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伊集院の逆鱗に触れた河西弁護士 (57) Bパート

Bパート

体中が熱くなり、冷汗が止まらず・・・・特に下半身に違和感が・・・

「ふふふ・・・・そろそろ始まる頃ね・・・」

ゴキッ!!ゴキッ!!ゴキゴキ!!ゴキゴキ!!・・・・・

「ムモ~オ~?ムモ~オ~~~~~ムモ~オ~~~~~?ムモ~オ~~~~~ムモ~オ~~~~~ムモ~オ~~~~~」

(えっ?な、なによ・・・これ・・・?か、からだが・・・・い、痛い・・・いや・・・頭も・・・痛・・・・い・・・・あたし・・・あたし・・・やっぱり・・・牛に・・・・)

足の骨や腰の骨が大きく音を立てて変形していくのが分かった。

「わぁ~・・・凄い!!・・・足が短く・・・・」

憲子が変化の様子を、キラキラ目を輝かせながら無邪気な子供の様にして見ている。

「ふふふ・・・そうよ・・・今まで膝で歩いていたけど、これからは足で歩くようにしてあげるの・・・・」

「あぁ~!それでここまで足を短く・・・」

「ふふふ・・・それだけじゃないわよ・・・この薬は思考や母乳の成分まで変える機能があるの・・・」

「どうなるんですか?」

「今までのミルクの成分は、私達女性が飲めば効果的面でより美しくなって、男性が飲めば、女人化の効果が出るけど、あまり期待できない数値だったのよ・・・それを今回は効果を倍増させ、中毒性を付け加えたのよ!!」

「中毒性?」

「ふふふ・・・このミルクを飲んだ男は、次からはこのミルクでしか喉を潤す事が出来ないの・・・口が渇いて、水分をとっても無駄、このミルクでしか駄目になるの・・・ふふふ・・・そして、何度も何度も飲むにつれ、次第に身体や思考は・・・・ふふふ・・・」

「すっ!すご~い!やっぱり伊集院様は凄いです!!後はこのミルクを配布する場所ですね!!」

「ふふふ・・・そうね・・・その配布場所よね~・・・・ん?どうしたの?何か良い案でもあるのかしら?」

「くすっ!うふふ・・・だったら、いい場所が・・・・」

「そぉ~・・・どこかしら?」

「やはりこれからは若い子も取り入れるために、学校なんてどうでしょうか?男子校であれば全員、共学であれば男子のみに効果が出ますし、彩様が研究開発したあの薬品を使って催眠作用を効かせて女子学生も取り込むとか・・・・いかがでしょう?」

「ふふふ・・・流石は憲子ね・・・見込んだかいがあったわ・・・ふふふ・・・じゃあ、適当な場所を探して実行に移しましょかしら?」

「はい!!・・・あっ、それと~・・・」

「何かしら?」

「うふふ・・・ミルクちゃん一頭じゃ~搾れる量が決まってて・・・足りないと思って、数名目星を付けている、最近ここら辺を嗅ぎまわっている煩いジャーナリストを捕獲して、地下の拘束部屋で監禁しているのですが・・・早速実行に移してもよろしいでしょうか?」

「ふふふ・・・あははははははははははははははは・・・・そぉ~・・・ふふふ・・・そこまで準備していたの~・・・良いわ!!良いわよ~憲子・・・ふふふ・・・本当に貴女を取り入れてよかったわ~」

「えへへへへ・・・あたしも女になって伊集院様の下で働けるなんて凄く光栄ですわ」

伊集院に褒められ、顔を赤らめて照れる憲子・・・

「ふふふ・・・嬉しいわ~そう言ってもらえると・・・・」

「じゃあ・・・あたしはこれで・・・」

敬礼をし、準備をする為部屋をあとにする。

「ええ・・・お願いね・・・」

憲子の言葉を思い出し、微笑む伊集院

「ミルダ!彩!」

ミルダ「はい・・・」

彩「はい、なんでしょうか?」

物陰にいた二人が伊集院に呼ばれ、前に出てくる。

移住院「どうかしら?憲子は・・・・」

ミルダ「ええ・・・完全に脳内書き換えが成功したかと・・・」

彩「はい、毎日のデータを確認しても以上を示す数値は一切ありませんし・・・」

伊集院「そう・・・・だったらこの計画もいけそうね・・・」

彩「はい・・・引き続き装置の縮小化と軽量化をいたします・・・」

伊集院「ええ・・・そうね・・・お願いね!!」

ミルダ「では、私は、憲子のサポートに回ります・・・」

伊集院「そうね・・・まだ一人では危なっかしいから・・・何か異常があったら助けて、その後報告して・・・」

ミルダ「はい・・・・」

その頃、ミルクのいる小屋では、憲子が、

「うふふ・・・喜ぶのよ~・・・貴女に妹が出来るわよ~うふふ・・・それも一気に5匹も・・・」

「ムモ~オ~!!ムモ~オ~~~~ムモ~オ~~~~ムモ~オ~?ムモ~オ~~~~~ムモ~オ~~~~~?ムモ~オ~~~~~ムモ~オ~~~~~ムモ~オ~~~~~」

(あっ!!あたしの飼い主の憲子様だ!!うふふ・・・今日は何してくれるのかしら・・・えっ、妹?ほんと!あたしに妹が出来るの?あたしの妹・・・うふふ・・・うれしい~・・・ありがとうございます・・・牛のあたしに妹が出来るなんて・・・じゃあ~これからは、その妹達も一緒にミルクを搾られ・・・皆に飲んでもらえれるのね・・・うふふ・・・頑張らなきゃ~・・・)

「うふふ・・・本当に牛になっちゃったわね・・・ミルク・・・うふふ・・・」

そこには、薬によって改造された人型牛が尻尾を振って喜んでいた。

「じゃあ~また来るわね♪牛のミルクちゃん・・・うふふ・・・」

「ムモ~オ~?ムモ~オ~~~~ムモ~オ~~~~~ムモ~オ~~~~ムモ~オ~~~~ムモ~オ~~~~~」

(あれ?何言ってるの・・・人間の言葉が分からない・・・あっ!そうか~あたしは牛なんだから・・・人間の言葉は分からなくても当然よね・・・)

「ムモ~オ~~~~ムモ~オ~~~~~ムモ~オ~~~~ムモ~オ~~~~ムモ~オ~~~~~」

小屋から出て行く憲子に向かって鳴くミルク・・・・

この後、ミルク達は大量の乳を搾られ、大量女人化に貢献した・・・

「ムモ~オ~~~~」

出勤時の官庁街で・・・

「牛乳を無料で配布していま~す!!」

「あっ!!そこのおじ様、いかがですか?」

「えっ?私?」

「はい~、そうです・・・・いかがですか牛乳・・・これを飲めば腸内環境が変わって・・・・クスッ・・・どうです?」

そう言い、試供品の牛乳パックの詰め合わせの袋を手渡す。

「あ、ああ・・・ありがとう・・・でも、こんなに・・・」

「良いですよ・・・会社の皆様にお渡し下さい・・・沢山の方に飲んでいただければ良いので・・・」

「そ、そうなのか・・・じゃあ・・・貰っていくよ・・・」

「はい~ありがとうございます~・・・」

(ふふふ・・・早くミルクちゃんのお友達を作ってあげなきゃ~・・・)


Bパートおしまい!

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