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対テロ特殊部隊女人化編(43) 女人化

自分に取り付けられた機械類を外しながら、メイドは疲れた表情でちょっとした愚痴をこぼしながら作業準備をしていた。

「ふ~・・・この機械、何か嫌なのよ・・・自分の身体なのに他の人に使われるなんて・・・・それに、自分自身で動かそうとすると物凄く疲れるのよね~・・・」

「ふふふ、ごめんなさいね・・・・これでこの機械も本格的に使える事が分かったんだから・・・・今度は貴女が他の子を操ればいいわ・・・この機械の管理は貴女に全部任せるから・・・・それに、玉取った後、殆ど貴女がやってたんでしょ?」

「うふふ・・・分かりました~?ふふっ、今度、捕まえたきた子を使って遊んでみようかしら・・・・」

「それも良いけど、その前に、彼女の身体の方の最終作業頼んだわよ!!」

「はい、かしこまりましたわ!!・・・・うふふ、後は胸とお尻ね!!・・・これは器具だけ付けて目が覚めたら投薬を開始した方がいいのよね!!寝てたら、最初で最後の最高な感覚が味わえないんだから・・・ふふふ、この感覚は凄いわよ!!」

その言葉を聞くと、伊集院は何かの準備をしに部屋を出て行った。

プッシュー


「♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪」

楽しそうに鼻歌を歌いながら、胸とお尻に点滴の様な物を刺して固定し、自分が女人化された時の感覚を思い出しながら微笑み、伊集院のお気に入りのメイドが作業していた。

少し時間が経ち・・・・

プッシュー

扉が開き伊集院が入って来た。

「その後は、どうかしら?」

「はい、股の方は、ほぼ女人化完了しています。後は彼女が起きてからやろうと思っています。」

「そう、じゃあ女人化終了後に例の部屋へ連れてきてちょうだい。」

「はい、かしこまりました。」

「ふふふ、じゃあ私は、まだ例のセッティングで忙しいから後は頼むわよ!!」

そう言ってまた部屋を出て行ってしまった。

「うっ!!うっう~ん・・・」

股が暖かく漏らしてしまった様な感じがして目が覚めた。目を明けると一番最初に拘束された部屋でベットに拘束され頭まで固定されていた為、天上しか見ることが出来なかった。
ただ、見えないにせよ股が物凄く生暖かくむず痒く腰を動かしていた。

「うふふ、気が付いたみたいね!!ど~お?調子はいかがかしら?うふふ」

先程、伊集院に何か機械類を付けられていたメイドが微笑みながら、顔を覗きに来た。

「ちょっ調子ですって・・・そっそんなの・・・・」

何が言いたいのか分かっていたらしく、そのメイドは股の方へ視線を向け、亀の甲羅のような機械を軽く擦った。

「ふふ、ここが痒くて仕方がないんでしょ?あたしも分かるのよ~♪ふふふ、だって~あたしも・・・ふふふ」

そう言って、不敵な笑みをこぼし、点滴の様なチューブの元にある機械のスイッチを押した。

ブイ~ン・・・・・

スイッチを押すとともに大きな音と振動が身体に伝わり、その直後、胸とお尻が急に膨らんできたような感じがして、急激に皮膚が縮んでいるように思えた。

「うっ!!くっ!!あっ!!なっ何よ、こっこれ・・・あっ!!」

頭が固定されているのでどのような状態になったいるのかが分からず、また、あのトイレの一件を思い出し、恐ろしくなり身体が震え始めてきた。

「うふふ、そう言えばその体勢じゃ~見えないわね!!これなら良いわよね?」

と言い、頭を固定していた器具を取り外してベットの角度を上げその前に鏡を用意した。

!!!!!

「なっ!何?何なのよ!これは・・・うっ!あっ・・・」

「ふふふ、そろそろ効いてくる頃よ!!」

少し膨らんでいた胸が段々と大きく膨らみ始め、乳首が大きくなり・・・・引き締まっていたお尻は、ふっくらとしてきた。また、膨らむだけでなく徐々に胸の方の感覚が敏感になってきた。

「あっ!ああ~・・・うっ!!うう~ん・・・あっん・・・ああ~ん・・なっ何なの・・・あっ!あ~ん、あああ~ん」

膨らんでは、くすぐったい様な感覚が襲い、それが治まれば、また膨らみ、また感じて・・・その繰り返し・・・

「うふふ、ど~う?その感覚、癖になりそうでしょ?あたしなんか、もう感じすぎちゃって最後なんて気絶しちゃったんだから・・・あの時、急に捕まって、女人化された時はホント嫌だった、最悪だったわ!!でも、この膨らむ薬を注入され続けたら気持ちが良くって、気が付いたらこうなっていたわ!!うふふ、今では伊集院様には感謝しているのよ!!こんなに素敵な体にして下さって、幸せになれたんですもの!!」

メイドが不気味な笑みをして、一言呟いた。

「ふふふ・・・次は貴女の番よ!!」

そう言って、電話をし始めた。

「伊集院様、そろそろ準備が出来ますわ!!ベットに固定したまま例の部屋へ移動すれば宜しいでしょうか?」

「*********************」(伊集院が話しているが聞こえないので・・・)

「はい、かしこまりました。」

電話を切り、機械のスイッチも切って胸とお尻に刺さっていた点滴のような物を取り外した。

「いっ、嫌!!あっ、あん!ああ~ん・・・」

「ふふふ、少し触れただけでこんなにいい感覚になったなんて・・・伊集院様も喜ぶわよ!!うふふ・・・じゃあ、最後の仕上げに行きましょうかしらね!!」

そう言うと、股に付けてあった亀の甲羅のような機械を取り外した。

ボシュッ!!

「ふふっ!!綺麗にできているわ~・・・出来立てほやほや・・・うふふ、新しくなった貴女の股よ!!」

そう言って股が見えるように鏡の角度を変えた。

!!!!!!!!!!

!!!!!!!!!!!

「えっ!!嘘・・・・無い・・・・えっ!!・・・・嘘!!・・・何で???無い、無い無い・・・・あたしのが無い・・・えっ???嘘・・・どこ?あたしの・・・」

「うふふ、貴女、知らなかったの~?貴女は自分の意思で自分の玉を取ったじゃない!!ま~、私の身体を使ってだけど・・・で、どう?自分で自分の玉を取った感想は?」

顔を覗き込んで、嬉しそうに玉取りの事実を教え感想を聞こうとした。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「うふふ、相当感激しているのね!!言葉が出ないぐらい感動してるのね!!」

「・・・・・・・・・・うっ・・・・・・嘘・・・・・でしょ・・・・・・・・・・」

「何、言ってんのよ?貴女が自分でやった事なのよ!!本当は心のどこかで女になりたいと思っていたんでしょ~?でなければ自分で自分の物を取ったりなんか出来ないわよね~」

「そっ、そんなの知らない!!だって、あたし・・・脅されて・・・・それもバーチャル世界での練習だって言うから・・・・・CGで本物には見えなかったし・・・・・そっ、そんな~・・・そんな事って・・・・あたし・・・」

「あっ!!そうそう、そう言えば、伊集院様に伝えるように言われてた事があったわ!!うふふ、そう貴女の新しい名前・・・」

「グズン、グズン・・・あ、あたし・・・あたしは・・・・貴博・・・三陸 貴博・・・よ!!なっ、名前って・・・?」

「うふふ、それは男の名前でしょ~?・・・・貴女の身体、そして、仕草やしゃべり方、どっから見ても女よね~・・・・うふふ、だから、そんな名前は要らないのよ!!これからは、貴美子と言うのが貴女の名前になるのよ!!うふふ、良かったじゃない!!これでもう完全に女に・・・・」

「いっ、嫌!!嫌!!そんなの嫌よ!!あたしの名前は・・・・名前は・・・・グズン、グズン・・・・・」

「うふふ、貴女は疲れているの!それに急激に変わった今の状況を頭で理解するにはまだ早すぎるわ!!少~し目を閉じて、休めば楽になるわよ!!目が覚めれば身も心も完全に・・・・」

「そっ、そんな~・・・・あたしは・・・・あたしは・・・・あ・・・・あ・た・し・・・・」

「ふふっ、あらあら、また寝ちゃったの~・・・・うふふ、よく寝る子よね~・・・・ま~、睡眠薬を入れたのは、あたしなんだけど・・・・」

鏡を退かしベットを寝かせ入り口の戸を開けた。

カラカラカラ・・・・・・

プシュー・・・・・・プシュー

カラカラカラ・・・・・

プシュー・・・・

「伊集院様、用意が出来ましたわ!!」

例の部屋へ、ベットごと移動され連れられて来てしまった。ただ、本人は寝ているが・・・

「あら?相当泣いたみたいね!!目の周りが赤く腫れているじゃない!!ふふっ、後でその様子をじっくり見たいわ!!ふふふ、自分で女人化の手伝いをしたって知った時はさぞかし驚いたでしょうね!!」

「はい・・・・もうショックで言葉も出なかったみたいです!!」

「ふふふ、そ~お~♪・・・あ~生で見たかったわ!!残念ね~♪」

そう言って寝ている彼女の頭にヘルメットのような物を取り付けた。

「ふふふ、今から楽しい楽しい夢を見なさい・・・そして貴女は生まれ変わるの・・・ふふふ、楽しみね~♪」

装置のスイッチを押し、先程の映像を見るためメイドと一緒に部屋を出て行った。

(つづく)

対テロ特殊部隊女人化編(42) 自ら・・・しかし本人は知らない

メスが通った跡には赤い線が浮き上がって、少しの出血が・・・・
しかし、思ったより出血はなく、そのまま手を止めずに切り込みを入れ続けた。
これはCG、CGなの!!と何度も言い聞かせながら・・・

「ふふふ、いいわ、いいわよ!!貴女には、素質があるわ!!ふふっ、それじゃあ~次は、その繋がっている白い物を取り出しなさい。」

「はっはい・・・こっ、これ・・・・で・す・・・か・・・」

それにしてもこのCGはリアルすぎる様な・・・現実世界で、あたしが実物の体を遣っているかのような気が・・・それでも、これはCG、CGなの!!と言い聞かせ手を動かしていく。

「そう!それよ!ふふ、見えてきたわね!!その二つあるのが玉よ!!じゃあ、まず一つを引っ張り出してみなさい。」

「こう?・・・ですか???」

「そうよ~!!次は、こことここを切り離して・・・・」

切込みを入れた奥になにやら丸い塊があり、その一つを取り出し繋がっている血管等を切り取っていく。

「ふふふ、いいわよ!!取れたわね!!じゃあ、その皿にのせて、もう一つを・・・」

「はい・・・」

残りの方も取り出し切り取ってさらに乗せる。

「ふふふ、なかなか上手よ!!これなら・・・・ふふふ、じゃあ~次は・・・分かるわね!!」

「えっ?つっ次・・・?」

何をするのか分かっていたが、分からないふりをして伊集院の顔をみる。

「玉を取ったんだから、次にやる事と言えば、残残った物を綺麗に取り除くのよ・・・・出来ないって言ったら分かるわよね!!」

これ以上部下を巻き込み無くない思いと、この屈辱的な作業をやらされ、なかなか返事が出来ない。しかし・・・思いと反対に勝手に口が・・・

「・・・・・・・は・・・・は・い・・・・」

「分かればいわ、じゃあ続けなさい・・・・まずは袋の皮を切って・・・・・次はその棒を・・・・」

「・・・・・・・こ・・・こう・・・で・す・か・・・」

「いいわ~いいわよ~!!ふふふ、後はこの機械が処置してくれるから、これを股に取り付けなさい・・・・」

そう言い、股に取り付ける機械を指差した。

「この機械は、いったい何ですか・・・・・」

「ふふふ、今の貴女は知らなくていいわ、さあ、早く付けなさい!!早くしないと出血が酷いわよ!!これは、練習だからいいけど、本当だったら大変な事になるわよ!!」

「あっ、はい・・・」

ゴトッ!!

隣に置いてある機械を手にして・・・

ボシュッ!!

そう言い、亀の甲羅のような機械を綺麗に切り取られてしまった股に都取り付けた。

「ふふふ、それで良いわ!!後はスイッチを入れれば終わりよ・・・・さあ、入れてみなさい・・・・」

そう言われ、何も疑わずに、亀の甲羅のような機械のスイッチを入れた。

カチッ!!

ブーンーーーーーーー

「これでおしまいよ・・・・疲れたでしょうから少しお休みなさい・・・・」

伊集院がそう言うと、また急に睡魔に襲われた・・・・・

(つづく)

対テロ特殊部隊女人化編(41) お仕置き

そう言い身体を固定しているベットを平らにし、頭にヘルメットのような物と体中に電極の吸盤のような物を取り付けた。

「えっ!!何?何?何よこれ?何するの?」

「ふふふ、どうかしら?あっ!電源を入れないと見えないわね!!」

ヘルメットのような機械を被され、目の前が真っ暗になっていたがスイッチを入れたとたん目の前が明るくなった。

「うっ!!・・・・えっ???ここは・・・」

ベットで固定され寝かされた状態だったのに、今目の前の景色は普通に立っている状態の視線で腕を動かそうとすると普通に動いている。

「ふふふ、どう?今、貴女はバーチャル世界にいるような状態なのよ・・・固定され寝かされていても貴女はこのバーチャル世界で普通に歩く事も出来るし感覚も感じる事が出来るわ!!だから、何かの作業の訓練だって出来るのよ!!凄いと思わない!!普通の行動が出来、感覚もあって、しかも失敗しても怪我はしないの!!・・・・・もう少しすれば段々と慣れてきて、今の状態が貴女だと錯覚を起すわ!!ふふふ」

「いっ、いったい私に何をさせるの・・・・お仕置きって・・・何をさせるの?」

「ふふっ、そんなに早くお仕置きの内容を知りたいの・・・良いわよ!!教えてあげる・・・」

そう言い目の前に伊集院が出てきて、その手に持っていた物を立っているあたしに手渡した。

「ふふっ、それ何か分かるわよね・・・あなたはこれから、玉取りの練習をしてもらうわ!!大丈夫よ!!練習だから・・・あなたの部下の玉を取る事なんて今はさせないわ!!これは練習よ!!こればバーチャル世界なんだから大丈夫よ。ふふふ、他の相手を傷付ける事なんて無いのだから・・・」

「えっ!!たっ玉って・・・あの玉・・・そんなの嫌よ!!何で、そんな事あたしがしないといけないのよ!!嫌よ!!嫌!!」

「ふふふ、貴女は拒否できないのよ!!これがお仕置きなんだから!!今の状況が分かっているのかしら?これからの貴女の行動次第で貴女の部下達の運命が決まるのよ!!嫌ならいいわ!!全員オークション行きに決定ね!!」

「そっ、そんなのって・・・酷い!酷いわ!!あたしはどうなっても良いからあの子達は・・・お願い助けてあげて・・・」

「ふっ!何、言ってんのよ!!部下を置いて逃げ去った貴女が言えた事かしら?い~い、今から貴女は私の言う事を聞きなさい!!そ~ね~少し気が変わったわ!!これから私の事は、伊集院様か、伊集院お姉さまってお呼びなさい!!呼ばなければ一回につき一人ずつオークションに出品していくわ!!さあ、呼んでみなさい。」

「何言ってるのよ?誰がそんな風に?・・・ねえ!!ねえ!!聞いてるの!」

「覚えの悪い子は苦労するわね~貴女さっき言ったこと覚えてる?私の事を何て呼ぶのか・・・ふふっ、いいわ、今回だけは大目に見てあげる!!じゃあ、もう一度だけチャンスをあげるわ!!さあ」

