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悪魔の少子化対策プログラム (13) これから・・・

あれから少しして、突然に気分が悪くなり検査を受けた・・・
先生から告げられた言葉は、4ヶ月だった・・・
(いったい・・・何が4ヶ月なんだろう・・・と最初は思ったけど、周りの研究員の人の説明で理解が出来た・・・そう・・・いわゆる「おめでた」・・・
男だった私が、子供を授かるなんて信じられない・・・今回は、自ら望んでではなく誰のか分からない冷凍物のサンプルで、おめでただけど・・・今度は好きな人の子供を産みたいなぁ~)
と、ルームメイトだった友人の顔を思い浮かべていた・・・
(彼・・・今何してるのかな~・・・・)

あれから数年後・・・
初めて産んだ子供の授乳の期間が過ぎ、研究の為だとかいわれ、我が子と引き離され、研究所から追い出された私は、あの時、気になったルームメイトを探した・・・
しかし、見つからなかった・・・

数ヵ月後、街中を歩いているとすれ違いさまに、手紙のようなものを手渡された・・・
そして、その手紙を読んでみると、研究所の研究員が話したいことがあるみたいなことが書いてあった・・・
(なんなよ!!無理やり子供を引き離しておいて・・・追い出すだけ追い出して・・・
今度は、話したい事があるから来い?都合よすぎない?でも~・・・)
腹を立てながらも、研究所に行かなければいけない様な感じがし、研究所に行くと・・・
なんとなく見覚えのある様な顔をした女性が立っていた・・・
「えっ?も、もしかして・・・あ、貴女は・・・」
直感なのか?ピンときた・・・
あれは間違いなく彼だ・・・
そう・・・ルームメイトだった彼・・・
「えっ・・・ええ・・・そうよ・・・コ、コウジがいなくなってから、半年近く探してたら・・・ここにいるとか言われて・・・調べに来たら・・・そしたら・・・こうなっちゃって・・・」
(コ、コウジ?だれ・・・コ・・・コ・・・コウ・・・ジ・・・えっ?)
彼にコウジと言われた瞬間、何か引っかかっていたものが走馬灯の様にス~っと流れて、頭が真っ白になった・・・
男だった時の記憶が頭の中で思い出されたが・・・
(そ、そうだったの・・・私の名前は・・・コウジ・・・そうコウジだったのよね・・・ふふ・・・でも・・・もういいの・・・私はもう男でないし・・・今の私の名前は麻友だから・・・)
だが、今まで受けてきたフタナリ思考プログラムによって脳内の男を抑えられ、既に思い出とだけしかとらえられなかった・・・
「コウジ・・・ふふふ・・・コウジかぁ~懐かしいわぁ~・・・」
昔の記憶に懐かしさを感じながら、彼、いや、彼女の顔を見つめる・・・
彼女は、男の時の様な威勢は無くなって、どこか可愛らしい様に見えた・・・
(彼も私と同じ様に脳内変更装置にかけられたのね・・・本来なら可哀想・・・と思うのが正しいのだけど・・・でも・・・そのおかげで・・・また会えたのだから・・・)
「くすっ・・・そうだったの・・・でも・・・もう私、コウジじゃないのよ!!私の名前は麻友って言うのよ!!」
満面笑みで自分の名前を彼女に言うと
「・・・麻友・・・?」
少し、不思議そうな顔して、名前を読んだ
「ええ・・・」
二人が見詰め合っていると、
「ふふふ・・・これからは、二人共が好きな人の子供を授かることが出来るのよ・・・
ふふっ・・・早速、したいでしょ?」
怪しい笑みでこちらの顔をのぞく研究員
「えっ?」
「ほ、ほんとに?」
まさか、こんなことになるとは思いもよらない二人は、驚いた表情で研究員の顔を見つめる
「ええ・・・でも、もう外には戻れないわよ・・・どうする?」
答えを知っている様な顔して、質問した
「ふふふ・・・そんなの・・・決まってるじゃない!!」
後ろにいた最初に私をさらった研究員に言われ、彼・・・いいえ・・・彼女と私は、迷う事無く、あの研究所の中に入っていった・・・
(ふふふ・・・もう良いの・・・外の世界に戻れなくたって・・・二人でいられるのなら・・・それだけで幸せなの・・・しかも・・・彼女の子供まで授かれるなんて・・・ふふふ・・・夢見たい・・・
ふふっ、そうだわ!!人類みんな、フタナリになれば良いのよ・・・そしたら、みんな私達のように幸せになれるじゃない・・・くすくす・・・それは、きっと私達の子供が変えてくれるわね・・・ふふふふふ・・・)
と、怪しい笑みをこぼしながら研究所の奥へと消えていった・・・

