クリスマスプレゼントの裏にあるもの・・・(1)
普通、家族と言えば、お父さんに、お母さん・・・そして、自分に兄弟姉妹・・・
でも、僕の家族は、お母さんと、僕(紅一)と妹(貴美)の3人に・・・
そう・・・僕のお父さんはいません・・・
何故か分かりませんが、クリスマスの週の日にお母さんと街へ買い物に行って、はぐれてしまったらしく、もう3年も帰ってきません・・・
(何で大の大人がはぐれたのか・・・それを調べようとすると、なぜがお母さんは物凄い顔をして激怒します・・・何でだろう・・・)
お父さんが帰ってこなくなった、数日が経った、クリスマスの日、誰からか知らないけど、クリスマスプレゼントとしてサポートサイボーグが家にやって来た・・・
だから、今、僕達の家族は正式に言えば、3人と1体のサイボーグが・・・
お母さんの仕事は、ロボット工学とかなんとやらと言って、その技術を使って義足や義手を研究開発している会社の研究部門の所長をやっています・・・
なので、毎日会社で寝泊りしていて、休みの日しか家に帰ってきません・・・
お母さんの変わりは、このサポートサイボーグのメイが全てやってくれます・・・
なので、お母さんがいなくても、サポートサイボーグのメイがいるから寂しくありません・・・
それどころか、何だか初めて会った時から親近感と言うか、昔から知っていたかの様に思いました・・・
(普通、母親の仕事をメイに全てとられたりして、子供がなんとも思っていないとなれば、嫉妬すると思うんだけど・・・)
メイの仕事は、朝早くから起きて食事の支度から始まって、準備が出来たら僕達を起こしに来る・・・
コンコン!!
「コウイチサン・・・ミキサン・・・アサデス・・・ショクジノ、ジュンビガデキマシタヨ・・・ハヤクオキテ・・・オショクジヲ、トッテクダサイ・・・・イエヲシュッパツスルマデ・・・・ノコリ・・・ゴセンニヒャクロクジュウイチビョウデス・・・」
「う、ううう~・・・も、もう朝~・・・・」
目を擦りながら起き上がる紅一・・・
「ふはぁぁぁ~・・・・ま、まだ・・・ね、眠いよ~」
起きて、口の前に手をやって大きなあくびをし、また寝ようとする美貴・・・
「ニドネハイケマセン・・・チコクノゲンインデス・・・ソレニ・・・チョウショクノジカンガナクナリマス・・・・ニドネシテ、チコクスルヨウデシタラ・・・オカアサマニホウコクシマス・・・」
「ううう~~~~わかったわよ~・・・起きるわよ~イジワル~!!」
「ソウ、プログラクサレテイルノデ・・・・シカタアリマセン・・・」
「ソレニ・・・コンナコトシテイタタメ・・・アト、ノコリ・・・ヨンセン、ハッピャク、ニジュウ、サンビョウ・・・ニナリマシタ・・・」
「うっ・・・・わ、分かったから・・・着替えていくわ!!」
「ハイ・・・カシコマリマシタ・・・」
ダイニングに行くと、メイが朝食をテーブルに並べて待っている
「おはよう!メイ!!」
「オハヨオゴザイマス・・・コウイチサマ・・・」
「も~いつも言っているじゃん!紅一でいいって!」
「ハイ・・・デスガ・・・プログラムノ、ヘンコウガ、デキマセン・・・」
「ふ~ん~・・・お母さんが帰ってきたら変えてもらうように言っておくよ!!」
「イイエ・・・ソレハ、デキナイト・・・オモイマス・・・」
「えっ?なんで?」
「ハイ・・・コノプログラムハ・・・オカアサマガセッテイシタモノ・・・ニンゲンニ・・・ツカエル・・・サイボーグノタメ・・・ヒトニハ・・・ケイイヲト・・・」
「ん~~~~・・・時々思うけど、お母さんって、何だか訳が分からない事するよな~」
「おはよ~!メイにお兄ちゃん!」
「おはよう!遅いぞ~!」
「オハヨウゴザイマス・・・・ミキサマ・・・」
「う~・・・仕方ないでしょ~!!乙女には朝、必要な時間が沢山必要なんだから~」
