姉妹編 (14) 更衣室で・・・
あれから数日が経ち、自宅内では明日香の用意した服で女装し、それに付け加え、
何故か外出時には女性用の下着を着けて出かけないといけなくなってしまっていた・・・
勿論、下だけでなく胸の方も・・・
ある日、体育の授業の為着替えを見られないようにトイレに行こうと廊下を歩いていると、トイレの前に明日香が立っていた!
「あっ、お姉ちゃん!・・・どうしたの?こんな所で・・・?」
何かに取り付かれた様な冷たい表情で
「クスクス・・・真琴・・・」
輝きの消えた鋭い目で見つめられ、固まってしまう真琴
「ど、どうしたの?お、お姉ちゃん・・・?」
「クスクス・・・どうしたの?じゃ~ないでしょ~フフッ・・・」
まさかトイレで着替えをするなと言われるのではないかと思い慌てて誤魔化そうと・・・
「えっ?な、何の事・・・?ぼ、僕・・・ちょっとトイレに・・・」
すると思いもよらない返答が戻ってきた・・・
「着替えはトイレでするのではなくて、更衣室でするものよ!」
「えっ?」
何を言っているのか分からなかった・・・
「何、突っ立ってるのよ!早く着替えないと次の授業に間に合わないでしょ!」
そう言い、強引に明日香は真琴の手を掴みグイグイと引っ張って上の階に行った。
「お、お姉ちゃん・・・い、痛い・・・」
「・・・・・・・」
「お、お姉ちゃん・・・更衣室って・・・そ、そう言えば、この学校には男子更衣室は無かったんじゃ~・・・」
「・・・フフフ・・・何言ってんの?真琴は女の子なんでしょ~?なら着替えだって~・・・」
「な、何言ってんの・・・お、お姉ちゃん・・・ぼ、僕は、男だよ!女の子じゃ~・・・」
「フフフ・・・そうかしら~?だったら教室で着替えをすれば良いじゃない・・・トイレでコソコソと隠れてしようだなんて・・・それに私は気を利かして、今使ってない更衣室に連れてってあげようとしたのに・・・」
「だ、だって・・・こ、これは~・・・お、お姉ちゃんが・・・・」
「あら~私何かしたかしら~?クスクス・・・」
「この下着だって・・・お、お姉ちゃんがはけって・・・」
「あら~そうだったかしら~?・・・だって~あの時・・・下着まで変えてたから、つい着けたいと思って~・・・そうじゃ~なかったのかしら~フフフ・・・」
「だ、だって、あ、あの時は~」
言い返そうとした時、明日香が腕時計を見て
「あら、あら~・・・もうこんな時間じゃない!」
真琴も時計を見て驚く
「えっ?ど、どうしよう・・・・早く着替えないと~・・・」
今にも泣きそうな顔をして明日香を見つめるが・・・
「さて・・・どうする?今から教室に戻って着替えるのか?それとも・・・女子更衣室で着替えるか?どうする?今だったら~、もう教室には誰も~いないかもしれないわね~。フフフ・・・でも~もしかしたら、誰かが忘れ物とかして戻ってくるかも~?そんな時に女の子用の下着を着けた真琴が着替えてたら~・・・フフフ・・・決まったわね?」
選択権を失い明日香の言う通りに更衣室で着替える事にした・・・
「う・・・・う、うん・・・あの・・・こ、更衣室で着替えるよ・・・」
「更衣室?・・・ど・こ・の・更衣室かしら~?」
「えっ?・・・じょ・・・女子・・・・更衣室で着替えます・・・・」
「フフフ・・・良く言えたわ!!うん、うん!エライ、エライ!」
満面な笑みをして頭を撫でる明日香・・・
褒められ、頭を撫でられ、嫌な事なのに、何故か嬉しくなってしまった真琴だった・・・
ガラガラ~
「じゃっ!ここで着替えて行きなさいね!お姉ちゃん戻るから・・・」
「う、うん!ありがと~」
そう言い、着替えようと体操着の入った袋を開けると・・・
続く
何故か外出時には女性用の下着を着けて出かけないといけなくなってしまっていた・・・
勿論、下だけでなく胸の方も・・・
ある日、体育の授業の為着替えを見られないようにトイレに行こうと廊下を歩いていると、トイレの前に明日香が立っていた!
「あっ、お姉ちゃん!・・・どうしたの?こんな所で・・・?」
何かに取り付かれた様な冷たい表情で
「クスクス・・・真琴・・・」
輝きの消えた鋭い目で見つめられ、固まってしまう真琴
「ど、どうしたの?お、お姉ちゃん・・・?」
「クスクス・・・どうしたの?じゃ~ないでしょ~フフッ・・・」
まさかトイレで着替えをするなと言われるのではないかと思い慌てて誤魔化そうと・・・
「えっ?な、何の事・・・?ぼ、僕・・・ちょっとトイレに・・・」
すると思いもよらない返答が戻ってきた・・・
「着替えはトイレでするのではなくて、更衣室でするものよ!」
「えっ?」
何を言っているのか分からなかった・・・
「何、突っ立ってるのよ!早く着替えないと次の授業に間に合わないでしょ!」
そう言い、強引に明日香は真琴の手を掴みグイグイと引っ張って上の階に行った。
「お、お姉ちゃん・・・い、痛い・・・」
「・・・・・・・」
「お、お姉ちゃん・・・更衣室って・・・そ、そう言えば、この学校には男子更衣室は無かったんじゃ~・・・」
「・・・フフフ・・・何言ってんの?真琴は女の子なんでしょ~?なら着替えだって~・・・」
「な、何言ってんの・・・お、お姉ちゃん・・・ぼ、僕は、男だよ!女の子じゃ~・・・」
「フフフ・・・そうかしら~?だったら教室で着替えをすれば良いじゃない・・・トイレでコソコソと隠れてしようだなんて・・・それに私は気を利かして、今使ってない更衣室に連れてってあげようとしたのに・・・」
「だ、だって・・・こ、これは~・・・お、お姉ちゃんが・・・・」
「あら~私何かしたかしら~?クスクス・・・」
「この下着だって・・・お、お姉ちゃんがはけって・・・」
「あら~そうだったかしら~?・・・だって~あの時・・・下着まで変えてたから、つい着けたいと思って~・・・そうじゃ~なかったのかしら~フフフ・・・」
「だ、だって、あ、あの時は~」
言い返そうとした時、明日香が腕時計を見て
「あら、あら~・・・もうこんな時間じゃない!」
真琴も時計を見て驚く
「えっ?ど、どうしよう・・・・早く着替えないと~・・・」
今にも泣きそうな顔をして明日香を見つめるが・・・
「さて・・・どうする?今から教室に戻って着替えるのか?それとも・・・女子更衣室で着替えるか?どうする?今だったら~、もう教室には誰も~いないかもしれないわね~。フフフ・・・でも~もしかしたら、誰かが忘れ物とかして戻ってくるかも~?そんな時に女の子用の下着を着けた真琴が着替えてたら~・・・フフフ・・・決まったわね?」
選択権を失い明日香の言う通りに更衣室で着替える事にした・・・
「う・・・・う、うん・・・あの・・・こ、更衣室で着替えるよ・・・」
「更衣室?・・・ど・こ・の・更衣室かしら~?」
「えっ?・・・じょ・・・女子・・・・更衣室で着替えます・・・・」
「フフフ・・・良く言えたわ!!うん、うん!エライ、エライ!」
満面な笑みをして頭を撫でる明日香・・・
褒められ、頭を撫でられ、嫌な事なのに、何故か嬉しくなってしまった真琴だった・・・
ガラガラ~
「じゃっ!ここで着替えて行きなさいね!お姉ちゃん戻るから・・・」
「う、うん!ありがと~」
そう言い、着替えようと体操着の入った袋を開けると・・・
続く