「くっ!・・・うっ!!・・・・いっ・・・・伊・・・集・・・・院・・・さ・・・ま。」

「ふふふ、ま~今の所はこれぐらいで許してあげるわ!!ふふっ、じゃあ始めてもらおうかしら・・・・」

その言葉の瞬間、目の前のモニターの画像が急に変わり男の人が固定された手術用のベットに固定され横たわって全身を緑色のシーツのような物で覆われていて、股の部分だけが丸く切り取られ物が出ていた。

「こっ、これって・・・これって本物???なの?違うわよね???」

「ふふふ、なに言ってんのよ!!これはCGよ、CG、ふふふ、リアルに出来たCGなの・・・
決して貴女が処置をしたからって、他に傷つく男性は存在しないわよ!!」

一言、一言に違和感を感じながら、伊集院に言われるがままに行動してしまった。

「さっ!!始めましょうね!!・・・本来は麻酔をする所から始めるけど、今回は、先にしてある設定になっているから、切込みを入れるところからでいいわ!!」

何か嫌な予感がする・・・そう言えばこの身体を見ていると何故か自分の下半身が痺れている様な暖かいような変な感じの様な、変な気分になって来る。
しかし、被せられた装置によって自分はあたかも、バーチャル世界にいる様な錯覚に陥った感じになってきた。

「さ~どうしたの・・・早くしなさい!!早くしないと、一人目を出品・・・」

「駄目!!駄目よ!!わっ、分かりました!!やります!やりますから・・・部下の女人化だけは・・・・」

「分かればいいわ!さあ、思い切ってやりなさい・・・」

「はっはい・・・」

そう言って、これはバーチャル世界・・・これはただのCG、CGなのよ!!誰も傷つかない、誰も・・・・そう自分に言い聞かせ、手を震わせながらも、ついにメスを入れてしまった。

(つづく)

対テロ特殊部隊女人化編(40) 売られた部隊

「うっ!!痛っ!!」

身体中が痛くて目が覚めた。目を開こうにも眩しくて目が開かない・・・

「ふふふ、気が付いたみたいね!!心配したのよ、何も言わずに逃げるなんて・・・・いけない子・・・お仕置きが必要ね♪」

その声を聞き、ぼやけていた頭もすっきりし目を開いた。
そして恐る恐る声のした方向に目をやると、案の伊集院が微笑みながらなにやら変わった機械をメイドの頭や腕に取り付けていた。

「さて、貴女にはちょっとしたお仕置きを受けてもらうわ!!あっ、でもその前に面白いお話を聞かせてあげる!!ふふふ・・・・」

そう言い、怪しい笑みをし、手に持っていたA4サイズの茶封筒からここでは目にする事が絶対に出来ない物を取り出した。

「えっ!!何であなたが・・・・・何でここにそれが・・・えっ?何故???」

「ふふふ、さぁ~何故ここに、あるのでしょうね?」

伊集院が手にしている物は、ジャケットと言って各軍人の経歴資料で、軍内部で厳重に保管され、閲覧するだけでも何重かの許可が無ければ出来ない物で、特に対テロ特殊部隊の隊員は全ての経歴を抹消され同じ駐屯地内の隊員でさえ素性が分からない様になっていて、
外部へ情報が流れると言うことは絶対に無い物である。が、しかし目の前にあるのは・・・

「ふふふ、ま~いいわ、この際だから教えてあげるわ!!その代わりこの情報料分私を楽しませてもらうわね!!」

そう言って椅子に座り話始めた。

「ふふふ、実は貴女達がここに来る以前に一度だけある場所で貴女達に会っているのよ・・・・・どこか分かるかしら?・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・」

「分からないわよね・・・ふふふ、貴女達が任命される日、私もあの建物の中にいたのよ・・・」

!!!!!!!!

「驚くも無理ないでしょうね!!でも、驚くにしてはまだ早いわよ!!あの日、本当なら貴女達は誰かに会うはずだったわよね?それは誰かしら?」

「そっ、それは~・・・・大臣・・・大臣に・・・・」

「そうよね・・・でも、その大臣はそこに無いなかった・・・そしてその代わりになる副大臣も・・・」

「えっ?何でそんな事まで・・・」

「ふふふ、だから驚くのは早いわよ!!だって、私はその二人と会っていたんですもの・・・」

!!!!!!!!!

「えっ!!!!!!!何で?????????」

「ふふふ、そうね~それは貴女達に関連する事でお話をしていたのよ!!」

「どっ・・・どうして・・・大臣と副大臣まで・・・・」

「ふふふ、貴女達は、あの大臣に売られたのよ・・・」

「!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「ふふふ、その驚く顔いいわ~♪もっと、もっと、見せてちょうだい」

「なっ・・・・何で・・・・う・・・売られた・・・・売られたって・・・・・何?????」

伊集院が何を言っているのか理解できない・・・・売られた・・・どの言葉の意味すらまったく持って分からない・・・・頭の中が真っ白になって・・・・

「ふふふ、理解できていないみたいね・・・それはそうよね!!まさか身内に・・・ましてや大臣に私の力が及んでいる人物がいるとは思いもよらなかったでしょうね!!ふふふ、よく考えて見なさい、あの大臣にあの副大臣、どう見ても能力不足よね・・・でも今では・・・ふふふ、分かるかしら?」

「うっ・・・嘘・・・・そんなの・・・そんなのって・・・・じゃああの大臣達は・・・・」

「そうよ!!私が彼らを大臣にさせたの・・・簡単よそんな事!!で、今まで私の言うなりに動いていたって言う訳なの!・・・・でも、あの時だけは・・・・」

「えっ???あの時????」

「そうよあの時・・・貴女達が対テロ特殊部隊を創設した時、国会審議に持ち込ませない様にって言っていたのに・・・あの役立たずは・・・」

「じゃあ・・・あの・・・・」

「そうよ!!創設から運営まで全て邪魔したのは私・・・ふふふ、ごめんなさいね・・・・」

「でも・・・何で・・・・」

「部隊が出来てしまったからその代わりにって、彼らから連絡があったのよ!私が何も言わないのに、ふふふ」

「えっ!!じゃあ・・・まさか・・・」

「察しがいいわね!!そうよ、あの日私に貴女達をあげるって言ったのよ!!その代わりに今回の失敗を見逃せって・・・ふふふ、で、資料の中からいい人材を選びここに来させたの・・・後は分かるわよね?」

「そっ・・・そんな~・・・・じっ・・・じゃあ・・・・あたし・・・あたし達は・・・」

「ふふふ、そうよ、さっきも言ったけど売られたの・・・分かるかしら?う・ら・れ・た・の!!だから貴女があの場所に戻っても受け入れてくれなかったでしょ?貴女はもう自衛軍から見れば、敵なのよ!!て・き、分かるかしら・・・」

まさかこんな事になるとは、まったく持って想像していなかった・・・・・彼らの立場を守る為に私・・・・否、私達は・・・・・いったい、これからどうすれば・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ふふふ、相当ショックのようね!!でも、もう私が貴女達を買ったんだから何してもいいのよね・・・・まずは、お仕置を受けてもらうわ!!何んでか分かるわよね?」

(つづく)

