カチャッ!!
そこに、明日香が入ってきて
「ゴメンゴメン・・・ちょっと、新薬と新型の装置のテストしていたらてこずちゃって・・・こんな時間になっちゃった・・・・」
「もぉ~遅いよ!お姉ちゃん!!」
「ゴメンゴメン・・・」
手を合わせて真琴に謝る明日香・・・
明日香の顔を確認するや・・・
「き、貴様!!おい!!何でこんな事してるんだ!!早くベルトを外せ!早く!おい!聞いてんのか!女の分際で!!」
明日香を見て、また怒る男・・・
「も~・・・煩いわね~・・・ほんと・・・勘違いも甚だしいわ・・・そうそう・・・彼女・・・妹の真琴よ・・・彼女を怒らせると、今後の行き先で大変な事になるから気をつけてね!」
男に真琴を紹介し、手に持っていた注射器を見せる
「この中にはね!サブQて言って、男でも100ccでワンカップ大きくなる液体が入ってるのよ!これを貴女の胸に・・・・」
と笑顔で言うが、
「でも・・・今回はね・・・このお薬を試させてもらうわね!」
そう言って透明の溶剤の入ったビンをを見せて・・・
「あっ!本当ならチューブに入れて販売するんだけど、まだ臨床段階だから・・・くすくす・・・気にしないでね!」
笑顔で言う明日香・・・
「そ、そんな事は・・・気にしてない!!そ、それよりも・・・胸を大きく・・・や、やめろ・・・やめろ!!!!!」
今まで強気だった官僚は、必死に、逃げようともがき暴れるが、しっかりと固定されているため、手足をばたつかせる事しか出来なかった・・・
「な、何が・・・望みだ・・・な!わ、分かるだろ・・・お、おい・・・き、聞こえてるだろ・・・な、なぁ・・・た、頼む・・・胸が大きくなったら・・・もう俺は・・・」
弱気になり、必死になって頼み込む官僚
しかし・・・
「くすくす・・・形の良い乳房にしてあげるわね!」
そう言うと、胸にビンに入った新薬をたらし・・・
ヒヤリ・・・
「くっ!!」
胸に試薬がたらされ冷たさを感じる・・・
それよりもこの先、彼女が言っていたかの様に胸を大きくされてしまうのか・・・
どの様になってしまうのだろうかと言う恐怖感が強く、身体を小刻みに震わせていた・・・
「あら?冷たかったかしら?フフフ・・・じきに温かくなってくるわよ!」
そう言いながら、胸に、すり込むようにして塗り始めた・・・
「くっ!!・・・・くっ!!・・・・くっ!!・・・あっ!!」
次第に、試薬を塗られた部分のみが、ジンジンと熱く火照ってきて・・・
また、同じ部分に試薬をたらされ・・・・・
さらにすり込まれ・・・
ついには・・・
「あっん!!」
甘い声を発してしまった・・・
「ん?今・・・何か言った?」
明日香が笑顔で男の顔を覗く・・・
「な、なんも言ってない・・・」
何も無かったかのように必死で誤魔化そうとする官僚・・・
明日香に誤魔化すのではなく、自分自身に誤魔化しているのだろう。
「ふ~ん~・・・そう・・・じゃあ・・・」
そう言い、また一揉み・・・
「あっん!!」
また一揉み・・・
「あっん!!」
「ふふふ・・・黄色い声出しちゃって・・・女の子みたい・・・」
「くっ!!こ、こんな事して・・・許されると思うなよ・・・・」
顔をほのかに赤くし、明日香を睨みつけるようにして言う
続く
「何で?・・・・良いじゃない・・・これぐらいの事・・・」
「こ、これぐらいの事?」
「ええ・・・そう・・・これぐらいの事・・・」
そう言い、また一揉み・・・
「あっん!!・・・あっ!!あ・・・ぜ・・・絶対に・・・あっん!!・・・ゆ、許されると・・・あっん!!・・・思う・・・・なよ・・・」
「ええ・・・分かったわ・・・でも・・・・許されないって・・・どうするの・・・?」
「そ、それは・・・こ、ここから出たら・・・」
話をさえぎって、明日香が
「ふふふ・・・出来た~!!」
そう言って先ほどまで塗っていた試薬のビンの蓋を閉めて両手を胸に当てた!!
「あひゃん!!」
明日香が胸を揉んだ瞬間今までに感じたことない感覚が身体に流れた・・・
「な、なんだ・・・こ、これは・・・・」
そう言って胸のあたりを見ると・・・
「う・・・うそだ・・・嘘だろ・・・な、なんで・・・こ、こんな事って・・・」
男が目にしたものは、普通の男性にはない胸の膨らみ・・・・・Cカップはあるのではないかと思われるぐらい腫れ上がって・・・
「なんで・・・なんで・・・・」
この状況が全く把握できていない男は呆然とし、呟く・・・
「ふふふ・・・凄いでしょ・・・この試薬・・・これを塗れば、たちまちこんな風に・・・・凄いでしょ~・・・」
満足そうにまだ胸を揉みながら話す明日香!
「もぉ~・・・お姉ちゃん!!遊びすぎ!!・・・ただのおっぱい星人じゃない!!そ、それに・・・も、揉むのなら・・・わ、私で・・・私で良いじゃない・・・な、なんで・・・そんな男のなんて・・・」
明日香の行動を見ていた真琴は、やきもちをやいたのか、少しすねた・・・
「あっ!えっ!・・・そ、そんな事ないわよ・・・ま、真琴ちゃんは、毎日揉んであげているでしょ・・た、たまには~・・・あっ!ちがう・・・」
「もぉ~・・・・やっぱりそうだったの・・・・信じられない・・・・!!」
頬を膨らませ腕を組み、ぷいっと外方を向いてしまった・・・
「ご、ゴメンね・・・真琴・・・ごめん・・・真琴ちゃん・・・今度・・・可愛い洋服買ってあげるから・・・」
手を合わせて謝る明日香、
「ほ、ホント~!!う、うん!分かった!でも・・・今日の夜は・・・」
「ふふふ・・・分かったわよ・・・この試薬の結果がよければ真琴にも試してあげるわね!」
「うん!私ももう少し大きいと良いかな~って思ってたし!お願いね!」
そう言って、夜の想像をしているのか?ルンルンと楽しそうに、また椅子に座った。
(くすっ!!・・・真琴も、もう完全に女になったわね・・・フフフ・・・)
真琴の行動を見て明日香が笑う・・・
今では、真琴が男だったと言うのは信じられないぐらい、完全に女人化していた・・・
きっと、生まれた時から自分は女だと思っているのだろう・・・
「お・・・おい!!こ、この・・・む・・・む・・・胸・・・ど、どうなってるんだ・・・・!」
姉妹の会話が途切れたところで、官僚が不安そうな声で言った。
「ん?ああ・・・おっぱいの事?」
「お、おっぱい・・・?ち、違う・・・この、胸の腫れの事だよ!!」
「ふふふ・・・おっぱいの事ね!」
「くっ!ど、どうしてくれるんだよ!こ、これじゃあ・・・し、仕事が・・・」
「ふふふ・・・仕事なら沢山あるわよ・・・お茶くみとか・・・雑用とか・・・」
「そ、そんな・・・・」
官僚は、この先どうなるのか想像できたらしく、青ざめて言葉をなくした・・・
「ふふふ・・・まずは、もう少し大きくしましょうね!」
そう言いまた揉み始めた!
先程より強い感覚でビシビシと頭に電気が走って・・・
出したくない声まで勝手に発せられ・・・
次第にジンジンと胸が熱くなり・・・
張り裂けそうに・・・
「あ、あん!あああん!あっ、い、いやっ!いやっん!!くっ!!こ、こんな・・・あっん!!」
どんどんと力をこめて揉み始める明日香・・・
「ひぃぃぃぃ・・・・あ、ひぃぃぃぃ~・・・・・」
ついに、あまりの感覚で気絶してしまった・・・
続く
数時間後・・・
「うっううううう~~~~~」
目が覚めると、壁紙が薄ピンク色で統一され、可愛らしいデザインの部屋のベットの上にいた・・・
「こ、ここは・・・・」
ベットから足を下ろし、立ち上がろうと足元を見ると・・・
胸のふくらみが邪魔をして・・・
しかも・・・段々に重なったサテン素材のボリュームが、かわいらしい女らしさを演出した・・・・・・ティアードベビードールを着ていた・・・
ハッ!!
もしやと思い、股を見ると・・・おそろいのTバックまで穿かされていた・・・
「うっ!!いや!!な、なんで・・・あたし・・・」
驚いて両腕をくっつけ、両手を顎に当てて、女の子みたいな格好をしてしまう・・・
ふと、壁に架かっている鏡がチラリと見え、自分の姿を確認する・・・
「えっ??????う・・・・うそ・・・・こ、これが・・・あたし・・・」
顔に手を当てて、鏡を見る・・・
そこには、かわいらしいティアードベビードールを着て、艶のある栗色のボブヘアーの女性が映っていた・・・
「いやっ・・・!いやっ!!いやよ!!な、なんで・・・あ、あたし・・・あたしは・・・男なのよ・・・なんで・・・何でこんな姿に???それに・・・こんな格好なんて・・・嫌、嫌、嫌、嫌、嫌、いや~~~~~!!!!!!」
自分の姿を確認して、泣き崩れた・・・
???????
何かがおかしい・・・
起き上がって確認する・・・
「えっ・・・?そ、そう言えば・・・な、なんで・・・あ、・・・あ・・・あ・・・あたし・・・えっ?・・・あた・・・えっ?・・・あたし・・・えっ?なんで・・・言えないの・・・頭では言えるのに・・・口が勝手に・・・そ、それに・・・あ~~~~あ~~~あ~~~・・・・う・・・・うそ・・・い、嫌よ・・・な何で・・・こ、声まで・・・こ、これじゃあ・・・あ、あたし・・・いやっ!!」
女みたいに顔を両手で覆い、また泣き崩れる・・・
今までに、この様に泣いた事は一度もなかったが、我慢できずに泣いてしまった・・・
カツッ!カツッ!カツッ!カツッ!カツッ!カツッ!
遠くの廊下からハイヒールの足音がして、段々とその音が大きくなって、今いる部屋のドアの前で足音が止まった・・・
ガチャッ!!
そして、明日香と真琴が部屋に入ってくるなり
「ふふふ・・・」
「うわ~・・・女の子みたい・・・ここまで変わると・・・ちょっと異様ね~・・・」
明日香と真琴が、驚いた表情で官僚を見ていた
「くすっ!!違うわよ・・・真琴・・・」
「えっ?違う・・・?何が・・・?」
不思議そうな顔をして明日香を見る真琴
「フフフ・・・女の子みたいじゃなくて・・・もう・・・女の子なの・・・」
「あっ!そっか~・・・股の物を2個とって・・・もう女になったんだよね~クスクス・・・」
姉妹は、怪しげな笑みをこぼし女人化された官僚をみて聞こえるように言った・・・
「えっ?う、うそ・・・えっ?えっ?えっ?」
二人の会話を聞いて、慌ててTバックの中に手を入れて確認する・・・
「えっ?えっ?えっ?・・・な、ない・・・ない・・・・ない・・・・あ、あたしの・・・あたしの・・・な・・・ない・・・な、なんで・・・何で・・・ないの・・・えっ?う、うそ・・・」
あまりにもショックが大きすぎたのか、遠い視線でふらふらしている官僚・・・
「ふふふ・・・ねぇ~分かるでしょ~・・・もう・・・貴女は女になったの・・・て・・・事は・・・貴女が今まで言っていた事・・・覚えてるわよね・・・?」
明日香が近寄り、肩に手を置き聞いた・・・
「えっ?あっ・・・あ・・・・・・・・・」
「あれれ・・・おかしいわね~・・・あれだけ言っていたのに・・・覚えていないなんて事ないわよね~・・・真琴・・・確か~あのときの映像・・・残ってたわよね!」
「うん!ちゃ~んと保存しているよ!!今からでも見れるよ!!」
「ふふふ・・・そう・・・じゃあ・・・一緒にみましょうか・・・・」
「えっ?えっ?えっ?・・・い・・・いや・・・嫌よ・・・あ、あれは・・・あ・・・・ああああああ・・・」
嫌がり、また泣き始めた・・・
「ふふふ・・・分かっているなら良いわ・・・言わなくても・・・でも・・・わかっているのなら・・・実行してもらおうかしらね・・・」
横目でチラリと泣き崩れている官僚を見る明日香・・・
「そうそう!ただ黙って、一般会社に入って、お茶くみして・・・雑用だったわよね!」
真琴は満面な笑みで言った。
「い・・・いや・・・・嫌よ・・・そ、そんなの・・・いや・・・いや・・・嫌に決まってるでしょ・・・あ、あたしは・・・あたしは・・・男・・・男よ・・・」
「ふ~ん~・・・そうかしら・・・そんな大きな胸で・・・そんな格好して・・・しかも、その声に、その話し方・・・誰が見たって、男には見えないわ・・・」
楽しくてたまらないのか、官僚が嫌がっている姿を見て、嬉しそうな顔をして言う明日香
「こ、これは・・・あ・・・あたし・・・あたしは・・・こ、こんなの・・・望んで・・・望んでない・・・だ、だから・・・」
この様な姿になって、どうなってしまうのか不安と恐怖で、泣き崩れる官僚
その姿を見て少しイライラしている真琴だった・・・
「もぉ~・・・めんどくさい人ね~・・・ねえ・・・お姉ちゃん、これ打って良い?」
「あらあら・・・それは・・・何処から持ってきたのよ!」
「クスクス・・・これ・・・昔・・・私にも使ったやつでしょ?」
「ふふふ・・・懐かしいわね・・・そうね・・・でも・・・それだけじゃあ駄目よ!」
「えっ?なんで?」
「ふふふ・・・このアンプルの薬品も一緒に使いなさい・・・」
「これ?」
「ええ・・・一緒に混ぜれば綺麗なピンク色になって・・・」
「ふ~ん~・・・じゃあ・・・」
「えっ?・・・・や・・・い・・・いや・・・・いやよ・・・・な・・・なに・・・・」
目を赤くし、涙を流しながら真琴の行動を見る官僚
チュ~ウウウウウウウ・・・・チュ~ウウウウウウウ・・・・
「これで良いの?」
「ええ・・・しばらくすれば・・・ほら・・・」
「わぁ~・・・きれ~・・・・」
「ふふふ・・・じゃあ、やっちゃいなさい・・・」
「はぁ~い・・・・」
「や・・・い・・・いや・・・・いやよ・・・・」
チクッ!
チュ~ウウウウウウウ・・・・
「ひっ・・・ひやっ!あっん!!ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・・・・」
「あれ・・・?」
「ふふふ・・・いいのよ・・・これで・・・」
「ほ、ほんとに・・・これで・・・?白目に・・・・」
「ふふふ・・・それだけ気持ち良かったのよ・・・・ふふふ・・・じゃあ、連れて行きましょうか・・・」
「くすくす・・・うん!」
二人共が怪しい笑みをこぼしながら、倒れた彼女を大きなバックに入れてどこかに連れて行った・・・
続く
とある会社の、ある部署・・・
そこは、性処理専用の部署・・・
数名のOLが裸で励んでいる・・・
ペチペチ・・・ペチペチ・・・
「うっ・・・ううううう・・・」
鞄から出され、部屋の前で頬を叩かれ目を覚ます・・・
「えっ・・・こ、ここ・・・」
周りの声が身体の芯に響き・・・次第に股が熱くなってきた・・・
「おい!お前・・・やってやる・・・・」
大男が後ろから声をかけて腕を掴んで部屋に入れようとする・・・
「えっ?あ、あたし・・・えっ?い、いや・・・いや・・・いやああああああああああ・・・・」
片腕を引っ張られ無理やりに事務机に押さえ込まれる・・・
「いや・・・やめて・・・いやよ・・・な、なんで・・・あたしが・・・なんで・・・いやっ!!」
最後の力を振り絞って、押さえ込んでいた男を押し返した。
「おっと・・・っと、とっ!!」
ダン!!ドシャン!!
「う、うわっ!」
ドテッ!!
押し返されて体制を崩した男は、後ろしあった椅子に足を引っ掛け、転んでしまった・・・
「いってってってって・・・こ、このやろう・・・き、きさま~・・・お、女の分際で・・・!!」
頭を打ったのか、片手で頭を押さえ、顔を真っ赤にして睨みつけながら起き上がり・・・
「あ、あ、あ・・・・ち、ちがう・・・違うのよ・・・あ、あたし・・・」
未だに状況が理解できない女は、アタフタとして手を胸の前で合わせて・・・
「分からんやつは・・・身体で・・・」
そう言い、男はまた机に押さえつけて、今度は、引き出しから固定する物を取り出して・・・
「ひっ!!ひぃやっ!!やっ・・・・・」
「クックックック・・・これで・・・何も出来ない・・・だろ・・・」
両腕と腰・・・それに脚もがっちりとロープで固定して・・・
「い、いやあああ・・・な、なにをするの・・・いや・・・嫌よ・・・」
必死に声のみで抵抗する女・・・しかし・・・
「クックックック・・・分からん女には・・・こうだ!!」
パーン!!パーン!!パーン!!パーン!!パーン!!
そう言って、お尻を思いっきり叩き始めた・・・
「いっ!ひゃい!!ぎゃっ!ぎゃっあ!・・・・・・」
涙を流しながら、大きな悲鳴を上げて苦しむ女・・・
「おら!どうした!!こうされたら、何て言うのか分からんのか!!」
叩きながら女に向かって言うが・・・
「ぎっ・・・ひっ!!ひっ!!・・・」
痛みに耐えられなく、泣いていて言葉すら出てこない・・・
「そうか・・・分からんのか・・・だったら・・・」
そう言って、また・・・
パーン!!パーン!!パーン!!パーン!!パーン!!
「!ぎっ!ぎゃっあ!・・・・・・ご、ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
泣きながら必死に謝るが・・・
「なんだ・・・まだ分からんのか・・・」
そう言ってまた・・・
パーン!!パーン!!パーン!!パーン!!パーン!!
「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
傷の付いたレコード盤の様に繰り返し繰り返し同じ言葉で謝る・・・
「はぁ~・・・はぁ~・・・はぁ~・・・はぁ~・・・はぁ~・・・はぁ~・・・はぁ~・・・くっ!ここまでやらせて・・・まだ分からんのか・・・」
息を切らせ、肩で呼吸をして手を休ませた・・・
「ひぐっ!!ひぐっ!!ひぐっ!!ひぐっ!!ひぐっ!!ひぐっ!!ひぐっ!!」
泣いていて何も話せない・・・
「もういい!!仕方ないから・・・教えてやるよ!!」
「は、はい・・・お、お願いします・・・」
「クックックック・・・そうだ・・・その調子だ!!こう言うときは・・・・私の汚いお尻を叩いていただきありがとうございます・・・・分かったな!」
「そ、そんな・・・」
驚いた表情で男の顔を見る為に振り向く・・・
「おい・・・!分からないのなら・・・もう一度・・・」
そう言い、手を大きく上げて・・・
「あっ!わ、分かりました・・・い、言います・・・言いますから・・・叩かないで下さい・・・」
「そうか・・・なら・・・言ってみろ・・・」
「えっ!・・・あ、は、はい・・・わっ、私の・・・・き、汚い・・・・お、お・・・お尻・・・・・・を・・・・・・叩いて・・・・・い、いただき・・・・・あ、あ・・・あり・・・・が・・・とう・・・ご、ござ・・・い・・・・・ます・・・・・」
拳を力強く握って、涙を堪えながら男と視線を合わせない様に机に目をやり、文章にならない様、文字を発音する様に言った・・・
「クックックック・・・まぁ~今日のところは良いだろう・・・・・態度は気にいらんが・・・・
明日から、可愛がってやるよ!!じゃあな!」
パチン!
「ひぎゃっ!!」
そう言って、赤く腫れ上がったお尻を軽く叩き部屋を出て行った・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
それからしばらくし・・・
「あ~ん・・・お願いします・・・あたしの・・・あたしの中に・・・入れて・・・お、お願いします・・・」
何処を見ているのか焦点の合わない女が、性処理専用の部屋で男を感じて叫んでいる・・・
「お願いします・・・お願いします・・・・」
その部屋を普通のOLが素通りする・・・
「何あれ・・・きも~・・・」
「嫌よね~・・・」
「でも・・・あの女・・・実は男だったって噂あるのよ・・・・」
「うっそ~・・・・!!男なの~・・・うわ~・・・」
汚いものを見る様にして歩きさるOL達・・・
「うふふふ・・・あははは・・・お願いします・・・あたしの中に・・・」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
バサッ!!
悪い夢を見たのか、目を覚まし一気に起き上がる・・・
「えっ?ゆ、夢・・・こ、ここは・・・な、なんで・・・あ、あたし・・・あんな夢・・・みたのかしら・・・えっ?」
と、周りを見ると、壁紙が薄ピンク色で統一され、可愛らしいデザインの部屋だった・・・
「う・・・うそ・・・こ、ここって・・・じ、じゃあ・・・」
そして・・・恐る恐る鏡を見ると・・・
段々に重なったサテン素材のボリュームが、かわいらしい女らしさを演出した・・・・・・ティアードベビードールを着ている女性が・・・
手を頬に当てると、鏡の女性も同じ様に・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
「ぃやああああああああああああ!!!!!!!!」
さて、彼はどの様な仕打ちをされるのでしょうか・・・
やはり夢のように?
続く
部屋の天井の片隅・・・
ベットの方に向いてチカチカと光る小型のパラボラ型のアンテナ・・・
そのパラボラアンテナのコードをたどっていくと、隣のモニタールームにたどり着いた・・・
そこでは、装置に映し出した映像を、寝てる人物が実際に体験したかの様に思わせるプレイヤーがあった・・・
「ねえ、お姉ちゃん?これで良かったんだよね?モニターを確認したんだけど・・・あの人・・・何んでか知らないけど・・・物凄く怖がってるんだけど~・・・」
女人化させた官僚の様子を確認し、不思議そうな顔をして、明日香に聞く真琴・・・
「ん?どれどれ・・・ん~・・・・ち、ちょっと・・・様子がおかしいわね・・・何でかしら~・・・?」
そう言って、寝ている時の脳波チェックのデータを確認する・・・
「・・・・な、何これ・・・こ、こんなに脳波が乱れてるなんて・・・ど、どうして・・・?」
少し焦りを見せ、脳波データーを確認しなおしながら、不思議がる明日香・・・
「ん~~~~????頼まれた通りに、ちゃ~んとネットでDVD借りて映像を流したんだけど・・・」
椅子に反対に腰掛け背もたれに抱きつきながら明日香に言う真琴・・・
「ねえ・・・その・・・DVDって・・・何を見せたの・・・?」
「ん?これだよ!」
そう言って、DVDの入ったケースを渡す・・・
「そう・・・ちょっと見てみようかしら・・・」
カチカチ・・・ビィィィィ~ン・・・カチカチ・・・
ピッ!!
モニターに映像が流れる・・・
数十秒後・・・
「・・・・・・・・え・・・・こ・・・・・・・・・・・・」
ピッ!!
真っ赤な顔をして、慌ててリモコンを手にし映像を止める明日香・・・
「あはははは・・・あれ・・・?な、なに・・・これ・・・・」
明後日の方を向いて気の抜けた笑いをし誤魔化そうとする真琴・・・
「あれ程・・・確認してって・・・言ったでしょ!な、何よこの映像は!!」
真琴を怒る明日香・・・
「え~・・・・だって~~~同じ題名だったし~・・・感想にも、怖いホラ~映画みたいだた、って書いてあったよ~・・・確認しろって言ったって~・・・私・・・怖いの苦手だし~!!」
「・・・・・あ・・・・う・・・・あ・・・・・・・」
開き直った真琴の言い訳と頬を、ぷくっ~と膨らませた顔が物凄く可愛くて、何もいえなくなる明日香・・・
「も・・・もう・・・良いわ・・・わ、私も・・・いけなかったから・・・」
(な、なによ~!!あの顔・・・あの顔されると・・・私・・・も、もう・・・が、我慢できないじゃない・・・あ~~~頬ずりしたい・・・で、でも・・・)
顔を赤くし、何かを我慢して、それを誤魔化す様に、下を向いてモジモジする明日香だった・・・
「フフフ・・・」
(仕方ないわね・・・でも・・・これは、これで・・・使えそうかも・・・知れないわね・・・)
続く