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対テロ特殊部隊女人化編(9) 第二小隊捕獲

そして、建物に突入した部隊はどうなったのか・・・・

(第二小隊、捕獲)

「マル・マル マル・ニイ、地下5階フロアー、クリアー、オクレこれよりさらに地下階層へ進入する。」

「マル・ニイこちらマル・マル、地下5階フロアー、クリアー、地下層進入 了」

第二小隊と本部とのやり取りがされる。

クリアーをした場所としてない場所を区分けする為、特殊な塗料の入ったボールを投げ込みながら奥へ入っていく。
(防犯ボールみたいな物で、床に叩きつけると簡単に割れ、無色透明で普通では見えないが暗視ゴーグルで見れば確認できる塗料)

さらに地下へ進むと、無線の音声が・・・

「マル・・・ マル・・・・・の報・・クレ・・・」

「マル・・・ マル・・・状況・・告・・・レ」

途切れ途切れになる音声しかも、肝心の呼び出し番号が聞こえなかった。

「ん?」

またか~・・・・・あそこの物は、特にこの手の物は値段は良いが、性能がな~・・・・は~故障か~・・・と思い、無線機の故障と判断し通信手が小隊長に報告する。
(今回の突入に使用している無線装置は、各ポイントポイントに設置しながら進んでいて、絶対に遮断する事は一切ないという保障付の防衛技術班の力作で、しかもその装置は非常に小さく見つかる可能性も無い為、まさか妨害されているとは思いもよらなかった。)

「小隊長、無線機の調子が悪いので、少し調整し様子を見るため時間を下さい。」

「・・・またか~・・・・たっく~こんな肝心な時に~・・・・よし!!わかった、すぐ直してくれ!!他者は周囲の警戒、かかれ!!」

「了解」

無線機の修理にかかる通信手、その周りを警戒する隊員達、

「ん????」

一人の隊員が人影らしき物を発見する。

「小隊長」

警戒をしながら小隊長を呼び小声で報告する。

「前方約50、入り口と思われる付近、人影らしき物、確認!!」

「本当か?暗視ゴーグルで見たから見間違えではないか?現在の反応は?」

「現在、反応ありません!!・・・」

と、その場所を特に注意して見る。

「各自の警戒範囲内で異常確認をした者はいるか?」

他の隊員達にも異常の有無を聞くが、その他の異常の返答はなかった。

(つづく)

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