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伊集院の逆鱗に触れた河西弁護士 (34) 最終調整当日

数日が過ぎ、ついに最終調整の日が来た。

コン・コン・・・・

いつもと同じ様にメイドが食事の支度が出来た事を知らせに来た。

ここに来て最初のうちは、このノックで起こされていたが、昨日からその前に目が覚め起きて準備をしていた。

「はぁ~い!!」

「憲子さん・・・お食事のご用意が・・・」

「あっ、はい!!ありがとうございます!!今行きます!!」

「かしこまりました・・・」

そう言い、メイドは食堂へ戻っていく。

(さて・・・着替えも済んだし・・・後は~お化粧ね・・・)

フリフリドレスを着て、化粧台の椅子に座り、軽くファンデーションを塗り、薄い色の口紅を・・・・

カチャッ!!

「おはようございます、伊集院様!!」

元気良く伊集院に挨拶をする。
その姿を見て、怪しい笑みをこぼし足元から全身を確認し、挨拶をした。

「ふふふ、おはよう!!今日も可愛いわよ・・・憲子・・・」

「えっ!!そっ・・・そんな~・・・いっ、伊集院様に言われるなんて・・・・」

顔を赤らめ、両手を頬に当てて喜ぶ憲子、女人化してしまった事に気が付いていないと言うか、元々自分は女だったと思ってしまっていた。

(ふふふ・・・・すっかり女人化したわね・・・・今日は最終調整よ・・・・これで・・・)

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