2ntブログ

伊集院の逆鱗に触れた河西弁護士 (38) 合格!!

合格発表日!!

試験の手応えもよく、今回は確実に合格できると確信していた雅憲だったが、合格者の番号を確認するまでは落ち着かなかった。

この日も、事務所に出て仕事をしていたが、まったくと言って良いほど手が付かない状態だった。これは、河西弁護士も同じ事だった!!

「そろそろ、ネットで確認できそうな時間帯じゃないか~?」

「そっ・・・そうですよね・・・じ、じゃあ、ちょっと確認してみます・・・・」

事務所のパソコンから法務省のページを開き、確認しようとするが・・・

「あ~・・・まだ駄目みたいですね~・・・・もう少し後で・・・」

「そっ・・・そっか~・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

少しの間、沈黙状態が続いた・・・・

何度か、ページの更新をしていると、やっと発表のページにつながった。

「え~っと・・・・・・・・・あっつ!!」

もう一度、受験票の番号を見直し、再確認する。

「所長~!!・・・・番号!!ありました!ありましたよ!!」

所長を見つけ、嬉しさのあまり大声で叫びながら所長に言った。

「そっ・・・・そうか~・・・うん、うん・・・ほんと・・・おめでとう!!」

雅憲と反対に落ち着きながら、内心では一緒に合格を喜びたいが、気持ちを押さえ、一言お祝いの言葉を述べた。

「よし!!じゃあ今日は予定もないから早めに事務所を閉めて、お祝いで飲みに行こう!!」

雅憲は知らないが、実は、偶然に予定が入っていなかった訳ではなく、河西弁護士は、仕事をずらして予定を入れない様にしていた。

その日は、夕方から、二人で合格のお祝いの為、近くのバーで飲む事になった。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

0たか0

Author:0たか0
注意R-18です。
鏡(IF)の世界のお話へようこそ!
管理人の0たか0です。
ここでは、お気に入りの同人作品やサイトの紹介、
またまた、それに感化させられて自分自身で書いた小説を載せています。

(注意)このブログは成人向けの内容が入っていますので、
18歳未満の方や、内容に不快感をお持ちの方は、
もうし訳ありませんが、ご遠慮させていただいています。

リンクフリーです!

感想や何か話があると言う方は、掲示板の方に記載してください。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード