クリスマスプレゼントの裏にあるもの・・・(2)
土曜日の夜に、お母さんが帰って来た・・・
「ねぇ!お母さん!今度のクリスマス・・・帰ってこれるよね!」
と・・・妹が言う・・・
「ええ・・・大丈夫よ!!ちゃ~んと・・・美貴ちゃんのプレゼントは考えているわよ~」
妹に話すお母さん・・・
(どうしたんだろう・・・何だかいつものお母さんじゃない様な・・・?)
と不思議に思うが・・・
「ホント~!!わ~い!お姉ちゃん、お姉ちゃん!!」
と訳の分からない事を言って、喜んでいる妹・・・
「ねぇ・・・お母さん・・・?僕の分も・・・あるよね?」
お母さんにプレゼントを催促するように聞くと・・・
「ふふふ・・・ちゃ~んと用意しているわよ・・・」
「ほんと!!」
「ええ・・・」
少し嬉しくなって・・・
「何を用意したの?」
「ふふふ・・・紅一は・・・確か~?駆け足が早くなりたいのと、今よりも勉強が出来るようになりたいって言ってたわよね?」
「うん!そうだよ!」
「ふふふ・・・それをかなえられる物用意したから・・・」
〔今度一緒に見に行きましょうね!〕
と美貴に聞こえない様に耳元で話した
〔う、うん・・・・〕
〔お兄ちゃんには特別!・・・クリスマス当日では無くて・・・少し前にプレゼントしてあげるわ!〕
〔えっ?な、なんで?・・・?〕
不思議がる紅一だった・・・
この事が、紅一にとって最後のプレゼントになるとは思いもよらなかったのだろう・・・
〔あ!!でも、美貴ちゃんには内緒よ!〕
〔う、うん・・・・わ、分かった・・・・〕
少し恐怖を覚えながらも、返事をした・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
で、クリスマスの二日前の日・・・
「あれ?どうしたの?お母さん・・・今日は帰ってくる日じゃないよね?」
「ええ・・・でも・・・今日は帰ってこられたのよ・・・明日の準備も出来たし・・・それに・・・・ふふふ・・・」
僕をチラットみて、微笑むお母さん・・・
「?????」
(どうしたんだろう・・・?)
「紅一・・・明日・・・一緒に会社に行こうかしらね?」
「えっ?ぼ、僕だけ・・・?」
「ええ・・・」
「ずるい~ずるい~!!お兄ちゃんだけ行くの・・・ずるい~ずるい~・・・私も行く~!!」
と駄々をこねると・・・
「ふふふ・・・美貴ちゃん・・・ゴメンね~会社の方針で、一人しか連れて行けないのよ・・・今度、また一緒に行きましょうね!」
と笑顔で言い聞かせる・・・
「う~~~~・・・う・・・ん・・・わかった・・・」
少しすねながらも、納得する妹の美貴だった・・・
お母さんの車で、研究所まで行き、中に入る・・・
思っていたより、人が少なく、義足や義手の様な物が多く展示してあった・・・
義手、義足というか、ロボットの手や足みたいと思うのは自分だけなのだろうか・・・?
「さっ、着いたわよ!ここがお母さんの部屋よ!!」
「ふ~ん~・・・話には聞いてたけど・・・凄い施設だよね~!!しかも・・・所長室って・・・・この研究所で一番偉いんでしょ~」
「くすくす・・・まぁ~ね~・・・・さっさ・・・入って入って!!」
「う、うん・・・・」
研究所に一緒に行き、所長室に入る・・・
「ねぇ~何食べる~?飲み物は、そこにあるのも適当にね!」
「あ、ありがとう!」
お菓子やジュースを出され、それを手にし、食べる・・・
「あ、あれ???な、何でだろう・・・・?何だか・・・急に眠気が・・・・」
「どうしたの?紅一?」
「う、うん・・・何だか急に眠くなって・・・・」
「クスクス・・・そう・・・眠くねぇ~フフフ・・・少し休むと良いわよ~!」
そのまま眠くなって・・・
「ベットがあるから、そのこで寝てもいいわよ・・・」
と言われ・・・
「うん・・・少し・・・寝るよ・・・」
と、ベットに寝転がり、少し仮眠をとろうとしたが・・・
続く・・・
「ねぇ!お母さん!今度のクリスマス・・・帰ってこれるよね!」
と・・・妹が言う・・・
「ええ・・・大丈夫よ!!ちゃ~んと・・・美貴ちゃんのプレゼントは考えているわよ~」
妹に話すお母さん・・・
(どうしたんだろう・・・何だかいつものお母さんじゃない様な・・・?)
と不思議に思うが・・・
「ホント~!!わ~い!お姉ちゃん、お姉ちゃん!!」
と訳の分からない事を言って、喜んでいる妹・・・
「ねぇ・・・お母さん・・・?僕の分も・・・あるよね?」
お母さんにプレゼントを催促するように聞くと・・・
「ふふふ・・・ちゃ~んと用意しているわよ・・・」
「ほんと!!」
「ええ・・・」
少し嬉しくなって・・・
「何を用意したの?」
「ふふふ・・・紅一は・・・確か~?駆け足が早くなりたいのと、今よりも勉強が出来るようになりたいって言ってたわよね?」
「うん!そうだよ!」
「ふふふ・・・それをかなえられる物用意したから・・・」
〔今度一緒に見に行きましょうね!〕
と美貴に聞こえない様に耳元で話した
〔う、うん・・・・〕
〔お兄ちゃんには特別!・・・クリスマス当日では無くて・・・少し前にプレゼントしてあげるわ!〕
〔えっ?な、なんで?・・・?〕
不思議がる紅一だった・・・
この事が、紅一にとって最後のプレゼントになるとは思いもよらなかったのだろう・・・
〔あ!!でも、美貴ちゃんには内緒よ!〕
〔う、うん・・・・わ、分かった・・・・〕
少し恐怖を覚えながらも、返事をした・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
で、クリスマスの二日前の日・・・
「あれ?どうしたの?お母さん・・・今日は帰ってくる日じゃないよね?」
「ええ・・・でも・・・今日は帰ってこられたのよ・・・明日の準備も出来たし・・・それに・・・・ふふふ・・・」
僕をチラットみて、微笑むお母さん・・・
「?????」
(どうしたんだろう・・・?)
「紅一・・・明日・・・一緒に会社に行こうかしらね?」
「えっ?ぼ、僕だけ・・・?」
「ええ・・・」
「ずるい~ずるい~!!お兄ちゃんだけ行くの・・・ずるい~ずるい~・・・私も行く~!!」
と駄々をこねると・・・
「ふふふ・・・美貴ちゃん・・・ゴメンね~会社の方針で、一人しか連れて行けないのよ・・・今度、また一緒に行きましょうね!」
と笑顔で言い聞かせる・・・
「う~~~~・・・う・・・ん・・・わかった・・・」
少しすねながらも、納得する妹の美貴だった・・・
お母さんの車で、研究所まで行き、中に入る・・・
思っていたより、人が少なく、義足や義手の様な物が多く展示してあった・・・
義手、義足というか、ロボットの手や足みたいと思うのは自分だけなのだろうか・・・?
「さっ、着いたわよ!ここがお母さんの部屋よ!!」
「ふ~ん~・・・話には聞いてたけど・・・凄い施設だよね~!!しかも・・・所長室って・・・・この研究所で一番偉いんでしょ~」
「くすくす・・・まぁ~ね~・・・・さっさ・・・入って入って!!」
「う、うん・・・・」
研究所に一緒に行き、所長室に入る・・・
「ねぇ~何食べる~?飲み物は、そこにあるのも適当にね!」
「あ、ありがとう!」
お菓子やジュースを出され、それを手にし、食べる・・・
「あ、あれ???な、何でだろう・・・・?何だか・・・急に眠気が・・・・」
「どうしたの?紅一?」
「う、うん・・・何だか急に眠くなって・・・・」
「クスクス・・・そう・・・眠くねぇ~フフフ・・・少し休むと良いわよ~!」
そのまま眠くなって・・・
「ベットがあるから、そのこで寝てもいいわよ・・・」
と言われ・・・
「うん・・・少し・・・寝るよ・・・」
と、ベットに寝転がり、少し仮眠をとろうとしたが・・・
続く・・・