姉妹編 (7) カウンセリングを受けに
二日後・・・
「え~っと~・・・ここがこうで・・・こっちがコンビニだから~・・・」
(あれ?・・・この地図・・・間違えてない?・・・ん~・・・・)
「あっ!あった!!この交番の交差点を右に曲がって3つ目を右ね!!」
(も~・・・この地図・・・普通の地図じゃ~ないじゃない・・・暗号・・・いや・・・それはないか~・・・多分ただの間違いね・・クスクス・・・それとも、また私をからかおうと思ったのかしら・・・こんなんじゃあ~頭の体操すらならないわよ!!彩・・・)
明日香が手にしているその地図は、実は、伊集院がわざと変わった方式で書いた地図で、今までこの地図で施設にたどり着いた者はいなかった・・・
(え~っと、このビルね!!あった~!ここね!!え~っと・・・えっ?B7?って言う事は地下7階って事?・・・・・このビルの階段は上の階にしか行けなさそうだから、エレベータで、って事よね?・・・・じゃあ、まずはエレベータを探さないと・・・ってこれがそうね・・・)
「って・・・も~またなの・・・何よ!!これ・・・地下があるのなら、普通は上下のボタンがあるわよね・・・何で番号ボタンがあるのよ!!」
エレベーターのボタンの場所にはA~Zと0から9の番号のスクリーンパネルがあった・・・地図と一緒に渡されたメモを見ると彩の字でこう書いてあった・・・
(ふふふ・・・この暗号を解いた者は、今までいないの・・・多分、明日香でも無理だと思うけど・・・ま~頑張ってみなさい・・・・by彩)
「ふふふ・・・私に挑戦させるなんて良い度胸じゃない・・・こんな暗号直ぐに見破ってあげるわよ!!」
(あれ?このメモ・・・何だろう・・・?何か数字が不規則に書いてある・・・この数字とこの数字が関連してるかしら~?・・・違うわ・・・こう?・・・違う・・・これだけじゃあ足りないわ・・・何か他に・・・)
色々な数式を当てはめて試行錯誤で暗号を解く・・・
何文字入れていいのか分からず・・・
「ん?何これ・・・ああ~・・・そういう事・・・くすくす・・・じゃあ・・これでどうかしら・・・」
メモに書いてある数字と合わせ、わけの分からない公式をあみ出し当てはめ、ある10桁の数字を出した!!
(ふ~ぅ~・・・後は・・・地下7階だから・・・)
それに、何やらとまたわけの分からない数式を当てはめ、エレベーターの横にある赤いボタンを押してみた!!
(多分・・・これで正解よ!!)
すると・・・
チ~ン~!!
「ほ~ら~・・・来た!!多分、外のスイッチで階の指定をしたから中では何も押さなくていいわね!!」
案の定、明日香が思っていた通りにエレベーターのボックス内にはスイッチはなかった・・・
明日香が入ると、扉が閉まり下へ下り始めた。
「ここまで変わった事をしているビルにいる伊集院さんって一体どんな人なのかしら~?くすくす・・・会ってお話してみたいわ!!これに用いた暗号の数式のお話なんかも・・・」
今までの行動の一部始終をモニターで見ていた伊集院・・・
「ふふふ・・・流石・・・彩が見込んだ子ね・・・まさかこうも簡単にここまで辿り着くとはね・・・なんとしても組織の一員にしたいわね・・・」
モニターの光で薄っすらと見える伊集院の顔は、この先、明日香をどの様にするのか想像しているのだろうか?怪しい笑みがこぼれていた。
続く
「え~っと~・・・ここがこうで・・・こっちがコンビニだから~・・・」
(あれ?・・・この地図・・・間違えてない?・・・ん~・・・・)
「あっ!あった!!この交番の交差点を右に曲がって3つ目を右ね!!」
(も~・・・この地図・・・普通の地図じゃ~ないじゃない・・・暗号・・・いや・・・それはないか~・・・多分ただの間違いね・・クスクス・・・それとも、また私をからかおうと思ったのかしら・・・こんなんじゃあ~頭の体操すらならないわよ!!彩・・・)
明日香が手にしているその地図は、実は、伊集院がわざと変わった方式で書いた地図で、今までこの地図で施設にたどり着いた者はいなかった・・・
(え~っと、このビルね!!あった~!ここね!!え~っと・・・えっ?B7?って言う事は地下7階って事?・・・・・このビルの階段は上の階にしか行けなさそうだから、エレベータで、って事よね?・・・・じゃあ、まずはエレベータを探さないと・・・ってこれがそうね・・・)
「って・・・も~またなの・・・何よ!!これ・・・地下があるのなら、普通は上下のボタンがあるわよね・・・何で番号ボタンがあるのよ!!」
エレベーターのボタンの場所にはA~Zと0から9の番号のスクリーンパネルがあった・・・地図と一緒に渡されたメモを見ると彩の字でこう書いてあった・・・
(ふふふ・・・この暗号を解いた者は、今までいないの・・・多分、明日香でも無理だと思うけど・・・ま~頑張ってみなさい・・・・by彩)
「ふふふ・・・私に挑戦させるなんて良い度胸じゃない・・・こんな暗号直ぐに見破ってあげるわよ!!」
(あれ?このメモ・・・何だろう・・・?何か数字が不規則に書いてある・・・この数字とこの数字が関連してるかしら~?・・・違うわ・・・こう?・・・違う・・・これだけじゃあ足りないわ・・・何か他に・・・)
色々な数式を当てはめて試行錯誤で暗号を解く・・・
何文字入れていいのか分からず・・・
「ん?何これ・・・ああ~・・・そういう事・・・くすくす・・・じゃあ・・これでどうかしら・・・」
メモに書いてある数字と合わせ、わけの分からない公式をあみ出し当てはめ、ある10桁の数字を出した!!
(ふ~ぅ~・・・後は・・・地下7階だから・・・)
それに、何やらとまたわけの分からない数式を当てはめ、エレベーターの横にある赤いボタンを押してみた!!
(多分・・・これで正解よ!!)
すると・・・
チ~ン~!!
「ほ~ら~・・・来た!!多分、外のスイッチで階の指定をしたから中では何も押さなくていいわね!!」
案の定、明日香が思っていた通りにエレベーターのボックス内にはスイッチはなかった・・・
明日香が入ると、扉が閉まり下へ下り始めた。
「ここまで変わった事をしているビルにいる伊集院さんって一体どんな人なのかしら~?くすくす・・・会ってお話してみたいわ!!これに用いた暗号の数式のお話なんかも・・・」
今までの行動の一部始終をモニターで見ていた伊集院・・・
「ふふふ・・・流石・・・彩が見込んだ子ね・・・まさかこうも簡単にここまで辿り着くとはね・・・なんとしても組織の一員にしたいわね・・・」
モニターの光で薄っすらと見える伊集院の顔は、この先、明日香をどの様にするのか想像しているのだろうか?怪しい笑みがこぼれていた。
続く