テーマ : エッチな同人誌、同人ソフト
ジャンル : アダルト
遅れてしまいましたが、
やせうまロールさんのサイトをリンクに追加しました。
同人作品も作成しており、実は・・・
やせうまロールさんの作品、
COWCAW!をプレイして、
その後に書いた河西弁護士編の最後を参考にさせていただいたんですよ・・・
人をやめて家畜や物に・・・しかも喜んで・・・
その他にも沢山の作品を出されていて、最近では、総集編 まごころディスク!を出されて、過去の4作品をまとめて、一つのメディアに入れた商品になっています。
サークル通販もやっていますので、注文しようと思った方は、そちらからの方がお値打ちですよ!
やせうまロール次回作も非常に気になっています。
これからもよろしくお願いします。
私事ですが・・・
以前受けた試験結果なのですが・・・
年明けに、
提携先の連鎖倒産によって、事務所を整理して
背水の陣で受けた試験だったのですが・・・
自分の番号・・・・無かった・・・
来年・・・・・・・・・・・・・・
またチャレンジしよう・・・
辛く苦しい1年が始まるけど・・・
ここまで来たんだから・・・・
諦めなければ必ず光は見えてくる・・・でも、諦めればそこで終わり・・・
ラスト1回・・・もう少しだけ悪あがきをしたって良いんじゃ~ないかな・・・?
合格して皆様のお力になれるようになれば良いのですが・・・
SSのアップがゆっくりペースになってしまいますが・・・・