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姉妹編 (29) 体育の授業は・・・

急いで体育館に集まると大きな段ボール箱が置いてあった・・・
ピーーーー!!
体育館に教師が入ってきて笛を吹く
「はいはい!!皆集まって!!」
「はぁ~い!!」
教師のいるところに全員が集まると
「ゴメン・・・今日から新体操の授業をやるんだった・・・それで・・・この衣装に着替えて欲しいの・・・この前全員分のサイズを測って注文しておいたから、揃っているはずよ!!今から読み上げるから取りに着て!!」
「はぁ~い!!」
そして一番最初に・・・
「真琴!!」
「えっ?な・・・何で・・・ぼ・・あっ!わ・・・わたし・・・?」
「ほら~早く取りに来ないか~!早く受け取って着替えて来い!!」
「う・・・・う・・・・は・・・はい・・・」
トボトボと歩いてレオタードを受け取り、着替えに行く・・・
「う~・・・やっぱり~・・・こ・・・こんな姿~・・・う~・・・恥かしいよ~・・・」
「クスクス・・・何、言ってんのよ~!!皆同じなんだから・・・恥ずかしがること無いわよ~クスクス・・・」
「それに・・・可愛いじゃない~・・・後ろ髪ふさふさ揺らしちゃって・・・クスクス・・・」
クラスの女子が真琴に慰めの言葉をかけていくが、なぜがチラチラと下を見てはクスクスと笑っていった・・・
(う~・・・なんで・・・僕が・・・こんな格好をしないといけないの~・・・そ・それに・・・股が・・・きつくて・・・・)
全員が着替え終わって、授業が再開する、初めのうちは、まだ何とも無かったが・・・次第に・・・
「クスクス・・・」
「ね~あれ・・・・」
「うわ~・・・」
クラス中の女子に見つめられて・・・
「えっ?な・・・なに・・・?」
視線の先を確認すると・・・・
「あっ!!・・・こ・・・・これは~・・・」
恥かしそうに内股になって両手で股の膨らみを隠し、しゃがみこんでしまった。
そんな事をしているうちに授業が終わって・・・
再び更衣室では・・・
「ねぇ~・・・真琴ちゃん・・・」
「えっ・・・な、なに・・・?」
「クスクス・・・・」
チクッ!!
「いたっ!!」
いきなり腰の辺りに小さな痛みが・・・
「クスクス・・・これでさっきみたいに膨らむことはなくなると思うわ!!良かったね!!今回はサービスよ!!」
「えっ?・・・そ、そんな~・・・・僕・・・・って・・・」
「あっ!!また言った~」
「えっ?こ・・・これは・・・・」
チクッ!!
「いたっ!!」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
授業終わり
慌て校門まで走っていく真琴・・・
足を出すたびに揺れる胸に長くなった髪の毛・・・・
身体で感じるごとになんでこうなってしまったのか後悔するが
「あら~・・・真琴・・・?その髪の毛・・・」
「え・・・う・・・う~・・・・」
恥かしそうに両手で頭を押さえて隠そうとするが・・・
「あらあら~・・・それに・・・胸まで・・・クスクス・・・パット・・・大きくしたの・・・?フフフ・・・・あれ?そう言えば・・・そんな大きいパット持っていたかしら~?」
「う・・・・う~・・・・」
両手で大きくなった胸を抱え込んで、涙眼になって明日香を見つめ
「お・・・お姉ちゃん・・・あ、あの注射・・・一体・・・何なの?・・・昨日から・・・僕の体・・・・」
「クスクス・・・真琴・・・」
「な・・・何・・・?」
「また・・・言ったでしょ?」
「えっ?な、何を・・・・あっ!!」
「クスクス・・・本当はして欲しかったんでしょ~・・・だから・・・わざと・・・フフフ・・・」
無表情で、鞄から注射器のセットを出してゆっくりと近づいてきて・・・
「や・・・やだ・・・も・・・もう・・・これ以上・・・・」
両手を前に出して明日香を近づけさせないようにしたが、逆に・・・
「クスクス・・・そんなにしたいのなら・・・」
前に出した腕を摑まれ引っ張られて・・・
「えっ?あ・・・あっ!!」
その勢いで明日香に抱きついてしまった・・・
チクッ!!!
「ひやっ!!」
「あらあら~・・・可愛い声を出しちゃって~・・・クスクス・・・嫌がっている振りをして~本当は欲しかったんでしょ~・・・も~真琴は~・・・クスクス・・・」
「う・・・・う~・・・ち・・・違うよ~・・・・」
注射された跡を手で押さえ反論できずにいると・・・
「うっ・・・うはっ!!あ・・・あっ!あああん・・・・な・・・なに・・・こ・・・これ・・・・む・・・胸が・・・・ま・・・また・・・・」
「フフフ・・・もうこれで確実にパットを使わなくてもいいわね~・・・クスクス・・・帰りにブラ・・・買って帰りましょうね!」
「えっ・・・い・・・いや・・・な・・・何・・・?」
状況が全く理解できない真琴だった・・・
「さあ・・・行きましょうか・・・?」
「えっ?・・・ど・・・・何処に・・・?」
「クスクス・・・ステキなところよ・・・・」
そう言って真琴の腕を引っ張って連れて行った・・・・

続く

姉妹編 (28) 更衣室でクラスメイトと・・・ (2)

腰まで伸びきった髪の毛、嫌がって首を左右に振ると、それに連れられ遅れて長くなった髪の毛も左右に振られ、自分の髪の毛だと実感させられる・・・
「ふふふ・・・で~・・・さっきまた言ったから・・・・」
チクッ!!
「いっ!!」
また、首筋に痛みが・・・
「えっ?こ、今度は・・・・な、なに・・・?」
何処が変化したのか慌てて首を左右に振って確認するが何処も変わらない・・・
「どこ・・・?どこ・・・?何処が変わったの・・・?」
「クスクス・・・・クスクス・・・・」
「クスクス・・・・クスクス・・・・」
「クスクス・・・・クスクス・・・・」
「クスクス・・・・クスクス・・・・」
その様子を見て周りにいる女子はすすり笑っている・・・
「えっ?な・・・なに・・・なんで・・・?えっ?」
左右に首を振っていると先程まで見えた黒い髪の毛が見えなく、その代わりに細い金色の髪の毛がチラチラと見えた・・・
「えっ?う・・・うそ・・・こ・・・これ・・・えっ?こ・・・この髪の毛って・・・」
髪の毛を掴んで目の前で確認すると・・・
「う・・・うそだ・・・か・・・紙の色が・・・えっ?・・・な・・・なんで・・・う・・・」
髪の毛の色が金髪に・・・
「ささっ・・・もう時間が無いんだから~さっさと支度して体育館に行くわよ!!」
「えっ?えっ?えっ?」
数名の女子が真琴の髪の毛をくしで梳き始める・・・・そして・・・
「ま~時間ないし~・・・今はこれで~・・・・ぷっ・・・ふふふふ・・・」
「ねえねえ・・・この黒いゴムより・・・このリボンの方が~・・・・」
「あ~・・・良いわね~・・・じゃあ・・・結んで行こうかしら~」
くしで梳かれ・・・時間が無いので後ろでまとめられ、ポニーテールに・・・そして更に纏めているゴムをピンク色のリボン変えられてしまい・・・
慌てて、そのリボンを取り外そうとする真琴、しかし、きつく結んだだけでなく、髪の毛に接着剤で固定されたため取る事ができなかった・・・
「こ・・・これじゃ~・・・こんな髪型・・・それに・・・この髪の色・・・リボンも・・・校則に・・・」
鏡を見て困る顔をする真琴
「クスクス・・・クスクス・・・大丈夫よ~!!真琴ちゃんの髪の毛の色は地毛なんだから~ほら~根元から金髪に!!それに~リボン付けた方が可愛いし~・・・大丈夫よ~・・・ぷっ・・・あはっ!!あはははははははは~・・・・・・・・・」
「あははははははははははは~・・・・・・・・・・」
「あははははははははははは~・・・・・・・・・・」
「あははははははははははは~・・・・・・・・・・」
「あははははははははははは~・・・・・・・・・・」
「あははははははははははは~・・・・・・・・・・」
お腹を抑え大笑いする女子達・・・笑い声が更衣室内に響き渡り、隅で両耳を手で押さえ縮まっり震える真琴だった
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
更衣室の天井の隅に赤くチカチカと光る物が・・・
(フフフ・・・真琴もかなり・・・女の子に近づいて来たわね・・・リボンを付けるなんて・・・やるじゃない・・・あの子・・・フフフ・・・流石は伊集院様ね・・・あの子に頼んでおいて正解だったわ・・・)
一人、視聴覚室で更衣室の様子を見る明日香・・・
(クスクス・・・この映像は、伊集院様に見せないといけないわね・・・フフフ・・・きっとお喜びになると思うわ・・・)
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・

続く

姉妹編 (27) 更衣室でクラスメイトと・・・

授業が終わり、早々と女子更衣室に連れられて着替えをさせられる真琴・・・
「少し前までは男の子だったのに・・・でも、今は女の子になったんだもんね?」
「違うわよ~真琴ちゃんは、昔から女の子だったのよ~そうでしょ?」
「えっ?・・・あ・・・あ・・・う・・・・う~~~~」
クラスの女子にそう言われ、どういって返して良いのか分からず言葉を詰まらせる・・・
「クスクス・・・どっちでも良いじゃない~今はもう私達と同じ女の子なんだから・・・股に変なものが有るけどね・・・クスクス・・・」
「・・・う~・・・・ぼ、僕・・・は・・・」
「???僕?あれ~真琴ちゃん?さっき僕って言った~?」
「えっ?そ、そんな・・・い・・・言ってないよ・・・」
「ホント~?」
怪しい笑みをこぼし真琴の顔を覗き込み、目を合わせようとする女子生徒
「う・・・うん・・・わ、わたし・・・って・・・」
必死に目をそらして誤魔化そうとするが・・・
「ふ~ん~・・・クスクス・・・ねえ~皆~・・・ちょっと手伝ってよ~」
「はぁ~い!!」「はぁ~い!!」「はぁ~い!!」「はぁ~い!!」
「はぁ~い!!」「はぁ~い!!」「はぁ~い!!」「はぁ~い!!」
「はぁ~い!!」「はぁ~い!!」「はぁ~い!!」「はぁ~い!!」
「はぁ~い!!」「はぁ~い!!」「はぁ~い!!」「はぁ~い!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そう言うと、更衣室にいた女子全員が返事をし、真琴を囲み・・・
「えっ?な、何を・・・何をするの・・・えっ?ちょ・・・ちょっと・・・やめてよ・・・」
数名で真琴の腕を掴み、また、他の数名はもう片方の腕を・・・足を・・・頭を・・・
そして・・・注射器を持った女の子が近づき・・・
「クスクス・・・あれ程言われてたのに・・・明日香先輩に頼まれたのよ・・・もし真琴ちゃんが僕って言ったら、お仕置きをしてって・・・それでね・・・このクスリと注射器を渡されたの・・・」
「えっ?そ、そんな~・・・」
薬の入ったビンと注射器をみて怖くなり、身体を小刻みに震わせる
「フフフ・・・大丈夫よ・・・あっ!!という間に終わらせてあげるから・・・フフフ・・・」
「クスクス・・・クスクス・・・」
更衣室内に、すすり笑う声が響く・・・
「う・・・や・・・やだ・・・やだよ・・・そ、それ・・・それ打たれると・・・ぼ・・・僕の・・・・あっ!!わ、私の・・・」
「あ~!!また言った~・・・仕方ないな~・・・じゃあ~もう一本追加・・・っと・・・」
「そ、そんな~・・・」
「クスクス・・・真琴ちゃんがいけないのよ・・・気をつけて言えば良い事なのに・・・それに・・・お仕置きって言ったって・・・女らしくなるんだから~良いじゃない・・・じゃあ、打つわね!!」
チクッ!!
「うっ!!・・・うああん!!」
昨日の痛みと違って胸に電気が走った様な変な感じがしてついつい声が出てしまった・・・
「クスクス・・・あ~・・・真琴ちゃん、もしかして感じた~・・・?クスクス・・・」
「そ、そんな事ないよ~・・・少し痛かったから・・・」
「ふ~ん~・・・そうなんだ~・・・じゃあ、最後は注射後のマッサージを・・・」
「えっ?」
そう言うと後ろで羽交い絞めをしていた女の子が、胸をわしづかみ、
「クスクス・・・注射後のマッサージは一番効くらしいわよ~」
耳元で、小声で言い、もみ始めた
「えっ効くって・・・?ふあっん!!い・・・あ・・・あっん・・・!!」
初めて経験する快感・・・揉まれる程に頭に電気が走って・・・
「クスクス・・・すっご~く感じてるじゃない・・・ど~お~?気持ちいいでしょ~・・・フフフ・・・」
「えひっ?・・・ひやっ・・・やっぁ・・・あっん・・・あ・・・ん・・・」
「あははは・・・声も出ない位気持ち良いんだ~・・・ならもっと、揉んであげるね!!」
そう言い、先程以上に力を入れスピードも速くして・・・
!!!!!!!!!!!!
「あ・・・・あひゃ・・・・ひっ!!ひっ!!ひっ!!ひっ!!」
あまりの快感で、白目をむいて気絶をしてしまった・・・
「あちゃ~・・・やりすぎた~・・・ねえ・・・ねえ・・・」
真琴の頬を軽く叩いて起す
「ふ・・・ふぁ・・・?」
「クスクス・・・起きた?」
「・・・・・う・・・うん・・・・」
「どうだった?気持ちよかったでしょ?」
「う・・・・う・・・う・・ん・・・」
顔を赤らめて恥かしそうにして答える真琴・・・
「クスクス・・・じゃあ~・・・着替えましょうか?」
「う・・・うん・・・」
ふらふらとしながら、女子用の体操着に着替えて・・・
「ねえ・・・そこに座ってよ・・・髪の毛といてあげる・・・」
「う・・・うん・・・」
先程のお仕置きで体力を消耗してしまった真琴は女子生徒に言われるがままに・・・
チクッ!!
「いたっ!!」
「???どうしたの?真琴ちゃん?」
「あ・・・い・・・いや・・・さっき首にチクッって刺された気がしたから~」
「クスクス・・・ああ~これ?」
そう言って、小さな注射器を見せた
「えっ?な、なに・・・?ぼ・・・わ・・・私に何をしたの・・・?」
「あれ~・・・またさっき僕って言おうとしたかしら~・・・フフフ・・・」
「えっ?い、言ってない・・・言ってないよ~・・・」
「クスクス・・・ま~良いわ~今回だけは見逃してあげる・・・」
「う・・・・・あ、ありがと・・・」
「フフフ・・・やっぱり言おうとしたんだ~」
「えっ?」
「クスクス・・・仕方ないわね~」
「そ・・・そんな~・・・・」
そう言いまた、首筋にチクッっと・・・
すると・・・
「えっ?な、何これ・・・な・・・・なんで・・・僕の髪の毛が・・・・や・・・やだ・・やだ・・・・どんどん伸びて・・・」

続く

姉妹編 (26) 身体の異変・・・

次の日・・・
クラスの女の子と話していると、
「ねえねえ、真琴ちゃん!パット変えた~?それに、気持ち髪の毛伸びた?」
「えっ?パット?」
「うん!パット・・・」
「な、なんで・・・・?」
(あれ?そう言えば・・・今日・・・パット入れてない・・・でも・・・何で?)
(えっ?な、な、な・・・なに・・・・これ・・・・?)
「どうしたの?真琴ちゃん?顔色悪いよ・・・保健室に行く?」
「えっ?・・・だ、大丈夫・・・大丈夫だから・・・」
「ホント?」
「うん・・・ホント大丈夫だから・・・」
そう言い、トイレに走って行った。
「クスクス・・・明日香先輩が言ってた通りだ・・・真琴ちゃん・・・胸が膨らんできてるわね・・・ねえ、ねえ・・・皆、聞いて!!」
そう言い、クラスの女子を集め何かを話し始めた・・・

