姉妹編 (23) とんでもない約束
「じゃ~まず・・・真琴の部屋に行って、男物の衣類・・・・全部捨てなさい・・・それに・・・私が用意した服の中で男の子に見えるような服もね!!そして、これからは常に女の子に見える服を着なさい・・・分かったわね?」
「・・・・・・・・えっ?・・・・・な・・・何?」
呆然とする真琴、さらに追い討ちをかけるように明日香は
「分からないの?お姉ちゃんに内緒で隠してるでしょ?あの服も捨てなさい・・・そして、これから、はいて良いのはスカートだけよ・・・ズボンはお姉ちゃんが良いって言った時だけにしなさい・・・」
「そ・・・そんなの・・・や・・・嫌だよ・・・あ、・・・う・・・お、おかしいよ・・・・変だよ・・・やっぱり変だよ!!ど、どうしたの?お姉ちゃん!!どうして?ねえ・・・昔みたいに優しくて正気だった姉ちゃんに戻ってよ!!」
目に涙を溜めて明日香に訴える真琴だったが
「は~ぁ?・・・何言ってんのよ!!私は正気よ!!あんたこそ、おかしいんじゃない?そんな格好して!!化粧までしちゃって・・・・あは!あはははははははははは・・・・中途半端な事してなくて、早く女の子になりなさいよ!!」
全く聞く耳を持たずに更に追い詰める
「えっ?だって・・・この格好は・・・お、お姉ちゃんが・・・お店の人が・・・・グズ・・・グズ・・・グズ・・・」
「なに泣いてんのよ!!メソメソして・・・私は、あんたの為を思ってこうしてんのよ!!そ、それを・・・」
いきなり目に涙を溜めて言葉を詰まらせる明日香
「えっ?」
その行動に驚き固まるが・・・
「ふん!!前にも言ったけど、まだ分からないの?あんたは女みたいだからって、いつも、いつも、虐められてたんでしょ~?性格も体つきも・・・顔だって・・・毎日、毎日、虐められて・・・毎回、泣いて帰ってきたじゃない・・・そんな姿を見て私も何も出来なくて・・・物凄く心が痛くて・・・ねえ~・・・・分かるわよね・・・お姉ちゃんの言う事・・・分かるでしょ?」
明日香は目に溜めた涙をこぼし、真琴に言う
「えっ・・・お、お姉ちゃん・・・で、でも・・・ぼ、僕・・・外であのフリフリのスカートをはいて出かけるなんて出来ないよ・・・」
「あっ、そっ・・・じゃあ、お姉ちゃんの言う事が聞けないって事なのね・・・・今まで私が、一度たりとも間違えた事なんて言った事無かったでしょ?いつも、いつも、真琴が間違えていたから・・・今回もそう言って間違えれば良いわ・・・もう私、助けたりしないから・・・それでも良いのね?」
どちらが正しい事を言っているのか、判断が出来ず混乱している真琴の表情をみて、妖しい笑みを手で覆い、隠しながら泣いた真似をする明日香・・・
「・・・・・グズン・・・・本当に・・・い・い・の・ね・?・・・残念だわ・・・グズン・・・」
「え、あ・・・う・・・・・・・う・・・・・ん・・・・わ・・・・か・っ・た・・・」
(ふふふ・・・真琴は単純ね!!そう・・・そうよ・・・それで良いの・・・そして、生まれ変わるのよ・・・)
「グズッ・・・グズッ・・・ん?どうしたの?真琴?何か言いたい?」
「わ・・・分かったよ・・・ぼ・・僕・・・あっ!!わたし・・・分かったよ・・・お姉ちゃんがそこまで言うなら・・・うん!!これから・・・ぼ、わ、わたし・・・お姉ちゃんの言う通りに用意された服を着て頑張るよ・・・少し恥かしいけど・・・」
モジモジしながら顔を赤らめて言う真琴だった。
「大丈夫よ・・・ちゃ~んと、私の言う事を聞いていれば、お姉ちゃんが守ってあげるから・・・フフフ・・・」
「う・・・うん・・・ありがとう・・・」
姉の怒りが収まったと思いほっとする真琴だったが・・・
続く
「・・・・・・・・えっ?・・・・・な・・・何?」
呆然とする真琴、さらに追い討ちをかけるように明日香は
「分からないの?お姉ちゃんに内緒で隠してるでしょ?あの服も捨てなさい・・・そして、これから、はいて良いのはスカートだけよ・・・ズボンはお姉ちゃんが良いって言った時だけにしなさい・・・」
「そ・・・そんなの・・・や・・・嫌だよ・・・あ、・・・う・・・お、おかしいよ・・・・変だよ・・・やっぱり変だよ!!ど、どうしたの?お姉ちゃん!!どうして?ねえ・・・昔みたいに優しくて正気だった姉ちゃんに戻ってよ!!」
目に涙を溜めて明日香に訴える真琴だったが
「は~ぁ?・・・何言ってんのよ!!私は正気よ!!あんたこそ、おかしいんじゃない?そんな格好して!!化粧までしちゃって・・・・あは!あはははははははははは・・・・中途半端な事してなくて、早く女の子になりなさいよ!!」
全く聞く耳を持たずに更に追い詰める
「えっ?だって・・・この格好は・・・お、お姉ちゃんが・・・お店の人が・・・・グズ・・・グズ・・・グズ・・・」
「なに泣いてんのよ!!メソメソして・・・私は、あんたの為を思ってこうしてんのよ!!そ、それを・・・」
いきなり目に涙を溜めて言葉を詰まらせる明日香
「えっ?」
その行動に驚き固まるが・・・
「ふん!!前にも言ったけど、まだ分からないの?あんたは女みたいだからって、いつも、いつも、虐められてたんでしょ~?性格も体つきも・・・顔だって・・・毎日、毎日、虐められて・・・毎回、泣いて帰ってきたじゃない・・・そんな姿を見て私も何も出来なくて・・・物凄く心が痛くて・・・ねえ~・・・・分かるわよね・・・お姉ちゃんの言う事・・・分かるでしょ?」
明日香は目に溜めた涙をこぼし、真琴に言う
「えっ・・・お、お姉ちゃん・・・で、でも・・・ぼ、僕・・・外であのフリフリのスカートをはいて出かけるなんて出来ないよ・・・」
「あっ、そっ・・・じゃあ、お姉ちゃんの言う事が聞けないって事なのね・・・・今まで私が、一度たりとも間違えた事なんて言った事無かったでしょ?いつも、いつも、真琴が間違えていたから・・・今回もそう言って間違えれば良いわ・・・もう私、助けたりしないから・・・それでも良いのね?」
どちらが正しい事を言っているのか、判断が出来ず混乱している真琴の表情をみて、妖しい笑みを手で覆い、隠しながら泣いた真似をする明日香・・・
「・・・・・グズン・・・・本当に・・・い・い・の・ね・?・・・残念だわ・・・グズン・・・」
「え、あ・・・う・・・・・・・う・・・・・ん・・・・わ・・・・か・っ・た・・・」
(ふふふ・・・真琴は単純ね!!そう・・・そうよ・・・それで良いの・・・そして、生まれ変わるのよ・・・)
「グズッ・・・グズッ・・・ん?どうしたの?真琴?何か言いたい?」
「わ・・・分かったよ・・・ぼ・・僕・・・あっ!!わたし・・・分かったよ・・・お姉ちゃんがそこまで言うなら・・・うん!!これから・・・ぼ、わ、わたし・・・お姉ちゃんの言う通りに用意された服を着て頑張るよ・・・少し恥かしいけど・・・」
モジモジしながら顔を赤らめて言う真琴だった。
「大丈夫よ・・・ちゃ~んと、私の言う事を聞いていれば、お姉ちゃんが守ってあげるから・・・フフフ・・・」
「う・・・うん・・・ありがとう・・・」
姉の怒りが収まったと思いほっとする真琴だったが・・・
続く