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姉妹編 (21) 買い物は出来なかった・・・

真琴に気が付かれない様に早く帰り、夕食の準備をしていると
ガチャッ!!
「ただいま~・・・・」
真琴が帰ってきた
「あら~早かったじゃない・・・」
何も知らない振りをして、玄関まで出て行き顔を合わせ様とするが、明日香と視線を合わせない様に、必死に目をそらして中途半端な返事をする真琴
「あ・・・う・・・うん・・・・」
「あら、あら~どうしたの~その顔?クスクス・・・」
「えっ?こ、これは~・・・」
明日香に言われ下を向いて化粧をされてしまった事を誤魔化そうとする真琴だったが、
「下を見ないでこっちに顔を向けて、お姉ちゃんに見せてよ~フフフ・・・」
「・・・う・・・こ・・・これは・・・そ・・・その~・・・化粧品売り場の店員さんが・・・こ、断れなくて・・・ぼ・・・わ、私が頼んだわけじゃ~・・・・」
「そんな事分かっているわよ・・・それよりも可愛いじゃない~・・・いいわ~・・・口紅も自然な色で・・・フフフ・・・化粧でこんなに変わるなんて・・・!!帰り道、皆見てたでしょ~」
「う・・・うん・・・」
帰り道の様子を思い出して赤くなる真琴
「そうよね~・・・こんなに可愛い子がいたらついつい視線が・・・」
明日香の、一言、一言が真琴の心に突き刺さり・・・重くのしかかって・・・
「で・・・でも・・・ぼ・・・あっ!わ・・・・わ・・・わたし・・・・」
「ん~~~~~も~最高~!!可愛い~!!抱きついちゃう~♪」
いきなり真琴に抱きつく明日香
「えっ?お・・・お姉ちゃん?な、なに・・・急に・・・」
「クスクス・・・こんなに近くから見ても・・・女の子に見えるわね・・・クスクス・・・もう誰が見たって女の子・・・!こんなにも化粧しちゃって・・・ねぇ~フフフ・・・」
「えっ・・・う・・・・そんな~・・・・」
困った表情をする真琴・・・そして耳元で明日香が、
「で・・・・お店でちゃ~んと、言・え・た?」
「えっ?・・・・う・・・う・・ん・・・い、言えたよ・・・・」
下を向いて小さな声で返事をする
「ふ~ん~・・・そう~・・・ホント~・・・・それに~・・・ちゃ~んと自分が使うって・・・・言った?」
一瞬、ドキッ!!とした表情を見せるが
「う・・・・うん・・・・」
「化粧品の名前も・・・・言えた?」
「え・・・あ・・・・う・・・・うん・・・・」
少し困ったような表情をしながら返事をした
「本当に?」
明日香が顔を覗き込むようにして聞いたが
「・・・・・う・・・・・・うん・・・・・」
モジモジとして返事をした
「ふ~ん~・・・・そう~・・・本当ね?」
「う・・・・・・」
明日香の質問攻めに押され、言葉を詰まらせて返事が出来なくなってしまった・・・
「実はね・・・お姉ちゃん・・・あれから直ぐに用事が終わって真琴を追いかけて行ったのよ・・・」
真琴をポンと軽く押し、引き離して、冷たい視線で見下ろすかのように見つめながら言う明日香だった。

続く

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