伊集院の逆鱗に触れた河西弁護士 (29) 気が付かない内に脳内では・・・
数分後・・・
能力開発室
(あ~・・・なんて気持ちがいいんだろ~・・・・それに、記憶が勝手に・・・・)
「ふふふ・・・どう?」
白衣を着た伊集院が設定操作をしている隊員に様子を聞いた。
「はい・・・今のところ、異常はありません・・・」
「そう・・・ふふふ・・・だったら、本日より脳内女人化レベルも少しずつ上げていっても良さそうね・・・・」
怪しい笑みをしながら隊員に言う伊集院。
「はい・・・大丈夫です・・・ただ~・・・」
「何?何か不具合でもあるのかしら?」
「いっ・・・いえ・・・・別に・・・不具合と言うほどの物ではありませんが・・・・」
「何なの?」
「このまま脳内を女人化してしまうと、試験後にあの弁護士に会った時に怪しまれる気がいたしまして・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・それもそうね~・・・・ふふふ・・・・だったら・・・・」
そう良い、なにやら横にあるパネルを操作して違うプログラムを出した。
「ふふふ・・・これを使って脳内女人化させなさい・・・ふふふ・・・」
「はっ・・・はい・・・」
早速そのプログラムを入れ直し能力開発装置に流し込んだ。
(あ~・・・色々な記憶、知識が・・・あれ~・・・・なんだろ~・・・なんだか変な感じ・・・・あれ?・・・あたし・・・???あたしってダレ?・・・・あっ・・・何言ってるんだろ~・・・あたしは、あたしじゃない・・・・)
「ふふふ・・・これから楽しみね・・・憲子ちゃん・・・」
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
「うっ・・・う~ん~・・・」
装置の椅子に座ったまま、腕を上に上げて背伸びをする雅憲
「・・・ご気分はどうかしら?」
雅憲の様子をみて、今回の様子を聞く伊集院
「あっ・・・も~最高~です!!なんだか疲れも無くなって・・・・でも~・・・」
身体の疲労感なども無くなり、非常にご機嫌で話す雅憲だったが、何かを思い出して少し顔を曇らせて言葉を詰まらせた。
「何か?異常がありましたか?もし、そのような事があったら何なりとおっしゃって下さい」
何を言うのか知っているのか、怪しい笑みをこぼし、聞いた。
「えっ・・・あっ・・・そ、そんな・・・たいした事ではないんですが・・・・」
伊集院の怪しい笑みを見て、少し驚いたのか、話をごまかそうとしたが、
「そんなに気にしないで下さい、貴女の意見が無ければ、この装置の異常が見つけられないですし・・・・販売するにも貴女の協力が必要なんです・・・ですから何でも気にせずにおっしゃって下さい。」
先程までの怪しい雰囲気の伊集院ではなく、この装置を開発し販売しようとする企業の人間になっていた。
「あっ・・・そうですね・・・無料モニターになっているのに・・・気にして言わないと、意味がなくなってしまいますね・・・」
(ふ~・・・驚いた・・・伊集院さん・・・時々目つきが怖くなるんだから~・・・目つきが怖くなるって言えば、彩さんも・・・・ま~それだけこの装置に必死になってるんだろ~な~・・・)
「そう・・・この装置を使った初日には無かったんですが、今日は、なんだか夢を見たような気がして・・・」
「夢?」
「はい・・・自分が女になって普通に生活している夢を・・・」
「ふ~ん・・・女の子になった夢を・・・」
(ふふふ・・・女人化第一段階は、上手く機能したみたいね・・・)
「ええ・・・なんだか変な感じで、話している言葉まで女言葉になってて・・・」
自分が心のどこかでは女になりたいのかと思っているのかと不安そうな顔をして言う雅憲
「ふふふ・・・もしかしたら、貴女の心の奥底では女になりたいって思ってたり?」
女人化の事を疑われ、これからこの装置にかかりたくないと言われない様に、くすくすと笑いながら冗談を言う伊集院。