対テロ特殊部隊女人化編(39) 出戻り・・・

「痛~・・・何で?何で、あたしの言う事分からないのよ!!・・・なんでなの?」

先程の攻撃によって、腕と足に銃弾が当たり出血している。止血をする為に制服の腕の部分を引き裂き包帯代わりして止血をしようとしたが、破ることが出来なかった・・・

「やっぱり駄目なのね・・・このままじゃ~あたし・・・」

不安になり、視線を足元にやると、ヒールが目に入った。

「えっ?じゃあ、もしかして・・・・・これも・・・」

走って逃げるにはヒールは不向きで裸足でも良いと思い、ヒールを脱ぎ捨てようと手に持ったが・・・

「やっぱり・・・ヒールまで脱げないのね・・・何でなのよ・・・・これじゃ~・・・・」

足に引っ付いてしまったヒールを脱ごうとしたが、脱ぐ事は出来なかった。何が起こっているのか訳が分からなく、目から涙がこぼれ落ちる。

「仕方ないわ・・・このまま逃げるしか・・・」

ふと、胸のポケットに手を当てると白い大き目のハンカチが入っていた。

「あっ!!これは・・・・よかった~・・・これで・・・」

ハンカチで傷口をきつく縛り、周りを確認して走り出した。回り道をしながら先程入って来た入り口の方へ走って、しかし、彼女の通った後には点々と血の痕が・・・・

カッ・カッ・カッ・カッ・カッ・カッ・カン・カン・カン・カン・カン・カン・カン

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ハァー・ハァー・ハァー・ハァー・・・・・・・・」

「何で分かってくれないの?」
「何でなの・・・・」
「どう説明すればいいの・・・」
「あたしに攻撃するなんて・・・」
「やっぱり、もう無理なの?戻れないの?」
「これからどうしよう・・・・」

どれぐらいの時間逃げ回ったのか、ここがどこなのかまったく分からない・・・
撃たれた傷口は広がり、包帯代わりの生地の上からでも血がにじんでいるのが確認できる。

「ね~・・・誰か助けて・・・お願い・・・このままじゃ~あたし、どこに行けばいいの・・・怖いの・・・」

逃げたのは良いが、かつての仲間から攻撃され、話も聞き入れてもらえなく、挙句の果て逃げるのが必死でどこへ逃げ込んだのか、自分の居場所すら分からない状態に不安を感じていた。出血も酷く、目の前が霞んで見え始め足取りも壁を持たれかけながらでしか歩くことができない・・・・

「このまま、連れ戻されればあたしは・・・そんなの嫌・・・でも、自衛軍に戻っても・・・・あたしは、ここで・・・」

カツッ・カツッ・カツッ・カツッ・カツッ・・・・

「誰・・・嫌・・・来ないで!!」

誰かがこっちへ来る!!逃げないと・・・そう思い必死に身体を動かそうとするが、まったく言うことを聞かない。

「・・・誰か・・・来る・・・」

必死になって倒れながらも、腕だけで身体を引きずり逃げている。

ゴッツ!!

と、その時、何かにぶつかった

恐る恐る上を見ると、髪の長い女性が立っていた!!

「えっ!!嘘・・・」

驚くと同時に、後ろからも女性が来て

「はぁ~あ~い!!」

と片手を振りながらこっちへ向かってくる。

「も~逃げるなんて寂しいじゃない!!これからは一緒にお仕事する仲なんだし、何も言わないで逃げるなんて・・・私、泣いちゃうわよ!!」

倒れた彼女を見て冗談を言う彩少尉

「それにしてもさすが伊集院様が言っていた通り、予定通りね!!ミルダ!!」

「ええ、それにしても気を抜きすぎではないの?」

「大丈夫、大丈夫!!だって、ちゃ~んと護衛はいるよ!!」

「まっ、そうね、お自慢の第二小隊の殺気が感じられるし」・・・・・・

何を言っているのか分からず、段々と声が小さくなりその後の記憶が・・・

「ほんと世話をかける人ね~・・・ね~、これを運んでちょうだい!!大事に扱ってね!!」

近くにいる隊員に、倒れている彼女を運ぶように指示をして戻っていく。

「あっ!後、痕跡を消して、見つからない様に戻るのよ!!」

(つづく)
プロフィール

0たか0

Author:0たか0
注意R-18です。
鏡(IF)の世界のお話へようこそ!
管理人の0たか0です。
ここでは、お気に入りの同人作品やサイトの紹介、
またまた、それに感化させられて自分自身で書いた小説を載せています。

(注意)このブログは成人向けの内容が入っていますので、
18歳未満の方や、内容に不快感をお持ちの方は、
もうし訳ありませんが、ご遠慮させていただいています。

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感想や何か話があると言う方は、掲示板の方に記載してください。

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