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伊集院の逆鱗に触れた河西弁護士 (14) 作業は順調に・・・

「第一作業工程終了!!引き続き、第二作業工程を開始しますか?」

「ふふふ・・・この調子で何回か第一作業工程をやれば試験に簡単に合格できるわよ!!ふふふ・・・・そして・・・・第二作業工程の方はサービスよ・・・・・・・初めてちょうだい!!」

「はい・・・第二作業工程を開始します!!」

(何を言っているのだろう・・・・さっきより頭がはっきりとしているような・・・・でも・・・・なんだろう・・・さっきよりも身体が軽く・・・・あ~・・・・なんだろ~・・・・)

「ふふふ・・・なんて気持ちがいい寝顔なんでしょ~・・・可愛いわ~・・・・これから、見も心も、もっともっと可愛くしてあげるわ・・・・」

楽しそうに雅憲に話しかける伊集院。

(あれ~・・・・誰?・・・誰だろ~?・・・何か話し声が聞こえた様な・・・・・可愛い?・・・・・誰が・・・・・誰が可愛いの?)
退屈そうに、モニターとにらめっこをしている彩が横目で作業している隊員を何度も確認し、

「ね~ぇ~・・・・後どれぐらいで終了できそう?」

作業工程の管理している隊員に残り時間を聞くと、

「あと、30分もあれば終了します!!」

「ふ~ん~・・・30分か~・・・」

残り時間を口にし、片手を頬に当てて何かを考えている。
考えが纏まった様で、

(まっ!丁度いいか~・・・さて・・・作業ついでに報告してきますか~・・・)

そう言い、元場を離れ、報告しに行った。

「伊集院様、そろそろテストの準備をしてきます。」

「そうね・・・・」

ガチャッ!!・・・・・・・バタン!!

そう言い、彩は準備をしに部屋を出て行った。

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