伊集院の逆鱗に触れた河西弁護士 (17) この施設って?
先程、彩にテストを受けるように言われた事を思い出し、説明を聞こうと・・・
「あっ・・・そうだった、そうだった・・・・で・・・何をやれば良いの?」
「これよ!!貴方も知っているでしょ!!さっきの装置の効果がそろそろ出始めているから、丁度いい頃かな?」
そう言って、雅憲に問題用紙を手渡した。
「えっ?これって・・・・」
「ふふふ、そうよ!!この問題は、今度の試験の予想問題よ!!時間が無いから問題数は減らしてあるけど、難易度は結構高いらしいわよ!!」
「へ~・・・・まっ、これなら良いかな?で、制限時間は?」
「え~っと・・・・1時間よ!!このテストが終われば、美味しい食事が待っているわよ!!」
「まじで・・・」
「そうよ!!」
「よっしゃ~!!がんばるぞ~!!」
「じゃあ、1時間後にまた来るわね!!」
カチャッ!!
(これは~・・・あっそうだ・・・こうこう・・・・この問題は・・・あれ?何で?・・・知らないはずの問題すらも簡単に解ける・・・・考えが纏まるよりも先に手が勝手に・・・やっぱり、あの能力開発装置のおかげかも・・・・)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(ラスト、1問・・・・この問題は・・・始めてみる形式だな~・・・え~っと・・・・分かる!!分かるぞ!!・・・・すげ~・・・・・)
カツカツ・・・・・カツカツ・・・・・
(よし!!終わり!!)
「ふ~・・・・終わった~・・・・え~っと・・・時間時間っと・・・・」
(えっ?まだ残り20分もある?・・・こんなに楽に出来たのは始めてだ!)
テストを終えて何もやる事が無くなってしまった暇をもてあました雅憲は・・・
(終わった事だし・・・・どうしようかな~・・・・他の場所は見るなって言われたけど・・・・見るなって言われると・・・)
そう思い、外に出ようと扉の取っ手に手をかけようとした瞬間、急に取っ手が回され、扉が開いた・・・・・
「わっ・・・・・!!」
「きゃっ!!・・・・」
外に出ようとした雅憲と部屋に入ろうとした彩がぶつかり、驚いた。
「どっ・・・どうしたのよ!!」
「えっ?え~っと・・・・テストが思ったより早く終わったもんだから・・・・」
「早く終わったから、どうしたの?・・・・・」
「え~っと・・・・ちょ、ちょっと~見学でもって~・・・・」
頭をかきながら笑ってごまかす雅憲だった・・・・。
「駄目よ~!!軍隊じゃ~ないにしても、ここは一応、研究所なんだから研究資料なんかが沢山合って企業秘密なんていうのもそこらじゅうにあるんだから!!」
「そっそうなんだ~・・・」
「そうよ~・・・もし秘密がばれたら・・・・損害賠償物よ!!それぐらい分かるわよね!!どれぐらいの金額って言うのも・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・・・・うん・・・・ごめん・・・・」
「ふふふ、分かればよろしい!!」
腕を組みうなずきながら言う彩、
(ふふふ・・・・そのうち、思う存分この施設の中を見れる時が来るわよ・・・)
「じゃあ、答え合わせをして点数を伊集院様に報告ね!!はい、これが解答!!」
微笑みながら解答を渡したが、雅憲にはその微笑が善意の微笑みに思えた。
「ありがとう・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(これも合ってる・・・・これも・・・・俺、ここ勉強したっけ?・・・・なんで出来るんだ?やっぱりあの装置のおかげなんだ~・・・・これから毎日やりに・・・・)
「ど~ぉ?終わった?」
「や~ぁ・・・・凄いよ!!あの装置!!模試でもパーフェクトに出来たことなかったのに・・・・勉強していない場所も分かるなんて・・・・」
「ふふふ・・・凄いでしょ!!今度の試験はこれで合格間違い無しだね!!」
「ほんと!!ありがと~!!伊集院さんを紹介してくれて・・・ありがとう・・・」
嬉しさのあまり、彩の両手を力いっぱいに握ってお礼を言う雅憲、
「えっ・・・ええ・・・・ちょっ・・・ちょっと・・・痛いって・・・」
握られた手を引っ張って、外そうとする彩、痛くて顔が引きつっているかと思いきや、
何を考えているのか、怪しい笑みがこぼれていた。
(ふふふ・・・これでもう、この子は・・・・)
「じゃっ!!伊集院様のところへ行きましょうか?食事も用意できているらしいわよ!!」
「あっ!!・・・はい!お願いします・・・」
「あっ・・・そうだった、そうだった・・・・で・・・何をやれば良いの?」
「これよ!!貴方も知っているでしょ!!さっきの装置の効果がそろそろ出始めているから、丁度いい頃かな?」
そう言って、雅憲に問題用紙を手渡した。
「えっ?これって・・・・」
「ふふふ、そうよ!!この問題は、今度の試験の予想問題よ!!時間が無いから問題数は減らしてあるけど、難易度は結構高いらしいわよ!!」
「へ~・・・・まっ、これなら良いかな?で、制限時間は?」
「え~っと・・・・1時間よ!!このテストが終われば、美味しい食事が待っているわよ!!」
「まじで・・・」
「そうよ!!」
「よっしゃ~!!がんばるぞ~!!」
「じゃあ、1時間後にまた来るわね!!」
カチャッ!!