女子トイレの個室内では・・・
(う・・・うそ・・・な、なんで・・・?昨日まで・・・あれ?朝は・・・?こんなんじゃ~無かったのに・・・えっ?なんで・・?朝・・・起きて・・・着替えをしてて・・・胸にパットを・・・えっ?そう言えば・・・膨らんでたから・・・パットを着けたと思ってたけど・・・う・・・うそ・・・ど・・・どうして・・・あっ!そ、そうか~・・・昨日・・・パットを着けたまま・・・)
微かな希望を持って恐る恐る、制服をまくりあげて胸の膨らみを確認する・・・
(う・・・うそだ・・・な、なんで・・・?あっ!そ、そう言えば・・・昨日の・・・)
昨日のお仕置きの事を思い出し体が震えだす真琴
(こ、これって・・・)
少し膨らんだ胸を恐る恐る触ってみると・・・
!!!!!!!!
「ひやっ!!」
(な、なにこれ・・・今までに感じた事無い感覚・・・・や、やっぱり・・・あの注射・・・ど、どうしよう・・・)
不安になって下を向くと、腕時計が見えた・・・
(えっ?もうこんな時間・・・早く戻らないと・・・でも・・・どうしよう・・・これから・・・・)
頭が真っ白になりながらも制服を整え、何も無かったかのようにして教室に戻る真琴だったが・・・
戻ってきた真琴にクラスの女の子が、
「ねぇ~真琴ちゃん!今日の体育~・・・どっちで受けるの?今まで男子で受けてたけど、もうそろそろ、私達の方で受けようよ!!私達皆で話しあって、真琴ちゃんなら一緒に体育やっても良いって・・・それに・・・男子とやるといつも一人で孤立しているでしょ?それじゃ~可哀想だし、真琴ちゃんの為にもならないと思うのよ・・・ね?いいでしょ?それに~明日香先輩からもお願いされてるのよ・・・」
「えっ・・・?お、お姉ちゃんが・・・」
「うん!そうなのよ・・・で、こっちで受けるでしょ?明日香先輩が言っているんだし・・・ねぇ~・・・私達と受・け・る・で・しょ・?」
「う・・・・そ・・・・う・・ん・・・わ・・・・分かったよ・・・こ・・・これからは・・・こっちで受ける様にするよ・・・」
彼女達の視線と姉の頼みと言う事だと聞いて、否定できずに自分の気持ちと反対の事を言ってしまった・・・
「クスクス・・・ホント~!!じゃあ~・・・次の授業が終わったら、早く更衣室に行きましょうね!それに・・・髪の毛も・・・綺麗にまとめてあげるね!!」
「えっ・・・う、うん・・・」
(髪の毛?・・・まとめるって・・・そんなに長くないし・・・まとめられる程の髪・・・あれ?こんなに伸びてたかな~・・・)
不思議そうに髪の毛を触っていると
「何?・・・い・や・な・の・?」
突き刺さる様な視線で見つめられ・・・
「そ、そんな事ないよ・・・い・・・嫌じゃ~ないよ・・・」
「クスクス・・・良かった~・・・真琴ちゃんは女の子だし~・・・男子と一緒の体育なんて・・・今まで嫌だったでしょ~?・・・・・言えなかったのよね~・・・・そ・う・よ・ね~?」
「・・・う・・・うん・・・い・・・言えなかった・・・・の・・・・」
「フフフ・・・じゃあ~、次の時間楽しみにしているわね!!」
そう言って、皆、席に戻っていった。
「えっ・・・・で・・・・でも・・・・あっ・・・・あ・・・の~・・・・」
戻っていく彼女達の背中を見つめ、困った表情をして拒否しようとしたが、既に遅かった・・・
(くっそ~・・・真琴だけ・・・何であんなオカマみたいなやつが・・・あいつのおかげで・・・俺達は・・・・クッ・・・・!!)
真琴を見ながら、クラスの男子は心の中で文句を言っていた・・・

