2ntブログ

ジャーナリストの運命 (9) 一員に!!

「よし!お前は一度、出版社に戻れ!そして、この画像を解析して来てくれ!後・・・あの警察の発表をした時の県警の担当官も調べてくれ!出身地から家族構成に、預貯金まで・・・何かつかめる筈だ!!」
「担当官もですか?」
「ああ・・・県警の話と被害者の内容が食い違う所が多過ぎる・・・多分、県警内部にも、あの研究所の圧力がかかったのか、もしくは県警の幹部に息のかかった人間がいるかも知れんな・・・」
そ、そうかもしれませんね・・・す、すぐに戻って調べてきます!」
「ああ・・・頼む!俺もここで調べられる事があったら調べておく!この様子だと、研究所の中に入れる可能性もあるかもしれん!」
「え?中に・・・ですか?・・・しかし、それ・・・物凄く危険ではないですか?」
「ああ・・・だが・・・それに見合った物が手に入るだろう・・・それに・・・この1週間見ていたんだが、あの裏口の上にある通風孔なら見つからずにいけそうな気がする・・・警備の人数も曜日によって手薄になるみたいだしな・・・・」
「気がするって・・・・」

真樹夫の自身のある顔を見て、心の中で、少しため息をつき、

「わ、分かりました・・・で、でも・・・無理だけはしないで下さいね!」
「ああ・・・そうだな・・・・」
「じゃあ・・・自分は、急いでこの件を調べてきます!!」
「ああ・・・時間はかかるかもしれんが、絶対に、あの研究所の内部を暴き出してやろうな!辛い事もあるかもしれんが、お前の力も、あてにしているからな・・・・」
「えっ???・・・」

少し驚いた表情で双眼鏡で研究所を監視している真樹夫を見て、

(今、初めてマキさんが、俺も戦力の一員って・・・よぉ~し!頑張らないと!!)

「はい!!」

元気よく返事をして、刀也は会社に戻る事に・・・

続く

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

0たか0

Author:0たか0
注意R-18です。
鏡(IF)の世界のお話へようこそ!
管理人の0たか0です。
ここでは、お気に入りの同人作品やサイトの紹介、
またまた、それに感化させられて自分自身で書いた小説を載せています。

(注意)このブログは成人向けの内容が入っていますので、
18歳未満の方や、内容に不快感をお持ちの方は、
もうし訳ありませんが、ご遠慮させていただいています。

リンクフリーです!

感想や何か話があると言う方は、掲示板の方に記載してください。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード