「ふふふ、貴女本当に綺麗よ!!ふふ、その膨らみも・・・・」
そう言われ、股の方の膨らみと思って、手で隠そうとした。
「ぷっ!!ふふふ、あはははははははははは・・・・・・何やってるのよ!!私が言ったのは、胸の事よ!!・・・まさかやっぱり気にしているの・・・ふふ、この服を着ればその膨らみは分からなくなるから大丈夫よ!!ふふふ、本当に面白い人ね!!・・・・」
股の膨らみから胸の膨らみの方に手をやり隠し、急に恥ずかしくなり、顔が真っ赤になった。
「じゃあ、このシャツとネクタイは分かるわね?このスカートもただ穿くだけよ!!こっちが前で・・・で、この上着を・・・・分かるわね!!じゃあ、着てみて・・・」
そう言われ、白いカッターシャツを着てボタンを・・・・あれ?何かおかしい・・・・
ん?・・・・・あっそうか~・・・ボタンの位置が反対なんだ・・・・で、スカートをこっちが前で・・・・ネクタイを・・・・上着を・・・でボタンをして・・・
「これでいいのかしら?」
「ええ、じゃあ、後ろも見せて欲しいからクルッと回って見せて・・・」
「はい、・・・・こう?ですか・・・」
「ふふふ、良いわよ!!じゃあ、後は・・・これが靴よ!!ふふ、これであなたはどこから見ても私達と同じ仲間だと思われるわね!!・・・さっじゃあ、行きましょうか?」
着替えた後の姿を見て微笑んだ。しかし、その微笑が怖く感じられたのは気のせいだったのだろうか・・・・
「えっ???行く?どこへ行くの?」
「ふふ、良いからついていらっしゃい・・・」
そう言って、ミルダ中尉と彩少尉の後について一緒に部屋を後にする。
ここは・・・・ここにエレベーター・・・この部屋は何だろう?・・・・ここは?
二人の後をついていきながら、どの様な場所になっているのか、また逃げ道を確認できないか探していた。
「あっあの~・・・これから何処へ行くの?」
「ふふふ、少し貴女には刺激が強いかしらね~・・・でも、大丈夫よねミルダ!!」
「ふふ、そうね、きっと大丈夫だと思うわ・・・・さあ、着いたわ!!ここよ!!」
そう言って、ある部屋に入った。・・・・・そこには色々な場所が映し出されているモニターが設置してあり、この施設周辺と内部の監視等を行っているモニタールームの様だった。
「曹長、例のあれに変えてちょうだい!!」
「YESSA!!」
彩少尉が部下に何かの用意をさせている。
「少尉、準備が出来ました!!」
「じゃあ、お願い。」
そう言うと、真っ白な壁にある映像が映し出された。
(つづく)
「ふふ、じゃあ次は~・・・・分かってるわよね~・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「どうしたの?ここまで着替えたんだから、同じじゃない!!さ~さ~穿いちゃいましょ~!!ふふふ」
プシュー
「あ!!もう着替えてたんだ!!案外早く着替えたのね!!」
ミルダ中尉がある場所にコートや他の細工をして部屋に戻ってきた。
「ふふ、それがね・・・・実はまだなのよ!!この他にもあんなのが入ってたのよ!!ふふふ・・・・」
「あら?これの事かしら?・・・・・ふふ、これはいいわね~・・・・女性としての魅力が増すわね!!ふふふ・・・・」
二人ともが不敵な笑みをこぼし、こっちを見る。
「さ~早く~!!これを穿いてその姿を見せてよ!!きっと似合っていると思うわ!!」
キラキラした目で早く穿かせようと急かす彩少尉。
「・・・・・う~・・・で、でも~・・・・・」
穿くのを嫌がっていたら、ミルダ中尉が怖ろしい事をいい始めた。
「でも、その膨らみみっともないわよね・・・・それが嫌で穿かないのかしら・・・・だったら今すぐにでも取ってあげた方が彼女の為なのかもね・・・ねえ~そうじゃない、彩?」
「ん~・・・それもそうね・・・これだけ穿くのを嫌がっているのは、あの膨らみがなくなればすっきりすると思うの・・・・・じゃあ、今から・・・」
「ちっちょっと待ってよ!!・・・・ふっ膨らみを取るって・・・・まさか・・・・・」
「ええ、そうよ!!やっぱり身体が不十分な女人化だから嫌に決まっているのよ!!だから完全な女人化にしてあげれば、あなたも喜ぶだろうし・・・・」
とんでもない解釈をされているようだ・・・・このままだと本当に完全に女になってしまい、元に戻れない可能性が・・・・・仕方ない・・・・ここは素直に・・・・・・
「わっ・・・・分かったわよ・・・・ちゃんと穿くし、服も着るわ!!ねえ、これはこうやって穿けばいいの?」
中途半端に嫌がって時間だけが過ぎていき、この格好が物凄く恥ずかしくなって、何でも良いのでまずは服を着かかった。(実は、時間が経つにつれ、ある薬によって間隔が麻痺させられていた・・・・)
「ええ、そうよ!!じゃあ、次はその網タイツね・・・・穿き方はね、靴下と違って長いから、こうやって手繰り寄せて・・・」
「こう?で、こうやって・・・・じゃあ、最後にこのカーターベルトのホックに引っ掛けて・・・・これでいいのね?」
「ええ!!そうよ!!いいじゃない!!・・・・じゃあ、これで私の番は終わりよ!!次はミルダの番よ!!」
そう言って、彩少尉はミルダ中尉と入れ替わった。
(つづく)
!!!!!!!!!!
「・・・・・・・・」
「ぷっ!!ふ、ふふ、はっ、あははははははははは!!やっぱ~我慢できない!!そんなのが入ってたんだ!!ふふふ、あはははははははははははは~!!あ~あ、残念だったわね~!!素直に着替えていればこのセットに気が付かなかったのにね!!ふふ、さ~時間が無いんだから早く着替えてよ!!」
「い、嫌!!こんなの!!・・・・嫌よ!!嫌!!絶対に嫌!!」
あの袋の中に入っていた物は下着の他にガーターベルトとストッキングのセットだった。しかも綺麗な刺繍入り・・・・・
「くっ!!・・・じっ・・・・じゃあ、・・・・・こっ、この・・・・・二つ以外だったら・・・・・・ね?・・・いいでしょ?・・・・駄目?・・・・・・・・・」
女性用下着を身に付けられることは何とか想像できていた。しかし、そうだったとしても素直に身に付けることは出来なかった。まさか、思っていた下着意外の物が入っていたとは・・・・・どうしてもガーターベルトとストッキングのセットまで身に付けるのは嫌だった。そこでそれ以外なら、まだまだましなのかも?と思うようになってしまった・・・・・
「駄~目!!そんな風に頼んでも駄目なものは駄目よ!!もう少ししたらミルダも帰ってくる頃だし!!早くしてよね!!別にいいじゃない見えるものでもないし・・・・」
「嫌!!見えなくても嫌なものは嫌なの!!お願い、このセット以外なら・・・・・」
以前のような隊長としての雰囲気は一切無く、そこには裸の女性が彩少尉に頼みこんでいる姿しかなかった・・・・
「駄目よ!!・・・・ふふ、そうだ!!だったらもういいわよ!着替えなくて・・・・・・その代わりその格好でいなさいね!!ふふ、その格好で貴女を送り返してあげるわ!!きっと驚くでしょうね!!全裸の女性と思えば元対テロ策戦部隊の隊長だったなんて・・・・二度驚きよね!!ふふふ・・・・・どうする?着替える?それとも、そのままの姿で送り返されたい?」
彩少尉の不敵か笑みに恐怖を感じてしまった。完全に女人化されていない状態らしいが心がかなり女性化しているのか、恐怖で身体が振るえが止まらない・・・・・
「わっ・・・・・分かった・・・・わよ・・・・・・着替えればいいんでしょ!!着替えれば・・・・」
この下着を身に付ければ、この中で何とかして女人化を戻す方法を探すことが出来ると思い、でも仕方がなく着替えることにした。・・・ただ、身体の振えは止まらない・・・・
「ふふ、分かれば良いのよ!!じゃあ、まずショーツの穿き方は分かるかしら?」
「え!!ええ~・・・・多分・・・・普通に穿けば良いのよね・・・・・こうやって・・・」
「そう!そう!!上手よ!!じゃあ次はブラにしましょうか!!」
上手ってなんなのよ?こう言う物のはき方に上手い下手があるの?そんな事を考えながらブラジャーを手にした。
?????
ん~・・・・Tシャツの短い物と思えば良いのか?と思いTシャツを着るように頭から被る格好をした。
「あ~・・・・・やっぱ~分からないか~仕方ないわよね~・・・・このブラはね、ここをこうやってすると外れるのよ!!」
そう言ってブラジャーの止め具を外した。そう、このブラジャーはフロントホック式で何やらカップの間にホックがあって止め外しが出来るようになっていた。外す部分がかなったので被るように身に付けるのだと思ってしまった・・・・・
「そして、こうやって後ろから・・・で前の方で、胸を・・・・こう!!で最後にこのホックを留めて完了!!分かったかしら?じゃあやってみて!!」
「あ・・・はい・・・・・ん~・・・・こうやって、こう!!・・・・・で、胸にあわせて・・・こう・・・・・で最後にホックを留めて・・・・」
パチッ!!
「これでいいの?」
なんだかおかしな気分だった。まさか自分がこうなるとは思いもよらなかったし、今でも物凄く違和感がある。この締め付けられる感覚が何か何とも言えない・・・・
「ええ!!良いわよ!!わ~・・・・凄く可愛いわよ!!これじゃあ上半身だけ見れば女と思うわよ!!」
そう、未だに股の部分がまったく手を付けられていなかった為、ショーツを穿くと膨らみが今まで以上に目立っていた。
(つづく)
「この下着と制服ね!!じゃあ彩は下着の方をお願い!!私は制服を隠せられる様なコートを出口に置いてくるわ!!たぶん抵抗されるから多少時間がかかりそうだしね!!」
「そうね!!この下着じゃ~そのまますんなり身に着けてくれそうも無いしね・・・・ま~どんな下着でも同じだろうけどね・・・」
「じゃあ、お願いね!!すぐに戻るから!!」
「ええ、ふふっ!!このフショーツとブラを身に着けさせておくわ!!」
ミルダ中尉はコートを置きに部屋を出て行った!!
「ふふっ!!こんなに可愛い下着に着替えさせられるなんて思いもよらないでしょうね!!」
そう言いながら、赤色と白色で刺繍が施されているブラジャーとショーツが入った袋を手にし、こっちへ向かってくる・・・・
「さ~お着替えの時間よ!!私の言うことをちゃんと聞いてよね!!ハイこれね!!」
そう言い、ベットの横にある机に袋を置いた。
「あ!!そうだったわね!!そのままじゃ~着替えられないわね!!今外してあげるわね!!」
そう言って、身体を拘束していたベルトのロックを解除した!!
カチッ!カチッ!カチッ!カチッ!・・・・・・・・・
固定されていたベルトのロックが外れ体の自由が戻ったが、抵抗すれば部下がどうなるのかが不安で何も出来なかった。ただ、女性用の下着なんて絶対に出来ないと思っていた・・・
「さぁ~まずは、その袋の中の物を出してみてよ!!私達からのクリスマスプレゼントよ!!きっと気に入ると思うわ!!今でなくてもそのうちにね!」
そう言われ、一先ず様子見で、袋の中身を出してみる・・・・・・・
!!!!!!!!
「こ、こんなの・・・・・こんなの絶対に無理!!無理に決まってるじゃない!!何で私が!!」
顔を真っ赤にし袋から取り出した下着の方に指を指し抵抗する。
「何言ってんのよ!!せっかくのクリスマスプレゼントなのに!!サンタさん下着なんてあまり無いんだからね!!困ったわね~・・・・でもほら!可愛いでしょ!!それを着れば引き締める場所は引き締め、出るところは出るから、いいラインになるわよ~!!」
「そ・・・そんな事言っているんじゃないわ!!この下着を身に着けたくないの!!Tシャツにトランクスで十分よ!!これぐらいはいいでしょ!!ね~お願い!!」
どうやっても女性用下着を身に着けたくない貴博・・・彩少尉に涙目で訴えるが・・・
「も~そうやってお願いされても駄目!!貴女はこれを身に着けるのよ!」
と下着に指を指した彩少尉が袋の方に目をやり何かに気が付いた。
「あれ?まだその袋の中に何か入っているのかしら?全部出して!!」
そう言われ、しぶしぶ袋の中に手を入れ中身を取り出す・・・・・
(つづく)
「ふふふ・・・・・ふふふ・・・・はは・・あははははははははははははは・・・・
本当に知らなかったの・・・・・あはははははははははははは・・・・・・・・・・・
じゃあ、あれが単なる的だって思って撃ったの?・・・・・あははははははははは・・・・
あ~お腹痛~。そんな訳無いじゃない!!」
お腹を抱え大笑いする伊集院、そしてその後あれが何なのかを聞いて、公開と同時に罪悪感に襲われた。
「ふふ、あれはね~・・・・玉よ!!そう、玉なのよ!!」
「えっ!!弾?・・・・・・・・・たま?・・・・・たまって・・・何のたまなの?・・・・・た・ま?????」
「ふふふ、分からないかしら~?玉だけじゃ~・・・・じゃあ~サービスでヒントを出してあげる!!・・・・あれは全部で14個でも、元は7人からできた物なのよ・・・・・・
貴女にもあるものよ!!ふふ、分からないかしら~?じゃあ、もっとサービスして・・・・」
そう言って手にしていたリモコンのボタンを押すと、壁だと思われていた一部分が開き、
隣の部屋の様子が見えた。そこには7人の部下が壁に股がよく見えるように大の字に固定されていた!!そして、股の部分に目が行く様に目立っていた・・・・・
!!!!!!
「あっ、あ・・・・・あ、あれ・・・あれは・・・・うそ・・・まっ、ま、まさか・・・・・・」
「ふふ、分かってもらえたかしら?・・・・そうよ!!今のところあの7人だけだけど・・・・どうかしら?もう股の部分には竿しか残っていないわ!!・・・・・本当は全部綺麗にしたかったけど・・・・あの子達、無くなるのが嫌だって言うから・・・・・ま~そんなに嫌がるのなら、残してあげても良いかな~てっね!!・・・・ふふっ、私そんなに悪魔じゃないから・・・そうでしょ?」
「えっ・・・・・うそっ・・・・・じゃあ・・・・もしかして・・・あ、あの時・・・・あの時の・・・・的・・・・・えっ?・・・たまの準備って・・・・玉の準備・・・・・・・う・・・・そ・・・・じゃあ・・・・・私が・・・・彼等の・・・・玉・・・・を・・・・・・・・・・・
えっ・・・・・私・・・・・どうしよう・・・・・どうし・・・・そんな~・・・・」
目を真っ赤にし、今にも涙がこぼれそうになっている・・・・そして、あの時の状況を思い出し、
「だって・・・・・あの時・・・・・あなたは・・・・撃てば・・・・助けるって・・・・それに・・・あれをもし彼らの玉だって言っていたら・・・・・そんな~・・・」
「あら?誰が助けるって言ったのかしら?それに、ちゃんと聞こえるように、玉ってミルダが言っていたじゃない!!」
「だって・・・・・じゃあ、あなたが言った一人をって・・・・・・えっ!!・・・・
じゃあ・・・・・・・・」
「ふふ、私がいつ言ったのかしら?助けるって?・・・・私はただ、二つで一人って言っただけで、他の事は言っていないわよ!!・・・・それを貴女が勘違いして・・・・・・
撃って跡形も無くしちゃったんじゃない!!」
「わ、わた、私が・・・・や、やったの・・・・」
「そうよ!!貴女が撃たなければ、また元に戻せたのに、もう無くなっちゃったんだから元にも戻せないわね!!ふふふ、あははははははははははは・・・・・」
お腹を押さえながら、大笑いしていると、気絶している間に採寸したのか、隊員が制服を持ってきた。しかも、こっちの方の制服だ!!
「さぁ~、まずはこれを着てもらおうかしら!!逆らえば分かっているわよね?貴女の部下がどうなるのか・・・・・ふふ・・・・ミルダ!!彩!!」
女性用の制服と下着を用意され戸惑いを隠せない貴博、そこにミルダと彩が呼び出された。
「伊集院様、お呼びですか?」
「ええ、ふふ、この子に下着と服の着方を教えてあげなさい!!そしてあの部屋の様子を見せてあげて!!・・・・・後******************」
この服を着せられる事と、その制服姿でどこかの部屋につれてかれる事はあの会話で分かったが、その後の会話が二人の耳元で言っていた為聞こえなかった。
その、会話とは・・・
「・・・・・後、彼女を一度逃がしなさい!!ただし、彼女自身の考えでここから逃げる様に仕向けなさい!!このまま、甚振ってあの薬品で心まで女化させるにはかなりの量の薬が必要になりそうなの、心の芯が強すぎて素直になるどころか壊れてしまうのよ!!それも彼女は、まだ帰える場所があの場所にあると思っているの、だからその居場所を無くしてあげるのよ!!しかも、元同僚の手によってね!!ふふふ・・・・」
伊集院の言葉にミルダ中尉と彩少尉は驚きを隠せなかった。一呼吸おいて、ミルダ中尉が伊集院に質問をする。
「しかし、伊集院様そんな事をしたらこの場所と施設で何をしているかが漏れる可能性が・・・・それに、あの自衛軍の事ですので、民間人の事を考えずに空から攻撃したら・・・・」
「ふふふ、そんな事は無いわよ!!逃げたとして、あの姿で仲間と会う事は考えられないし、会ったとしても信じても羅えないだろうし・・・。駐屯地に行ったとしても、中に入る事は出来ないわよ!!いいから逃がしなさい。」
「YESSA!」
ミルダ中尉と彩少尉は納得行かない顔をしながら着替えさせる為に伊集院に敬礼をして着替えをさせる場所へ消えていった。
(つづく)