ジャーナリストの運命 (11) 魔の手が・・・
そして数日後・・・
刀也に例の写真を渡した彼女は、一人であの村に訪れ兄の行方の手掛かりとなる情報を探していた・・・
「あ、あの~貴女・・・被害者の・・・いいえ、晃さんの妹さんですよね?」
数人の黒いスーツを着た女性が彼女を囲むようにして聞いた・・・
「え???ええ・・・で、でも・・・な、何で・・・兄の名前に・・・私の事まで・・・?」
村の住人と雰囲気の違いに、違和感を感じた彼女は、少し警戒して答えたが・・・
「ふふふ・・・そんな事・・・知らなくても良いの・・・少し調子に乗り過ぎた様ね・・・」
そう言って、彼女の後ろにいた女性が腕を掴み・・・
「だ、だれ?誰なの?い、いやぁ~!!離して!離してよ!!い、痛い!痛いじゃない!!な、何なのよ!!貴女達は!!」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・ふふふ・・・これから良い所へ連れて行ってあげる・・・」
一人の女性が注射器のようなものを持ち出し、彼女の首筋へ刺した・・・
チクッ!!
チュウウウ~
「ふっ、な、なに・・・なに・・・し・・・た・・・の・・・・」
バタッ!!
そのまま気を失い倒れた・・・
「フフフ・・・少しばかり騒ぎ過ぎた様ね・・・まずは私達の教えに賛同する様に、お仕置きを受けてもらいましょうね・・・フフフ・・・」
倒れた彼女を担ぎ、車に乗せられ研究所へと運ばれていった・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
「う・・・ぁ・・・・・・あ・・・な、なに!!こ、ここは?ど、どこ?」
目が覚め、慌てる彼女・・・
「あらあら・・・早いお目覚めで・・・」
「あ、貴女は!!」
「フフフ・・・私は、ここの研究所で警備担当をしていて、これから、貴女の尊敬する上司になる者よ!」
「はぁ?尊敬?上司?いったい何の事?」
「フフフ・・・それはこれから分かる事よ!!」
そう言って、ヘッドフォンを頭に被せて装置のスイッチを入れた・・・
カチッ!!
「な、何するよ!!」
「ふふふ・・・もうそろそろ分かる頃よ!!」
するとヘッドフォンから耳障りな音が大音量で発せられ・・・
「ぐっ!ぐぎゃっ!!ぎ、ぎ・・・ぎゃああああああ!!!」
大音量の音に、頭が割れそうになり首を左右に振って苦しむ彼女・・・
「ぎぃっ!!ぎやぁぁ!!や・・・やめて・・・い・・・いや・・・い・・・痛い・・・あ・・・あ・・・頭が・・・頭が・・・頭がおかしく・・・なる・・・あ・・・あ・・・」
耳障りな大きな音に頭が破裂しそうで、思考までが真っ白に消えかけて・・・
「ふふふ・・・良い顔ね~すばらしい音楽でしょ~・・・ふふふ・・・思いっきり苦しみなさい・・・その苦しみが大きければ大きいほど、私の良い部下になれるわ・・・フフフ・・・このまま後、何日持つかしらね・・・・」
彼女には何を言っているのか分からず・・・ただ、ひたすら悲鳴を上げていた・・・
そして、その様子を見て楽しんでいた女性は、そのまま部屋を出て行った。
続く
刀也に例の写真を渡した彼女は、一人であの村に訪れ兄の行方の手掛かりとなる情報を探していた・・・
「あ、あの~貴女・・・被害者の・・・いいえ、晃さんの妹さんですよね?」
数人の黒いスーツを着た女性が彼女を囲むようにして聞いた・・・
「え???ええ・・・で、でも・・・な、何で・・・兄の名前に・・・私の事まで・・・?」
村の住人と雰囲気の違いに、違和感を感じた彼女は、少し警戒して答えたが・・・
「ふふふ・・・そんな事・・・知らなくても良いの・・・少し調子に乗り過ぎた様ね・・・」
そう言って、彼女の後ろにいた女性が腕を掴み・・・
「だ、だれ?誰なの?い、いやぁ~!!離して!離してよ!!い、痛い!痛いじゃない!!な、何なのよ!!貴女達は!!」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・ふふふ・・・これから良い所へ連れて行ってあげる・・・」
一人の女性が注射器のようなものを持ち出し、彼女の首筋へ刺した・・・
チクッ!!
チュウウウ~
「ふっ、な、なに・・・なに・・・し・・・た・・・の・・・・」
バタッ!!
そのまま気を失い倒れた・・・
「フフフ・・・少しばかり騒ぎ過ぎた様ね・・・まずは私達の教えに賛同する様に、お仕置きを受けてもらいましょうね・・・フフフ・・・」
倒れた彼女を担ぎ、車に乗せられ研究所へと運ばれていった・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
「う・・・ぁ・・・・・・あ・・・な、なに!!こ、ここは?ど、どこ?」
目が覚め、慌てる彼女・・・
「あらあら・・・早いお目覚めで・・・」
「あ、貴女は!!」
「フフフ・・・私は、ここの研究所で警備担当をしていて、これから、貴女の尊敬する上司になる者よ!」
「はぁ?尊敬?上司?いったい何の事?」
「フフフ・・・それはこれから分かる事よ!!」
そう言って、ヘッドフォンを頭に被せて装置のスイッチを入れた・・・
カチッ!!
「な、何するよ!!」
「ふふふ・・・もうそろそろ分かる頃よ!!」
するとヘッドフォンから耳障りな音が大音量で発せられ・・・
「ぐっ!ぐぎゃっ!!ぎ、ぎ・・・ぎゃああああああ!!!」
大音量の音に、頭が割れそうになり首を左右に振って苦しむ彼女・・・
「ぎぃっ!!ぎやぁぁ!!や・・・やめて・・・い・・・いや・・・い・・・痛い・・・あ・・・あ・・・頭が・・・頭が・・・頭がおかしく・・・なる・・・あ・・・あ・・・」
耳障りな大きな音に頭が破裂しそうで、思考までが真っ白に消えかけて・・・
「ふふふ・・・良い顔ね~すばらしい音楽でしょ~・・・ふふふ・・・思いっきり苦しみなさい・・・その苦しみが大きければ大きいほど、私の良い部下になれるわ・・・フフフ・・・このまま後、何日持つかしらね・・・・」
彼女には何を言っているのか分からず・・・ただ、ひたすら悲鳴を上げていた・・・
そして、その様子を見て楽しんでいた女性は、そのまま部屋を出て行った。
続く