(これは~・・・あっそうだ・・・こうこう・・・・この問題は・・・あれ?何で?・・・知らないはずの問題すらも簡単に解ける・・・・考えが纏まるよりも先に手が勝手に・・・やっぱり、あの能力開発装置のおかげかも・・・・)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(ラスト、1問・・・・この問題は・・・始めてみる形式だな~・・・え~っと・・・・分かる!!分かるぞ!!・・・・すげ~・・・・・)
カツカツ・・・・・カツカツ・・・・・
(よし!!終わり!!)
「ふ~・・・・終わった~・・・・え~っと・・・時間時間っと・・・・」
(えっ?まだ残り20分もある?・・・こんなに楽に出来たのは始めてだ!)
テストを終えて何もやる事が無くなってしまった暇をもてあました雅憲は・・・
(終わった事だし・・・・どうしようかな~・・・・他の場所は見るなって言われたけど・・・・見るなって言われると・・・)
そう思い、外に出ようと扉の取っ手に手をかけようとした瞬間、急に取っ手が回され、扉が開いた・・・・・
「わっ・・・・・!!」
「きゃっ!!・・・・」
外に出ようとした雅憲と部屋に入ろうとした彩がぶつかり、驚いた。
「どっ・・・どうしたのよ!!」
「えっ?え~っと・・・・テストが思ったより早く終わったもんだから・・・・」
「早く終わったから、どうしたの?・・・・・」
「え~っと・・・・ちょ、ちょっと~見学でもって~・・・・」
頭をかきながら笑ってごまかす雅憲だった・・・・。
「駄目よ~!!軍隊じゃ~ないにしても、ここは一応、研究所なんだから研究資料なんかが沢山合って企業秘密なんていうのもそこらじゅうにあるんだから!!」
「そっそうなんだ~・・・」
「そうよ~・・・もし秘密がばれたら・・・・損害賠償物よ!!それぐらい分かるわよね!!どれぐらいの金額って言うのも・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・・・・うん・・・・ごめん・・・・」
「ふふふ、分かればよろしい!!」
腕を組みうなずきながら言う彩、
(ふふふ・・・・そのうち、思う存分この施設の中を見れる時が来るわよ・・・)
「じゃあ、答え合わせをして点数を伊集院様に報告ね!!はい、これが解答!!」
微笑みながら解答を渡したが、雅憲にはその微笑が善意の微笑みに思えた。
「ありがとう・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(これも合ってる・・・・これも・・・・俺、ここ勉強したっけ?・・・・なんで出来るんだ?やっぱりあの装置のおかげなんだ~・・・・これから毎日やりに・・・・)
「ど~ぉ?終わった?」
「や~ぁ・・・・凄いよ!!あの装置!!模試でもパーフェクトに出来たことなかったのに・・・・勉強していない場所も分かるなんて・・・・」
「ふふふ・・・凄いでしょ!!今度の試験はこれで合格間違い無しだね!!」
「ほんと!!ありがと~!!伊集院さんを紹介してくれて・・・ありがとう・・・」
嬉しさのあまり、彩の両手を力いっぱいに握ってお礼を言う雅憲、
「えっ・・・ええ・・・・ちょっ・・・ちょっと・・・痛いって・・・」
握られた手を引っ張って、外そうとする彩、痛くて顔が引きつっているかと思いきや、
何を考えているのか、怪しい笑みがこぼれていた。
(ふふふ・・・これでもう、この子は・・・・)
「じゃっ!!伊集院様のところへ行きましょうか?食事も用意できているらしいわよ!!」
「あっ!!・・・はい!お願いします・・・」