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悪魔の少子化対策プログラム (10) 監禁

「うっううううう・・・」
(あ・・・頭が・・・頭がクラクラする・・・・ど・・・どうしたんだろう・・・・
・・・・・・・・)
ぼ~っとしながら、何が起きたのか思い出していると・・・
(そ、そうだ!!学校の帰りに・・・誰かにぶつかって・・・急に口にガーゼの様な物を当てられたと思ったら・・・意識を失って・・・)
あたりをキョロキョロと見渡す・・・
小さな部屋で、天井には眩しいぐらいの蛍光灯が点灯している・・・
壁は真っ白で出入り口となる扉が無い・・・
逃げ出そうにも、窓も無く・・・あるとしたら、天井にある換気ダクトの様な小さな穴ぐらいだった・・・
ただ・・・逃げられる様な場所があったとしても、体が拘束されていては身動きが取れない・・・
(どうしよう・・・なんで?何で何だよ!!なんでこんな事に・・・)
不安になって、目に涙がたまってくる・・・
拘束された体を動かしていると、ある事に気が付いた・・・
(えっ?も、もしかして・・・あ・・・・あ・・・・あ・・・・・
お・・・おれ・・・な、なにも・・・何も着てない!!)
そう・・・裸の状態でベッドの上に拘束されていたのだった・・・
恥ずかしくてすぐにでも隠したいが動くことが出来ない・・・
動かせる首を一生懸命に動かして他の部分も確認すると、裸になっていること以外にも色々と見つけることが出来た・・・
(なんで・・・なんで・・・点滴が?しかも・・・左右の腕に・・・)
淡いピンク色の薬品が入った点滴が左右にぶら下がって、腕に繋がっていた・・・
そして、ゆっくりとその薬品が身体の中に入っていく・・・
血液に混ざり合い、ゆっくりと体中に入って細胞と言う細胞の隅々まで侵食していく・・・
(こ、この薬・・・な、何なの?ど、どうしよう・・・このままだと物凄くよくない感じがする・・・何とかして逃げないと・・・でも・・・どうやって・・・)
何とかこの状況の打開を考えるが、薬品のせいなのか・・・
また、頭がぼ~っとしてきた・・・
(だ、だめだ・・・ま、また・・・寝てしまうと・・・だ・・・だ・・・だ・・・め・・・だ・・・・)
瞼が重く・・・ゆっくりと閉じて・・・・
気がつくと、先程とは違うきれいなベッドの上で寝ていた・・・
ただ・・・ベッドが変わっただけで、身体は先ほどと同じ様に拘束されて身動きできなかった・・・
見える範囲をくまなく探すが、時計も見当たらなく・・・どれぐらい時間が経ったのか分からない・・・
(ここに来て何時間が過ぎたのだろう・・・
いや・・・もしかしたら・・・何日も過ぎてるかも・・・)
不安になりながら、天井の一点を見つめていると、部屋の外から音が聞こえた
ガチャガチャ・・・カチャン
カチャリ
誰かが扉の鍵を開けて入って来た・・・
「な、何でこんな事をするんだよ!!早くここから出せよ!!」
入って来た人物に文句を言ったが、返答は無い・・・
コツッ!!コツッ!!コツッ!!コツッ!!コツッ!!コツッ!!
「・・・・・・・・・・・・・・・」
無言で、ゆっくりと誰かが近づいてくる足音だけが異常に部屋の中で響く・・・
怖くなって、身体を小刻みに震わせて目を閉じて小さくなっていると
コツッ!!コツッ!!コツッ!!コツッ!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして、足音が止まりその人物が近づき覗き込むのが分かった・・・
(な、何だよ・・・いったい誰が・・・誰なんだよ・・・)
恐る恐る、閉じた目をゆっくりと開けて確認する・・・
すると、ぼんやりと女性と分かる輪郭だけが見えて・・・
その後、すぐに顔も確認できた!!
「えっ?先生?」
そう・・・その部屋に入ってきたのはまぎれもない、半年前にコウジのクラス来たの副担だった・・・
「な、なんで先生が白衣を来て・・・こ、ここに・・・な、なんで・・・?」
色々聞くが、まったく返事が無い・・・
