悪魔の少子化対策プログラム (9) 捕獲完了!
数日後・・・
(最近・・・妙に変な視線を感じるんだけど・・・誰なんだろう?)
学校から寮に帰る道で変な視線に気が付きあたりをキョロキョロと見渡す、コウジ・・・
「ん~気のせいか~・・・誰もいないよな~・・・今日は部活で遅くなっちゃったし・・・早く寮に戻らないと~・・・」
妙な視線を今でも感じながら、辺りをキョロキョロと気にして早足で寮に向かって歩きだしたコウジ・・・
(そう言えば・・・あの予防接種を受けた後からかな~?この妙な視線が気になるの・・・
あの後から・・・何だか分からないけど体がだるいし・・・胸やお尻が張って・・・と言うか脂肪が付いてきたと言うか・・・変なんだよな~・・・・
クラスのヤツにまで変な言いがかりを言われはじめるし~・・・
そりゃ~、元々背も低いし・・・顔も男っぽく無いし・・・女みたいだって昔から言われてたけど~・・・
それでも、そう言われない様に、頑張って体だけはと思って筋トレもして来たんだけど~・・・
それが・・・あの注射を打ってから・・・
やっぱり・・・あの注射はただの予防接種じゃなかったのかな~・・・学校中で変な噂になってるし~・・・
あの注射を打つと女になるって・・・そんな馬鹿みたいな噂・・・誰が考えたのだろう・・・
そう言えば・・・最近・・・予防接種を拒否し続けた3人組はどうしたんだろう?他にも噂を広めようとした男子生徒・・・見なくなったよな~)
寮に向かって、色々と考えながら早歩きで歩いていると・・・
ドン!!
「痛!!」
何かにぶつかって転んでしまった・・・
(イタタ・・・何なんだ?柔らかいものだと思うけど・・・何にぶつかったの?)
目をゆっくりと広げながら見上げると・・・
(????)
人影の様なものが見えて・・・
(えっ?だ、だれ?あっ!!謝らないと!!)
「す、すいません・・・」
咄嗟に、謝ってしまった・・・
「ふふふ・・・良いわよ・・・許してあげる・・・でもぉ~・・・」
目の前にいる人の顔は暗くてよく見えない・・・
だが、声からして女性であることには間違いない・・・
それに・・・何か変な事を企んでいる様な話し方に聞こえる・・・
「だ、誰なんですか?・・・」
少し怖くなって、転んだ状態で足をガクガクさせながら、お尻を引きずり下がると・・・
ドン!!
(えっ?後ろって・・・壁だったっけ?)
下がろうとしても、何かに当たって下がれない・・・
必死に足をジタバタさせて下がろうとしたが無理だった・・・
「くすっ!!・・・怖がらなくても良いのよ・・・ちょっ~とだけ、おとなしくしていればすぐにすむわ・・・ふふふふ」
目の前の女性は、ゆっくりと顔を覗き込むようにしながら近づけて来る・・・
そして、ふわりと柔らかいガーゼの様な物が、後ろから口元に当てられ・・・
(えっ?な、なに?な・・・・・な・・・・に・・・・)
と思った瞬間、目の前が渦を巻くようにグルグル回り、意識が遠くなって・・・
続く
(最近・・・妙に変な視線を感じるんだけど・・・誰なんだろう?)
学校から寮に帰る道で変な視線に気が付きあたりをキョロキョロと見渡す、コウジ・・・
「ん~気のせいか~・・・誰もいないよな~・・・今日は部活で遅くなっちゃったし・・・早く寮に戻らないと~・・・」
妙な視線を今でも感じながら、辺りをキョロキョロと気にして早足で寮に向かって歩きだしたコウジ・・・
(そう言えば・・・あの予防接種を受けた後からかな~?この妙な視線が気になるの・・・
あの後から・・・何だか分からないけど体がだるいし・・・胸やお尻が張って・・・と言うか脂肪が付いてきたと言うか・・・変なんだよな~・・・・
クラスのヤツにまで変な言いがかりを言われはじめるし~・・・
そりゃ~、元々背も低いし・・・顔も男っぽく無いし・・・女みたいだって昔から言われてたけど~・・・
それでも、そう言われない様に、頑張って体だけはと思って筋トレもして来たんだけど~・・・
それが・・・あの注射を打ってから・・・
やっぱり・・・あの注射はただの予防接種じゃなかったのかな~・・・学校中で変な噂になってるし~・・・
あの注射を打つと女になるって・・・そんな馬鹿みたいな噂・・・誰が考えたのだろう・・・
そう言えば・・・最近・・・予防接種を拒否し続けた3人組はどうしたんだろう?他にも噂を広めようとした男子生徒・・・見なくなったよな~)
寮に向かって、色々と考えながら早歩きで歩いていると・・・
ドン!!
「痛!!」
何かにぶつかって転んでしまった・・・
(イタタ・・・何なんだ?柔らかいものだと思うけど・・・何にぶつかったの?)
目をゆっくりと広げながら見上げると・・・
(????)
人影の様なものが見えて・・・
(えっ?だ、だれ?あっ!!謝らないと!!)
「す、すいません・・・」
咄嗟に、謝ってしまった・・・
「ふふふ・・・良いわよ・・・許してあげる・・・でもぉ~・・・」
目の前にいる人の顔は暗くてよく見えない・・・
だが、声からして女性であることには間違いない・・・
それに・・・何か変な事を企んでいる様な話し方に聞こえる・・・
「だ、誰なんですか?・・・」
少し怖くなって、転んだ状態で足をガクガクさせながら、お尻を引きずり下がると・・・
ドン!!
(えっ?後ろって・・・壁だったっけ?)
下がろうとしても、何かに当たって下がれない・・・
必死に足をジタバタさせて下がろうとしたが無理だった・・・
「くすっ!!・・・怖がらなくても良いのよ・・・ちょっ~とだけ、おとなしくしていればすぐにすむわ・・・ふふふふ」
目の前の女性は、ゆっくりと顔を覗き込むようにしながら近づけて来る・・・
そして、ふわりと柔らかいガーゼの様な物が、後ろから口元に当てられ・・・
(えっ?な、なに?な・・・・・な・・・・に・・・・)
と思った瞬間、目の前が渦を巻くようにグルグル回り、意識が遠くなって・・・
続く