「そっ・・・そんな事はないですって・・・最近ニュースで女人化報道とか見て、もし自分がなったら嫌だな~って所長と話してた記憶があったからだと思います・・・」
伊集院の冗談を必死に否定して、最近あった事件のニュース番組を見たときの事を話した。
「そ~ぉ・・・女人化事件ね~・・・あれは悲惨だったわよね~・・・で・・・所長は何て言ってたのかしら?」
「えっ?所長ですか?」
「ええ・・・」
「ん~・・・・何言ってたかな~・・・・・・・確か~・・・」
「確か?何?」
「この犯人は、間違いなく・・・・・・・・・・・・S人間だろうって・・・」
所長の言った言葉を思い出して、そのまま真似をして言うと
「ぷっ!!・・・ふふふ・・・あははははははははは~」
(何よ・・・何を言うかと思えば・・・・ふふふ・・・あははははははは・・・S人間って・・・お腹痛い・・・)
お腹を押さえ大笑いする伊集院
「えっ?そ・・そんなに可笑しいですか?」
突然に大笑いした伊集院に驚き不思議がる雅憲
「ふふふふふふふ・・・・・そうでしょ・・・男を女に変えて人前に戻すから誰が見ても分かる事じゃない・・・」
「そう言われてみれば、そうですね~・・・・」
「ふふふ・・・他は?」
「ん~・・・・思い出せない・・・」
「そ~ぉ・・・・まっいいわ、また思い出したら教えて?」
「はい・・・分かりました!!・・・・でも、何で伊集院さん・・・所長の事を知りたいんですか?」
「え?何でですって・・・別に何も無いわ・・・ただ、貴女の上司って言うからどんな人かと思って聞いただけよ・・・普通にどんな人かって聞くより、そういう日常的の会話を聞いたほうが性格とか分かるのよ・・・」
「へ~ぇ・・・そうなんですか~・・・・」
(やっぱ~伊集院さんって凄い人なんだ~!!)
「ええ・・・じゃあ、今日はこれでおしまいにして、お食事にしましょうか」
「あっ!!はい!!」
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
能力開発室
(あ~・・・なんて気持ちがいいんだろ~・・・・それに、記憶が勝手に・・・・)
「ふふふ・・・どう?」
白衣を着た伊集院が設定操作をしている隊員に様子を聞いた。
「はい・・・今のところ、異常はありません・・・」
「そう・・・ふふふ・・・だったら、本日より脳内女人化レベルも少しずつ上げていっても良さそうね・・・・」
怪しい笑みをしながら隊員に言う伊集院。
「はい・・・大丈夫です・・・ただ~・・・」
「何?何か不具合でもあるのかしら?」
「いっ・・・いえ・・・・別に・・・不具合と言うほどの物ではありませんが・・・・」
「何なの?」
「このまま脳内を女人化してしまうと、試験後にあの弁護士に会った時に怪しまれる気がいたしまして・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・それもそうね~・・・・ふふふ・・・・だったら・・・・」
そう良い、なにやら横にあるパネルを操作して違うプログラムを出した。
「ふふふ・・・これを使って脳内女人化させなさい・・・ふふふ・・・」
「はっ・・・はい・・・」
早速そのプログラムを入れ直し能力開発装置に流し込んだ。
(あ~・・・色々な記憶、知識が・・・あれ~・・・・なんだろ~・・・なんだか変な感じ・・・・あれ?・・・あたし・・・???あたしってダレ?・・・・あっ・・・何言ってるんだろ~・・・あたしは、あたしじゃない・・・・)
「ふふふ・・・これから楽しみね・・・憲子ちゃん・・・」
・・・・・・・・・・・
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「うっ・・・う~ん~・・・」
装置の椅子に座ったまま、腕を上に上げて背伸びをする雅憲
「・・・ご気分はどうかしら?」
雅憲の様子をみて、今回の様子を聞く伊集院
「あっ・・・も~最高~です!!なんだか疲れも無くなって・・・・でも~・・・」
身体の疲労感なども無くなり、非常にご機嫌で話す雅憲だったが、何かを思い出して少し顔を曇らせて言葉を詰まらせた。
「何か?異常がありましたか?もし、そのような事があったら何なりとおっしゃって下さい」
何を言うのか知っているのか、怪しい笑みをこぼし、聞いた。
「えっ・・・あっ・・・そ、そんな・・・たいした事ではないんですが・・・・」
伊集院の怪しい笑みを見て、少し驚いたのか、話をごまかそうとしたが、
「そんなに気にしないで下さい、貴女の意見が無ければ、この装置の異常が見つけられないですし・・・・販売するにも貴女の協力が必要なんです・・・ですから何でも気にせずにおっしゃって下さい。」
先程までの怪しい雰囲気の伊集院ではなく、この装置を開発し販売しようとする企業の人間になっていた。
「あっ・・・そうですね・・・無料モニターになっているのに・・・気にして言わないと、意味がなくなってしまいますね・・・」
(ふ~・・・驚いた・・・伊集院さん・・・時々目つきが怖くなるんだから~・・・目つきが怖くなるって言えば、彩さんも・・・・ま~それだけこの装置に必死になってるんだろ~な~・・・)
「そう・・・この装置を使った初日には無かったんですが、今日は、なんだか夢を見たような気がして・・・」
「夢?」
「はい・・・自分が女になって普通に生活している夢を・・・」
「ふ~ん・・・女の子になった夢を・・・」
(ふふふ・・・女人化第一段階は、上手く機能したみたいね・・・)
「ええ・・・なんだか変な感じで、話している言葉まで女言葉になってて・・・」
自分が心のどこかでは女になりたいのかと思っているのかと不安そうな顔をして言う雅憲
「ふふふ・・・もしかしたら、貴女の心の奥底では女になりたいって思ってたり?」
女人化の事を疑われ、これからこの装置にかかりたくないと言われない様に、くすくすと笑いながら冗談を言う伊集院。
「そっ・・・そんな事はないですって・・・最近ニュースで女人化報道とか見て、もし自分がなったら嫌だな~って所長と話してた記憶があったからだと思います・・・」
伊集院の冗談を必死に否定して、最近あった事件のニュース番組を見たときの事を話した。
「そ~ぉ・・・女人化事件ね~・・・あれは悲惨だったわよね~・・・で・・・所長は何て言ってたのかしら?」
「えっ?所長ですか?」
「ええ・・・」
「ん~・・・・何言ってたかな~・・・・・・・確か~・・・」
「確か?何?」
「この犯人は、間違いなく・・・・・・・・・・・・S人間だろうって・・・」
所長の言った言葉を思い出して、そのまま真似をして言うと
「ぷっ!!・・・ふふふ・・・あははははははははは~」
(何よ・・・何を言うかと思えば・・・・ふふふ・・・あははははははは・・・S人間って・・・お腹痛い・・・)
お腹を押さえ大笑いする伊集院
「えっ?そ・・そんなに可笑しいですか?」
突然に大笑いした伊集院に驚き不思議がる雅憲
「ふふふふふふふ・・・・・そうでしょ・・・男を女に変えて人前に戻すから誰が見ても分かる事じゃない・・・」
「そう言われてみれば、そうですね~・・・・」
「ふふふ・・・他は?」
「ん~・・・・思い出せない・・・」
「そ~ぉ・・・・まっいいわ、また思い出したら教えて?」
「はい・・・分かりました!!・・・・でも、何で伊集院さん・・・所長の事を知りたいんですか?」
「え?何でですって・・・別に何も無いわ・・・ただ、貴女の上司って言うからどんな人かと思って聞いただけよ・・・普通にどんな人かって聞くより、そういう日常的の会話を聞いたほうが性格とか分かるのよ・・・」
「へ~ぇ・・・そうなんですか~・・・・」
(やっぱ~伊集院さんって凄い人なんだ~!!)
「ええ・・・じゃあ、今日はこれでおしまいにして、お食事にしましょうか」
「あっ!!はい!!」
・・・・・・・・・・・・・・・
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