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ジャーナリストの運命 (13) 兄より姉が欲しかった・・・

数時間後、女性が部屋に入ると・・・

拘束された彼女が、他の研究員に固定具を取ってもらい、身体を綺麗にして新しい警備隊の制服に着替えていた。

「あ・・・隊長・・・今までのご迷惑・・・本当に申し訳ございませんでした・・・これから、どうやって償っていけばよいのか・・・先程まで考えていました・・・」

女性が来るなり目の前に行き、片膝を床について頭を下げて言う・・・

「ふふふ・・・そう・・・で・・・良い考えが浮かんだかしら?」

「はい・・・協力を依頼したジャーナリストは私の事を疑っていません・・・なので、この私が彼に表向きは協力すると言う形で情報を手に入れようと・・・」
「フフフ・・・良いわね・・・その考え・・・」
「はい・・・そして彼も彼女に生まれ変わらせたいと・・・必ず・・・成功させてみせます・・・」
「そう・・・分かったわ・・・なら・・・やってみなさい・・・でも・・・その前に・・・貴女のお兄さんが・・・・」
「お兄さん?」
「ええ・・・お兄さん・・・貴女のお兄さんよ・・・ほら・・・」

そう言い、彼女の兄をモニターに写す・・・
そして、不敵な笑みをこぼし警備体長は、彼女の顔を見て、

「分かってるわよね・・・」
「はい・・・私・・・昔から兄ではなく姉が欲しかったの・・・」
「そう・・・フフフ・・・なら~・・・」
「はい・・・先程教えていただいた治療を姉にしてきますわ・・・」

そう言って、兄がカプセル内に拘束されている部屋に行き、中の液体を抜き取る作業をし始めた・・・

ピ、ピ、ピ・・・・

「サギョウコードニンショウシマシタ・・・」
「カプセルナイノ・・・バイヨウエキヲ・・・ハイシュツ・・・カイシシマス・・・」

ゴボゴボゴボ・・・・・

次第にカプセル内の液体がなくなり始め、中にいた人間がぐったりとカプセルにもたれる様に倒れた・・・

「バイヨウエキノ・・・ハイシュツ・・・カンリョウシマシタ」
「ツヅイテ・・・カプセルヲ・・・カイフウシマス・・・」

液体の排出が終わった後にカプセルが自動で上に上がり、中にいた人間が床に倒れた・・・

ドサッ!!

「フフフ・・・久し振りね・・・お兄さん・・・いいえ・・・お姉さん・・・私が治してあげるからね・・・じゃあ・・・お願いします・・・」
「はい・・・かしこまりました・・・」

そう言い、数人で手術台に載せた兄(姉)を、隣の部屋に運んで行く様に頼んだ・・・

「ふふふ・・・後は~・・・これと~これに~・・・フフフ・・・私より大きなお胸になっちゃうわね・・・羨ましいわ・・・ふふっ・・・」

カラカラカラ~・・・・・・

ぶつぶつと何かを言い不敵な笑みをこぼし、女性器と乳房の入ったカプセルを移動用の台に載せ、手術部屋に運んで行った・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

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