2ntブログ

伊集院の逆鱗に触れた河西弁護士 (21) 変化が・・・

「うっ・・・う~ん・・・・」

窓から日が差し、眩しさで目を覚ました。しかし、いつもならまた寝入ってしまうが、今日は・・・

(・・・・・・あれ?なんだか、いつもと違う目覚め・・・・身体も軽いし・・・・やっぱり、あの装置の効果は凄いんだわ・・・でも・・・・何だか変な感覚の様な・・・・・ん~・・・気のせいかな~?)

「よいしょっと・・・・」

ベットの布団をたたみ、冷蔵庫を開き自分で料理をし、朝食を済ませた。

(朝食ってこんなに美味しい物だったなんて・・・これも伊集院さんのおかげよね!!)

いつもなら起きてそのまま洗面を済ませ、食事もせずに出かけてしまうが、何故か勝手に身体が動いてしまう・・・・しかももの凄く軽く・・・

「あっ!!そう言えば今の何時って?」

手を伸ばして、時計を見る・・・

「えっ?やだ~・・・もうこんな時間?・・・早く出かける支度しないと・・・」

遅れないように慌てる雅憲だったが、昨日の装置によっての異変にはまだ気が付いていなかった・・・

「よし・・・これで・・・あっ!!やだ~髪の毛、髪の毛・・・セットしてなかったわ~・・・」

(あれ?あたしの髪の毛ってこんなに長かったかな~?・・・気のせいよね・・・)

なんだか不思議な気持ちになったが、時間を気にして慌てて、くしを使って整える。

「うん!!変わりなんて無い!!気のせいだ!!」

違和感を感じ不安になったが、何でもないと自分に言い聞かせ、出かける仕度をする。

「さぁ~て・・・今日もあの装置を・・・あ~あ~・・・仕事行くの面倒くさいな~・・・休んじゃおうかしら~・・・」

バタン!!ガチャン・・・

「ダメダメ・・・サボるのは良くないわ!!行かないと!」

雅憲の住んでいるアパートから法律事務所までは徒歩で15分もかからない場所にあり、
事務所までは、徒歩で通っている。

(あ~・・・なんだろ~・・・こんなに身体が軽いなんて~・・・所長にも、紹介・・・あっ!!この事は言っちゃ~駄目だったんだ・・・ふふふ♪)

途中途中、思考が男女入れ替わる事があったが、当の本人は、まったく気が付かなかった。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

0たか0

Author:0たか0
注意R-18です。
鏡(IF)の世界のお話へようこそ!
管理人の0たか0です。
ここでは、お気に入りの同人作品やサイトの紹介、
またまた、それに感化させられて自分自身で書いた小説を載せています。

(注意)このブログは成人向けの内容が入っていますので、
18歳未満の方や、内容に不快感をお持ちの方は、
もうし訳ありませんが、ご遠慮させていただいています。

リンクフリーです!

感想や何か話があると言う方は、掲示板の方に記載してください。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード