ジャーナリストの運命 (3) 運命の分かれ道
「はい・・・これがテント・・・携行しやすいように小型化してあるけど、一人用だからね!それに・・・スリーピングと・・・・張り込みセット!!全部、二組ずつ用意してあるから!!」
「え~っと~・・・このスリーピングだけど・・・これって冬用だよね?」
「ふふっ!!冬用???そりゃ~そうよ~!今、冬なんだから、夏用渡したら朝起きたら凍っているかもよ!」
当たり前の事を言われ、少しバカにしたかのように笑って答える女性職員
「ん~・・・そうじゃなくて、-12℃ぐらいまで対応している物なの?」
「冬用は冬用だけど~・・・-12℃か~・・・・ん~・・・ちょっと待ってね!」
スリーピングについているタグを探すが、見つからず・・・
タッタッタッタ・・・・
女性社員は、タグに書いてあった整理番号をメモ用紙に書いて、裏の倉庫に入っていってしまった!!
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
しばらくして
「それ・・・ただの冬用みたい・・・で、こっちの方が対応している物ね!!・・・・・・さっきのスリーピングは、この机に置いておいて!!はい!これね!」
「あ、ありがとう・・・・じゃあ・・・これで良いかな?」
「ええ・・・気をつけてね!何処に行くか知らないけど、何だか凄そうな場所に行きそうな装備だから・・・・」
「ははは・・・そ、そうだよね・・・何で・・・こんなに多いんだろう・・・・」
遠い目をして、空笑いをする刀也・・・・
「じゃあ・・・これで・・・よいっ、しょっ、と・・・」
大きな背嚢を一つは背負い、もう一つは、手に持って総務課を後にした・・・
刀也の後姿を見ながら妖しげな笑みをする女性社員・・・
(フフフ・・・いよいよ・・・始めるのね・・・)
ブルブル!!
「う~・・・風邪ひいたかな~・・・何だか急に背中が寒くなって・・・・・・
気のせいか~・・・風邪薬も持って行かないといけないかな~?」
女性社員の怪しげな視線に気が付かない刀也だった・・・
もしこの時に、何だかの異変に気が付いていれば・・・
続く
「え~っと~・・・このスリーピングだけど・・・これって冬用だよね?」
「ふふっ!!冬用???そりゃ~そうよ~!今、冬なんだから、夏用渡したら朝起きたら凍っているかもよ!」
当たり前の事を言われ、少しバカにしたかのように笑って答える女性職員
「ん~・・・そうじゃなくて、-12℃ぐらいまで対応している物なの?」
「冬用は冬用だけど~・・・-12℃か~・・・・ん~・・・ちょっと待ってね!」
スリーピングについているタグを探すが、見つからず・・・
タッタッタッタ・・・・
女性社員は、タグに書いてあった整理番号をメモ用紙に書いて、裏の倉庫に入っていってしまった!!
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
しばらくして
「それ・・・ただの冬用みたい・・・で、こっちの方が対応している物ね!!・・・・・・さっきのスリーピングは、この机に置いておいて!!はい!これね!」
「あ、ありがとう・・・・じゃあ・・・これで良いかな?」
「ええ・・・気をつけてね!何処に行くか知らないけど、何だか凄そうな場所に行きそうな装備だから・・・・」
「ははは・・・そ、そうだよね・・・何で・・・こんなに多いんだろう・・・・」
遠い目をして、空笑いをする刀也・・・・
「じゃあ・・・これで・・・よいっ、しょっ、と・・・」
大きな背嚢を一つは背負い、もう一つは、手に持って総務課を後にした・・・
刀也の後姿を見ながら妖しげな笑みをする女性社員・・・
(フフフ・・・いよいよ・・・始めるのね・・・)
ブルブル!!
「う~・・・風邪ひいたかな~・・・何だか急に背中が寒くなって・・・・・・
気のせいか~・・・風邪薬も持って行かないといけないかな~?」
女性社員の怪しげな視線に気が付かない刀也だった・・・
もしこの時に、何だかの異変に気が付いていれば・・・
続く