対テロ特殊部隊女人化編(7) 第三小隊捕獲
一人、また一人と隊員が消えていく中、第三小隊の小隊長は中に入った小隊に非常を知らせる為、非常ブザーを建物に投げ入れ撤退の報告をする。
ピーーーーー・・・・・
警報の鳴る音が建物内部に鳴り響く前に切れた事に気が付いたのは誰もいなかった・・・
警報ブザーを投げ入れ内部の部隊に報告したと思い、建物から出てきた時の援護をする為まずは、情報を得るために残りの隊員達と連携をとり、外周の安全を確保しながら、格闘の末、何とか一人の捕虜を捕獲した。
捕獲れれた、ミルダ中尉の隊員は足に被弾し出血しているらしく、片足を引きずって逃げようとするが、囲まれて逃げることが出来ない。
確認の為、全ての装備品を取られ、脱がされ、最後に被っている暗視ゴーグル付のヘルメットを取り、ライトで顔を照らそうとすると・・・・
パシュッ!! パシュッ!! パシュッ!!
「ウッ!!」「クッ!!」「・・・」
ドサッ!! ドサッ!! ドサッ!!
後ろから急に殺気がし、エアーの漏れる音が数回なり、捕虜を囲んでいた隊員たちが倒れた。殺気に気が付き撃たれる寸前に倒れこみ、慌てて拳銃を向けると、そこ見いたのはイングラムを片手に暗視ゴーグルを付けたミルダ中尉が立っていた。
とっさに反応が出来たが、他の隊員は全てやられているみたいだ。
しかも、自分が今構えているのはSIG‐P220、装弾数は9発の薬室の1発で10発・・・
ただし、先程の戦闘で3発使用した為、残り7発・・・
対して相手が構えているイングラムM11、装弾数はあのマガジンの長さからして32発で薬室に1発の33発、連射速度は970発/分・・・・
しかも、防弾ベストらしい物を装着している・・・・狙えるのは首と鼻のわずかな部分しかない・・・
どう考えても歩が悪い・・・何か一瞬でも他の方へ気が向けば勝機がある可能性が・・・
と、何とかこの状況を打開し、助けなければ・・・・・と思う小隊長。
「・・・・お前は・・・・・誰だ?」
「くすくす、凄いわねあなた、初めてよ!!まさか私の隊員を捕まえるなんて!!
しかも、ここまで早く反応ができるなんて!!
そうだわ、何かご褒美でもあげないといけないわね!!
さー、何がお望み?言って御覧なさい?」
ミルダ中尉が薄ら笑いをしながら、質問とまったく違った回答を、瞬き一つせず銃口を微動だにせず言い返す。
「馬鹿にするな!!質問に答えろ!!もう一度聞く、お前は誰だ?
今すぐにでも引き金を引けるんだぞ!!」
あまりにも馬鹿にした言い方に、ついかっとなって冷静さを失い怒鳴ってしまう!!
「は~・・・あなた・・・今の状況が理解できていないのかしら?
は~これだから、嫌なのよね~あなた達みたいな単純なのと相手するのは・・・」
失望した表情で、またも見下した言葉で言い放つ中尉、
「・・・お、俺を馬鹿にするのはいいが、部下達を馬鹿にしたのは撤回しろ!!」
冷静を保とうと必死にこらえ、心を落ち着かせながら答える小隊長、だが次第にその挑発により、少しずつ冷静さを失っていく・・・
そして、ついに
「あなた、さっきから私の方だけに銃口を向けるのはいいけど、私に気が付く前は何をしていたのかしら?」
と言うミルダ中尉の忠告にハッとし、後ろを振り向こうとした時、背中に別の銃口が突き刺さった。
(つづく)
ピーーーーー・・・・・
警報の鳴る音が建物内部に鳴り響く前に切れた事に気が付いたのは誰もいなかった・・・
警報ブザーを投げ入れ内部の部隊に報告したと思い、建物から出てきた時の援護をする為まずは、情報を得るために残りの隊員達と連携をとり、外周の安全を確保しながら、格闘の末、何とか一人の捕虜を捕獲した。
捕獲れれた、ミルダ中尉の隊員は足に被弾し出血しているらしく、片足を引きずって逃げようとするが、囲まれて逃げることが出来ない。
確認の為、全ての装備品を取られ、脱がされ、最後に被っている暗視ゴーグル付のヘルメットを取り、ライトで顔を照らそうとすると・・・・
パシュッ!! パシュッ!! パシュッ!!
「ウッ!!」「クッ!!」「・・・」
ドサッ!! ドサッ!! ドサッ!!
後ろから急に殺気がし、エアーの漏れる音が数回なり、捕虜を囲んでいた隊員たちが倒れた。殺気に気が付き撃たれる寸前に倒れこみ、慌てて拳銃を向けると、そこ見いたのはイングラムを片手に暗視ゴーグルを付けたミルダ中尉が立っていた。
とっさに反応が出来たが、他の隊員は全てやられているみたいだ。
しかも、自分が今構えているのはSIG‐P220、装弾数は9発の薬室の1発で10発・・・
ただし、先程の戦闘で3発使用した為、残り7発・・・
対して相手が構えているイングラムM11、装弾数はあのマガジンの長さからして32発で薬室に1発の33発、連射速度は970発/分・・・・
しかも、防弾ベストらしい物を装着している・・・・狙えるのは首と鼻のわずかな部分しかない・・・
どう考えても歩が悪い・・・何か一瞬でも他の方へ気が向けば勝機がある可能性が・・・
と、何とかこの状況を打開し、助けなければ・・・・・と思う小隊長。
「・・・・お前は・・・・・誰だ?」
「くすくす、凄いわねあなた、初めてよ!!まさか私の隊員を捕まえるなんて!!
しかも、ここまで早く反応ができるなんて!!
そうだわ、何かご褒美でもあげないといけないわね!!
さー、何がお望み?言って御覧なさい?」
ミルダ中尉が薄ら笑いをしながら、質問とまったく違った回答を、瞬き一つせず銃口を微動だにせず言い返す。
「馬鹿にするな!!質問に答えろ!!もう一度聞く、お前は誰だ?
今すぐにでも引き金を引けるんだぞ!!」
あまりにも馬鹿にした言い方に、ついかっとなって冷静さを失い怒鳴ってしまう!!
「は~・・・あなた・・・今の状況が理解できていないのかしら?
は~これだから、嫌なのよね~あなた達みたいな単純なのと相手するのは・・・」
失望した表情で、またも見下した言葉で言い放つ中尉、
「・・・お、俺を馬鹿にするのはいいが、部下達を馬鹿にしたのは撤回しろ!!」
冷静を保とうと必死にこらえ、心を落ち着かせながら答える小隊長、だが次第にその挑発により、少しずつ冷静さを失っていく・・・
そして、ついに
「あなた、さっきから私の方だけに銃口を向けるのはいいけど、私に気が付く前は何をしていたのかしら?」
と言うミルダ中尉の忠告にハッとし、後ろを振り向こうとした時、背中に別の銃口が突き刺さった。
(つづく)