実は・・・
クラスの女子が真琴を受け入れた日、クラスの男子達は、授業後担任に言われ、居残りをさせられ・・・・
担任を待っていると、突然・・・迷彩服を着た女性集団が教室に入って来たかと思えば、ガスを吹き付けられ、その後気が付いたときには・・・・大切な股の物を取られてしまっていたのだった・・・
そして・・・・
「これ以上、真琴ちゃんを虐めると、今度は股の物のお返しに、胸を膨らましてあげるから・・・分かったわね・・・?」
そう言われ・・・何も手出しが出来なくなってしまった・・・
そして、真琴を虐めていた主犯格のいじめっ子は、その日から行方不明になっていた・・・

続く

姉妹編 (25) 電話

ピロリロリ・・・・ピロリロリ・・・・ピロリロリ・・・・
明日香の携帯の着信音が鳴った。
(誰かしら?)
携帯電話を開き確認すると伊集院からの電話だった!!
(あっ!!伊集院様からだ~!!そう言えば、ここ最近、何だかんだで、クスリを貰うだけでカウンセリング受けてないかったし~・・・)
「はい・・・明日香です・・・」
「フフフ・・・お久し振りね・・・明日香ちゃん・・・・最近カウンセリング受けに来ないけど、どうかしらのかしら~?」
「はい~・・・実は~・・・・」
今までの事を伊集院に報告すると、
「フフフ・・・そんな事があったの~・・・で・・・明日香ちゃんの調子はどうなの?」
「私ですか?・・・・そう言えば・・・最近、真琴を女の子に変えようと思ってからストレスがなくなったかのように・・・」
「フフフ・・・それは良かったわね・・・」
「はい!!本当にありがとうございます!!伊集院様のカウンセリングと処方するお薬のおかげかと・・・」
「フフフ・・・そんな事ないわよ・・・私だけの力じゃなくて、明日香ちゃんがちゃ~んと、言う事を聞いてくれたから予定より早く治ったのよ・・・」
「そ、そんな事~」
「フフフ・・・それより・・・今日、明日香ちゃんに電話したのは、他の件なの・・・・」
「他の件・・・・ですか・・・?」
「ええ・・・実は・・・貴女達に会わせたい人がいるのよ・・・・」
「私と真琴に会わせたい人ですか?」
「ええ・・・そうなのよ・・・」
「誰なんですか?」
「フフフ・・・それは会ってからのお楽しみよ・・・本人も非常に会いたがっているし・・・」
「そうですか~・・・誰なんだろ~・・・」
「じゃあ、明日にでも学校の帰りに寄ってもらえるかしら~?」
「はい・・・・分かりました・・・」
「じゃあ、待っているから・・・」
「はい・・・」
ピッ!!
電話を切り、誰なのか想像している明日香
(私達に会いたい人・・・・って・・・一体誰なんだろう・・・・明日はちゃ~んとおめかしして行かないといけないわね・・・授業後、真琴にお化粧させないと・・・・)
「ねえ、真琴・・・明日・・・学校が終わったら行く所あるから・・・授業が終わったら直ぐにお姉ちゃんのクラスに来なさいね!!」
「・・・・う・・・うん・・・・」
(な、何だろう・・・さっきから注射された胸の部分が熱い・・・何だかジンジンして・・・膨らんでる感じが・・・)
胸を触って確認するが、膨らんでいる変化は確認できなくホッとする真琴・・・しかし・・・

続く
プロフィール

0たか0

Author:0たか0
注意R-18です。
鏡(IF)の世界のお話へようこそ!
管理人の0たか0です。
ここでは、お気に入りの同人作品やサイトの紹介、
またまた、それに感化させられて自分自身で書いた小説を載せています。

(注意)このブログは成人向けの内容が入っていますので、
18歳未満の方や、内容に不快感をお持ちの方は、
もうし訳ありませんが、ご遠慮させていただいています。

リンクフリーです!

感想や何か話があると言う方は、掲示板の方に記載してください。

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