姉妹編 (12) 箪笥の中身が!!!
着替えようと、箪笥の引き出しを開けると!
いつもの服が無い・・・
代わりに入っていた物は、
女性用の下着からフリフリの付いた可愛いらしい服にスカートまで・・・
膝上までの靴下が・・・
「えっ?な、な、何これ・・・?ぼ、僕の服は・・・」
引き出しの中に入っている服を見て何が起きたのか理解が出来ず、慌てて服を探す真琴
「ない!ない!ない!ぼ、僕の服・・・何で僕の所にこんな服がいっぱい・・・ま、まさか・・・お姉ちゃんが・・・・?」
ガチャッ!バタン!
ドタバタドタバタ
「はぁ~っ、はぁ~っ、はぁ~っ」
澄ました顔をしてテレビをつけソファーに座り、くつろぎながら雑誌を見ていた明日香
「も~煩いわね~!何騒いでるのよ!」
「あ、あ、あ・・・・ふ、服・・・服が・・・僕の服・・・僕の服どこやったの?」
「えっ?服?箪笥の中に無かったしら~?フフフ・・・真琴の為に全部気に入りそうな服に買い替えてあげたのよ~!!今まだあった服は真琴には似合わないから全部捨てたわよ・・・ふふふ・・・・」
「えっ?で、でも~・・・あの服・・・女の子用のじゃ~ないの・・・」
「ええ・・・そうよ!それが何かおかしいかしら?」
姉が何を言っているのか全く訳が分からず泣き出しそうになりながらも言い返す。
「え?・・・・だ、だって・・・ぼ、僕・・・男・・・男だよ・・・なんで女の子の服を着ないといけないの・・・?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「ねえ・・・お姉ちゃん・・・聞いてるの?ねえ・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「ねえってば~・・・お姉ちゃん・・・何で僕の服・・・・グズン・・・」
「・・・・あんた、まだ気が付かないの・・・あんたは女みたいだから虐められていたんでしょ~?」
妖しい笑みをこぼしながら真琴をチラリと見る明日香
「う・・・・うん・・・・」
俯いて目をこすり返事をする。
「この前・・・虐められない為に頑張るって言ったでしょ~?」
「うん・・・・」
「そこで、お姉ちゃん思ったのよ!!女々しいって言われて虐められるのなら男を止めちゃえば良いじゃないって・・・・ふふふ・・・いつもいつも真琴の虐められる姿を見ているとお姉ちゃんも苦しくて・・・」
「で・・・でも・・・こんな事したら・・・・い・・・嫌だよ!!僕は・・・女になんてなりたくない・・・絶対に!!それよりも・・・最近、お姉ちゃん・・・おかしいって・・・」
「・・・ふ~ん~・・・あっそ・・・お姉ちゃんの言う事が聞けないって言うのね・・・しかも・・・何?私がおかしいですって・・・・もう良いわ!!あんたなんて知らないから・・・」
バタバタ・・・・・・・バタン!!
そう言って、明日香は、怒って自分の部屋に行ってしまった・・・
「ねえ?・・・お姉ちゃん・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「ねえ?・・・聞こえてるでしょ~?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ぼ、僕・・・間違ってた・・・・ここまで僕の事を思ってくれてたなんて・・・」
(クスクス・・・ホント・・・真琴は単純ね・・・)
「で、でも・・・外に出るときぐらいは・・・今までの服でなら・・・着ても・・・」
(ふ~ん~・・・そう来たか~・・・フフフ・・・・)
「家の中でなら・・・お姉ちゃんが揃えた・・・・服を・・・」
「・・・・・・ホント・・・・?」
「う・・・・うん・・・・で、でも・・・家の中だけだよ!!」
「クスッ!!分かったわ・・・じゃあ・・・直ぐに着替えてお姉ちゃんに見せててよ!」
「う・・・うん・・・わ・・・分かった・・・・」
トボトボと仕方なく真琴が歩く足音が聞こえた・・・・・
続く
いつもの服が無い・・・
代わりに入っていた物は、
女性用の下着からフリフリの付いた可愛いらしい服にスカートまで・・・
膝上までの靴下が・・・
「えっ?な、な、何これ・・・?ぼ、僕の服は・・・」
引き出しの中に入っている服を見て何が起きたのか理解が出来ず、慌てて服を探す真琴
「ない!ない!ない!ぼ、僕の服・・・何で僕の所にこんな服がいっぱい・・・ま、まさか・・・お姉ちゃんが・・・・?」
ガチャッ!バタン!
ドタバタドタバタ
「はぁ~っ、はぁ~っ、はぁ~っ」
澄ました顔をしてテレビをつけソファーに座り、くつろぎながら雑誌を見ていた明日香
「も~煩いわね~!何騒いでるのよ!」
「あ、あ、あ・・・・ふ、服・・・服が・・・僕の服・・・僕の服どこやったの?」
「えっ?服?箪笥の中に無かったしら~?フフフ・・・真琴の為に全部気に入りそうな服に買い替えてあげたのよ~!!今まだあった服は真琴には似合わないから全部捨てたわよ・・・ふふふ・・・・」
「えっ?で、でも~・・・あの服・・・女の子用のじゃ~ないの・・・」
「ええ・・・そうよ!それが何かおかしいかしら?」
姉が何を言っているのか全く訳が分からず泣き出しそうになりながらも言い返す。
「え?・・・・だ、だって・・・ぼ、僕・・・男・・・男だよ・・・なんで女の子の服を着ないといけないの・・・?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「ねえ・・・お姉ちゃん・・・聞いてるの?ねえ・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「ねえってば~・・・お姉ちゃん・・・何で僕の服・・・・グズン・・・」
「・・・・あんた、まだ気が付かないの・・・あんたは女みたいだから虐められていたんでしょ~?」
妖しい笑みをこぼしながら真琴をチラリと見る明日香
「う・・・・うん・・・・」
俯いて目をこすり返事をする。
「この前・・・虐められない為に頑張るって言ったでしょ~?」
「うん・・・・」
「そこで、お姉ちゃん思ったのよ!!女々しいって言われて虐められるのなら男を止めちゃえば良いじゃないって・・・・ふふふ・・・いつもいつも真琴の虐められる姿を見ているとお姉ちゃんも苦しくて・・・」
「で・・・でも・・・こんな事したら・・・・い・・・嫌だよ!!僕は・・・女になんてなりたくない・・・絶対に!!それよりも・・・最近、お姉ちゃん・・・おかしいって・・・」
「・・・ふ~ん~・・・あっそ・・・お姉ちゃんの言う事が聞けないって言うのね・・・しかも・・・何?私がおかしいですって・・・・もう良いわ!!あんたなんて知らないから・・・」
バタバタ・・・・・・・バタン!!
そう言って、明日香は、怒って自分の部屋に行ってしまった・・・
「ねえ?・・・お姉ちゃん・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
「ねえ?・・・聞こえてるでしょ~?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ぼ、僕・・・間違ってた・・・・ここまで僕の事を思ってくれてたなんて・・・」
(クスクス・・・ホント・・・真琴は単純ね・・・)
「で、でも・・・外に出るときぐらいは・・・今までの服でなら・・・着ても・・・」
(ふ~ん~・・・そう来たか~・・・フフフ・・・・)
「家の中でなら・・・お姉ちゃんが揃えた・・・・服を・・・」
「・・・・・・ホント・・・・?」
「う・・・・うん・・・・で、でも・・・家の中だけだよ!!」
「クスッ!!分かったわ・・・じゃあ・・・直ぐに着替えてお姉ちゃんに見せててよ!」
「う・・・うん・・・わ・・・分かった・・・・」
トボトボと仕方なく真琴が歩く足音が聞こえた・・・・・
続く