「ど、どうして?先生!!なんで、なんで・・・こんな事するの?なんで?先生!!ねえ!!聞いてるの?」
大きな声で言うと・・・
「ふぅ~・・・」
疲れた顔して、深いため息をつき
「煩いわね~!!あんたに先生って言われたくないわ・・・
毎回注意しても話は聞かないし・・・なんでも疑うし・・・それに何?困ったときだけ先生助けてって?それって都合よくない?」
いきなり、早口で言い返された・・・
「え・・・う・・・で、でも・・・だ、だからと言って・・・」
目に涙をため訴える・・・
しかし・・・
「ふふふ・・・そろそろ換えないとね・・・」
話そっちのけに、点滴のボトルを換え始めた・・・
「や、やだ・・・そ、それ・・・な、何なの?そ、それ・・・」
必死に抵抗するものの、がっちりと拘束されて身動きできない・・・
「ふふふ・・・いいお薬よ!ほら・・・」
そういって胸に手を当てて揉み始めた・・・
「やん!あっ・・・や、やめて・・・やめてよ!!」
初めての感覚に戸惑いながら慌てていると
「ふふふ・・・前より大きくなってきたでしょ?ふふっ・・・このお薬はね・・・貴女の中にある女の子を引き出すことが出来る、特別なお薬なのよ!」
「えっ?女の子?引き出す?」
「ふふふ・・・大丈夫よ!心配しなくても・・・男の部分もちゃ~んと残るから・・・ふふっ」
「えっ?残る?そ、そんなの・・・い、いやだ・・・」
必死に、首を左右に振って抵抗する
「あら~残るのは嫌なの~・・・ん~・・・でも~もう決定した事だし~・・・
そんなに残るのが嫌なら、一度上に聞いてみるわ!ふふふ・・・そんなに女の子になりたかったんだ~」
と、わざと分からない振りして話す先生
「ち、違う!!お、お、女なんて・・・女になるなんて、い、嫌だ・・・!!」
固定されて動かせない身体を左右に振ってジタバタと悪あがきをするが・・・
「ふふっ、なに言ってるの?もう、こんなに膨らんでるのに・・・」
大きく膨らんできた胸をつかんで言う先生・・・
「えっ?な、なに・・・これ・・・」
大きく膨らんだ胸をみて青ざめるが・・・
「ふふふ・・・しばらくは不安だけど・・・それも2・3日の我慢よ!!
じゃあ・・・私・・・今の貴女とは話す事無いから・・・もう行くわね・・・」
「えっ?ち、ちょっと・・・先生!せ・・・・」
ガチャッ!バタン!
ガチャガチャ・・・カチッ!!
そう言って、取り替えたパック等をケースにしまって部屋の外へと行ってしまった・・・
(お・・・おれ・・・このままどうなるの・・・え?え?え?・・・・)
それから数日後には、点滴とベッドの拘束は解かれ、監禁されているものの、部屋の中では自由な行動が出来る様になった。
ただ・・・以前より胸やお尻の膨らみが気になり始めてきたが・・・
(最近、腕に注射の痕が残ってるけど・・・いつのだろう・・・毎回急に眠気が差して・・・気がつくとベッドで寝てて・・・これから俺どうなっちゃうんだろう・・・)

実は、拘束されている最中に暗示として決められた一定の時間になると、睡魔に襲われる様になっており、寝ている間に気がつかずに試薬を投薬されていた・・・

続く

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やっと

僕に大きなおっぱいが出来ましたね(*^o^*)

No title

こんばんは、コウさん!
ふっふっふ~
これから一気に、ハッピーエンド?まで休む間もなく突き進んでいきますよ~!
お楽しみに!!

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注意R-18です。
鏡(IF)の世界のお話へようこそ!
管理人の0たか0です。
ここでは、お気に入りの同人作品やサイトの紹介、
またまた、それに感化させられて自分自身で書いた小説を載せています。

(注意)このブログは成人向けの内容が入っていますので、
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