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伊集院の逆鱗に触れた河西弁護士 (52) 伊集院の復習は・・・

次の日・・・

(なっ・・・何よこれ・・・胸が裂けそう・・・重いし・・・なに?この感覚・・・張り裂けそうなのに・・・・)

胸が張り裂けそうになって何故かむずむずとしてきて目が覚めた・・・するとそれを見ていたかのごとく・・・

ガチャガチャ・・・・ガチャリ!!・・・ギィィィ~~~~~

「うふふ・・・おはよう!!ミルクちゃん!!今日から毎日お搾りしましょうね~♪」

楽しそうに散歩用の鎖をクルクル回しながら、憲子がミルクに近寄ってくる。

「ムモ?・・ムモォ~?・・・・モォ?・・・ムォ~~~~モォ~~~ムモォ~~~~ムォ?・・・ムモォ~~~~・・・・モォ~~~・・・・」


(えっ?お搾り?・・・えっ?で、でも・・・あ~いいかも・・・えっ?なんで今そう思ったの・・・ち、違う・・・違うのよ・・・)

必死に鳴きながら首を左右に振って憲子から後ずさり距離を取ろうとした。

「あれ~?・・・行きたくないのかしら~・・・そっか~・・・お搾りしたくないんだ~・・・ま~したくなければ良いけど~・・・でも~だいぶ大きくなっちゃってるみたいだし・・・搾らないと~伊集院様の事だから~うふふ・・・これ以上のお仕置きって・・・」

「ムォ~!!・・・モォ~~~~~モォ~~~~~モォ~~~~~」

(いや・・・嫌よ・・・これ以上のお仕置きは・・・いや・・・)

必死で声を出して嫌がるミルク・・・

「うふふ・・・そぉ~・・・分かったわ~♪・・・搾って欲しいのね♪」

「ム・・・モォ~~~~~ム・・・モォ~~~~~モォ~~~~~・・・」

(ちっ・・・違うの・・・違うのよ・・・搾るって・・・?でも・・・お仕置きも嫌・・・)

カチッ!!ジャラジャラジャラ・・・ジャラジャラジャラ・・・

ミルクの首輪に散歩用の鎖を繋ぎ小屋を出て行こうとする・・・

「うふふ・・・じゃあ~行きましょ~ね~♪うふふ・・・この時間帯だと~食堂混んでそうね~♪」

わざと聞こえるような大きな声で独り言を言って表情を見て楽しむ憲子

(えっ?混んでる?・・・じゃあ・・・また昨日みたいな視線が・・・い、いや・・・)

「うふふ・・・じゃあ行くわよ!!」

ジャラジャラジャラ・・・ジャラジャラジャラ・・・

強引に引っ張っていく憲子・・・

食堂の中を通り・・・搾る部屋に行く最中、すれ違う隊員や近くにいる隊員達が一斉に視線を向ける・・・

「あはは・・・あれが昨日来た家畜だって~・・・あはは・・・あたしだったら我慢できないな~・・・ぷっ・・・」

「うわ~・・・あれが・・・きも~・・・」

「ね~見て見て~・・・あれ~・・・」

「えっ?うわ~・・・あれが噂の~・・・」

「あはははは・・・ほんと~だ~・・・すご~い~・・・あはははは・・・首輪についている鈴を鳴らして・・・あはははは・・・腰を振って尻尾まで振って・・・最低~ね~」

(い・・・いや・・・やめて・・・見ないで・・・見ないでよ・・・こんなあたしの姿・・・いや・・・嫌よ・・・)

目に沢山の涙を溜めながら憲子にゆっくりと連れられていくミルク・・・

「うふふ・・・酷い言われようね~・・・うふふ・・・でも~貴女が悪いのよ!!伊集院様に傷を付けた貴女が・・・うふふ・・・自業自得ね・・・」

ジャラジャラジャラ・・・ジャラジャラジャラ・・・

「さっ!!付いたわ!!」

ガチャッ!!

部屋の扉を開けて中に入って準備をする。

ガチャガチャ・・・ガチャガチャ・・・ガチャガチャ・・・

「さてと・・・これで良いわね!!・・・さっ、こっちに来て・・・」

そう言われ、抵抗できずに仕方なく指示された方にノシノシと歩いていくミルク・・・

「うふふ・・・じゃあ~取り付けるわよ~♪」

満面な笑みをこぼしながら器具を取り付けていく憲子・・・

「うふふ・・・これで良いわね・・・後は~身体の固定っと~」

腰の周りに太いベルトを通され固定し、その上から上下左右に鎖で止められ動けないように・・・首も同じ様に固定された・・・

(なっ・・・何が始まるのよ・・・なに?・・・)

「うふふ・・・じゃあ~始めるわよ~♪」

カチッ!!

グオ~ン~オンオンオンオンオン・・・・

胸に取り付けられた吸盤みたいな器具が動き始め搾り始めた!!

「ムモ~オ~~~~~ムモ~オ~~~~~ムモ~オ~~~~~」

(あ~ん~~~~ああああ~~~~ん・・・・・あっ・・・あんっ・・・・いっ・・・い・・やん・・・な、な・に・・・ああああああ~~~ん)

胸に電気が走ったかの様に、くすぐったい様な変な感じに・・・どうしようもない感覚に襲われ、身体を左右に揺するが、固定されている為、身動きが出来ない、

「あはははは・・・凄い凄い~♪うふふ・・・これで・・・後は・・・絞り終わるまで頑張ってね♪じゃあ~夕方迎えに来るから~♪」

「ムモ~オ~~~~~ムモ~オ~~~~~ムモ~オ~~~~~」

(えっ?夕方・・・・?そっ・・・そ、それじゃあ・・・半日以上もここで・・・この感覚に・・・い、いや・・・嫌よ・・・)

「うふふ・・・そんなに鳴かなくても~・・・大丈夫よっ♪ちゃ~んと迎えに来るから~うふふ・・・」

「ムモ~オ~~~~~、ムモ~オ~~~~~、ムモ~オ~~~~~、ムモ~オ~~~~~、ムモ~オ~~~~~、ムモ~オ~~~~~」

(ちっ、違うの、違うの・・・こんなの嫌・・・嫌なの・・・反省したから・・・反省したから・・・何でもするから・・・何でもするから・・・許して・・・許して・・・嫌なの・・・)

「うふふ・・・寂しがりやなんだから~・・・うふふ・・・じゃあ~皆が見られるようにここの部屋の鍵開けておいてあげるわね♪うふふ・・・皆に可愛がられると良いわね!うふっ!・・・じゃあね~♪」

「ムモ~オ~~~~~ムモ~オ~~~~~ムモ~オ~~~~~」

(違うのよ、違うの・・・・こんなのいや・・・い、いやややややややややや~~~~~)

今までの事を思い出し、涙が止まらないミルク・・・何でこうなってしまったのか・・・後悔しても、すでに遅かった・・・

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