そして、約1年後・・・
「オギャー!!オギャー!!オギャー!!」
「オギャー!!オギャー!!オギャー!!」

二台並んだベッドの上で、彼女達、二人同士が望んだ子供が産まれた・・・
(ふふふ・・・やっと好きな人の子供を産めたのね!)
(ふふっ・・・そうね・・・私も貴女の子を・・・)
隣同士のベッドから左右の手が伸び、手と手を握り合って見詰め合い、出産の喚起に浸っている彼女達がいた・・・
他の病院でも、フタナリ化した子供が次々と産まれ、人類フタナリ化計画は着実に進んでいった・・・

もしかしたら・・・何処かで気が付かない間に、フタナリワクチンを打たれているかもしれませんよ!
もしかしたら、すでに空中散布されたとか・・・されないとか・・・



終わり?


とある一室で女性が、電話で誰かと会話をしていた・・・

「そう・・・二人とも、フタナリの子供なのね?」
「はい・・・先程検査した結果では、子供は両方の機能を意識的に使い分けることが出来るようです・・・」
「そう・・・面白い結果になったわね・・・」
「はい・・・まさか、このような結果になるとは・・・」
「ふふふ・・・まぁ~いいじゃない・・・これは、当初思っていた目的より、かなり進化した結果だし・・・」
「はい・・・まさか、自らの意思で機能の使い分けが出来るとは・・・思いもよりませんでした・・・」
「ふふふ・・・彼女達が大人になったら楽しみね・・・」
「はい・・・」
「ふふっ・・・じゃあ、引き続き4人の観察をお願いするわね」
「かしこまりました・・・」

ピッツ!!

「ふふふ・・・面白いことになったわね・・・あんなやつの研究が、こんな事になるなんて・・・
ねぇ~そう思うでしょ~?」
部屋の隅に立っている人影に話しかける・・・
「はい・・・まさか・・・こんな結果になるとは・・・」
「そうでしょ~・・・これはこれで、面白いでしょ?」
「はい・・・努力して特殊部隊に入ったのですが、成績が伸びなくて・・・・いつも隊員のストレス発散要員の様に文句を言われ・・・雑用をやらされたいた私を、この様に、お姉さまのお役に立てられる女にしていただき・・・新たな世界を見させていただけるなんて・・・ホントに最高ですわ~!!」
「ふふっ・・・あの施設の爆破には、貴女みたいな子が欲しかったのよ・・・どうやったって私一人では無理だったし・・・邪魔な特殊部隊を始末するのに、貴女を選んで正解だったわ!!」
ちらりと、横目で部屋の隅に立っていた彼女を見ると・・・
「うふふふ・・・ああ~・・・それよりお姉さまぁ~・・・そんな事よりあたし・・・もう我慢できませんわぁ~」
少しずつ、ゆっくりと胸と股に手を当てて、モジモジしながら近づいて行く彼女・・・
「くすくす・・・元特殊部隊の男だったあろう者が、もう女の快楽から抜け出せなるなんて・・・
やっぱり、貴女はここに来て正解だったようね・・・」
彼女の後ろに回りこみ胸と股に当てた手の上から触り・・・
「あっ!あああ~ん・・・も、もうダメ!!が、我慢できませんわ~!!は、早くし、して・・・下さい・・・お姉さまぁ~!!」
胸や股を自分の手の上から優しくなでられ、トロ~ンとした表情で別世界へと引きずり込まれる彼女・・・
「ふふふ・・・今日もたっぷりと抜け出せられないぐらい遊んであげるわ・・・」
「はぁ、はぁい~・・・・」
そう言って、二人はベッドルームへと消えて行った・・・



悪魔の少子化対策プログラム
END

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やっと

大好きな人に自分の子供を産ませて、自分の膣でその人の子供を産むこと出来ましたね。実際にフタナリになること出来たらなりたいですよ。自分のチンチンの下にちゃんと女の子のと同じワレメが有って、開くと膣が有って、ちゃんと膣の奥に子宮と卵巣が存在して、生理が来る身体であってほしいなって思います。

No title

こんばんは、コウさん!
いかがでしたか?
これから彼女達は、子孫を増やし新たな世界を作っていくと思います。
そのお仕事をするのは彼女達ではなくその子供のお話ですが・・・
行為すると、感染していくと言うお話も面白いかな?
そして最後には、感染者と非感染者同士の戦いが・・・とか・・・

両方の行為が出来る様な、良い所取りが出来たら最高ですよね!

それも楽しそうですよね。また僕を登場させてくださいね。

No title

はい!
次回作を書いた時に登場シーンを作りたいと思っています。
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