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対テロ特殊部隊女人化編(17) 第一小隊捕獲

ホールでは、各隊員が色々な場所を捜査していた。

「ん???ここに階段が・・・ん???誰かいるのか???」

階段を上ろうとした時、目の前に人影が見え、小銃を構えようと・・・

パッシュ!!

「クッ!!なんだ・・・これは・・・?」

防弾ベストの隙間に麻酔銃の弾が刺さっており、すぐに引き抜き反撃に移ろうと銃口を向けた・・・・

「お前達は何も・・・・」

バタッ!!

「ふ~・・・驚いた~・・・効かないかと思ったじゃない・・・・でも何故?これ即効性のある麻酔よね?・・・・これは直ぐに中尉に報告しないと・・・・」

ミルダ中尉の小隊の隊員が少し冷や汗を掻きながら無線で連絡をしようとしている。

別の場所では、

「この部屋は・・・更衣室???」

ロッカールームを奥へ進んでいくと、突然後ろの方で扉が開く音が!!

ギィ~~~~

振り返りその場を確認しに行く。

「誰だ!!・・・・・ふ~・・・なんだ・・・扉が閉まってなかっただけかよ~・・・・脅かすなよ~・・・本当は俺、こう言うの苦手なんだよな~・・・・」

ロッカーの戸を閉め、捜査を開始しようとした瞬間!!

別のロッカーが開き・・・・

パッシュ!!

「残念!!こっちが正解よ!!」

麻酔銃を片手にロッカーから出てくる彩少尉。

「くっ!!痛って~・・・・ん????何だこれは・・・・」

「えっ!!何で?効かないの?もしかして外した???」

即効性のある麻酔銃で撃ったはずなのに、手ごたえもあったはずなのに・・・・倒れない隊員を見て驚く彩少尉だった。

「少し気を抜いたか・・・・何故?麻酔銃で攻撃している・・・・・捕獲でも・・・す・・る・・・・・」

バタッ!!
撃たれると思った瞬間、麻酔が効き倒れ他のは良かったが、心臓が今でも踊っていた・・・・そして、今までの隊員と何か装備品が違うことに気が付いた。

「ふ~・・・危なかった~・・・・でも何で?効きが弱くなった・・・これ古いのかな・・・・・・・・ん????何着てるの・・・・これは~・・・・ああ!!そうか~これを着てたんだ・・・だったら効きが弱いのかもね!!でも、これは暑苦しそうね・・・・・これは報告しないと!!」

・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・

[何だか嫌な雰囲気だな~・・・こう言う場所に何かありそうなんだよな~・・・あ~早く帰って一杯・・・・ん?・・・あれは~なんだ・・・?」

気になった場所を見に行こうと・・・・

シュ~~~~

「うっ!!くっ!!何をする!!うっ!!やめ・・」

スプレーを吹きかけられ、その場に倒れこむ隊員。

「もう少しを警戒しなさい!!ふふふ、これからは私が鍛えてあげるわ!!可愛い姿になってね・・・・これも運んでおいて!!」

ミルダ中尉が部下に伝え運ばせた。

(つづく)

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