2ntブログ

悪魔の少子化対策プログラム (4) 博士の始末は・・・

本来なら大量の血液が着弾した部分から噴出し倒れるのだが・・・
???「ん?なぜだ?」
博士「くっくっく~・・・本当に残念だよ・・・こんな子供だましも見破れないとは・・・
裏社会で活躍する君の噂は、所詮噂に過ぎなかったみたいだね?」
撃たれた博士が笑いをこらえ、目の前にいる男に話しかける。
???「な!!なんだと!!な、なぜ死なない!!こ、この~!!この~!!」
パニックになり、また一発、また一発と拳銃の引き金を引く・・・
パン!!パン!!パン!!パン!!パン!!
博士「ふっふっふ・・・」
しかし・・・撃たれている博士は、何事も無かったかのように目の前で立っていて・・・
最後には、弾切れをおこし・・・
カチッ!!カチッ!!カチッ!!
???「な、なぜだ?なぜ・・・ま、まさか・・・」
博士の足元を見て何かに気が付いたが、その時、すでに遅し・・・
チクリ!!
背後から、針で刺される感じがして・・・
博士「ご名答!!そうだよ・・・目の前にいるのは私であって私ではない・・・そう・・・単なる立体映像だよ・・・あははははは!!」
???「くっ!!くっそ~!!」
たかが小さな針で刺されただけと思ったが、体中が熱く、冷や汗が出てくる・・・
???「はっ・・・はっ・・・はっ・・・な、何を・・・何を・・・した・・・」
下半身をガクガクさせて、今にでも倒れそうな格好で、何をされたのか聞く男・・・
博士「ふっふっふ~・・・これは君達が欲しがっていた新薬だよ!!」
博士の片手には、淡いピンク色した薬品の入った少し大きめの注射器があった・・・
???「な、何だと!!・・・・ま、まさか・・・」
博士「その通り・・・こんなもの・・・私にかかればすぐに実現化できるわ!!まもなく君の体は変態し始める・・・だが心配することは無い・・・
次の仕事先は目を覚ませば自動的に決まっておるから・・・心配しなくても良いぞ・・・じっくりと新薬の効果を味わうと良い!!」
不敵な笑みをこぼし、男を見つめる博士だった・・・
???「くっ!!くっそ~!!!!!!!ゆ・・・許さん!!ゆる・・・」
バタッ!!
限界に来たのか、男は意識を失いその場に倒れこんでしまった・・・
博士「ほっほっほ~!!これからの人生・・・君自身の馬鹿さと、私に歯向かった事を後悔しながら、楽しんで生きるといい!!・・・まぁ~理解できる思考が残っているか、どうか分からんが・・・・はっはっはっはっは~!!」
この先、どうなるのか知っている様子で笑みをこぼし、部屋を後にする博士・・・
ガチャッ!!
博士「後は、好きにするが良い・・・」
黒服「はっ!!・・・ただ・・・今回、特殊な性癖を持つ富豪からの注文が入っていますので・・・」
無表情で話す黒服の男・・・
博士「ほぉ~!!特殊な性癖・・・それは一体・・・どの様な性癖なのかな?」
黒服「詳しい事は知りませんが・・・生きたダッチワイフが欲しいとか・・・しかも・・・手足は必要ないと・・・」
博士「ほぉ~そうか・・・くっくっく・・・彼女は・・・これから楽しい人生を過ごせそうだな・・・」
そう言って、部屋を後にした・・・

続く

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

0たか0

Author:0たか0
注意R-18です。
鏡(IF)の世界のお話へようこそ!
管理人の0たか0です。
ここでは、お気に入りの同人作品やサイトの紹介、
またまた、それに感化させられて自分自身で書いた小説を載せています。

(注意)このブログは成人向けの内容が入っていますので、
18歳未満の方や、内容に不快感をお持ちの方は、
もうし訳ありませんが、ご遠慮させていただいています。

リンクフリーです!

感想や何か話があると言う方は、掲示板の方に記載してください。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード