ある省庁の勘違い官僚 4 拘束
「う、ううう・・・・」
二日酔いなのか、頭が割れそうな痛みと目眩が襲う・・・
「き、きもち・・・・気持ち悪・・・・何だか・・・はきそ・・・・う・・・」
そう言って、横たわっていたベットから立ち上がろうとしたが・・・
ギシギシ・・・ガシガシ・・・
「う・・・あ・・・・あれ・・・な・・・なんで・・・・・?」
起き上がれない事に驚いて、吐き気を忘れて今の状態を確認すると・・・
「な、なっ・・・・なんだ・・・・なんで・・・俺が・・・・こ、こんな・・・」
ベットに着ていた衣服を脱がされ、ベルトで固定されていた・・・
「な、なんで・・・・なんで・・・こ、こんな・・・・・うっ・・・・き、きもち・・・わ・・・うううっ・・・・!!」
吐きそうになって、口を手で押さえようとしたが、ベルトで固定されている為動かせない・・・
「うっ!!ううううう・・・・だ、だっ!だめだ・・・・」
我慢の限界が来て吐こうとした瞬間!
ガチャッ!!
「えっ?」
「うっ・・・・」
「やっ!やめて!!やめてよ!!ここで吐くのは!!!ち、ちょっとまってて・・・ば、バケツ・・・持ってくるから・・・」
ガチャッ!バタン!!
そう言って慌てて先ほど入ってきた女性は、部屋を出てバケツを探しに行った!!
「きゃっ!!」
ガチャガチャ・・・・
「いった~・・・もぉ~・・・何でこんな所に置いてあるのよ~痛いじゃない~・・・・」
バケツを慌てて探しているようで上に置いてあった物に気が付かなかったみたいだ・・・
「あっ!ここ、ここね!早くもって行かないと・・・あそこで吐かれたらお姉ちゃんに怒られちゃう・・・見張りしていなかった事もバレちゃうし・・・」
バケツを見つけたらしく何やら独り言を言っている・・・
「うっ・・・・ううううう・・・・お、おい!!は、早く・・・早く!も、持ってこんか!!は、吐きそう・・・だ・・・も、もう・・・」
「えっ?な、・・・い・・・今・・・もう駄目って・・・あああああ・・・だ、ダメ・・・そ、それは・・・駄目・・・お、お願い・・・も、もう少し・・・もう少し、我慢してよ・・・・」
バタバタバタ・・・
ガチャッ!!
「はい!こ、これ・・・・」
慌ててバケツを持ってきた女性は、ベットに固定された男の顔にバケツを近づけた・・・
「うっ!!ううううう・・・・・・うっうぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・・・」
吐き出したつもりだったが、口からは声しか出てこなかった・・・・
「もぉ~、吐かないんだったら・・・・慌てさせないでよ~私・・・慌てて頭の上に物が落ちてきて痛かったのよ!!」
河豚の様に、頬をぷく~っと膨らませながら怒る女性・・・
ギシギシ・・・・ギシギシ・・・
「くっ!!お、おい!!お前・・・そこで、ぼさ~っと見てないで、こ、このベルトを外せ!!」
女性に向かってベルトを外す様に命令する・・・が・・・
「えっ?なんで?」
その命令に不思議そうな顔をする女性・・・
「はぁ?・・・な、なんで・・・・?なんでって・・・こ、これを見て分からんか!!」
女性の態度に少しムッとした官僚の男
「うん!わかんない!なんで?」
笑顔で答える女性
「はぁ~?・・・わ、分からんだと~・・・・・こ、これを見て・・・わ、分からんとは・・・ちっ!!だから・・・女は・・・・バカなんだよ・・・もう良い・・・考えなくても良いから、ベルトを外せ!!早く!!これぐらい・・・できるだろ?」
「ん~~~~~」
顎に右手人差し指を当てて、頭を斜めにして考えている・・・
「お・・・お前・・・な、何やってるんだ!!は、早く!外せ!!こんな簡単な事ぐらい出来るだろ!!」
顔を赤くし、怒鳴るように言うが・・・
「くすくす・・・嫌よ!!」
満面な笑みで、男の命令を拒否した・・・
「くっ・・・・きっ・・・貴様・・・こ、これだから・・・お、女は・・・・おっ俺が手出し出来ないと分かって・・・普段なら・・・何も出来ない女のくせに・・・女は、ただ黙って男の言う事を聞いていれば良いんだよ!!」
頭に血が上った男は、女性に向かって吠えた・・・
「ふ~ん~・・・女は黙って男の言う事を聞けば良いの?・・・じゃあ・・・女は、男の何なの?」
「きっ・・・決まってるじゃないか・・・女は、男の奴隷だ!!だから・・・」
「ふ~ん~・・・そう・・・何で?」
「くっ!!お、お前ってやつは・・・・そんな事知らんでも良い!!お前は男の俺の言う事を聞けばいいんだ!!何で分からん!!」
「うん!分からないよ!・・・それに・・・男が女より偉いって・・・?」
「決まってるじゃないか!女より男の方が優れていて・・・そ、それに・・・ああああ~~~~もう良い!そう決まっているんだから・・・分かったか!女!!」
「ん~~~~~やっぱ~分かんな~い~・・・だって~・・・これから貴女は・・・フフフ・・・知らないんだ~・・・クスクス・・・」
怪しい笑みをこぼしクスクスと笑う真琴
「な・・・何を・・・するんだ!!」
真琴の怪しさが妙に不気味に思い、少し尻込みする官僚だった・・・
続く
二日酔いなのか、頭が割れそうな痛みと目眩が襲う・・・
「き、きもち・・・・気持ち悪・・・・何だか・・・はきそ・・・・う・・・」
そう言って、横たわっていたベットから立ち上がろうとしたが・・・
ギシギシ・・・ガシガシ・・・
「う・・・あ・・・・あれ・・・な・・・なんで・・・・・?」
起き上がれない事に驚いて、吐き気を忘れて今の状態を確認すると・・・
「な、なっ・・・・なんだ・・・・なんで・・・俺が・・・・こ、こんな・・・」
ベットに着ていた衣服を脱がされ、ベルトで固定されていた・・・
「な、なんで・・・・なんで・・・こ、こんな・・・・・うっ・・・・き、きもち・・・わ・・・うううっ・・・・!!」
吐きそうになって、口を手で押さえようとしたが、ベルトで固定されている為動かせない・・・
「うっ!!ううううう・・・・だ、だっ!だめだ・・・・」
我慢の限界が来て吐こうとした瞬間!
ガチャッ!!
「えっ?」
「うっ・・・・」
「やっ!やめて!!やめてよ!!ここで吐くのは!!!ち、ちょっとまってて・・・ば、バケツ・・・持ってくるから・・・」
ガチャッ!バタン!!
そう言って慌てて先ほど入ってきた女性は、部屋を出てバケツを探しに行った!!
「きゃっ!!」
ガチャガチャ・・・・
「いった~・・・もぉ~・・・何でこんな所に置いてあるのよ~痛いじゃない~・・・・」
バケツを慌てて探しているようで上に置いてあった物に気が付かなかったみたいだ・・・
「あっ!ここ、ここね!早くもって行かないと・・・あそこで吐かれたらお姉ちゃんに怒られちゃう・・・見張りしていなかった事もバレちゃうし・・・」
バケツを見つけたらしく何やら独り言を言っている・・・
「うっ・・・・ううううう・・・・お、おい!!は、早く・・・早く!も、持ってこんか!!は、吐きそう・・・だ・・・も、もう・・・」
「えっ?な、・・・い・・・今・・・もう駄目って・・・あああああ・・・だ、ダメ・・・そ、それは・・・駄目・・・お、お願い・・・も、もう少し・・・もう少し、我慢してよ・・・・」
バタバタバタ・・・
ガチャッ!!
「はい!こ、これ・・・・」
慌ててバケツを持ってきた女性は、ベットに固定された男の顔にバケツを近づけた・・・
「うっ!!ううううう・・・・・・うっうぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・・・」
吐き出したつもりだったが、口からは声しか出てこなかった・・・・
「もぉ~、吐かないんだったら・・・・慌てさせないでよ~私・・・慌てて頭の上に物が落ちてきて痛かったのよ!!」
河豚の様に、頬をぷく~っと膨らませながら怒る女性・・・
ギシギシ・・・・ギシギシ・・・
「くっ!!お、おい!!お前・・・そこで、ぼさ~っと見てないで、こ、このベルトを外せ!!」
女性に向かってベルトを外す様に命令する・・・が・・・
「えっ?なんで?」
その命令に不思議そうな顔をする女性・・・
「はぁ?・・・な、なんで・・・・?なんでって・・・こ、これを見て分からんか!!」
女性の態度に少しムッとした官僚の男
「うん!わかんない!なんで?」
笑顔で答える女性
「はぁ~?・・・わ、分からんだと~・・・・・こ、これを見て・・・わ、分からんとは・・・ちっ!!だから・・・女は・・・・バカなんだよ・・・もう良い・・・考えなくても良いから、ベルトを外せ!!早く!!これぐらい・・・できるだろ?」
「ん~~~~~」
顎に右手人差し指を当てて、頭を斜めにして考えている・・・
「お・・・お前・・・な、何やってるんだ!!は、早く!外せ!!こんな簡単な事ぐらい出来るだろ!!」
顔を赤くし、怒鳴るように言うが・・・
「くすくす・・・嫌よ!!」
満面な笑みで、男の命令を拒否した・・・
「くっ・・・・きっ・・・貴様・・・こ、これだから・・・お、女は・・・・おっ俺が手出し出来ないと分かって・・・普段なら・・・何も出来ない女のくせに・・・女は、ただ黙って男の言う事を聞いていれば良いんだよ!!」
頭に血が上った男は、女性に向かって吠えた・・・
「ふ~ん~・・・女は黙って男の言う事を聞けば良いの?・・・じゃあ・・・女は、男の何なの?」
「きっ・・・決まってるじゃないか・・・女は、男の奴隷だ!!だから・・・」
「ふ~ん~・・・そう・・・何で?」
「くっ!!お、お前ってやつは・・・・そんな事知らんでも良い!!お前は男の俺の言う事を聞けばいいんだ!!何で分からん!!」
「うん!分からないよ!・・・それに・・・男が女より偉いって・・・?」
「決まってるじゃないか!女より男の方が優れていて・・・そ、それに・・・ああああ~~~~もう良い!そう決まっているんだから・・・分かったか!女!!」
「ん~~~~~やっぱ~分かんな~い~・・・だって~・・・これから貴女は・・・フフフ・・・知らないんだ~・・・クスクス・・・」
怪しい笑みをこぼしクスクスと笑う真琴
「な・・・何を・・・するんだ!!」
真琴の怪しさが妙に不気味に思い、少し尻込みする官僚だった・・・
続く