伊集院の逆鱗に触れた河西弁護士 (22) 何かが違う・・・
「おはようございま~す!!」
元気良く、明るく、挨拶をして事務所に入っていった。
「・・・・・・・・」
所長に挨拶をしたんだが、返事が返ってこない・・・それどころか、口をあけて呆然としてこっちの方を見ている。
「も~・・・所長~!!どうしたんですか~・・・ちゃ~んと挨拶したのに、その顔は何ですか?」
(なんだか、昨日までの雅憲君ではなく女っぽくなったみたいだけど・・・髪型でそう思うのか?なんだ・・・この違和感は・・・)
「えっ・・・あ・・・・いや~・・・いつもと違うから・・・なんだか朝からテンションが高いな~って・・・いつもは、目の下にくまを作って、こすりながらモゴモゴと言って入ってくるじゃないか~・・・いったい何があったんだ?」
いつもの雰囲気と違う雅憲を見て、あっけに取られながら聞いた。
「うふふ・・・昨日良い事があったんですよ~!!」
「?」
(やっぱり何か、雰囲気と言うか・・・違う?・・・何だろう・・・髪型以外に、何かが・・・)
ルンルン気分で自分の席に座って仕事の準備に取り掛かる雅憲・・・
「今日で、この世が終わるかも・・・」
あまりの変わりように、一言呟く所長、
「えっ?何がですか?・・・この世が終わるって?」
「あっ・・・いや~・・・ただの独り言だから気にしなくていいよ・・・」
聞こえないように、ボソッと呟いたつもりだったが、聞こえていたらしい・・・
しかし、いつもだったら、こう答えると、文句の一つや二つ帰ってくるのだが・・・
「♪~♪~♪~」
鼻歌交じりでその事に触れず、仕事をしている。今日は、非常に機嫌がいいらしい・・・
(昨日、何か良い事があったんだな・・・まっいいか~・・・)
そう思い、気にせず資料の整理に入った。
この事を深く気にしなかった為に、彼の今後の人生までもが変わる事になるとは・・・
元気良く、明るく、挨拶をして事務所に入っていった。
「・・・・・・・・」
所長に挨拶をしたんだが、返事が返ってこない・・・それどころか、口をあけて呆然としてこっちの方を見ている。
「も~・・・所長~!!どうしたんですか~・・・ちゃ~んと挨拶したのに、その顔は何ですか?」
(なんだか、昨日までの雅憲君ではなく女っぽくなったみたいだけど・・・髪型でそう思うのか?なんだ・・・この違和感は・・・)
「えっ・・・あ・・・・いや~・・・いつもと違うから・・・なんだか朝からテンションが高いな~って・・・いつもは、目の下にくまを作って、こすりながらモゴモゴと言って入ってくるじゃないか~・・・いったい何があったんだ?」
いつもの雰囲気と違う雅憲を見て、あっけに取られながら聞いた。
「うふふ・・・昨日良い事があったんですよ~!!」
「?」
(やっぱり何か、雰囲気と言うか・・・違う?・・・何だろう・・・髪型以外に、何かが・・・)
ルンルン気分で自分の席に座って仕事の準備に取り掛かる雅憲・・・
「今日で、この世が終わるかも・・・」
あまりの変わりように、一言呟く所長、
「えっ?何がですか?・・・この世が終わるって?」
「あっ・・・いや~・・・ただの独り言だから気にしなくていいよ・・・」
聞こえないように、ボソッと呟いたつもりだったが、聞こえていたらしい・・・
しかし、いつもだったら、こう答えると、文句の一つや二つ帰ってくるのだが・・・
「♪~♪~♪~」
鼻歌交じりでその事に触れず、仕事をしている。今日は、非常に機嫌がいいらしい・・・
(昨日、何か良い事があったんだな・・・まっいいか~・・・)
そう思い、気にせず資料の整理に入った。
この事を深く気にしなかった為に、彼の今後の人生までもが変わる事になるとは・・・