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対テロ特殊部隊女人化編(11) 第二小隊捕獲

ある一室では、侵入してきた隊員をモニターで監視している彩少尉の姿が・・・

「彩少尉、報告します。今、突入してきた部隊ですが、今回もトラップに気づかれたみたいです!!しかも、あの部屋に運んでいる隊員の姿を確認されたみたいです。」

少し慌てた様子で、報告にきた、彩の小隊である第二小隊隊員。

「ふ~ん、そ~みたいね・・・あ~ぁ・・・・引っかからなかったんだ~・・・一度試してみたかったんだよね~トリモチ爆弾、この前の実験で像を1頭捕える事が出来たから、人間の集団に使ったらどれぐらいの効果があるのか見たかったけどな~・・・仕方がないか~・・・もう少し設置方法考えないとね!!そろそろ捕獲しないとね!ミルダを急かしたんだから・・・」

「さっさとやっちゃいましょ~!!」

と、言うと部下達はさっと消えていった・・・

「さ~て、どんな反応してくれるのかな~・・・」


ここがこうで、このダクトから・・・・と色々考えている・・・・
先程から、何か様子というか空気が変わった様な気がしてならない。
あたりをもう一度確認すると、あるカメラに気が付く・・・

小型カメラのようなレンズが付いており、一定の間隔で左右上下に動いていた・・・

しまった!!・・・・・・
今まで死んでいたと思われたカメラまでもが生き返っていた。・・・・
下の階にいる隊長達にも早く知らさなければ・・・・危険だ!!・・・・・

「通信手、至急第一小隊に連絡!!カメラに注意と!!」

慌てた様子で通信手を呼びつける。

「了解!!」

有線電話のハンドルを回し、相手側のベルを鳴らそうとした時

ヒューン・・・・・ペチッ・ペチッ・・・ヒューン・・・・

と硬い物がボディーアーマーに当たった音と銃弾が空を裂く音がしたと同時に
通信手が倒れた。

「全員柱の柱の影に隠れ応戦!!サプレッサー付の小銃で狙われているぞ!!」

攻撃されたと判断し、即座に柱の影に隠れ応戦する。

パパパパパパーン パパパパパパーン パパパパパパーン パパパパパパパーン

「全員大丈夫か?異常は???」

と、隊員を確認し辺りを見渡すと、腹を押さえ込んで倒れている通信手を目にした。

「すまん、援護を頼む!!田山(通信手)を助ける!!衛生準備を頼む!!」

安全な場所で手当てをするため、近くにいた隊員に援護射撃を頼み腰を低くした姿勢で通信手のところまで行き、サスペンダーを引きずりながら柱の裏側に隠れた。

「田山!!大丈夫か?」

「・・・・す、すみません・・・・ま、ま・・・さ・・・・か・・・・・・・」

「おい!!聞こえるか?気を抜くんじゃないぞ!!村杉(衛生担当隊員)処置を頼む!!」

手当てをする為、衛生隊員と入れ替わる。

(つづく)

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