「ソウデスヨ・・・イロイロスルコトガアルノデ・・・ワカテ、アゲナイト、イケマセンヨ・・・」
「うんうん!そうよ~!!」
「タダ・・・モウスコシハヤクオキレバ・・・イイコトデスガ・・・」
「うっ!!そ、それは言わないでよ~!!」
「はっはっはっはっは~・・・・」
和気藹々と明るい朝食の時間・・・
そして、二人とも朝食を済ませ、学校に出かける・・・
朝食の後片付けをした後、
掃除に洗濯・・・
そして、買い物・・・
夕食の準備をしたところで、
仮充電・・・
大体、帰ってくると、充電用の椅子に腰をかけて、充電とプログラムチェックをしている
「オカエリナサイマセ・・・モウシバラクオマチクダサイ・・・」
「うん!良いよ!」
「ピッピ!!ジュウデンカンリョウシマシタ!」
「ユウショクヲ、ツクリマスノデ、シバラクノアイダオマチクダサイ・・・ソノアイダニ・・・キョウノジュキョウノフクシュウト、ショクダイヲ・・・アトデカクニンシマス・・・」
「う・・・わ、分かった・・・」
「あれ?そう言えば・・・美貴は?」
「ハイ・・・オヘヤデ・・・ベンキョウチュウデス・・・」
「は、はははは~・・・・め、珍しいな~」
「ホンジツ、ノショウテストノ、テンスウガ、ワルカッタノデ・・・オカアサマニホウコクシタトコロ・・・ミキサマノケイタイデンワニ、オカアサマカラ、デンワガアリ・・・ソノゴ・・・スグニ・・・オヘヤニイキマシタ・・・ノチホド・・・ワタクシガ・・・カクニンスルヨウニ・・・トモ、イワレテイマス・・・・」
「あ・・・・ははははは~・・・そ、それでか~・・・・」
「?????ナゼデショウカ?リカイ・・・フノウデス・・・」
「多分・・・出来ないと思うよ!ああ見えて、うちのお母さん・・・物凄く怖いんだから~・・・」
「・・・・・エラー・・・・」
「良いよ・・・じゃあ・・・部屋に行くよ!!」
「ハイ・・・・」
夕食の準備が出来、朝のようにメイが呼びに来る・・・と言うか、各部屋に設置されているインターホンを接続し呼ぶのだけど・・・
夕食を済ませ、
確認テストをし・・・
涙目で、頭をかきながら必死に勉強机に向かっている美貴・・・
何だかんだで時間が過ぎ、就寝・・・・
続く・・・
でも、僕の家族は、お母さんと、僕(紅一)と妹(貴美)の3人に・・・
そう・・・僕のお父さんはいません・・・
何故か分かりませんが、クリスマスの週の日にお母さんと街へ買い物に行って、はぐれてしまったらしく、もう3年も帰ってきません・・・
(何で大の大人がはぐれたのか・・・それを調べようとすると、なぜがお母さんは物凄い顔をして激怒します・・・何でだろう・・・)
お父さんが帰ってこなくなった、数日が経った、クリスマスの日、誰からか知らないけど、クリスマスプレゼントとしてサポートサイボーグが家にやって来た・・・
だから、今、僕達の家族は正式に言えば、3人と1体のサイボーグが・・・
お母さんの仕事は、ロボット工学とかなんとやらと言って、その技術を使って義足や義手を研究開発している会社の研究部門の所長をやっています・・・
なので、毎日会社で寝泊りしていて、休みの日しか家に帰ってきません・・・
お母さんの変わりは、このサポートサイボーグのメイが全てやってくれます・・・
なので、お母さんがいなくても、サポートサイボーグのメイがいるから寂しくありません・・・
それどころか、何だか初めて会った時から親近感と言うか、昔から知っていたかの様に思いました・・・
(普通、母親の仕事をメイに全てとられたりして、子供がなんとも思っていないとなれば、嫉妬すると思うんだけど・・・)
メイの仕事は、朝早くから起きて食事の支度から始まって、準備が出来たら僕達を起こしに来る・・・
コンコン!!
「コウイチサン・・・ミキサン・・・アサデス・・・ショクジノ、ジュンビガデキマシタヨ・・・ハヤクオキテ・・・オショクジヲ、トッテクダサイ・・・・イエヲシュッパツスルマデ・・・・ノコリ・・・ゴセンニヒャクロクジュウイチビョウデス・・・」
「う、ううう~・・・も、もう朝~・・・・」
目を擦りながら起き上がる紅一・・・
「ふはぁぁぁ~・・・・ま、まだ・・・ね、眠いよ~」
起きて、口の前に手をやって大きなあくびをし、また寝ようとする美貴・・・
「ニドネハイケマセン・・・チコクノゲンインデス・・・ソレニ・・・チョウショクノジカンガナクナリマス・・・・ニドネシテ、チコクスルヨウデシタラ・・・オカアサマニホウコクシマス・・・」
「ううう~~~~わかったわよ~・・・起きるわよ~イジワル~!!」
「ソウ、プログラクサレテイルノデ・・・・シカタアリマセン・・・」
「ソレニ・・・コンナコトシテイタタメ・・・アト、ノコリ・・・ヨンセン、ハッピャク、ニジュウ、サンビョウ・・・ニナリマシタ・・・」
「うっ・・・・わ、分かったから・・・着替えていくわ!!」
「ハイ・・・カシコマリマシタ・・・」
ダイニングに行くと、メイが朝食をテーブルに並べて待っている
「おはよう!メイ!!」
「オハヨオゴザイマス・・・コウイチサマ・・・」
「も~いつも言っているじゃん!紅一でいいって!」
「ハイ・・・デスガ・・・プログラムノ、ヘンコウガ、デキマセン・・・」
「ふ~ん~・・・お母さんが帰ってきたら変えてもらうように言っておくよ!!」
「イイエ・・・ソレハ、デキナイト・・・オモイマス・・・」
「えっ?なんで?」
「ハイ・・・コノプログラムハ・・・オカアサマガセッテイシタモノ・・・ニンゲンニ・・・ツカエル・・・サイボーグノタメ・・・ヒトニハ・・・ケイイヲト・・・」
「ん~~~~・・・時々思うけど、お母さんって、何だか訳が分からない事するよな~」
「おはよ~!メイにお兄ちゃん!」
「おはよう!遅いぞ~!」
「オハヨウゴザイマス・・・・ミキサマ・・・」
「う~・・・仕方ないでしょ~!!乙女には朝、必要な時間が沢山必要なんだから~」
「ソウデスヨ・・・イロイロスルコトガアルノデ・・・ワカテ、アゲナイト、イケマセンヨ・・・」
「うんうん!そうよ~!!」
「タダ・・・モウスコシハヤクオキレバ・・・イイコトデスガ・・・」
「うっ!!そ、それは言わないでよ~!!」
「はっはっはっはっは~・・・・」
和気藹々と明るい朝食の時間・・・
そして、二人とも朝食を済ませ、学校に出かける・・・
朝食の後片付けをした後、
掃除に洗濯・・・
そして、買い物・・・
夕食の準備をしたところで、
仮充電・・・
大体、帰ってくると、充電用の椅子に腰をかけて、充電とプログラムチェックをしている
「オカエリナサイマセ・・・モウシバラクオマチクダサイ・・・」
「うん!良いよ!」
「ピッピ!!ジュウデンカンリョウシマシタ!」
「ユウショクヲ、ツクリマスノデ、シバラクノアイダオマチクダサイ・・・ソノアイダニ・・・キョウノジュキョウノフクシュウト、ショクダイヲ・・・アトデカクニンシマス・・・」
「う・・・わ、分かった・・・」
「あれ?そう言えば・・・美貴は?」
「ハイ・・・オヘヤデ・・・ベンキョウチュウデス・・・」
「は、はははは~・・・・め、珍しいな~」
「ホンジツ、ノショウテストノ、テンスウガ、ワルカッタノデ・・・オカアサマニホウコクシタトコロ・・・ミキサマノケイタイデンワニ、オカアサマカラ、デンワガアリ・・・ソノゴ・・・スグニ・・・オヘヤニイキマシタ・・・ノチホド・・・ワタクシガ・・・カクニンスルヨウニ・・・トモ、イワレテイマス・・・・」
「あ・・・・ははははは~・・・そ、それでか~・・・・」
「?????ナゼデショウカ?リカイ・・・フノウデス・・・」
「多分・・・出来ないと思うよ!ああ見えて、うちのお母さん・・・物凄く怖いんだから~・・・」
「・・・・・エラー・・・・」
「良いよ・・・じゃあ・・・部屋に行くよ!!」
「ハイ・・・・」
夕食の準備が出来、朝のようにメイが呼びに来る・・・と言うか、各部屋に設置されているインターホンを接続し呼ぶのだけど・・・
夕食を済ませ、
確認テストをし・・・
涙目で、頭をかきながら必死に勉強机に向かっている美貴・・・
何だかんだで時間が過ぎ、就寝・・・・
続く・・・